JPH021368A - 熱応答記録材料 - Google Patents

熱応答記録材料

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JPH021368A
JPH021368A JP63307646A JP30764688A JPH021368A JP H021368 A JPH021368 A JP H021368A JP 63307646 A JP63307646 A JP 63307646A JP 30764688 A JP30764688 A JP 30764688A JP H021368 A JPH021368 A JP H021368A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は熱応答記録材料、特に呈色物質と酸性顕色剤
物質からなる発色系を受波したンート状記録材料に関す
る。1「11記録祠オー1は、褪色や消失に対して耐性
のある画像を形成することができ、しかも優れた画fm
 保T、’7性を発揮する。
従来の技術 熱応答記録材料系は当業界において周知であって、例え
ば米国特許第3,539,375号、同第3,674,
535号、同第3.746 675号、同第4,151
,748号、同第4,181,771号1間第4,24
6,318号、同第4 470.057号等の多数の特
許明細書に開示されている。熱応答記録材料系において
は、塩基性呈色物質と酸性顕色剤物質が基材面の塗膜中
に包含されている。これらの両物質は、適温下の加熱に
より融解または軟化して化学反応を生起し、発色像を形
成する。
熱応答記録材料は熱応答特性を有しており、選択的に熱
に暴露させることで十分な濃度の発色像を形成できる点
で有利である。
発明が解決しようとする課題 熱応答記録材料の一つの欠点として、取扱い時もしくは
スキンオイル、プラスチック食品包装料。
調理油、ノーカーボン紙用溶剤等に見られる液類浦類ま
たは可塑剤類に暴露されると、発色像初期濃度の経時的
低下を招くことが挙げられる。したがって、画像形成後
の熱応答記録材料の取扱いに当って、細心の注意と管理
が要求されている。画像の保持性減少と褪色は厄介な問
題を惹起するばかつか、発色記録l0度が保管不備によ
り低下すると懸念されるような場合、商品価値を損う恐
れもある。熱応答記録材料の使用に制約のあるのはその
ためである。
課題を解決するための手段 常用の油類、溶剤類または可塑剤類と接触した際の、熱
応答記録材料の耐画像褪色性や耐画像消失性は、当業界
において工業的に有意の向上といえよう。
ある種のアラルキルカルボン酸またはアラルケニルカル
ボン酸、特に桂皮酸またはその置換誘導体の二価金属に
代表される金属塩を熱応答記録材f」に使用すれば、上
述の常用油類に接触した場合でも、熱発色像の褪色耐性
や消失耐性が著しく向上するとの知見に基づき、本発明
が完成されるに至った。この種のカルボン酸金属類を含
む熱応答記録材料は熱応答性に優れることも見い出され
た。
本発明によれば、感熱発色塗膜を担持した支持部材をH
する熱応答記録材料であって、該塗膜が(a)相互に隣
接して配置された呈色物質と酸性顕色剤物質と、 (b)一般式(1)で表わされるカルボン酸金属と、 式中、R1は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ア
ルコキシ基またはニトロ基を示し、nは1から5の整数
であり、Rコは−CI(−CI(−CR’ =CHCR
’ −CH、=(CH2)4、   (CH2)!−お
よび=CH2−CH−CH−から選ばれる1種の基準を
示し、ここでR4はアルキル基を、またR5はアリル−
基を示し、Mは亜鉛、カルシウム、錫、ニッケル、銅、
アルミニウム コバルトおよびマグネシウムから選ばれ
る1種の金属を示し、mはMの原子価であり、(c)バ
インダーとからなる記録材料が提供される。
好ましくはmが2の、特に一般式(II)で表わされ、 式中、R1は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ア
ルコキシ基またはニトロ基を示し、n−は1から3の整
数であり、R2は水素原子、アルキル基またはアリール
基を示し、Mは亜鉛、カルシウム、錫、ニッケル、銅、
コバルトおよびマグネシウムから選ばれる1種の二価金
属を意味するカルボン酸金属である。
一般式(I)と(n)のアルキル基群(RIR2,R4
R1)は特にC+−C,のアルキル基、殊にメチル基を
示し、アルコキシ基群(Rは特にC7〜C3のアルコキ
シ基、殊にメトキシ基を示し、アリール基R(R2,R
’)は特に任意に置換したフェニル基を示し、ハロゲン
原子は好ましくは塩素原子を示し、Mは好ましくは亜鉛
またはカルシウムを示す。
便宜上、3−フェニル−2−プロペノエートラジカルを
「桂皮酸」として記載し、環状置換は′アラビア数字で
表示する一方、鎖状置換にはギリシャ文字「α」を使用
する。別段の定めがないかぎり、「カルボン酸金属」と
は−形成(1)の化合物を意味する。
本発明に使用するカルボン酸金属類中、桂皮酸亜鉛塩類
とその置換誘導体が最適である。亜鉛塩類として、それ
ぞれ二価の桂皮酸亜鉛(単に桂皮酸亜鉛とも称される)
、2−クロロ桂皮酸亜鉛。
3−クロロ桂皮酸亜鉛、4−クロロ桂皮酸亜鉛。
2−メトキシ桂皮酸亜鉛、3〜メトキシ桂皮酸亜鉛、4
−メトキシ桂皮酸亜鉛、3,4.5−1−リメトキシ桂
皮酸亜鉛、4−メチル桂皮酸亜鉛、2ニトロ桂皮酸亜鉛
、3−ニトロ桂皮酸亜鉛、α−フェニル桂皮酸亜鉛およ
びα−メチル桂皮酸亜鉛を例示できる。
一般式(1)で表わされる他のカルボン酸金属類の中で
、R1に−(CH2)!−をHする4−フェニル醋酸金
属塩とその置換誘導体、それにRに−CH2−CH−C
H−を有する4−フェニル−3−ブテノイン酸(スチリ
ル酢酸とも称される)とその置換誘導体、特に4−フェ
ニル醋酸亜鉛とスチリル酢酸亜鉛が優れた効果を奏すと
判明した。
桂皮酸ラジカルやスチリル酢酸ラジカルにはシス形とト
ランス形がある。経験的には画形とも本発明に有用であ
るが、トランス形が一般に好適である。この異性の区別
を要する場合、本発明による異性体は注記しなければト
ランス形を意味する。
本発明に使用するカルボン酸金属類は、当業者に知られ
た技法により合成可能な既知化合物であると信じられる
。後述の簡単な合成法が至便にして満足できると1−〇
明した。まずカルボン酸の、例えばナトリウム塩雪のア
ルカリ金属塩を水に溶解させる。金属塩を直接水に溶解
する代りに、酸をアルカリに溶解したあとに水に役人し
てもよい。
ついで金属をハライド等の水溶性無機塩として加え、必
要ならば混合物を加温する。−形成(1)のカルボン酸
金属は通常は水に不溶の固体であるから、水中で沈降す
る。あるいはカルボン酸を適切な有機溶剤に溶解させ、
金属を塩として添加することも可能である。溶剤の選択
によって、カルボン酸金属がやはり溶剤中で沈降する。
本発明は、呈色物質と、酸性顕色剤物質と、形成(1)
のカルボン酸金属と、バインダー物質とからなる感熱発
色塗膜を含むものである。
本発明による熱応答発色塗膜には呈色物質と酸性顕色剤
物質が含まれているが、−形成(1)のカルボン酸金属
それ自体も顕色剤として作用することが究明された。こ
のような作用は極めてa利なことであって、本発明の特
定の態様を構成している。一方、酸性顕色剤物質はフェ
ノール化合物等の後述の別物質である。一般に熱応答記
録材料および塗膜は以下に述べるような役割を果す。発
色反応系物質は周囲温度では固体であるから、相互に物
理的バリアーを形成し、発色化学反応を誘発することは
ない。画像形成に必要な高温度になると、発色系の1種
またはそれ以上の成分が十分に流動化するので、発色物
質間のバリヤーが取り除かれる。かくして発色反応が生
起する。通常、呈色物質および/または酸性顕色剤物質
の融解または軟化、あるいは昇珀により、発色反応が可
能になる。融解による発色反応の場合、別の成分として
増感剤を加えることで、融解温度を低下させることがで
きる。重要なことは、発色反応機構を間イっず、反応に
対する物理的バリヤーを画像形成?AA IILEまた
はその近傍1M L!J:にて解除せしめることである
本発明の記録+A料は試料を含むが、その試料は一般に
ンート状である。ここで言う「シート」とは比較的−・
」法の大きい表面と裏面、それに比較的可法の小さい厚
みをrイする物品を意味し、その中にはウェブ、リボン
、テープ、ベルト、フ、イルムカード笠が含まれる。試
)」は不透明、透明または半透明を間イっず、また石仏
したものでも無色でもよい。基材の材質は紙のごとき識
維+」や合成の繊維材であって、セルロースフィルム(
セロファン)のようなフィルムに加え、合成樹脂をキャ
スト成形、押出成形または他の成形法にて形成したシー
トでも差し支えない。本発明を実施する際、特定性状の
話+」ても問題はないが、最も一般的には紙である。
本発明の、是村上に塗被される熱応答発色塗膜には、顔
料、ワックス、溶剤+/!11!潤剤、脱泡剤。
増感剤、酸化防止剤を添加することができる。不活性顔
料の適例として、クレー、特にカオリン、殊に焼成カオ
リン、タルク、水酸化アルミニウム。
炭酸カルシウム、微粉シリカ等の無機顔料、尿素−ホル
ムアルデヒド等の釘機合成顔料を挙げることができる。
ワックスの代表例は、カルナバ等の天然ワックス、脂肪
酸等の合成ワックスである。
滑剤としては、ステアリン酸金属、特にステアリン酸亜
鉛を例示できるか、亜鉛以外の金属の中でアルミニウム
、カルシウム、バリウム、マグネシウムおよびリチウム
も使用可能である。一方、増感剤は1.2−ジフェノキ
シエタン、アセトアセh−o−トルイジン、4−ベンジ
ルビフェニルおよびフェニル1−ヒドロキシ−2−ナフ
トニートから選ばれる。
本発明の記録飼料を形成する場合、塗膜成分を液状ビヒ
クル中に分散させ、その分散液を基材上にX ttして
乾燥するのが一般的である。通常、ビヒクルとして水を
使用し、発色塗膜成分群はバインダー以外は水不溶性で
ある。塗料分散液の分散相は゛14均拉径粒径10μm
1より一般的には1〜3μI11の微粉体である。呈色
物質と酸性顕色剤物質の粉砕は個別に行って、混合粉砕
による早期反応を避け、両物質の分散液は塗被直前の段
階で混合する。その他の成分も別体に粉砕して分散液と
する。分散を促進するために、粉砕時に各分散液にバイ
ダーを添合するのが一般的である。充填剤としての顔料
は微粉体として市販されているものであり、これらの添
加剤を使用するときは、それ以上の粉砕を要しない。こ
の顔料を熱応答記録材料に適応するとき、その粒径は上
述の範囲を多少上回ってもf11工ら支障はない。
通常、バインダーはビヒクルに可溶なもので、その適例
としてポリビニルアルコール ヒドロキンエチルセルロ
ース、メチルセルロース、メチルヒドロキンプロピルセ
ルロース スターチ 変性スターチ、ゼラチン等が挙げ
られる。場合によっては、ラテックスバインダーも使用
可能であり、ポリアクリレート、スチレン−ブタジェン
ゴム。
ポリビニルアセテート、ポリスチレン等からの誘導ラテ
ックスバインダーが適する。バインダーの使用意図は、
塗膜を基Hに同行するとともに、各成分を隣接状態に保
持することにある。バインダーの配合量としては、記録
伺$:1の保管や使用時に塗膜にかかる刷毛力や取扱力
に耐える量と定め、画像形成温度に昇温されたとき、発
色反応を干渉するような量であってはならない。従来の
感熱記録許容バインダーを当業界の慣習量に照して添加
したところ、本発明において満足な結果が得られると判
明した。
試料に対する塗膜の受波量は、当業界でも常用されてい
るように約3〜9g/rd、好ましくは5〜6 g /
 rT?である。実用上、発色塗膜に含まれる各成分の
配合量と比率は、シート製品の経済性と機能性、それに
取扱性の観点から調節される。
本発明に使用の呈色物質は1種またはそれ以上の呈色性
化合物であり、それ自体周知のフタリド類、フルオラン
類、ロイカララミン類、スピロジピランむiの化合物中
から適宜に選択できる。その例として、クリスタルバイ
オレットラクトン(3゜3−ビス(4−ジメチルアミノ
フェニル)−6−シメチルアミノフタリド、米国+lr
発行特Fl°第23024号)、フェニル−、インドー
ル−ピロール−およびカルバゾール−置換フタリド類(
例えば米国特許第3,491,111号、同第3,49
1.112号、同第3,491.116号、同第3.5
09.1.74号) ニトロ−、アミノ−アミド−スル
ホンアミド−アミノベンジリデン−、ハローおよびアニ
リノ−置換フルオラン類(例えば米国特ニ′1第3,6
24,107号、同第3.627,787号、同第3.
641,011号、同第3,642.848号、同第3
.681390号)1 スピロジピラン類(米国特許第
3゜971.808号)、ピリジン化合物およびピラジ
ン化合物(例えば米国特許第3,775.424号、同
第3,853,869号)を列挙することができる。加
えて、呈色化合物の具体例を個別1こシ己せば、3−ジ
エチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 390号)、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオランとしても知られる2−アニリノ−′B
−メチル−6−シプチルアミノフルオラン(米国特許節
4,510,513号)、3−ジブチルアミノ−7−(
2−クロロアニリノ)フルオラン、3−(N−エチル−
N−テトラヒドロフルフリ−ルアミノ)−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、3.5−、6−1−リス(ジ
メチルアミノ)スピロ[9H−フルオラン−9.1(3
’H)イソベンゾフラン〕−3″−オン、7(1−N−
エチル−2−メチルインドール−3−イル’)−7− 
(4−ジエチルアミノ−2−エトキンフェニル)−5.
7−シヒドロフロ[34−6コビリジンー5−オン(米
国特許節4 246、318号)、3−ジエチルアミノ
−7−(2クロロアニリノ)フルオラン(米国特許節3
920、510号)、3−(N−メチル−N−シクロへ
キシルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン
(米10特許第3,959.571号)7−(1−N−
オクチル−2−メチルインドール−3−イル)−7− 
(4−ジエチルアミノ−2エトキシフエニル)−5.7
−シヒドロフロ[3. 4−b] ピリジン−5−オン
 3−ジエチルアミノ−7、8−ベンゾフルオラン、3
.3−ビス(1−N−エチル−2−メチルインドール−
3−イル)フタリド、3−ジエチルアミノ−7−アニリ
ノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−ペンジルアミ
ノフロオランおよび3′−フェニル−7−ジペンジルア
ミノー2,2′−スピロージ[ 2 H − 1−ベン
ゾピラン〕を挙げることができる。
酸性顕色剤物質は当業界において知られた1 F−1ま
たはそれ以上の物質であり、特に少なくとも1種のフェ
ノール化合物、殊に米国特許節3,539、375号に
開示のモノフェノールまたはジフェノールが用いられる
。単独もしくは混合して使用可能な化合物の例は、4.
4″−イソプロピリデンジフェノール(2,2−ビス(
4−ヒドロキンフェノール)プロパン、ビスフェノール
A,  4ヒドロキシベンズアルデヒド、4−ヒドロキ
シヘンシフエノン 4−ヒドロキシプロピオフェノン、
2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、1。
1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、
ザリンアンド、4−ヒドロキシ−2−メチルアセトフェ
ノン、2−アセチル安息香酸,3−ヒドロキシアセトア
ニリド、4−ヒドロキシアセトアニリド 2 4−ジヒ
ドロキシアセトフェノン、4−ヒドロキシ−4−メチル
ベンゾフェノン。
4、4′−ジヒドロキシベンゾフェノン、2.2ビス(
4−ヒドロキシフェニル)−4−メチルペンタン、ベン
ジル4−ヒドロキシフェニルケトン 2 2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)5−メチルヘキサン、エチル4
.4−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ペンタノエート
、イソプロピル4,4−ビス(4−ヒドロキシフェニル
)ペンタノエート、メチル4,4−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)ペンタノエート、アリル4,4ビス(4−
ヒドロキンフェニル)ペンタノエート3、3−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)ペンタン、4,4−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)へブタン、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)−1−フェニルプロパン、2.2−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−メチ
レン−ビス(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)
4−ヒドロキシクマリン、7−ヒドロキシ−4−メチル
クマリン、2m2−−メチレン−ビス(4オクチルフエ
ノール) 4 4−−スルホニルジフェノール、4.4
−−チオビス(6−t−ブチル−…ークレゾール) メ
チル4−ヒドロキシベンゾニー1・I】−プロピル4−
ヒドロキシベン/ニー1・およびベンジル4−ヒドロキ
シベンゾニー1・である。とりイつけフェノール化合物
が好適であり、その具体例は特に4,4゛−イソプロピ
リデンジフェノール、エチル、4,4−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)ペンタノエート、n−プロピル4,4
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ペンタノエート イ
ソプロピル4,4−ビス(4−ヒドロキンフェニル)ペ
ンタノエート、メチル4。
4−ビス(4−ヒドロキンフェニル)ペンタノエート、
2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−4−メチル
ペンタン 4−ヒドロキシベンゾフェノン 2,4−ジ
ヒドロキシベンゾフェノン。
11−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン
およびベンジル4−ヒドロキシベンゾエトである。
その池の酸性顕色剤物質も使用することができる。例え
ばホルムアルデヒドとフェノールの反応生成物であるフ
ェノールボラック樹脂、例えばp−オクチルフェノール
等のアルキルフェノールのごときフェノール+  I’
−フェニルフェノールのごときフェノールおよびコロイ
ド状シリカ、カオリン ベントナイト アタパルジャイ
ト、ノ10→ノーイト等の酸性無機物質か例示される。
これらの樹脂や#llCta物の中には溶融しないもの
も含まれているが、いずれも呈色化合物の融解、もしく
は増感剤が(j在ずればその融解に1゛ヒっで発色反応
を生起しiツる物質である。
実  施  例 以下、本発明を実施例に基づいて詳述する。注記のない
部単位と比率はすべて重量基僧である。
塗料混合物を線巻きロッドにより紙基材上に塗工し、つ
いて乾燥、カレンダー加工して熱応答記り、A祠I−1
を形成した。塗料の調製に当り、感熱系成分の個別/)
)散液を適切な比率で混合した。各分散i1には、粉状
成分と、水と、脱泡剤および分散剤を含むバインダーを
混合分散したあと、1〜10μITIの粒径に粉砕して
調製した。粉砕には磨砕機または小型ミルを使用し、仕
上り平均粒径1〜3μInを[1標とした。脱泡剤とし
てスルホン化ヒマシ浦[[ノプコ・エヌ・デー・ダブり
ニー]  (Nopco NDW ) 、  ノブコ・
ケミカル・カンパニー(Nopco Chemical
 Company) ]を用いた。分散剤/界面活性剤
はジ−ターンヤリ−アセチレングリコール[「スルフィ
ツール104 J  (Surfynol 104) 
エアー・プロダクツ・アンド・ケミカルズ・インコーボ
ジーテノド(Δir Products and CI
+cmlcalsInc、 ) ]てあった。
(J(試紀録材料について、つぎのテストを行った。
熱応答性 3通りの方法に従って熱応答性をtP価した。
])温度’ F (℃)300 (148,9)、27
5 (135)  260 (126,7)、245(
118,3>、215 (101,7)、200(93
,3)、185 (85)、170 (76゜7)、1
55 (68,3)、1.40 (60)における5秒
間光学くさびテストを行った。光学くさびの温度制御は
0F目盛であった。顕色したくさびブロックの発色濃j
隻を、No、 106可硯フイラーを用いてマクベス(
)IacBeth ) RD −514発色濃度二1で
、11す定した。測定値が大きいほど、顕色度が高いこ
とをヒ1ヨし、結果を第1a表に示した。
2)18Vで操作する市販テスターを使用し、動的印!
4+1テストを行った。パルス幅0.5〜2゜3msの
各独パルスで画像ブロックを発生させた。
画像の発色715度を同上のマクベス濃度計でIIjl
定し、結果を第1b表に示した。
3)市販のファクシミリ機(III Pax 700)
を使用し、[%試料の画(象形成を行った。顕像シート
の各種領域における発色濃度を同上マクベスI農産31
゛で測定し、結果を第1C表に示した。
比較例−9と9−1において、発色剤グリーン118の
発色像は、マクベス濃度51の許容限度を越えた赤外線
スペクトル領域に延びた吸収スペクトルをaしているこ
とに注「1てきる。
画像耐油性 顕色領域を各種油性物質に暴露し、熱発色像の耐油性を
評価した。適当な時間経過後、像領域を観察し、つぎの
基阜て品質変化を調べた。
O:品質不変 1:濃度低ド、消失不発 2:濃度低下、若干消失 3:中程度消失 4:全面消失 つぎの油性物質を使用した。
1)スキンオイル:スキンオイルの付いた指紋を画像上
に押圧した。5秒間光学くさび画像における結果を第2
表に、またファクシミリ画1’Aに4ける結果を第3a
表に示した。
2)可塑剤:像よりXJ法の大きい可塑化フィルム[「
ボーデン・レジナイト・アール・エム・エフ−6トエツ
チ・ワイJ  (Bordcn I?csfnlte 
IIMF−GIIIY) ]をファクシミリ発色像上に
載置し、押圧して平坦にした。結果を第3b表に示した
3)調理油:2本の指先に油滴を塗り付け、その指先を
ファクシミリ画像領域に押圧した。結果を第3C表に示
した。
4)ノーカーボン紙用溶剤:感圧ノーカーボン紙の内層
に使用される代表的溶剤(IP溶剤)を2本の指先に塗
り付け、その指先をファクシミリ画像6/+域に押圧し
た。結果を第3d表に示した。
分散ilkの調製 全供試分散液の調製時、バインダーとして20+Io・
K溶iflのポリビニルアルコール(PVA)[「ピノ
ール205J  (Viool 205 ) Jを使用
し、・脱泡剤と分散剤はそれぞれ前述の化合物を用いた
分11々1ff2A −1〜A−9 水、脱泡剤9分散剤それに5%イソプロパツール溶液の
スルフィツール104を予め混合してなるバインダー中
に固体呈色物質を分散させ、ついて分散液を小型ミルで
粉砕して呈色物質分散液を調製した。各物質の比率は以
下のとおりである。
物   質               部呈色化合
物          39.10PVA      
       28.12水            
           45.00脱泡剤/分散剤  
       0.28スルフオノール104    
 12.00分散lt’1A−1〜A−)にはつぎの呈
色化合物を用いた。
A−1: 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン(N−102) 八−2: 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン(ジブチルN−102) A −3= 3−(N−シクロへキシル−N−メチルアミノ)−6−
メチル−7−アニリノフルオラン(PSD−150) 3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリール)−
6−メチル−7−アニリノフルオラン(CF−51) A−5: 3−ジブチルアミノ−7−(2−クロロアニリノ)フル
オラン(TH−107) A−6: 3.3−ビス(4−ジメチルアミノフェニル)6−シメ
チルアミノフタリド(CV L)7−(1−N−エタル
−2−メチルインドール−3−イル)−7−(4−ジエ
チルアミノ−2エトキシフェニル)−5,7−シヒドロ
フロ[14−bコピリジン−5−オン(PB−6)A−
8ニ ア−(1−N−オクチル−2−メチルインドール−3−
イル)−7−(4−ジエチルアミノ−2−工トキシフェ
ニル)−5,7−ジヒドロ[3,4−b] ピリジン−
5−オン(オクチルPB−6) A−9: 3.5−.6−リス(ジメチルアミノ)スピロ[9H−
フルオレン−9,1″ (3H)イソベンゾフランツー
3′−オン(グリーン118)分散液B−1〜B−4 所定物質の214合物を小型ミルで粉砕して酸性顕色剤
分散液を調製した。各物質の比率は以下のとおりであっ
た。
物    質               部酸性顕
色剤物質       127.63PVA     
        63.45水           
          108. 24脱泡剤     
        0.14分散剤          
   0,55分散ifl+: B −1〜B−4には
つぎの顕色剤物質を用いた。
B−1= 2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)44メチルペ
ンタン(A P −5) B −2: 44″−イソプロピリデンジフェノール(ビスフェノー
ルA) B−3: ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン
(TG−3) ベンジル 4−ヒドロキシベンゾエート(POB  B
2 ) 分散液C−1〜C−4 所定物質の混合物を小型ミルで粉砕して増感割分M i
[*を調製した。各物質の比率は以下のとおりであった
物   質              部増感剤  
          89.25PVA       
      76.13水             
         134. 10脱泡剤      
       0,11分散剤           
  0.42分分散[& C−1〜C−4にはつぎの増
感剤を用いた。
C−1: 1.2−ジフェノキシエタン(D P E)アセトアセ
l−−o −1−ルイジン(AAOT)C−3= 4−ベンジルビフェニル(B B P)C−4= フェニル 1−ヒドロキン−2−ナフトエ−1・(PH
NT) 分散i[& D −1〜D−19 所定物質の混合物を小型ミルで粉砕してカルボン酸金属
分故ifkを調製した。各物質の比率は以下のとおりて
あった。
物   質               部カルボン
酸金属        13.60PVA      
       11.60水            
           54. 72脱泡剤     
        0.02分散剤          
  0.06分散液D−1〜D−19にはつぎのカルボ
ン酸金属を用いた。
D−に桂皮酸亜鉛 D−2: 2−クロロ桂皮酸亜鉛 D−3:3−クロロ桂皮酸亜鉛 D−4:4−クロロ桂皮酸亜鉛 D−5:2−メトキシ桂皮酸亜鉛 D−6: 3−メトキシ桂皮酸亜鉛 D−7:4−メトキシ桂皮酸亜鉛 D−3:3,4.5−トリメトキシ桂皮酸亜鉛D−9:
4−メチル桂皮酸亜鉛 D−10:2−二トロ桂皮酸亜鉛 D−11:3−ニトロ桂皮酸亜鉛 D−12:α−フェニル桂皮酸亜鉛 D−13:α−メチル桂皮酸亜鉛 D−14:4−フェニル酸亜鉛 D−15:4−スチリル酸亜鉛 D−16°シス−2−メ(トキシ桂皮酸亜鉛D−17:
佳皮酸カルシウム D−18:ヒドロ桂皮酸亜鉛 分散ll’i、 E −1〜E−6 所定物質の混合物を磨砕機で粉砕してステアリン酸金属
滑剤分散液を調製した。各物質の比率は以下のとおりで
あった。
物   質               部滑剤  
           13.60PVA     1
1.60 水                       5
4. 72脱泡剤             0102
分散剤             0.06分散液E−
1〜E−6にはつぎのステアリン酸金属を用いた。
E−1ニステアリン酸亜鉛 E−2;ステアリン酸亜鉛アルミニウムE−3ニステア
リン酸亜鉛カルシウム E−4ニステアリン酸亜鉛バリウム E−5ニステアリン酸亜鉛マグネシウムE−6=ステア
リン酸亜鉛リチウム 上述のように調製した各種分散液に、顔料充填剤として
微粉クレーを混合して塗料を1週製し、ついて従来の紙
基+4に塗工することで熱応答記録材14を形成した。
これらの塗料はさらにバインダーを含み、PVA(ピノ
ール325)を10%水溶i「にとして使用した。実施
例1−1〜1−24と2=1〜15−1は本発明を示し
、比較例1〜15ては一般式(1)のカルボン酸金属を
省いた。
比較例1にはつぎの塗料を用いた。
物   質               部分散液A
−10,95 分分散(シB−1         2.35分散11
1cm1         3.36クレー     
        1.40分散if&E−11,76 PVA     6.30 水                        
8.88比較例2〜9に用いた塗料は、分散液A−1に
代えて分子it il’i、 A −’:2〜A−9を
配合した以外は比較例]のものと同一であった。一方、
比較例10〜]2においては、分散液C−1を分散液C
−2〜C−4に置き換えたことを除き、比較例1と同−
塗事−1を使用した。比較例13〜15の塗料は、比較
例の分ii!!、l皮B−1の代わりに分散液B−2〜
l3−4を配合したしのであった。
実施例1−1〜1−24 実施例1−1にはつぎの塗料を用いた。
物   質               部分散液A
−10,57 分散i+ID−1         3.53分分散液
−12,01 クレー             0.84分散液E−
11,06 PVA     3.78 水                        
3.28この実施例では、桂皮酸亜鉛が顕色剤として作
用し得ることを例示したものであった。
実施例]−2に使用した塗料はつぎのとおりであった。
物   質               部分散液A
−10,57 分散液B−1         0.71分散液D−1
         1.76分散111cm1    
     2.02クレー             
 o、84/、)散液E−11,06 PVA                   3. 
54水                      
 4.5゜この実施例は、桂皮酸亜鉛と別の酸性顕色剤
(AP−5)の併用を例示したものであった。
実施例]−3〜]−24の塗料として、実施例1〜2の
塗料にっぎのような変形を加えた。実施例1−3〜1−
12では分散i1k D −1をそれぞれD−2からD
−11に置き換える一方、実施例113〜1−17では
分散液D−1に換えてそれぞれE−2〜E−6を配合し
た。実施例1−19〜1−24の塗料は、分散液D−1
をD−2〜D18に換えたものであった。
実施例2−1〜15−1 これらの実施例の塗料として、実施例1〜2の塗料をつ
ぎのように変形調製した。実施例2−1〜9−1では分
散液A−1に代えてA−2〜A−9を使用し、実施例1
0−1〜12−1のものは分散il& C−1をC−2
〜C−4に置き換えた。
方、実施例13−1〜15−1の塗料は、分散液B−1
の代りにB−2〜B−4を配合したものであった。
第1a〜10表のデータから明らかなごとく、−形成(
1)のカルボン酸金属、特に−形成(II)の桂皮酸金
属を含む本発明の熱応答記り伺料は、同類のカルボン酸
金属を省いた比較例とは対照的に、熱応答性を阻害する
ことはなかった。実際、カルボン酸金属を含んだ供試料
の中には、格段に優れた熱応答性を発揮するものが見受
けられる。
第2表および第3a〜3d表を考察すると、−形成(I
)のカルボン酸金属、特に−形成(II)の桂皮酸金属
を配合した本発明の記録祠料では、画像の褪色耐性と消
魯耐性にも顕著な効果を奏することが認められる。
第1C表 熱応答−ファクシミリ 実施例 比較例−1 比較例−2 比較例−3 比較例−4 比較例−5 比較例−6 比較例−7 比較例−8 比や交汐り−10 比較例−11 比較例−12 上 試験領域 左 ド 右 画像抵抗 第2表 光学くさび(スキンオイル) 画像形成 暴露時間 比較例 ] ] ] ]−7 ] ]70 第1c表(続き) 実施例 比較例−13 比較例−14 比較例−15 試験領域 左 実 施 例 第2表(続き) 画像形成 温度(0F) 暴露時間 (口数) ]70 結果 第2表(続き) 実 施 例 画(1(形成 lΔ17プ(0F) ]−23 比較例−2 比や☆例−3 ′3−1 比較例−4 比較例−5 比較例−6 比較例−7 比較例−8 ’300 暴露時間 (口数) 結果 第733表 面像抵抗−ファクシミリ(スキンオイル)実施例 試験6fl+或 暴露時間 ([!数) 結果 比較例−1 第2表(続き) 実施例 比較例−9 比較例−10 比較例−11 比較例−12 比較例−13 比較例−14 比較例−15 画像形成 温度(0F) 暴露時間 (「1数) 結果 第3a表(続き) 比較例−2 比較例−3 比較例−4 比較例−5 比較例−6 比較例−7 比較例−8 比較例−10 比較例−11 比較例−12 第3a表(続き) 実施例 比較例−13 比較例−14 比較例−15 15−] 試験Cfj域 V置時間 (口数) 結果 第3b表(続き) 比較例−2 比較例−3 比較例−4 比較例−5 比較例−6 比較例−7 比較例−8 比較例−10 比較例−11 比較例−12 第3b表 比較例−1 第3b表(続き) 比較例−13 比較例−14 比較例715 第3c表 比較例−1 第3C表(続き) 比較例−13 比較例−14 比較例−15 第3c表(続き) 比較例−2 比較例−3 比較例−4 比較例−5 比較例−6 比較例−7 比較例−8 比較例−10 比較例−11 比較例−12 第3d表 比較例 第3d表(続き) 比較例−2 比較例−3 比較例−4 比較例−5 比較例−6 比較例−7 比較例−8 比較例−10 比較例−11 比較例−12 第3d表(続き) 比較例−13 比較例−14 比較例−15

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕感熱発色塗膜を担持した支持部材を有する熱応答
    記録材料であって、該塗膜が (a)相互に隣接して配置された呈色物質と酸性顕色剤
    物質と、 (b)一般式( I )で表わされるカルボン酸金属と、 ▲数式、化学式、表等があります▼…( I ) 式中、R^1は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、
    アルコキシ基またはニトロ基を示し、nは1から5の整
    数であり、R^3は−CH=CH−、−CR^4=CH
    −、CR^5=CH−、−(CH_2)_4−、−(C
    H_2)_3−および−CH_2−CH=CH−から選
    ばれる1種の基を示し、ここでR^4はアルキル基を、
    またR^5はアリル−基を示し、Mは亜鉛、カルシウム
    、錫、ニッケル、銅、アルミニウム、コバルトおよびマ
    グネシウムから選ばれる1種の金属を示し、mはMの原
    子価であり、(c)バインダーとからなる記録材料。 〔2〕該カルボン酸金属が一般式(II)で表わされ、 ▲数式、化学式、表等があります▼…(II) 式中、R^4は請求項1と同様の定義を意味し、n′は
    1から3の整数であり、R^2は水素原子、アルキル基
    またはアリール基を示し、Mは亜鉛、カルシウム、錫、
    ニッケル、銅、コバルトおよびマグネシウムから選ばれ
    る1種の二価金属である請求項1に記載の記録材料。 〔3〕該アルキル基およびアルコキシ基がそれぞれ1か
    ら5の炭素原子を有し、該アリール基がフェニル基を、
    また該ハロゲン原子が塩素原子を示す請求項1または2
    に記載の記録材料。 〔4〕Mが亜鉛またはカルシウムを、該アルキル基が存
    在するときはメチル基を、該アルコキシ基が存在すると
    きはメトキシ基を、該アリール基が存在するときは不置
    換フェニル基を、該ハロゲン原子が存在するときは塩素
    原子をそれぞれ示す請求項1に記載の記録材料。 〔5〕該カルボン酸金属が桂皮酸亜鉛、2−クロロ桂皮
    酸亜鉛、3−クロロ桂皮酸亜鉛、4−クロロ桂皮酸亜鉛
    、2−メトキシ桂皮酸亜鉛、3−メトキシ桂皮酸亜鉛、
    4−メトキシ桂皮酸亜鉛、3,4,5−トリメトキシ桂
    皮酸亜鉛、4−メチル桂皮酸亜鉛、2−ニトロ桂皮酸亜
    鉛、3−ニトロ桂皮酸亜鉛、α−フェニル桂皮酸亜鉛、
    α−メチル桂皮酸亜鉛、4−フェニル酪酸亜鉛および4
    −フェニル−3−プロペネート亜鉛から選ばれる請求項
    1に記載の記録材料。 〔6〕該顕色剤物質が少なくと一も1種のフェノール化
    合物である請求項1から5のいずれか1項に記載の記録
    材料。 〔7〕該顕色剤物質が4,4′−インプロピリデンジフ
    ェノール、エチル4,4−ビス(4−ヒドロキシンフェ
    ニル)ペンタノエート、n−プロピル4,4−ビス(4
    −ヒドロキシフェニル)ペンタノエート、イソプロピル
    4,4′−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ペンタノエ
    ート、メチル4,4′−ビス(4−ヒドロキシフェニル
    )ペンタノエート、アリル4,4′−ビス(4−ヒドロ
    キシフェニル)ペンタノエート、2,2−ビス(4−ヒ
    ドロキシフェニル)−4−メチルペンタン、4−ヒドロ
    キシベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェ
    ノン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロ
    ヘキサン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−
    5−メチルヘキサンおよびベンジル4−ヒドロキシベン
    ゾエートから選ばれる少なくとも1種の化合物である請
    求項6に記載の記録材料。 〔8〕該呈色物質が3−ジエチルアミノ−6−メチル−
    7−アニリノフルオラン、7−(1−¥N¥−エチル−
    2−メチルインドール−3−イル)−7−(4−ジエチ
    ルアミノ−2−エトキシフェニル)−5,7−ジヒドロ
    フロ[3,4−b]ピリジン−5−オン、3−ジエチル
    アミノ−7−(2−クロロアニリノ)フルオラン、3−
    (¥N¥−メチル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−
    メチル−7−アニリノフルオラン、7−(1−¥N¥−
    オクチル−2−メチルインドール−3−イル)−7−(
    4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル“−5,7
    −ジヒドロフロ[3,4−b]ピリジン−5−オン、3
    ′−フェニル−7−ジベンジルアミノ−2,2′−スピ
    ロ−ジ−[2¥H¥−1−ベンゾピラン]、3−ジブチ
    ルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−
    (¥N¥−エチル−¥N¥−テトラヒドロフルフリール
    アミノ)6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジ
    ブチルアミノ−7−(2−クロロアニリノ)フルオラン
    、3,3−ビス(4−ジメチルアミノフェニル)−6−
    ジメチルアミノフタリド、3,3−ビス)(1−¥N¥
    −エチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド
    および3,5′6−トリス(ジメチルアミノ)スピロ[
    9¥H¥−フルオレン−9,1′(3′¥H¥)イソベ
    ンゾフラン]3′−オンから選ばれる少なくとも1種の
    化合物である請求項1から7のいずれか1項に記載の記
    録材料。 〔9〕該塗膜が増感剤を含む請求項1から8のいずれか
    1項に記載の記録材料。 〔10〕該増感剤が1,2−ジフェノキシエタン、アセ
    トアセト−O−トルイジン、4−ベンジルビフェニルお
    よびフェニル−1−ヒドロキシ−2−ナフトエートから
    選ばれる少なくとも1種の化合物である請求項9に記載
    の記録材料。
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