JPS6314406A - 酸化物磁性材料 - Google Patents
酸化物磁性材料Info
- Publication number
- JPS6314406A JPS6314406A JP61158504A JP15850486A JPS6314406A JP S6314406 A JPS6314406 A JP S6314406A JP 61158504 A JP61158504 A JP 61158504A JP 15850486 A JP15850486 A JP 15850486A JP S6314406 A JPS6314406 A JP S6314406A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mol
- magnetic flux
- zno
- fe2o3
- flux density
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 title claims abstract description 10
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims abstract description 11
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 25
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 3
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 abstract 3
- 239000002075 main ingredient Substances 0.000 abstract 2
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 abstract 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 3
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 3
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 244000299461 Theobroma cacao Species 0.000 description 2
- 235000009470 Theobroma cacao Nutrition 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 2
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 2
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000012299 nitrogen atmosphere Substances 0.000 description 1
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Compounds Of Iron (AREA)
- Magnetic Ceramics (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、実用使用温度範囲で高飽和磁束密度と、低
電力損失特性を有する酸化物磁性材料に関する。
電力損失特性を有する酸化物磁性材料に関する。
(従来の技術およびその問題点)
電源用トランスは、酸化物磁性材料の焼結体からなるE
IココアEEココアどにコイルを巻回したものであるが
、その形状を小型化するためには、構成材料の飽和磁束
百度の高いものが必要とぎれていた。そして、この飽和
磁束密度は実用する温度範囲、具体的には25℃〜10
0℃の範囲でその変化率の小ざいことが要求される。
IココアEEココアどにコイルを巻回したものであるが
、その形状を小型化するためには、構成材料の飽和磁束
百度の高いものが必要とぎれていた。そして、この飽和
磁束密度は実用する温度範囲、具体的には25℃〜10
0℃の範囲でその変化率の小ざいことが要求される。
電源用トランスを構成する材料としては、従来よりM
n −Z n系フェライトが用いられており、代表的な
組成範囲としては、Fe2O3: 52〜54モル%、
ZnO: 10〜15モル%、MnO:残部からなるも
のがあり、25℃での飽和磁束密度が5000ガウス(
G)、100℃での飽和磁束密度が3900ガウス(G
)、電力損失特性が60mW/cm3、透磁率(μi)
が2000の値を有するものであった。
n −Z n系フェライトが用いられており、代表的な
組成範囲としては、Fe2O3: 52〜54モル%、
ZnO: 10〜15モル%、MnO:残部からなるも
のがあり、25℃での飽和磁束密度が5000ガウス(
G)、100℃での飽和磁束密度が3900ガウス(G
)、電力損失特性が60mW/cm3、透磁率(μi)
が2000の値を有するものであった。
しかしながら、上記した特性からみて、飽和磁束密度が
高温にゆくにしたがって大きく変化し、その変化率は2
2%にも達している。全磁束は飽和磁束密度とそのコア
の断面猜の積であるから、飽和磁束密度が高温にゆくに
したがって低下するものとすれば、高温時における飽和
磁束密度の値を考慮して電源用トランスの大きさを決定
することになる。このことから、上記した往(来のM
n −Zn系フェライトでは高温での飽和磁束密度が大
きく低下することから、電源用トランスの形状もいきお
い大型のものとなってしまうことになる。
高温にゆくにしたがって大きく変化し、その変化率は2
2%にも達している。全磁束は飽和磁束密度とそのコア
の断面猜の積であるから、飽和磁束密度が高温にゆくに
したがって低下するものとすれば、高温時における飽和
磁束密度の値を考慮して電源用トランスの大きさを決定
することになる。このことから、上記した往(来のM
n −Zn系フェライトでは高温での飽和磁束密度が大
きく低下することから、電源用トランスの形状もいきお
い大型のものとなってしまうことになる。
(発明の目的)
したがって、この発明は高温域での飽和磁束密度(Bs
)の値が従来の組成のものと比較して大きいMn−Zn
系からなる酸化物磁性材料を提供することを目的とする
。
)の値が従来の組成のものと比較して大きいMn−Zn
系からなる酸化物磁性材料を提供することを目的とする
。
(発明の構成)
Fe203、ZnO1およびMnOを主成分とし、これ
ら各成分が次の組成比からなることを特徴とする酸化物
磁性材料である。
ら各成分が次の組成比からなることを特徴とする酸化物
磁性材料である。
50モル%<Fe2O3<60モル%
○モル% <ZnO<9モル%
残部 MnO
上記した組成範囲に限定した理由・は、Fe2O3が5
0モル%以下では、電力損失が増大するとともに、飽和
磁束密度の値が小きくなる。一方、60モル%以上にな
ると、電力損失が増大するからである。
0モル%以下では、電力損失が増大するとともに、飽和
磁束密度の値が小きくなる。一方、60モル%以上にな
ると、電力損失が増大するからである。
また、ZnOが0モル%では、焼結性が悪くなり、高い
焼結密度のものが得られなくなるため電力損失が増大す
る。一方、10モル%以上になると、100℃における
飽和磁束密度が低下するからである。
焼結密度のものが得られなくなるため電力損失が増大す
る。一方、10モル%以上になると、100℃における
飽和磁束密度が低下するからである。
このように、この種の酸化物磁性材料の各成分の割合は
Fe2O3とZnOとの割合にもとづいて決定きれるた
め、)lnOについては、Fe2O3とZnOとの混合
比からその組成割合を決定すればよい。
Fe2O3とZnOとの割合にもとづいて決定きれるた
め、)lnOについては、Fe2O3とZnOとの混合
比からその組成割合を決定すればよい。
(実施例)
以下、この発明を実施例にもとづいて詳細に説明する。
Fe2O3、ZnO1Mn0を出発材料とし、これらの
各原料を用いて、第1表の組成比率の酸化物磁性材料が
得られるように、秤量、混合した。
各原料を用いて、第1表の組成比率の酸化物磁性材料が
得られるように、秤量、混合した。
混合原料をボールミルで4時間混合し、混合物を900
℃で2時間仮焼した。この仮焼物をボールミルで20時
間粉砕した。仮焼粉末にバインダを5重量%加えて造粒
し、造粒粉末を圧力1000 Kg/c+a2で成形し
て、外径36mmφ、内径24mmφ、厚み6 mmt
のリング状成形体を準備した。この成形体を空気中13
00℃で2時間焼成し、その後、窒素雰囲気中で200
℃/時間の割合で降温しながら冷却した。この時窒素量
は81〜99゜99容量%の範囲で温度に応じて変化さ
せた。
℃で2時間仮焼した。この仮焼物をボールミルで20時
間粉砕した。仮焼粉末にバインダを5重量%加えて造粒
し、造粒粉末を圧力1000 Kg/c+a2で成形し
て、外径36mmφ、内径24mmφ、厚み6 mmt
のリング状成形体を準備した。この成形体を空気中13
00℃で2時間焼成し、その後、窒素雰囲気中で200
℃/時間の割合で降温しながら冷却した。この時窒素量
は81〜99゜99容量%の範囲で温度に応じて変化さ
せた。
なお、上記した組成には特性改善のために、5i02、
CaOをo、oos〜0.1重量%の範囲で含有きせな
。
CaOをo、oos〜0.1重量%の範囲で含有きせな
。
こうして得られたリング状フェライト焼結体について、
25℃、100℃における飽和磁束密度、電力損失特性
、および透磁率を測定し、その測定結果を第1表に合わ
せて示した。なお、表中、*印を付したものはこの発明
範囲外であり、それ以外はこの発明範囲内のものである
。
25℃、100℃における飽和磁束密度、電力損失特性
、および透磁率を測定し、その測定結果を第1表に合わ
せて示した。なお、表中、*印を付したものはこの発明
範囲外であり、それ以外はこの発明範囲内のものである
。
飽和磁束密度の11定は、25℃、100℃において、
磁束100eの条件で測定した。
磁束100eの条件で測定した。
また、電力損失特性は、I11定温度25℃〜140℃
の範囲で、周波数16KHz12000ガウスの条件で
測定した。
の範囲で、周波数16KHz12000ガウスの条件で
測定した。
さらに、透磁率(μi)は、温度25℃で周波数10に
Hzで測定した。
Hzで測定した。
第1表
第1表において、試料番号1〜3のものは、高温におけ
る飽和磁束密度が低下するとともに、電力損失が大きく
なる。試料呂号4のものは電力損失が大きい。
る飽和磁束密度が低下するとともに、電力損失が大きく
なる。試料呂号4のものは電力損失が大きい。
また、試料番号5.8.9.12のものは、電力損失が
大きく、とくに、試料番号5.9のものは、高温におけ
る飽和磁束密度そのものの値が小きい。
大きく、とくに、試料番号5.9のものは、高温におけ
る飽和磁束密度そのものの値が小きい。
さらに、試料番号13〜15のものは、高温における飽
和磁束密度が小ざく、試料番号16のものは電力損失が
大きい。
和磁束密度が小ざく、試料番号16のものは電力損失が
大きい。
(効果)
第1表から明らかなように、この発明にかかる酸化物磁
性材料は、高温における飽和磁束密度が低温にくらべて
大きく低下することがなく、その変化率は7.7%〜1
5.6%の範囲に抑えることができ、すでに上記してい
る従来の組成のものの変化率22%にくらべて高温にお
ける飽和磁束密度の低下を少なくできるという効果を備
えている。
性材料は、高温における飽和磁束密度が低温にくらべて
大きく低下することがなく、その変化率は7.7%〜1
5.6%の範囲に抑えることができ、すでに上記してい
る従来の組成のものの変化率22%にくらべて高温にお
ける飽和磁束密度の低下を少なくできるという効果を備
えている。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Fe_2O_3、ZnO、およびMnOを主成分とし
、これら各成分が次の組成比からなることを特徴とする
酸化物磁性材料。 50モル%<Fe_2O_3<60モル% 0モル%<ZnO<9モル% 残部MnO
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61158504A JPS6314406A (ja) | 1986-07-04 | 1986-07-04 | 酸化物磁性材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61158504A JPS6314406A (ja) | 1986-07-04 | 1986-07-04 | 酸化物磁性材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6314406A true JPS6314406A (ja) | 1988-01-21 |
Family
ID=15673178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61158504A Pending JPS6314406A (ja) | 1986-07-04 | 1986-07-04 | 酸化物磁性材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6314406A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007131271A (ja) * | 2005-11-14 | 2007-05-31 | Suzuki Motor Corp | 車両のリアサスペンション取付け構造 |
JP2007269291A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Daihatsu Motor Co Ltd | 自動車の車体後部構造 |
JP2011162366A (ja) * | 2010-02-05 | 2011-08-25 | Jfe Chemical Corp | MnZnNi系フェライト |
-
1986
- 1986-07-04 JP JP61158504A patent/JPS6314406A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007131271A (ja) * | 2005-11-14 | 2007-05-31 | Suzuki Motor Corp | 車両のリアサスペンション取付け構造 |
JP2007269291A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Daihatsu Motor Co Ltd | 自動車の車体後部構造 |
JP2011162366A (ja) * | 2010-02-05 | 2011-08-25 | Jfe Chemical Corp | MnZnNi系フェライト |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN100558675C (zh) | 一种宽频低损耗高磁导率锰锌铁氧体材料及其制备方法 | |
JP3584439B2 (ja) | Mn−Znフェライトおよびその製造方法 | |
JP2000286119A (ja) | フェライト | |
JP3588693B2 (ja) | Mn−Zn系フェライトおよびその製造方法 | |
JPH1064715A (ja) | 低損失フェライト磁心材料 | |
JP3418827B2 (ja) | Mn−Znフェライトおよびその製造方法 | |
JP3288113B2 (ja) | Mn−Znフェライト磁性材料 | |
JPH06290925A (ja) | 電源用高周波低損失フェライト | |
JP2004247370A (ja) | MnZnフェライト | |
JP2000095560A (ja) | 高透磁率Mn―Znフェライト | |
JPS6314406A (ja) | 酸化物磁性材料 | |
JP2008169072A (ja) | Mn−Zn系フェライト | |
JP2007197246A (ja) | MnCoZnフェライトおよびトランス用磁心 | |
JP2004247371A (ja) | MnZnフェライト | |
JP3446082B2 (ja) | Mn−Znフェライトおよびその製造方法 | |
JPH07130527A (ja) | 酸化物磁性材料 | |
JPH10270231A (ja) | Mn−Niフェライト材料 | |
JP3467329B2 (ja) | 焼結磁心の製造方法および焼結磁心 | |
JPH10270229A (ja) | Mn−Niフェライト材料 | |
JPH10340807A (ja) | Mn−Coフェライト材料 | |
JP7117447B1 (ja) | ジルコニア質セッタおよびMnZn系フェライトの製造方法 | |
JPH03223119A (ja) | 低損失Mn―Zn系フェライト | |
JP2627676B2 (ja) | 酸化物磁性材料の製造方法 | |
JPH02124724A (ja) | Mn−Zn系フェライト材料 | |
JP3617070B2 (ja) | 低損失フェライトの製造方法 |