JPS6150311A - 高周波電源トランス用磁芯 - Google Patents
高周波電源トランス用磁芯Info
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- JPS6150311A JPS6150311A JP59173014A JP17301484A JPS6150311A JP S6150311 A JPS6150311 A JP S6150311A JP 59173014 A JP59173014 A JP 59173014A JP 17301484 A JP17301484 A JP 17301484A JP S6150311 A JPS6150311 A JP S6150311A
- Authority
- JP
- Japan
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- oxide
- high frequency
- magnetic core
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- frequency power
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- Compounds Of Iron (AREA)
- Magnetic Ceramics (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
■ 発明の背景
技術分野
本発明は、特にlO〜100KHz程度の高周波数にて
動作する電源トランスとして、電力損失の少ない高周波
電源トランス用磁芯に関する。
動作する電源トランスとして、電力損失の少ない高周波
電源トランス用磁芯に関する。
先行技術とその問題点
ブンカンー亜鉛系フェライトは、各種通信機器、民生用
機器などのコイル、トランス材料として多用されている
が、最近、周波数の高い電源が使用される傾向があり、
その目的にあうトランス材料としての性能が要求される
ようになってきている。
機器などのコイル、トランス材料として多用されている
が、最近、周波数の高い電源が使用される傾向があり、
その目的にあうトランス材料としての性能が要求される
ようになってきている。
特にビデオデー、キや各種OA機器等においては、50
KHz 〜100KHzの高周波域ニーc数lOWの電
力で使用するモータードライブ用、信号造巾用、発信用
等の安定な多種類の電圧を供給するトランス材料が必要
である。
KHz 〜100KHzの高周波域ニーc数lOWの電
力で使用するモータードライブ用、信号造巾用、発信用
等の安定な多種類の電圧を供給するトランス材料が必要
である。
トランス材料としてのマンガン−亜鉛系フェライトに要
求される性質の1つに高透磁率であることがあげられる
。
求される性質の1つに高透磁率であることがあげられる
。
しかしながら、これまでのマンガン−亜鉛系の高透磁率
フェライトは10〜100K)iz程度の高周波域では
電力損失が大きく、損失の面で改善を要求されている。
フェライトは10〜100K)iz程度の高周波域では
電力損失が大きく、損失の面で改善を要求されている。
ところで、マンガン−亜鉛系フェライト材料にカリウム
またはナトリウムを添加することによって、通常のトラ
ンス・コイル材料の電力損失を小さくできることが知ら
れている(特公昭53−28833号)。
またはナトリウムを添加することによって、通常のトラ
ンス・コイル材料の電力損失を小さくできることが知ら
れている(特公昭53−28833号)。
この場合、カリウムの添加量はに換算で0.03wt%
である。
である。
しかし、上記の10〜100KHz程度の動作周波数で
は、電力損失が大きく実用上不十分である。
は、電力損失が大きく実用上不十分である。
II 発明の目的
本発明はこのような実状に鑑みなされたものであって、
その主たる目的は、低損失の新規なマンガン−亜鉛系フ
ェライト磁性材料を用いた高周波電源トランス用磁芯を
提供することにある。
その主たる目的は、低損失の新規なマンガン−亜鉛系フ
ェライト磁性材料を用いた高周波電源トランス用磁芯を
提供することにある。
このような目的は、以下の発明によって達成できる。
すなわち第1の発明は、
酸化カルシウムと、酸化ケイ素と、酸化ニオブと、酸化
カリウムと、酸化ナトリウムとを含有するマンガン−亜
鉛系フェライト材料からなることを特徴とする高周波電
源トランス用磁芯である。
カリウムと、酸化ナトリウムとを含有するマンガン−亜
鉛系フェライト材料からなることを特徴とする高周波電
源トランス用磁芯である。
また第2の発明は、
酸化カルシウムと、酸化ケイ素と、酸化ニオブと、酸化
インジウムおよび/または酸化ビスマスと、酸化カリウ
ムと、酸化ナトリウムとを含有するマンガン−亜鉛系フ
ェライト材料からなることを特徴とする高周波電源トラ
ンス用磁芯である。
インジウムおよび/または酸化ビスマスと、酸化カリウ
ムと、酸化ナトリウムとを含有するマンガン−亜鉛系フ
ェライト材料からなることを特徴とする高周波電源トラ
ンス用磁芯である。
■ 発明の具体的構成
以下1本発明の具体的構成について詳細に説明する。
本発明におけるマンガン−亜鉛系フェライト磁性材料は
、酸化鉄、酸化マンガンおよび酸化亜鉛を主成分とする
。
、酸化鉄、酸化マンガンおよび酸化亜鉛を主成分とする
。
そして、これらの主成分は、それぞれ、Fe2O3換算
52〜54モル%、M n O換算28〜33モル%、
ZnO換算13−2O−1ニル%とされる。
52〜54モル%、M n O換算28〜33モル%、
ZnO換算13−2O−1ニル%とされる。
この範囲外では、キュリ一点が100℃以下となるか、
あるいは高周波でのJL&が低下してしまう。
あるいは高周波でのJL&が低下してしまう。
この場合、酸化鉄はFe2O3換算で、52.5〜53
.5モル%、酸化マンガンはM n O換算で、29〜
31.5モル%、酸化亜1 鉛はZnO換算ア、
15〜18−’E−Jlz%1あ。
.5モル%、酸化マンガンはM n O換算で、29〜
31.5モル%、酸化亜1 鉛はZnO換算ア、
15〜18−’E−Jlz%1あ。
と、より一層好ましい。
そして、本発明の磁性材料中には、このような主成分に
対し、酸化カルシウムと、酸化ケイ素と、酸化ニオブと
、酸化ナトリウムと、酸化カリウムと、必要に応じ酸化
インジウムおよび/または酸化ビスマスとが含有される
。
対し、酸化カルシウムと、酸化ケイ素と、酸化ニオブと
、酸化ナトリウムと、酸化カリウムと、必要に応じ酸化
インジウムおよび/または酸化ビスマスとが含有される
。
この場合、酸化カルシウム、酸化ケイ素、−化ニオブ、
酸化カリウム+酸化ナトリウムの各成分の含有量は、そ
れぞれ、(:aCO3換算にて、0.03〜0.2wt
%、3102換算にて、0.001 NO,05wt%
、Nb2O5換算にて、0.001−0.1wt%、N
a2CO3およびに2CO3換算にて。
酸化カリウム+酸化ナトリウムの各成分の含有量は、そ
れぞれ、(:aCO3換算にて、0.03〜0.2wt
%、3102換算にて、0.001 NO,05wt%
、Nb2O5換算にて、0.001−0.1wt%、N
a2CO3およびに2CO3換算にて。
0.3wt%以下である。
また、必要に応じ含有される酸化インジウムおよび/ま
たは酸化ビスマスは、0.001〜0.1wt%の含有
量とされる。
たは酸化ビスマスは、0.001〜0.1wt%の含有
量とされる。
本発明のフェライトにおいて、酸化カルシウムは、高周
波域での損失を低減する成分であるが、0.03wt%
未満となるとその実効がなくなり、また0 、2wt%
をこえると透磁率が減少してしまう。
波域での損失を低減する成分であるが、0.03wt%
未満となるとその実効がなくなり、また0 、2wt%
をこえると透磁率が減少してしまう。
この場合、酸化カルシウム含有量が0.04〜0.08
wt%となると、より一層好ましい結果をうる。
wt%となると、より一層好ましい結果をうる。
酸化ケイ素も高周波域での損失を低減する成分であるが
、0.OO1wj%未満となるとその実効がなくなり、
また0 、05wt%をこえると損失が上昇してしまう
。
、0.OO1wj%未満となるとその実効がなくなり、
また0 、05wt%をこえると損失が上昇してしまう
。
この場合、酸化ケイ素含有量が0.008〜0.025
wt%となると、より一層好ましい結果をうる。
wt%となると、より一層好ましい結果をうる。
酸化ニオブもやはり高周波域での損失を低減する成分で
あるが、O,001w’t%未満となるとその実効がな
くなり、また0、10wt%をこえると損失が上昇して
しまう。
あるが、O,001w’t%未満となるとその実効がな
くなり、また0、10wt%をこえると損失が上昇して
しまう。
この場合、酸化ニオブ含有量が0.01〜0.04wt
%となると、より一層好ましい結果をうる。
%となると、より一層好ましい結果をうる。
また、酸化ビスマスは透磁率を上昇させる成分である。
そして、上記の含有量にて、酸化ビスマスを含有させる
ことにより、透磁率が向上するものであるが、O,00
1wt%未満となるとその実効がなくなり、またO、1
0wt%をこえると透磁率が減少してしまう。
ことにより、透磁率が向上するものであるが、O,00
1wt%未満となるとその実効がなくなり、またO、1
0wt%をこえると透磁率が減少してしまう。
この場合、酸化ビスマス含有量が0.O1〜0.08w
t%となると、より一層好ましい結果をうる。
t%となると、より一層好ましい結果をうる。
さらに、酸化インジウムも、透磁率を向上させるもので
あるが、その含有量は0.10wt%以下、特に0.0
01〜0.i。
あるが、その含有量は0.10wt%以下、特に0.0
01〜0.i。
wt%、より好ましくは0.oi〜0.05wt%であ
る。
る。
これら酸化インジウムと酸化ビスマスとは、それぞれ単
独に添加してもよく、あるいは両者ともに添加してもよ
い。
独に添加してもよく、あるいは両者ともに添加してもよ
い。
両者をともに添加する場合、総量は
0.001〜O,10wt%である。
さらに、酸化カリウムおよび酸化ナトリウムは、やはり
損失低減効果をもつものである。
損失低減効果をもつものである。
この場合、醸化カリウムと酸化ナトリウムとの含有量の
合計は、K2 CO3およびNa2CO3換算テ0 、
24 w t % 以下、特ニ0.03−0.24wt
%である。
合計は、K2 CO3およびNa2CO3換算テ0 、
24 w t % 以下、特ニ0.03−0.24wt
%である。
0.24wt%より大、あるいは0.03wt%より小
では損失が増大する。
では損失が増大する。
そして、両者の合計が0.05〜0.17wt%となる
とより好ましい結果をうる。
とより好ましい結果をうる。
なお、酸化カリウムと酸化ナトリウムとの含有比は任意
であってよい。
であってよい。
酸化カリウムと酸化ナトリウムとを含有させるには、K
2 CO3、Na2 CO3を添加することになるが、
これにより、異常粒の成長が抑制され、粒子径が整えら
れる。 そして、粒子径が揃うことにより、磁気特性が
向上し、特に残留磁束密度が低下し、保磁力が低下し、
とステリシス損が低下する。 このため電力損失は低減
するものである。
2 CO3、Na2 CO3を添加することになるが、
これにより、異常粒の成長が抑制され、粒子径が整えら
れる。 そして、粒子径が揃うことにより、磁気特性が
向上し、特に残留磁束密度が低下し、保磁力が低下し、
とステリシス損が低下する。 このため電力損失は低減
するものである。
本発明のフェライト材料では、50℃、正弦波25KH
z、2O00Gにおいて、70mW/Cm3以下、特に
60 m W / c m 3にも及ぶ低い電力損失が
得られる。
z、2O00Gにおいて、70mW/Cm3以下、特に
60 m W / c m 3にも及ぶ低い電力損失が
得られる。
このようなフェライト材料から形成される電源トランス
用の磁芯は、】O〜100KHzの周波数で動作するも
のであって、その電力は、10〜100W程度とされる
。
用の磁芯は、】O〜100KHzの周波数で動作するも
のであって、その電力は、10〜100W程度とされる
。
そして、その形状、寸法等は公知のものとされる。 本
発明のフェライト材料からなる磁芯は、常法に従い製造
される。
発明のフェライト材料からなる磁芯は、常法に従い製造
される。
すなわち、まず、マンガン−亜鉛系フェライトを製造す
るにあたり、原料混合物中に微量成分として、炭酸カル
シウム0.03〜0.2wt%、酸化ケイ素0.001
〜0.05wt%以下、酸化ニオブ0.001〜0.1
wt%、炭酸カリウムと炭酸ナトリウム0.3wt%以
下、そして必要に応じ酸化インジウムおよび/または酸
化ビスマス0.001〜0.1〜.+1%を、それぞれ
添加する。
るにあたり、原料混合物中に微量成分として、炭酸カル
シウム0.03〜0.2wt%、酸化ケイ素0.001
〜0.05wt%以下、酸化ニオブ0.001〜0.1
wt%、炭酸カリウムと炭酸ナトリウム0.3wt%以
下、そして必要に応じ酸化インジウムおよび/または酸
化ビスマス0.001〜0.1〜.+1%を、それぞれ
添加する。
次いで、これを大気圧下で焼成する。
本発明おける主成分としては、通常の酸化鉄成分、酸化
マンガン成分および酸化亜鉛成分の混合物が用いられる
。
マンガン成分および酸化亜鉛成分の混合物が用いられる
。
これらの主成分は、磁性材料の最終組成と゛して、それ
ぞれ、Fe2O3換算52〜54モル%、特に52.5
−53.5モル%、MnO換算28〜33モル%、特に
29〜31.5モル%、ZnO換算13−2Oモル%、
特に15〜18モル%の割合になるように混合され、原
料として共される。
ぞれ、Fe2O3換算52〜54モル%、特に52.5
−53.5モル%、MnO換算28〜33モル%、特に
29〜31.5モル%、ZnO換算13−2Oモル%、
特に15〜18モル%の割合になるように混合され、原
料として共される。
他方、本発明の磁性材料中に含有される微量成分の原料
は、前記の通り炭酸カルシウム、酸化ケイ素、醸化ニオ
ブ、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、そして必要に応じ
酸化インジウムおよび/または酸化ビスマスであり、こ
れらが原料混合物中に添加される。
は、前記の通り炭酸カルシウム、酸化ケイ素、醸化ニオ
ブ、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、そして必要に応じ
酸化インジウムおよび/または酸化ビスマスであり、こ
れらが原料混合物中に添加される。
本発明により所望の磁性材料を好適に製造するには、ま
ず、主成分および添加微量成分を混合し、これに適当な
バインダー、例えばポリビニルアルコールを少量、例え
ばO11〜1.0wt%加えて成型する。
ず、主成分および添加微量成分を混合し、これに適当な
バインダー、例えばポリビニルアルコールを少量、例え
ばO11〜1.0wt%加えて成型する。
次いで、この成型品を通常、大気圧下800〜1000
℃の範囲の所定温度まで、例えば300℃/ h r程
度の昇温速度で急熱後、その温度で一定時間、好ましく
は1時間以上保持する。
℃の範囲の所定温度まで、例えば300℃/ h r程
度の昇温速度で急熱後、その温度で一定時間、好ましく
は1時間以上保持する。
次いで、酸素濃度を制御した雰囲気下において、所望の
焼結温度まで50〜b の昇温速度で徐熱し、その温度で焼結を完了させる。
焼結温度まで50〜b の昇温速度で徐熱し、その温度で焼結を完了させる。
この際の焼成雰囲気としては、酸素濃度を1〜15%程
度に制御した窒素雰囲気が好ましし)。
度に制御した窒素雰囲気が好ましし)。
そして、焼成はこのような雰囲気中で通常、1350〜
1400℃の範囲の所定温度に、1〜4時間保持するこ
とによって行われる。
1400℃の範囲の所定温度に、1〜4時間保持するこ
とによって行われる。
このようにして焼結が完了した後の冷却工程は、焼結温
度から12O0℃程度までは温度に応じて酸素濃度を制
御した雰囲気で、それ以降は不活性雰囲気、例えば窒素
雰囲気下で行うのが好ましい、 冷却速度としては、5
00〜700℃/hr程度が好ましい。
度から12O0℃程度までは温度に応じて酸素濃度を制
御した雰囲気で、それ以降は不活性雰囲気、例えば窒素
雰囲気下で行うのが好ましい、 冷却速度としては、5
00〜700℃/hr程度が好ましい。
このように、800〜100<)℃間の適切な温度で、
所定時間、特に1時間以上の低温状態を設層し、その後
引続いて酸素濃度を制御した雰囲気下で焼結を行うこと
により、高周波領域における高透磁率、かつ低損失とい
う極めて高性能な特性が得られるものである。
所定時間、特に1時間以上の低温状態を設層し、その後
引続いて酸素濃度を制御した雰囲気下で焼結を行うこと
により、高周波領域における高透磁率、かつ低損失とい
う極めて高性能な特性が得られるものである。
■ 発明の具体的作用効果
本発明のマンガン−亜鉛系フェライトは、比較的高周波
領域(10KHz−IQOKHz)において高透磁率で
、かつ低損失という特徴を有しているため、OA機器用
等の数W〜数10Wの出力のトランスの磁芯等として有
用である。
領域(10KHz−IQOKHz)において高透磁率で
、かつ低損失という特徴を有しているため、OA機器用
等の数W〜数10Wの出力のトランスの磁芯等として有
用である。
また、このような特徴は広い範囲において実現する。
この場合、後記実施例から明白になるようl に
、本発明の必須成分が1つでも欠落したときには、高い
損失の減少効果は得られない。
、本発明の必須成分が1つでも欠落したときには、高い
損失の減少効果は得られない。
■ 発明の具体的実施例
以下1本発明の具体的実施例を示し、本発明をさらに詳
細に説明する。
細に説明する。
(実施例1〉
Mn0(30,8モル%)、Zn0
(16、4モル%)、Fe2O3(52,8モル%)を
主成分とし、副成分として CaCO30,055wt%、5L02O.02wt%
、Nb2OB 0.02wt%とし、K2 CO3と
Na2CO3を表1に示される量含有するように添加し
た。
主成分とし、副成分として CaCO30,055wt%、5L02O.02wt%
、Nb2OB 0.02wt%とし、K2 CO3と
Na2CO3を表1に示される量含有するように添加し
た。
焼成温度は1360℃とした。
このマンガン−亜鉛系フェライトについて50℃におけ
る電力損失とpaを測定し、表1および第1図に示す。
る電力損失とpaを測定し、表1および第1図に示す。
電力損失は、正弦波25KHz 2O00Gの条件下
である。
である。
表 1
サンプル K2 CO3Na2 CO3電力損失 電
力損失低下率 ルa N o 、 (wtX)
(wtX) (mW/at’
) ($)11 0
0 84.5 − 884012
、 0.05 0.05 59.6 29
.5 874013 0.10 0.05
67.4 2O.2 874014 0.
05 0.10 69.0 18.3 7
630表1よりに2 c0.、 とNa2 CO317
)添加によって電力損失が向上することがわかる。
力損失低下率 ルa N o 、 (wtX)
(wtX) (mW/at’
) ($)11 0
0 84.5 − 884012
、 0.05 0.05 59.6 29
.5 874013 0.10 0.05
67.4 2O.2 874014 0.
05 0.10 69.0 18.3 7
630表1よりに2 c0.、 とNa2 CO317
)添加によって電力損失が向上することがわかる。
また、これらのフェライト材料の電力損失およびILa
の温度による変化を調べたところ第2図および第3図に
示す結果が得られた。
の温度による変化を調べたところ第2図および第3図に
示す結果が得られた。
第2図から、広い温度範囲において、電力損失は大きく
低減することがわかる。
低減することがわかる。
〈実施例2〉
さらに比較のために、Mn0(30,8モル%) 、Z
nO(16,4モル%)、Fe2O3 (52,8%
ル%)を主成分とし副成分を表2のようにかえて、焼成
条件を同一としたマンガン−亜鉛系フェライトについて
同様に電力損失とPaの測定を行った。
nO(16,4モル%)、Fe2O3 (52,8%
ル%)を主成分とし副成分を表2のようにかえて、焼成
条件を同一としたマンガン−亜鉛系フェライトについて
同様に電力損失とPaの測定を行った。
結果を表2に示す。
表2に示される結果から、本発明の効果があきらかであ
る。
る。
第1図は、実施例1のフェライトの50℃における電力
損失とに2 C0.添加量およびNaCO3添加量との
関係を示すグラフである。 第2図は、実施例1の電力損失の温度特性を示すグラフ
であり、第3図は、透磁率の温度特性を示すグラフであ
る。 出願人 ティーディーケイ株式会社 代理人 弁理士 石 井 陽 − FIG、1 に2CO3(wt 7a> FIG、2 :A J (”C) FIG、3 4Q 60 80 100 12O:
A/lr(’C)
損失とに2 C0.添加量およびNaCO3添加量との
関係を示すグラフである。 第2図は、実施例1の電力損失の温度特性を示すグラフ
であり、第3図は、透磁率の温度特性を示すグラフであ
る。 出願人 ティーディーケイ株式会社 代理人 弁理士 石 井 陽 − FIG、1 に2CO3(wt 7a> FIG、2 :A J (”C) FIG、3 4Q 60 80 100 12O:
A/lr(’C)
Claims (8)
- (1)酸化カルシウムと、酸化ケイ素と、酸化ニオブと
、酸化カリウムと、酸化ナトリウムとを含有するマンガ
ン−亜鉛系フェライト材料からなることを特徴とする高
周波電源トランス用磁芯。 - (2)酸化カルシウムの含有量がCaCO_3換算で0
.03〜0.2wt%、酸化ケイ素の含有量がSiO_
2換算で0.001〜0.05wt%、酸化ニオブの含
有量がNb_2O_5換算で0.001〜0.1wt%
、酸化カリウムおよび酸化ナトリウムの含有量がK_2
CO_3およびNa_2CO_3換算で0.3wt%以
下である特許請求の範囲第1項に記載の高周波電源トラ
ンス用磁芯。 - (3)酸化カリウムと酸化ナトリウムの含有量の合計が
K_2CO_3およびNa_2CO_3換算で0.03
〜0.24wt%である特許請求の範囲第1項または第
2項に記載の高周波電源トランス用磁芯。 - (4)動作周波数が10〜100KHzである特許請求
の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の高周波電
源トランス用磁芯。 - (5)酸化カルシウムと、酸化ケイ素と、酸化ニオブと
、酸化インジウムおよび/または酸化ビスマスと、酸化
カリウムと、酸化ナトリウムとを含有するマンガン−亜
鉛系フェライト材料からなることを特徴とする高周波電
源トランス用磁芯。 - (6)酸化カルシウムの含有量がCaCO_3換算で0
.03〜0.2wt%、酸化ケイ素の含有量がSiO_
2換算で0.001〜0.05wt%、酸化ニオブの含
有量がNb_2O_5換算で0.001〜0.1wt%
、酸化インジウムおよび/または酸化ビスマスの含有量
がIn_2O_3および/またはBi_2O_3換算で
0.001〜0.1wt%、酸化カリウムおよび酸化ナ
トリウムの含有量がK_2CO_3およびNa_2CO
_3換算で0.3wt%以下である特許請求の範囲第5
項に記載の高周波電源トランス用磁芯。 - (7)酸化カリウムと酸化ナトリウムの含有量の合計が
K_2CO_3およびNa_2CO_3換算で0.03
〜0.24wt%である特許請求の範囲第5項または第
6項に記載の高周波電源トランス用磁芯。 - (8)動作周波数が10〜100KHzである特許請求
の範囲第5項ないし第7項のいずれかに記載の高周波電
源トランス用磁芯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59173014A JPS6150311A (ja) | 1984-08-20 | 1984-08-20 | 高周波電源トランス用磁芯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59173014A JPS6150311A (ja) | 1984-08-20 | 1984-08-20 | 高周波電源トランス用磁芯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6150311A true JPS6150311A (ja) | 1986-03-12 |
JPH0544806B2 JPH0544806B2 (ja) | 1993-07-07 |
Family
ID=15952598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59173014A Granted JPS6150311A (ja) | 1984-08-20 | 1984-08-20 | 高周波電源トランス用磁芯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6150311A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63270321A (ja) * | 1987-04-24 | 1988-11-08 | Tadayoshi Karasawa | Mn−Zn系フエライト |
JPS6479016A (en) * | 1987-09-18 | 1989-03-24 | Tadayoshi Karasawa | Mn-zn ferrite |
JPH02124724A (ja) * | 1988-11-02 | 1990-05-14 | Taiyo Yuden Co Ltd | Mn−Zn系フェライト材料 |
JPH04336401A (ja) * | 1991-05-14 | 1992-11-24 | Kawasaki Steel Corp | 酸化物軟質磁性材料 |
KR100444540B1 (ko) * | 2000-09-14 | 2004-08-16 | 티디케이가부시기가이샤 | 디지털 가입자 회선 모뎀 트랜스용 자심 및 그 조성물 |
-
1984
- 1984-08-20 JP JP59173014A patent/JPS6150311A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63270321A (ja) * | 1987-04-24 | 1988-11-08 | Tadayoshi Karasawa | Mn−Zn系フエライト |
JPS6479016A (en) * | 1987-09-18 | 1989-03-24 | Tadayoshi Karasawa | Mn-zn ferrite |
JPH02124724A (ja) * | 1988-11-02 | 1990-05-14 | Taiyo Yuden Co Ltd | Mn−Zn系フェライト材料 |
JPH04336401A (ja) * | 1991-05-14 | 1992-11-24 | Kawasaki Steel Corp | 酸化物軟質磁性材料 |
KR100444540B1 (ko) * | 2000-09-14 | 2004-08-16 | 티디케이가부시기가이샤 | 디지털 가입자 회선 모뎀 트랜스용 자심 및 그 조성물 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0544806B2 (ja) | 1993-07-07 |
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