JPS6314406A - 酸化物磁性材料 - Google Patents

酸化物磁性材料

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Publication number
JPS6314406A
JPS6314406A JP61158504A JP15850486A JPS6314406A JP S6314406 A JPS6314406 A JP S6314406A JP 61158504 A JP61158504 A JP 61158504A JP 15850486 A JP15850486 A JP 15850486A JP S6314406 A JPS6314406 A JP S6314406A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mol
magnetic flux
zno
fe2o3
flux density
Prior art date
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Pending
Application number
JP61158504A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunisaburo Tomono
伴野 国三郎
Chiharu Kato
千晴 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPS6314406A publication Critical patent/JPS6314406A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Magnetic Ceramics (AREA)
  • Soft Magnetic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、実用使用温度範囲で高飽和磁束密度と、低
電力損失特性を有する酸化物磁性材料に関する。
(従来の技術およびその問題点) 電源用トランスは、酸化物磁性材料の焼結体からなるE
IココアEEココアどにコイルを巻回したものであるが
、その形状を小型化するためには、構成材料の飽和磁束
百度の高いものが必要とぎれていた。そして、この飽和
磁束密度は実用する温度範囲、具体的には25℃〜10
0℃の範囲でその変化率の小ざいことが要求される。
電源用トランスを構成する材料としては、従来よりM 
n −Z n系フェライトが用いられており、代表的な
組成範囲としては、Fe2O3: 52〜54モル%、
ZnO: 10〜15モル%、MnO:残部からなるも
のがあり、25℃での飽和磁束密度が5000ガウス(
G)、100℃での飽和磁束密度が3900ガウス(G
)、電力損失特性が60mW/cm3、透磁率(μi)
が2000の値を有するものであった。
しかしながら、上記した特性からみて、飽和磁束密度が
高温にゆくにしたがって大きく変化し、その変化率は2
2%にも達している。全磁束は飽和磁束密度とそのコア
の断面猜の積であるから、飽和磁束密度が高温にゆくに
したがって低下するものとすれば、高温時における飽和
磁束密度の値を考慮して電源用トランスの大きさを決定
することになる。このことから、上記した往(来のM 
n −Zn系フェライトでは高温での飽和磁束密度が大
きく低下することから、電源用トランスの形状もいきお
い大型のものとなってしまうことになる。
(発明の目的) したがって、この発明は高温域での飽和磁束密度(Bs
)の値が従来の組成のものと比較して大きいMn−Zn
系からなる酸化物磁性材料を提供することを目的とする
(発明の構成) Fe203、ZnO1およびMnOを主成分とし、これ
ら各成分が次の組成比からなることを特徴とする酸化物
磁性材料である。
50モル%<Fe2O3<60モル% ○モル% <ZnO<9モル% 残部    MnO 上記した組成範囲に限定した理由・は、Fe2O3が5
0モル%以下では、電力損失が増大するとともに、飽和
磁束密度の値が小きくなる。一方、60モル%以上にな
ると、電力損失が増大するからである。
また、ZnOが0モル%では、焼結性が悪くなり、高い
焼結密度のものが得られなくなるため電力損失が増大す
る。一方、10モル%以上になると、100℃における
飽和磁束密度が低下するからである。
このように、この種の酸化物磁性材料の各成分の割合は
Fe2O3とZnOとの割合にもとづいて決定きれるた
め、)lnOについては、Fe2O3とZnOとの混合
比からその組成割合を決定すればよい。
(実施例) 以下、この発明を実施例にもとづいて詳細に説明する。
Fe2O3、ZnO1Mn0を出発材料とし、これらの
各原料を用いて、第1表の組成比率の酸化物磁性材料が
得られるように、秤量、混合した。
混合原料をボールミルで4時間混合し、混合物を900
℃で2時間仮焼した。この仮焼物をボールミルで20時
間粉砕した。仮焼粉末にバインダを5重量%加えて造粒
し、造粒粉末を圧力1000 Kg/c+a2で成形し
て、外径36mmφ、内径24mmφ、厚み6 mmt
のリング状成形体を準備した。この成形体を空気中13
00℃で2時間焼成し、その後、窒素雰囲気中で200
℃/時間の割合で降温しながら冷却した。この時窒素量
は81〜99゜99容量%の範囲で温度に応じて変化さ
せた。
なお、上記した組成には特性改善のために、5i02、
CaOをo、oos〜0.1重量%の範囲で含有きせな
こうして得られたリング状フェライト焼結体について、
25℃、100℃における飽和磁束密度、電力損失特性
、および透磁率を測定し、その測定結果を第1表に合わ
せて示した。なお、表中、*印を付したものはこの発明
範囲外であり、それ以外はこの発明範囲内のものである
飽和磁束密度の11定は、25℃、100℃において、
磁束100eの条件で測定した。
また、電力損失特性は、I11定温度25℃〜140℃
の範囲で、周波数16KHz12000ガウスの条件で
測定した。
さらに、透磁率(μi)は、温度25℃で周波数10に
Hzで測定した。
第1表 第1表において、試料番号1〜3のものは、高温におけ
る飽和磁束密度が低下するとともに、電力損失が大きく
なる。試料呂号4のものは電力損失が大きい。
また、試料番号5.8.9.12のものは、電力損失が
大きく、とくに、試料番号5.9のものは、高温におけ
る飽和磁束密度そのものの値が小きい。
さらに、試料番号13〜15のものは、高温における飽
和磁束密度が小ざく、試料番号16のものは電力損失が
大きい。
(効果) 第1表から明らかなように、この発明にかかる酸化物磁
性材料は、高温における飽和磁束密度が低温にくらべて
大きく低下することがなく、その変化率は7.7%〜1
5.6%の範囲に抑えることができ、すでに上記してい
る従来の組成のものの変化率22%にくらべて高温にお
ける飽和磁束密度の低下を少なくできるという効果を備
えている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  Fe_2O_3、ZnO、およびMnOを主成分とし
    、これら各成分が次の組成比からなることを特徴とする
    酸化物磁性材料。 50モル%<Fe_2O_3<60モル% 0モル%<ZnO<9モル% 残部MnO
JP61158504A 1986-07-04 1986-07-04 酸化物磁性材料 Pending JPS6314406A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007131271A (ja) * 2005-11-14 2007-05-31 Suzuki Motor Corp 車両のリアサスペンション取付け構造
JP2007269291A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Daihatsu Motor Co Ltd 自動車の車体後部構造
JP2011162366A (ja) * 2010-02-05 2011-08-25 Jfe Chemical Corp MnZnNi系フェライト

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