JPH02124724A - Mn−Zn系フェライト材料 - Google Patents

Mn−Zn系フェライト材料

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Publication number
JPH02124724A
JPH02124724A JP63276027A JP27602788A JPH02124724A JP H02124724 A JPH02124724 A JP H02124724A JP 63276027 A JP63276027 A JP 63276027A JP 27602788 A JP27602788 A JP 27602788A JP H02124724 A JPH02124724 A JP H02124724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core loss
weight
ferrite material
cao
secondary components
Prior art date
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Pending
Application number
JP63276027A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Ebino
戎能 大助
Manabu Kojika
小鹿 学
Takeshi Tobe
戸辺 武
Hiroyuki Shimizu
弘之 清水
Shoichi Sekiguchi
象一 関口
Shuichi Machida
町田 崇一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、Mn−Zn系フェライト材料に関し、更に詳
細には、高周波電源トランスの磁性材料として使用され
るMn−Zn系フェライト材料に関する。
(従来の技術) 上記したような種類のMn−Zn系フェライト材料とし
ては、例えば、主成分として、30〜38モル%のMn
Oと、9〜15モル%のZnOと、残分として、Fe2
O3を含み、副成分として、0.03〜0.2重量%の
CaOと、o、ooe 〜o、og重量%の5102と
、原材料に含まれる不純物とを含むものが使用されてい
る。
一方、このようなMn−Zn系フェライト材料を磁性材
料として使用する高周波電源トランスにおいては、従来
、そのスイッチング周波数を50061z程度に設定し
ていたが、近年トランスの小型軽量化の目的で、上記の
スイッチング周波数を100KIIz以上に設定してい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このように、トランスのスイッチング周
波数を100Kllz以上に設定すると、コアロスによ
り熱が発生してしまうので、上記磁性材料として、コア
ロスの小さい材料が望まれていたが、このコアロスを単
に小さくすると、今度は、初透磁率が小さくなり、必要
なインダクタンスが得られなくなってしまうという問題
が生じてしまう。
そこで、本発明は、スイッチング周波数を高くしたとき
に、発熱の原因になるコアロスを極力小さくするととも
に、高い透磁率を備えたMn−Zn系フェライト材料を
提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明によるMn−Zn系フェライト材料は、主成分と
して、30〜38モル%のMnOと、9〜15モル%の
ZnOと、残分として、Pc2O3を含み、副成分とし
て、0.05〜0.2重量%のCaOと、o、ooe〜
0.08重量%の5102と、0.005〜0.2m;
%のV2O5と、0.002〜0.2重量%のCooお
よび0.001〜0.1重−%のFe2O5の少なくと
も1種と、0.001〜0.02重量%のNa2Oとを
含むことを特徴とするものである。
上記副成分において、CaOが、0.05重量%以下で
あるとコアロスが大きくなり、0.2重量%を越えると
初透磁率が小さくなってしまうので、このCaOの割合
は上記のように設定する。
SIO□の割合は、上記o、ooe〜0.08重量%以
外では、コアロスが大きくなってしまうため、この範囲
に設定する。
V2O5の割合は、上記の0.005〜0.2重量%以
外では、初透磁率が小さくなってしまうので、この範囲
に設定する。
Cooの割合は、上記の0.002〜0.2重量96以
外では、コアロスが大きくなってしまうので、この範囲
に設定する。また、Fe2O5の割合は、上記の0.0
01〜0.lff1m%以外では、Cooの場合と同様
に、コアロスが大きくなってしまうので、上記の範囲に
設定する。
最後に、Na2Oの割合は、上記の0.001〜0.0
21m%以外では、初透磁率が小さくなるとともに、コ
アロスが大きくなってしまうので、この範囲に設定する
また、上記の副成分のいずれか一つでも欠けると、コア
ロスが大きくなるか、初透磁率が小さくなってしまうた
め、少なくとも上記の副成分が必要である。
(実施例) 実施例1乃至5および比較例1乃至11のMn −Zn
系フェライト材料の試料を作製するため、試料の材料の
各成分を、第1表のように秤量してQBした。なお、C
aOは、CaC0,として、また、Na2Oは、Na2
CO3としてそれぞれ含有させた。
(以下空白) 第 表 上記のように準備した各材料を、ボールミルで2O時間
混合し、900℃で2時間仮焼した。この仮焼成物を、
試料の形状である外径25 mm、内径18市、厚さ6
關のリング状に成形した。この成形体を、1■01%の
酸素−99Vo1%の窒素の雰囲気中において、130
0℃で3時間焼成して、実施例1乃至5および比較例1
乃至IOのMn−Zn系フェライト材料の試料を作製し
た。
以上により作製した各試料について、インピーダンスア
ナライザー(YIIP4192A)を用いて10 K 
H2に設定した時の初透磁率μixc、および正弦波1
00KIlz、 2O00Gの条件下でのコアロスCL
をΔ−1定した。その結果を第2表に示す。
(以下空白) 第2表 (発明の効果) 第2表から明らかなように、本発明の実施例のものは、
すべてμ1xc2O00以上の高透磁率、700以下の
低コアロスを示した。これに対し、比較例のものは、透
磁率およびコアロスの両者を満足するものは認められな
かった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  主成分として、30〜38モル%のMnOと、9〜1
    5モル%のZnOと、残分として、Fe_2O_3を含
    み、副成分として、0.05〜0.2重量%のCaOと
    、0.006〜0.08重量%のSiO_2と、0.0
    05〜0.2重量%のV_2O_5と、0.002〜0
    .2重量%のCoOおよび0.001〜0.1重量%の
    Ta_2O_5の少なくとも1種と、0.001〜0.
    02重量%のNa_2Oとを含むことを特徴とするMn
    −Zn系フェライト材料。
JP63276027A 1988-11-02 1988-11-02 Mn−Zn系フェライト材料 Pending JPH02124724A (ja)

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