JPH0350124A - Mn―Znフェライト磁心 - Google Patents

Mn―Znフェライト磁心

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JPH0350124A
JPH0350124A JP1187054A JP18705489A JPH0350124A JP H0350124 A JPH0350124 A JP H0350124A JP 1187054 A JP1187054 A JP 1187054A JP 18705489 A JP18705489 A JP 18705489A JP H0350124 A JPH0350124 A JP H0350124A
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JP
Japan
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weight
ferrite
magnetic core
mol
amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP1187054A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Higuchi
豊 樋口
Hitoshi Ueda
等 上田
Yasuo Yamamoto
康生 山本
Katsuyuki Kiguchi
勝之 城口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Ferrite Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0350124A publication Critical patent/JPH0350124A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高透磁率を有するM r= −Z n系フェ
ライト磁心に関する。
(従来の技術) 高透磁率を有するM n −Z nフェライト磁心は、
Fe、0.、Zn0.MnOを主成分として構成され、
この主成分に対し1種々の添加物を加えた材料からなっ
ている。
このM n −Z nフェライト磁心は、トランスやノ
イズフィルタ等の磁心として用いられ、高透磁率特性を
利用して部品の小型化が進められている。
(発明が解決しようとする課題) この高透磁率のM n −Z nフェライト磁心として
は、実験的には10,000〜20,000といった高
透磁率を得ているが、量産品の初透磁率としては5,0
00〜9,000が一般的な高透磁率材となっている。
従来、10,000以上の高透磁率材を得ようとした場
合、高純度の素原料を用いる、又管理された焼成条件の
もと焼成する等、厳しい製造条件の中で製造されている
。従って、非常に量産コストが高くなるとともに、安定
して高透磁率の磁心を得ることは困難であった。
特に素原料の酸化鉄中に含まれる不純物が高透磁率を得
ることに対し問題となっていた。そのため、素原料の酸
化鉄として、不純物含有量の少ない高純度酸化物を用い
て、高透磁率M n −Z nフェライト磁心を得てい
た。一般に酸化物の純度は、その酸化鉄中に含まれる5
in2量により純度のランク分けが成されており、Si
O2量の少ないことが高純度酸化鉄の条件となっている
。また。
高透磁率M n −Z nフェライト磁心を得るには、
硫酸鉄系の酸化鉄が望ましいことが知られており。
この硫酸鉄系酸化鉄に含まれているC1量は0゜01重
量%以下である。つまり、高透磁率Mn−Znフェライ
ト磁心を得る酸化鉄としては、含まれるS i 0.量
が少なく、かつC1量が0.01重量%以下であること
が条件となっていた。
本発明は、この酸化鉄中の不純物に着目し、特にC1量
について検討した結果、C1量が0.01重量%より多
く含有されている酸化鉄、つまり中純度以下の酸化鉄を
用いて、高透磁率(μi≧10.000)のM n −
Z nフェライト磁心を得ることを目的とするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は、Fago、  51.0〜54.0モル%、
ZnO19,0〜25.0モル%、残部Mnoを主成分
とし、副成分としてCaO0,01〜0.15重量%、
5in20.02重量%以下(但しOを含まず)含有す
るM n −Z nフェライト磁心において、前記Fe
、0.中に含まれるP及びC1の量が、それぞれP≦0
.005重量%2O351.01<CI≦0.12重量
%である酸化鉄を用いたものである。
また、Fe2O351. 51.0〜54.0モル%、
ZnO19,O〜25.C)eル%、残部M n Oを
主成分とするM n −Z nフェライト磁心において
、前記Fe、0.中に含有されるC1量が2O351゜
01重量%より多く (0,01を含まない)、1OK
 Hzにおける初透磁率が10,000以上であるM 
n −Z nフェライト磁心である。
(実施例) 実施例l FezO352,5モル%、Mn○ 25.5モル%、
ZnO22.0モル%を主成分とし。
これ1ccao  0.01重量%、Sin、  0゜
006重量%含有する原料を用い、これを850℃で2
時間仮焼し、その後ボールミルで8時間粉砕し、リング
状に圧縮成形し、1380℃5時間酸素分圧1%で焼成
した。この素原料のFe2O3中に含まれる不純物のP
、CIの量と初透磁率の関係を第1表に示す。
第 表 この第1表から明らかなように、酸化鉄中に含まれるP
が0.001wt%のとき、C1の量が0.120wt
%以下であると、約10,000以上の初透磁率を得る
ことができるが、それを超えると初透磁率が劣化する。
また、C1の量が0゜120wt%以下であっても、P
の量が0.005wt%以上であると初透磁率が劣化す
る。
実施例2 Fe2O351. 52.5モル%、Mn025.5モ
ル%、ZnO22,0モル%を主成分とし、これにCa
O0.01重量%、Si0.0゜006重量%含有する
原料を用い、これを850℃で2時間仮焼し、その後ボ
ールミルで8時間粉砕し、リング状に圧縮成形した磁心
を、種々の焼成条件にて焼成した結果を第2表に示す、
また、この実施例のFe20.中に含有されるPの量は
0゜001重量%で、C1の量は0.070重量%であ
った。また、比較例として、Fe、0.中に含有されル
P(7)量0.015重量%、C1(7)量0.070
重量%の酸化鉄を用いたときの値を示す。
第   2   表 この実施例によると、 種々の焼成条件でも高透 磁率フェライト磁心を得ることができる。
また、この実施例では、成形体を焼成する際、はぼ同一
組成のフェライトからなる焼成ケースを用い、このフェ
ライト焼成ケースを成形体の下部。
側面方向及び上部に配置し、このフェライトケースによ
り成形体が包囲されるように構成して焼成した。
実施例3 Fe2O351. 52.5モル%、Mn○ 25.5
モル%、ZnO22.0モル%を主成分とし。
CaOとS i 0.の含有量を変えた原料を用い、こ
れを850℃で2時間仮焼し、その後ボールミルで8時
間粉砕し、リング状に圧縮成形した磁心を1380℃5
時間酸素分圧1%で焼成した。この原料のFe、○□に
含有されるP、C1の量は、Po2O35101重量%
、CIo2O35170重量%であった。この実施例の
μiとtanδ/μiを第3表に示す。
第 表 この第3表に示すとおり、Ca OT S x Ozの
含有量は、本発明の範囲で変わっても高透磁率を得るこ
とができる。
また、この実施例でも実施例2と同様に、焼成の際、成
形体をフェライトケースで包囲して焼成した。
実施例4 Fe2O351. 52.5モル%、Mn025.5モ
ル%、Zn○ 22.0モル%を主成分とし、これにC
aO0.01重量%、Sin、  O。
006重量%含有する原料を用い、これを850℃で2
時間仮焼し、その後ボールミルで8時間粉砕し、リング
状に圧縮成形し、1380℃5時間酸素分圧1%で焼成
した。この焼成の際、成形体をフェライトケースで包囲
して焼成した。この素原料のFe20.中に含まれるP
、C1の量と初透磁率の関係を第4表に示す。
第   4   表 この実施例と実施例1とを比較してみるとフェライトケ
ースで包囲して焼成することにより、更に高い初透磁率
となることがわかる。
(発明の効果) 本発明では、酸化鉄中に含有されるC1量が0゜01重
量%より多い、所謂中純度以下の酸化鉄であっても高い
透磁率を得ることができ、コスト及び量産性に優れた高
透磁率M n −Z nフェライト磁心を得ることがで
きるものであり、産業上極めて有益なものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、Fe_2O_3 51.0〜54.0モル%、Zn
    O 19.0〜25.0モル%、残部MnOを主成分と
    し、副成分としてCaO 0.01〜0. 15重量%、SiO_2 0.02重量%以下(但し、
    0を含まず)を含有してなるMn−Znフェライト磁心
    において、前記Fe_2O_3中に含まれるP及びC1
    の量が、それぞれP≦0.005重量%、0.01<C
    1≦0.12重量%であることを特徴とするMn−Zn
    フェライト磁心。 2、Fe_2O_3 51.0〜54.0モル%、Zn
    O 19.0〜25.0モル%、残部MnOを主成分と
    するMn−Znフェライト磁心において、前記Fe_2
    O_3中に含有されるC1の量が、0.01重量%より
    多く(但し、0.01を含まず)、10KHzにおける
    初透磁率が10,000以上であるMn−Znフェライ
    ト磁心。
JP1187054A 1989-07-19 1989-07-19 Mn―Znフェライト磁心 Pending JPH0350124A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100392505B1 (ko) * 1999-09-17 2003-07-23 티디케이가부시기가이샤 망간-아연계 페라이트
US6773619B2 (en) * 2001-07-17 2004-08-10 Tdk Corporation Magnetic core for transformer, Mn-Zn based ferrite composition and methods of producing the same
JP2008002144A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Matsushita Electric Works Ltd 軒樋継手
JP2008002145A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Matsushita Electric Works Ltd 軒樋接続構造

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