JPH02125850A - 連続溶融亜鉛めっき方法 - Google Patents
連続溶融亜鉛めっき方法Info
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- JPH02125850A JPH02125850A JP27618988A JP27618988A JPH02125850A JP H02125850 A JPH02125850 A JP H02125850A JP 27618988 A JP27618988 A JP 27618988A JP 27618988 A JP27618988 A JP 27618988A JP H02125850 A JPH02125850 A JP H02125850A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は銅帯等のストリップへの連続溶融亜鉛めっき方
法に係り、特にスＩ・リンプ表面へのｌ； Ｃｌスの（
１着防止や、めっき金属の未着防止方法に関するもので
ある。
法に係り、特にスＩ・リンプ表面へのｌ； Ｃｌスの（
１着防止や、めっき金属の未着防止方法に関するもので
ある。
〈従来の技術〉
連続溶融亜鉛めっきにおける亜鉛ボット内では、銅帯か
らＦｅが溶出して１＋ｃ２八ＺＳ＋ ＦｅＺｌ、等のド
ロスが生成する。ごのドロスがストリップのめっき面に
付着するさ製品の外ＩＭ、に、１ＩＪｉ影？ｉ′を与え
るので、従来からこれを取り除くことが良好なめっきを
維持するためるこ絶対に必要な作業よなっていた。
らＦｅが溶出して１＋ｃ２八ＺＳ＋ ＦｅＺｌ、等のド
ロスが生成する。ごのドロスがストリップのめっき面に
付着するさ製品の外ＩＭ、に、１ＩＪｉ影？ｉ′を与え
るので、従来からこれを取り除くことが良好なめっきを
維持するためるこ絶対に必要な作業よなっていた。
ところで、溶融亜鉛めっき操業において発生ずるドロス
には、亜鉛浴の表面層で主として亜鉛の酸化により発生
ずるドロスと亜鉛浴中のＡＩ酸成分より生成するＦｅ−
へ！合金ドロスのいわゆるトップドロスと呼ばれるもの
と、ストリップ等から溶出した鉄分と熔融亜鉛が反応し
て発生し、めっき浴槽の底部に沈澱するボトムドロスと
がある。
には、亜鉛浴の表面層で主として亜鉛の酸化により発生
ずるドロスと亜鉛浴中のＡＩ酸成分より生成するＦｅ−
へ！合金ドロスのいわゆるトップドロスと呼ばれるもの
と、ストリップ等から溶出した鉄分と熔融亜鉛が反応し
て発生し、めっき浴槽の底部に沈澱するボトムドロスと
がある。
このボトムドロスは、周知のように亜鉛浴中のＡＩ酸成
分調整することによりＰｅ−八１合金として浮上させる
ことが可能であり従ってボトムドロスに起因した製品の
表面欠陥は容易に避は得る。
分調整することによりＰｅ−八１合金として浮上させる
ことが可能であり従ってボトムドロスに起因した製品の
表面欠陥は容易に避は得る。
一方、亜鉛浴面上や浮遊しているトップ１′ロスに関し
ては、その排出について各種の方法が検討されており、
それぞれ有効な方法と考えられる。
ては、その排出について各種の方法が検討されており、
それぞれ有効な方法と考えられる。
しかし、これら公知の技術の主体は、例えば特開昭５３
−４１］０２４号公報、特開昭５４−３３２３４号公報
等にみられるようにトップドロスの排出に関してであり
、技術的限界があった。すなわち、溶融亜鉛めっきにお
りるこれらドロスの生成は、熱力学的には避けられない
現象であり、わずかな溶融亜鉛浴の温度変化によってス
Ｉ・リップから溶出した鉄分のある量が析出物（ドし１
ス）になる。従っＣ、ドロスを十分に排出してもストリ
ップへの影響は皆無にはできなかった。
−４１］０２４号公報、特開昭５４−３３２３４号公報
等にみられるようにトップドロスの排出に関してであり
、技術的限界があった。すなわち、溶融亜鉛めっきにお
りるこれらドロスの生成は、熱力学的には避けられない
現象であり、わずかな溶融亜鉛浴の温度変化によってス
Ｉ・リップから溶出した鉄分のある量が析出物（ドし１
ス）になる。従っＣ、ドロスを十分に排出してもストリ
ップへの影響は皆無にはできなかった。
〈発明が解決しようとする課題〉
本発明は、ドロス生成の抑制、或いは生成したドロスの
排出よりも、むしろドロスの存在は容認した上で、スト
リップ表面へのドロス付着を防止する方法を提供するこ
とを目的とするものである。
排出よりも、むしろドロスの存在は容認した上で、スト
リップ表面へのドロス付着を防止する方法を提供するこ
とを目的とするものである。
〈課題を解決するだめの手段〉
本発明者らは、溶融亜鉛浴ボット内を通過するス１リッ
プに超音波を印加するごとにより溶融亜鉛浴内を浮遊す
る微細Ｉ゛ロスは亜鉛浴表面層に浮上しているトップド
ロスの（ｚＪ着が防止できることを見出し本発明を完成
さ・ｌた。
プに超音波を印加するごとにより溶融亜鉛浴内を浮遊す
る微細Ｉ゛ロスは亜鉛浴表面層に浮上しているトップド
ロスの（ｚＪ着が防止できることを見出し本発明を完成
さ・ｌた。
すなわち、本発明は、連続溶融亜鉛めっき浴中に浸漬さ
れたス１−リップに超音波振動を４＝３与することを特
徴とする連続熔融亜鉛めっき方法である。
れたス１−リップに超音波振動を４＝３与することを特
徴とする連続熔融亜鉛めっき方法である。
く作 用〉
本発明の方法による効果は次のようなモデル実験によっ
ても６育８忍される。
ても６育８忍される。
ずなわら、ストリップを浸漬した溶融亜鉛浴中におい°
ζ、溶融亜鉛浴内のドロスに見立てた底部からのバブリ
ングによる浮上気泡が、ストリップに超音波振動を付与
Ｊるごとによりストリップ表面からある範囲外に押し出
される現象を確認した。
ζ、溶融亜鉛浴内のドロスに見立てた底部からのバブリ
ングによる浮上気泡が、ストリップに超音波振動を付与
Ｊるごとによりストリップ表面からある範囲外に押し出
される現象を確認した。
さらに説明すれば、本発明ではス；・リップに超音波振
動を直接付与することで、ストリップと溶融亜鉛界面に
おいて真空状態の気泡の発生・消滅（以下、キャビテー
ション）現象を溶融亜鉛側に起ごさゼ、その作用によっ
てストリップ表面へのドロスの付着が防止されるものと
考えられる。ずなわら、溶融亜鉛浴中を浮遊しているこ
れらドロスがス１〜リップ表面にイ」着しようとする際
、ストリップ表面から発生ずる：１−ヤビテーションに
よって溶融亜鉛側へ向かって圧力波が発注しドロスの４
１着が防１にされるものである。
動を直接付与することで、ストリップと溶融亜鉛界面に
おいて真空状態の気泡の発生・消滅（以下、キャビテー
ション）現象を溶融亜鉛側に起ごさゼ、その作用によっ
てストリップ表面へのドロスの付着が防止されるものと
考えられる。ずなわら、溶融亜鉛浴中を浮遊しているこ
れらドロスがス１〜リップ表面にイ」着しようとする際
、ストリップ表面から発生ずる：１−ヤビテーションに
よって溶融亜鉛側へ向かって圧力波が発注しドロスの４
１着が防１にされるものである。
さらに、溶融亜鉛浴表面においては超音波振動をイ」与
されたス１−リップ表面はキャビテーション効果により
溶融亜鉛の盛り」二がりが生じるため表面に浮遊してい
るドロスの付着が防止される。これも効果をあげる要因
の一つである。
されたス１−リップ表面はキャビテーション効果により
溶融亜鉛の盛り」二がりが生じるため表面に浮遊してい
るドロスの付着が防止される。これも効果をあげる要因
の一つである。
次に、本発明を図面に従って説明する。第１図は、本発
明を連続溶融亜鉛めっきへ適用した場合の模式図である
。
明を連続溶融亜鉛めっきへ適用した場合の模式図である
。
ストリップ１は大気に触れないようにするためスナウト
２内を通りめっき槽内３に侵入する。スナウト２の内部
はストリップの酸化を防止するため還元性ガスにより充
填され、一端はめっき浴中に浸漬されている。めっき槽
３内に侵入したストリップはジンクロール４．コーディ
ングロール５を介して上方へ引上げられ、エアーナイフ
又はワイピング６と呼ばれるものでめっきｊ￥さを均一
にコントロールされ、後工程へと続く。この際、超音波
発振器７と連結しているシンク１゛ｌ−ル４又はコーテ
ィングロール５を介してストリップｌに超音波振動を（
１与する。
２内を通りめっき槽内３に侵入する。スナウト２の内部
はストリップの酸化を防止するため還元性ガスにより充
填され、一端はめっき浴中に浸漬されている。めっき槽
３内に侵入したストリップはジンクロール４．コーディ
ングロール５を介して上方へ引上げられ、エアーナイフ
又はワイピング６と呼ばれるものでめっきｊ￥さを均一
にコントロールされ、後工程へと続く。この際、超音波
発振器７と連結しているシンク１゛ｌ−ル４又はコーテ
ィングロール５を介してストリップｌに超音波振動を（
１与する。
この際の振幅は５〜４０ｐｍで十分である。４０μｍ以
上の強い振動は、ドロスの（１着防止に大きな効果があ
るが、その反面めっき厚さが不均一になり好ましくない
。また、振幅５μｍ以下ではドロス付着防止効果が期待
できない。
上の強い振動は、ドロスの（１着防止に大きな効果があ
るが、その反面めっき厚さが不均一になり好ましくない
。また、振幅５μｍ以下ではドロス付着防止効果が期待
できない。
なお、スＩ・リップへの超音波振動の付与方法に関して
はジンクロール又はコーティングロール以外の他方法に
ついても良い。
はジンクロール又はコーティングロール以外の他方法に
ついても良い。
〈実施例〉
第１図に示す連続溶融亜鉛めっき装置を用いて、ジンク
ロールより超音波振動を付与し振幅５〜５０ｐＩ１１の
範囲を変化させた場合と付与しなかった場合の製品の加
工前と加工後の外観状況を同一操業条件で比較し第２図
に示す。なお加工は次のようにした。９０°曲げ−曲げ
戻し試験を行い、Ｚｎ剥ＮＭならびに星目とよばれる凸
状欠陥発生割合を調べた。
ロールより超音波振動を付与し振幅５〜５０ｐＩ１１の
範囲を変化させた場合と付与しなかった場合の製品の加
工前と加工後の外観状況を同一操業条件で比較し第２図
に示す。なお加工は次のようにした。９０°曲げ−曲げ
戻し試験を行い、Ｚｎ剥ＮＭならびに星目とよばれる凸
状欠陥発生割合を調べた。
第２図より、本発明による製品の場合、加工後の表面欠
陥の発生がなくめっきの未着も発生せず外観状態が良好
である。
陥の発生がなくめっきの未着も発生せず外観状態が良好
である。
これに対し、比較例では加工後、星目と呼ばれるドロス
付着に起因した表面欠陥が発生し、外観も悪い。
付着に起因した表面欠陥が発生し、外観も悪い。
〈発明の効果〉
上述のように構成された本発明の連続溶融亜鉛めっき方
法は、めっきの未着発生もなく加工後のド１コス付着に
起因する表面欠陥の発生を激減した外観良好な溶融亜鉛
めっき材を製造し得る。
法は、めっきの未着発生もなく加工後のド１コス付着に
起因する表面欠陥の発生を激減した外観良好な溶融亜鉛
めっき材を製造し得る。
第１図は本発明方法の実施例を説明するだめの模式図、
第２図は製品加工前のめっき未着の発生数と加工後の表
面欠陥発生数を本発明と比較例で対比したものである。 ■・・・ストリップ、 ２・・・スナウＩ・
、３・・・めっき浴、 ４・・・ジンクロ
ール、５・・・コーティングロール、 ６・・・絞り
装置、７・・・超音波発振器。
第２図は製品加工前のめっき未着の発生数と加工後の表
面欠陥発生数を本発明と比較例で対比したものである。 ■・・・ストリップ、 ２・・・スナウＩ・
、３・・・めっき浴、 ４・・・ジンクロ
ール、５・・・コーティングロール、 ６・・・絞り
装置、７・・・超音波発振器。
Claims (1)
- 連続溶融亜鉛めっき浴中に浸漬されたストリップに超音
波振動を付与することを特徴とする連続溶融亜鉛めっき
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27618988A JPH02125850A (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 連続溶融亜鉛めっき方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27618988A JPH02125850A (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 連続溶融亜鉛めっき方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02125850A true JPH02125850A (ja) | 1990-05-14 |
Family
ID=17565942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27618988A Pending JPH02125850A (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 連続溶融亜鉛めっき方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02125850A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2674868A1 (fr) * | 1991-04-04 | 1992-10-09 | Siderurgie Fse Inst Rech | Procede et dispositif pour le traitement superficiel d'un produit metallique sejournant dans une solution reactive, notamment pour le decapage de toles laminees a chaud. |
| KR20010045726A (ko) * | 1999-11-08 | 2001-06-05 | 이구택 | 용융아연 도금방법 |
| JP2002178266A (ja) * | 2000-12-12 | 2002-06-25 | Toyoda Mach Works Ltd | 単層メタルボンド砥石及びその製造方法 |
| KR20030054488A (ko) * | 2001-12-26 | 2003-07-02 | 주식회사 포스코 | 용융아연 도금욕조의 구조물 드로스부착 억제방법 |
| WO2020095939A1 (ja) | 2018-11-06 | 2020-05-14 | 日鉄日新製鋼株式会社 | 溶融めっき方法 |
| JP2020153004A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 溶融Ｚｎ−Ａｌ系めっき鋼板、およびその製造方法 |
| EP3907304A4 (en) * | 2019-03-22 | 2022-03-16 | JFE Steel Corporation | HIGH STRENGTH HOT GALVANIZED STEEL SHEET AND METHOD OF PRODUCTION THEREOF |
-
1988
- 1988-11-02 JP JP27618988A patent/JPH02125850A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| FR2674868A1 (fr) * | 1991-04-04 | 1992-10-09 | Siderurgie Fse Inst Rech | Procede et dispositif pour le traitement superficiel d'un produit metallique sejournant dans une solution reactive, notamment pour le decapage de toles laminees a chaud. |
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| KR20210080544A (ko) | 2018-11-06 | 2021-06-30 | 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 | 용융 도금 방법 |
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