JPH0152063B2 - - Google Patents

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JPH0152063B2
JPH0152063B2 JP60201886A JP20188685A JPH0152063B2 JP H0152063 B2 JPH0152063 B2 JP H0152063B2 JP 60201886 A JP60201886 A JP 60201886A JP 20188685 A JP20188685 A JP 20188685A JP H0152063 B2 JPH0152063 B2 JP H0152063B2
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JP
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hydrocarbyl
formula
integer
alkyl
metal
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JP60201886A
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Aaru Kurinperu Richaado
Dei Hansen Robaato
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Dow Chemical Co
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Dow Chemical Co
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Publication date
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Publication of JPH0152063B2 publication Critical patent/JPH0152063B2/ja
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    • B03DFLOTATION; DIFFERENTIAL SEDIMENTATION
    • B03D1/00Flotation
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
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    • B03D2203/00Specified materials treated by the flotation agents; specified applications
    • B03D2203/02Ores

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は起泡浮遊選鉱法により鉱石から金属有
価物を回収するための新規な捕集剤に関する。 浮遊選鉱は液体中に懸濁させた微細に分割され
た鉱物固体たとえば微粉砕鉱石の混合物を処理
し、液体中にガスを導入して(またはその場でガ
スを与えて)液体の頂部にある種の固体を含む起
泡物を生ぜしめ鉱石の他の固体成分を懸濁状態に
(起泡されない状態に)おくことによつて、この
ような固体の一部を鉱石中に存在する他の微粉砕
鉱物固体たとえば粘度およびその他の物質から分
離する方法である。浮遊選鉱は、種々の物質の固
体粒子を懸濁状態で含む液体にガスを導入すると
ある種の懸濁固体に若干のガスが選択的に付着し
他の種の懸濁固体にはガスが付着せず、このよう
に付着したガスをもつ粒子が液体より軽くなると
いう原理にもとづいている。従つてこれらの粒子
は液体の頂部に上昇して起泡を生成する。 起泡および捕集を改良するために懸濁液に種々
の試剤が混合された。このような添加剤は遂行さ
れるべき機能により分類され、たとえば硫化物鉱
物用の捕集剤としてキサンテート、チオカーバメ
ートなど;安定な泡を形成する性質を付与する起
泡剤としてたとえばパインオイルやユーカリプタ
スオイルなどのような天然油;捕集剤の存在下で
の浮遊選鉱を誘起する活性剤のような変性剤とし
てたとえば硫酸銅;捕集剤が液体中に保持するこ
との望まれる鉱物上に捕集剤として作用するのを
防いで物質が起泡物の一部を形成して上方にはこ
ばれるのを阻止する傾向のある沈降剤としてたと
えばシアン化ナトリウム;最適の冶金結果をうる
ためのPH調節剤としてたとえば石灰、ソーダ灰な
ど;が包含される。 上記の種類の添加剤は鉱石の性質、回収しよう
とする鉱物、およびこれらと組合せて使用される
他の添加成分により使用が選択されることに留意
することが重要である。 浮遊選鉱を特に価値ある工業的操作にする現象
の理解は本発明の実施にとつて必須のことではな
い。然しそれは一方において液体について、そし
て他方においてガスについて、捕捉ガス含有液体
中に懸濁させた粒状固体の表面の選択的親和力に
大いに関連があるものと思われる。 浮遊選鉱の原理は多数の鉱物分離法に応用され
ており、それらの中には硫化鉄鉱物たとえばパイ
ライトからの硫化銅鉱物、硫化亜鉛鉱物、硫化モ
リブデン鉱物等のような物質の選択分離がある。 硫化物含有金属有価物の回収にふつうに使用さ
れる捕集剤の中にはキサンテート、ジチオホスフ
エート、およびチオカーバメートがある。硫化物
含有金属有価物の回収のための捕集剤は通常のも
のであり広く使用されている。酸化物含有鉱物有
価物の回収には困難がある。このような鉱物有価
物の回収に好適な捕集剤は一般に商業的に許容し
うる品位のものではないからである。 必要とされるものは、硫化物含有鉱物有価物お
よび酸化物含有鉱物有価物を包含する金属鉱石か
ら広範囲の金属有価物を回収するのに有用な捕集
剤である。更に必要とされるものは、脈石(すな
わち鉱物の望ましくない部分)を越える鉱物有価
物の良好な選択率と共に鉱物有価物の高い回収率
を与える捕集剤である。 本発明は特に、水性パルプの形体の金属鉱石を
起泡浮遊選鉱にかけて金属鉱石から金属有価物を
回収するための捕集剤であつて、次式 [Rは―CH2―、
【式】またはそれ らの混合物であり;nは1―6の整数であり;
R1およびR2はそれぞれ独立にC1-22ハイドロカル
ビルまたは1種またはそれ以上のアミノ、アルコ
キシ、イミノ、カーバミル、カーボニル、シア
ノ、ハロ、エーテル、カルボキシ、ハイドロカル
ビルチオ、ハイドロカルビルオキシ、ハイドロカ
ルビルアミノ、および/またはハイドロカルビル
イミノの基で置換されたC1-22ハイドロカルビル
であるがR2はN原子に直接結合する両原子価を
もつ2価の基であつてもよく;Xは―S―、―O
―、
【式】または
【式】(R3はH、C1-22ハイドロカルビルま たは置換C1-22ハイドロカルビル)であり;aは
0,1または2の整数であり;bは0,1または
2の整数である;ただしR2がN原子に直接結合
する両原子価をもつ2価の基であるときはb=1
でa=0であり、それ以外ときはaとbの合計は
2であり、そしてまたXが
【式】または
【式】である ときには該カーボニル部分はR1に結合する]に
相当する化合物から成ることを特徴とする捕集剤
にある。 本発明はまた、水性パルプの形体の金属鉱石を
金属有価物が泡だち物中に回収されるような条件
下で浮遊選鉱捕集剤の存在下で起泡浮遊選鉱法に
かけることから成る金属鉱石からの金属有価物の
回収法であつて、次式 [Rは―CH2―、
【式】またはそれ らの混合物であつてnが1〜6の整数であり;
R1およびR2はそれぞれ独立にC1-22ハイドロカル
ビルまたは1種またはそれ以上のアミノ、アルコ
キシ、イミノ、カーバミル、カーボニル、シア
ノ、ハロ、エーテル、カルボキシ、ハイドロカル
ビルチオ、ハイドロカルビルオキシ、ハイドロカ
ルビルアミノ、またはハイドロカルビルイミノの
基で置換されたC1-22ハイドロカルビルであるが
R2はN原子に直接結合する両原子価をもつ2価
の基であつてもよく;Xは―S―、―O―、
【式】または
【式】(R3はH、C1-22ハイドロカルビルま たは置換C1-22ハイドロカルビル)であり;aは
0,1または2の整数であり;bは0,1または
2の整数である;ただしR2がN原子に直接結合
する両原子価をもつ2価の基であるときはb=1
でa=0であり、それ以外のときはaとbの合計
は2であり、そしてまたXが
【式】または
【式】である ときには該カーボニル部分はR1に結合する]に
相当する化合物から成ることを特徴とする回収法
にある。 本発明の好ましい具体例において、捕集剤は次
[R1は1つ又はそれ以上のアミノまたはアル
コキシ部分で置換されたC1-22ハイドロカルビル
であり;R2はC1-6アルキル、C1-6アルキルカー
ボニル、アミノで置換されたC1-6アルキル基、ま
たはアミノで置換されたC1-6アルキルカーボニル
基であり;そしてX,a,bおよびnは上記に定
義されたとおりである]に相当する化合物から成
る。 本発明の捕集剤は硫化物鉱石、酸化物鉱石およ
び貴金属を包含する広範囲の金属有価物を驚異的
に浮遊させる。更に、このような捕集剤は酸化物
鉱物、硫化物鉱物および貴金属を包含する鉱物有
価物の改良された回収を与える。高い回収率が驚
異的に達成されるばかりでなく、所望の鉱物有価
物の選択率が驚異的に高い。 本発明の好ましい新規な捕集剤としてオメガ―
(ハイドロカルビルチオ)―アルキルアミン;S
―(オメガ―アミノアルキル)ハイドロカ―ボン
チオエート;N―(ハイドロカルビル)―アルフ
ア、オメガ―アルキキレンジアミン;(オメガ―
アミノアルキル)ハイドロカーボンアミノ;オメ
ガ―(ハイドロカルビルオキシ)―アルキルアミ
ン;オメガ―アミノアルキルハイドロカ―ボネー
ト;またはそれらの混合物があげられる。更に好
ましい捕集剤としてオメガ―(ハイドロカルビル
チオ)―アルキルアミン;N―(ハイドロカルビ
ル)―アルフア、オメガ―アルキレンジアミン;
およびオメガ―(ハイドロカルビルオキシ)―ア
ルキルアミン;またはそれらの混合物があげられ
る。最も好ましい捕集剤としてオメガ―(ハイド
ロカルビルチオ)―アルキルアミン;N―(ハイ
ドロカルビル)―アルフア、オメガ―アルキレン
ジアミン;またはそれらの混合物があげられる。
最も好ましい種類の捕集剤はオメガ―(ハイドロ
カルビルチオ)アルキルアミンである。 本発明の好ましい具体例の上記の式において、
R1は好ましくはC2-14ハイドロカルビル更に好ま
しくはC4-11ハイドロカルビルである。R2は好ま
しくはC1-16アルキルまたはC1-6アルキルカーボ
ニル、更に好ましくはC1-4アルキルまたはC1-4
ルキルカーボニル、更に好ましくはC1-2アルキル
またはC1-2アルキルカーボニルである。R3は好
ましくは水素またはC2-14ハイドロカルビル、更
に好ましくは水素またはC4-11ハイドロカルビル、
最も好ましくは水素である。好ましくはaは0ま
たは1の整数である。好ましくはbは1または2
の整数である。好ましくはnは1〜4の整数、最
も好ましくは2または3の整数である。Xは好ま
しくは―S―、
【式】または―O―であ る。Xは更に好ましくは―S―または
【式】 である。Xは最も好ましくは―S―である。 好ましいS―(オメガ―アミノアルキル)ハイ
ドロカーボンチオエートは次式 〔式中のR1,R2,a,bおよびnは前記定義
のとおりである〕に相当する。 好ましいオメガ―(ハイドロカルビルチオ)ア
ルキルアミンは次式 〔式中のR1,R2,a,bおよびnは前記定義
のとおりである〕に相当する。Xが―S―または
【式】であるこれらの具体例において、R1は 好ましくはC4-10ハイドロカルビルである。 好ましいN―(ハイドロカルビル)―アルフ
ア、オメガ―アルカンジアミンは次式 〔式中のR1,R2,a,bおよびnは前記定義
のとおりである〕に相当する。 好ましいN―(オメガ―アミノアルキル)ハイ
ドロカーボンアミドは次式 〔式中のR1,R2,R3,a,bおよびnは前記
定義のとおりである〕に相当する。Xが
【式】 または
【式】であるこれらの具体例におい て、R1およびR3の基の全炭素数は好ましくは1
〜23、更に好ましくは2〜16、最も好ましくは4
〜15である。 好ましいオメガ―(ハイドロカルビルオキシ)
アルキルアミンは次式 〔式中のR1,R2,a,bおよびnは前記定義
のとおりである〕に相当する。 好ましいオメガ―アミノアルキル―ハイドロカ
―ボノエートは次式 〔式中のR1,R2,a,bおよびnは前記定義
のとおりである〕に相当する。Xが
【式】ま たは―O―であるこれらの具体例において、R1
は最も好ましくはC6-11ハイドロカルビルである。 炭化水素とは炭素原子と水素原子をもつ有機化
合物を意味する。炭化水素は次の有機化合物を包
含する:アルカン、アルケン、アルキン、シクロ
アルカン、シクロアルケン、シクロアルキン、芳
香族、脂肪族および脂環族のアルアルカン、およ
びアルキル置換芳香族。脂肪族とは直鎖および分
枝鎖の及び飽和および不飽和の炭化水素化合物す
なわちアルカン、アルケンまたはアルキンをい
う。脂環族とは飽和および不飽和の環状炭化水素
すなわちシクロアルケンおよびシクロアルカンを
いう。芳香族とはビアリール、ベンゼン、ナフセ
ン、フエナンスレン、アンスラセン、およびアル
キレン基で架橋された2個のアリール基をいう。 シクロアルカンとは1,2,3個またはそれ以
上のサイクル環を含むアルカンをいう。シクロア
ルケンとは1つまたはそれ以上の二重結合を含む
モノ―、ジ―およびポリ―環状基をいう。 ハイドロカルビルとは炭素原子と水素原子を含
む有機基をいう。ハイドロカルビルは次の有機基
を包含する:アルキル、アルケニル、アルキニ
ル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリー
ル、脂肪族および脂環族のアラルキルおよびアル
カリール。脂肪族とは直鎖および分枝鎖の飽和お
よび不飽和の炭化水素鎖すなわちアルキル、アル
ケニルまたはアルキニルをいう。脂環族とは飽和
および不飽和の環状炭化水素すなわちシクロアル
ケニルおよびシクロアルキルをいう。アリールと
はビアリール、ビフエニル、フエニル、ナフチ
ル、フエナンスレニル、アンスラセニル、および
アルケン基によつて架橋された2個のアリール基
をいう。アルカリールとはアルキル―、アルケニ
ル―またはアルキニル―置換のアリール置換分
(アリールは上記定義のとおり)をいう。アラル
キルとはアリール基で置換されたアルキル、アル
ケニルまたはアルキニル基(アリールは上記定義
のとおり)をいう。アルケンアリールとは少なく
とも1つのアルケン部分と少なくとも1つの芳香
族部分を含む基をいい、1つより多いアルケン基
と1つより多いアリール基とが交互に並び基を包
含する。C1-20アルキルとして直鎖および分枝鎖
のメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチ
ル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デ
シル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テト
ラドシル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタ
デシル、オクタデシル、ノナデシル、およびエイ
コシルの基があげられる。C1-5アルキルにはメチ
ル、エチル、プロピル、ブチルおよびペンチルが
包含される。 シクロアルキルとは1、2、3またはそれ以上
のサイクル環を含むアルキル基をいう。シクロア
ルケニルとは1つまたはそれ以上の二重結合をモ
ノ―、ジ―およびポリサイクリツク基をいう。シ
クロアルケニルはまた2つまたはそれ以上の二重
結合が存在するシクロアルケニル基のこともい
う。 本発明の方法は金属鉱石から起泡浮遊選鉱によ
つて金属有価物を回収するのに有用である。ここ
で金属とは地面から採鉱したままの金属をいい、
脈石と混合状態の金属有価物を包含する。脈石と
は価値がなく金属有価物から分離する必要のある
物質をいう。本発明の方法は金属酸化物、金属硫
化物およびその他の金属有価物を回収するのに使
用することができる。 本発明の捕集剤化合物が有用である硫化鉱石と
して硫化銅―、硫化亜鉛―、硫化モリブデン―、
硫化コバルト―、硫化ニツケル―、硫化鉛―、硫
化ヒ素―、硫化銀―、硫化クロム―、硫化金―、
硫化白金―、および硫化ウラン―含有鉱石があげ
られる。本発明の方法を使用する起泡浮遊選鉱に
よつて鉱石から金属硫化物を濃縮することのでき
る硫化鉱石の実例として、銅含有鉱石たとえばコ
ベライト(CuS)、チヤルコサイト(Cu2S)、チ
ヤルコパイライト(CuFeS2)、バレリアイト
(Cu2Fe4S7またはCu3Fe4S7)、ボルナイト
(Cu5Fe4)、キユバナイト(Cu2SFe4S5)、エナル
ジヤイト(Cu3(As1Sb)S4)、テトラヘドライト
(Cu3SbS3)、テナンタイト(Cu12As4S13)、ブロ
チヤンタイト(Cu4(OH)6SO4)、アントレライト
(Cu3SO4(OH)4)、フアマチナイト(Cu3(SbA2
S4)、およびボウアノナイト(PbCuSbS3);鉛含
有鉱石たとえばガレナ(PbS);アンチモン含有
鉱石たとえばスチブナイト(Sb2S3);亜鉛含有
鉱石たとえばスフアレライト(ZnS);銀含有鉱
石たとえばステフアナイト(Ag5SbS4)、および
アルジエナイト(Ag2S);クロム含有鉱石たとえ
ばダウブリ―ライト(FeSCrS3);および白金―
およびパラジウム―含有鉱石たとえばココパライ
ト(Pt(A2S)2)があげられる。 本発明の方法が有用である酸化物鉱石として酸
化銅―、酸化アルミニウム―、酸化鉄―、酸化鉄
チタン―、酸化マグネシウムアルミニウム―、酸
化鉄クロム―、酸化チタン―、酸化マンガン―、
酸化スズ―、および酸化ウラン―含有鉱石があげ
られる。本発明の方法を使用する起泡浮遊選鉱に
より鉱石から金属酸化物を濃縮しうる酸化物鉱石
の実例として銅含有鉱石たとえばキユプライト
(Cu2O)、テノライト(CuO)、マラチヤイト
(Cu2(OH)2CO3)、アズライト(Cu3(OH)2
(CO32)、アタカマイト(Cu2Cl(OH)3)、クリソ
コラ(CuSiO3);アルミニウム含有鉱石たとえば
コランダム;亜鉛含有鉱石たとえばジンサイト
(ZnO)、およびスミソナイト(ZnCO3);鉄含有
鉱石たとえばヘマタイトおよびマグネタイト;ク
ロム含有鉱石たとえばクロマイト
(FeOCr2O3);鉄およびチタン含有鉱石たとえば
イルメナイト;マグネシウムおよびアルミニウム
含有合金たとえばスピネル;鉄クロム含有鉱石た
とえばクロマイト;チタン含有鉱石たとえばルタ
イル;マンガン含有鉱石たとえばピロルサイト;
スズ含有鉱石たとえばカシテライト;およびウラ
ン含有鉱石たとえばウラニナイト;およびウラン
含有鉱石たとえばピツチブレンド(U2O5
(U3O8))およびガムマイト(UO3・nH2O)があ
げられる。 本発明の方法が有用である他の金属有価物とし
て金含有鉱石たとえばシルバナイト(AuAgTe2
およびカラベライト(AuTe);白金およびパラ
ジウム含有鉱石たとえばスペリライト
(PtAs2);および銀含有鉱石たとえばヘサイト
(AgTe2)があげられる。 本発明の好ましい具体例において、酸化物―ま
たは硫化物―含有の有価物が回収される。本発明
の更に好ましい具体例において、硫化銅、硫化
鉛、硫化亜鉛または硫化モリブデンの有価物が回
収される。更になお好ましい具体例において、硫
化銅有価物が回収される。 本発明の捕集剤は望まれる金属有価物の所望の
回収を与える任意の濃度で使用することができ
る。特に、使用する濃度は回収されるべき特定の
金属有価物、起泡浮遊選鉱法を受ける鉱石の品
位、回収されるべき金属有価物の所望の量、およ
び回収されつつある特定の鉱物有価物に依存す
る。好ましくは、本発明の捕集剤は鉱石のメート
ル・トン当り5〜250g、更に好ましくは起泡浮
遊選鉱処理をうける鉱石トン当り10〜100gの量
で使用される。 本発明の起泡浮遊選鉱法は起泡剤の使用を通常
必要とする。所望の金属有価物の回収をもたらす
当業技術で周知の任意の起泡剤が有用である。更
に本発明の方法において、本発明の捕集剤を当業
技術において周知の他の捕集剤と混合して使用し
うることも意図されている。 本発明の捕集剤と混合して使用しうる当業技術
において知られている捕集剤は所望の鉱物有価物
の所望の回収を与えるものである。本発明の方法
において有用なこのような捕集剤として、アルキ
ルモノチオカーボネート、アルキルジチオカーボ
ネート、アルキルトリチオカーボネート、ジアル
キルジチオカーバメート、アルキルチオノカーバ
メート、ジアルキルチオウレア、モノアルキルジ
チオホスフエート、ジアルキル―およびジアリー
ル―ジチオホスフエート、ジアルキルモノチオホ
スフエート、チオホスホニルクロライド、ジアル
キル―およびジアリール―ジチオホスフエート、
アルキルメルカプタン、キサントゲンホーメー
ト、キサンテートエステル、メルカプトベンゾチ
アゾール、脂肪酸および脂肪酸塩、アルキル硫酸
およびその塩、アルキル―およびアルカリール―
スルホン酸およびその塩、アルキルリン酸および
その塩、アルキル―およびアリール―リン酸およ
びその塩、スルホサクシネート、スルホサクシナ
メート、第1級アミン、第2級アミン、第3級ア
ミン、第4級アミン塩、アルキルピリジニウム
塩、グアニジン、およびアルキルプロピレンジア
ミンがあげられる。 本発明の方法に有用な起泡剤として所望の鉱物
有価物の回収を与える当業技術において知られて
いる任意の起泡剤があげられる。このような起泡
剤の例としてC5-8アルコール、パインオイル、ク
レゾール、ポリプロピレングリコールのC1-4アル
キルエーテル、ポリプロピレングリコールのジヒ
ドロキシレート、グリコール、脂肪酸、石鹸、ア
ルキルアリールスルホネートなどがある。更にこ
のような起泡剤のブレンドも使用しうる。起泡浮
遊選鉱によつて鉱石を有利に処理するのに好適な
すべての起泡剤を本発明において使用することが
できる。 オメガ―(ハイドロカルビルチオ)アルキルア
ミンはベラゾスキーらの米国特許第4086273号;
仏国特許第1519829号;またはBeilstein,第4
版、第4補充版、第1655頁(1979)に記載の方法
によつて製造することができる。(オメガ―アミ
ノアルキル)炭化水素アミンはフアジオらの米国
特許第4326067号;Acta Polon Pharm,19
277頁(1962);またはBeilstein,第4版、第
3補充版、第587頁(1962)に記載の方法によつ
て製造することができる。オメガ―(ハイドロカ
ルビルオキシ)アルキルアミンは英国特許第
869409号;またはホブスらの米国特許第3397238
号に記載の方法によつて製造することができる。
S―(オメガ―アミノアルキル)ハイドロカ―ボ
ンチオエートはフエイエらの米国特許第3328442
号;またはBeilstein,第4版、第4補充版、
第1657頁(1979)に記載の方法によつて製造する
ことができる。オメガ―アミノアルキル・ハイド
ロカーボノエートはJ.Am.Chem.Soc.,83,第
4835頁(1961);Beilstein,、第4版、第4補
充版、第1413頁(1979);またはBeilstein,
第4版、第4補充版、第1785頁(1979)に記載の
方法によつて製造することができる。N―(ハイ
ドロカルビル)―アルフア、オメガ―アルカンジ
アミンは当業技術において周知の方法によつて製
造することができ、その一例は東独特許第98510
号に記載の方法である。 次の実施例によつて本発明を更に具体的に説明
するが、これらは本発明の範囲を限定することを
意図するものではない。他に特別の記載のない限
り、すべての部および%は重量基準である。 次の実施例において、そこに記述する起泡性能
は浮遊選鉱の速度常数と無限大時間における回収
量によつて与えられる。これらの数値は次式を使
用することによつて計算される。 r=R〔1−1−e―Kt/Kt〕 ただし、 r=時間tにおいて回収される鉱物の量 K=回収率の速度常数 R=無限大の時間において回収されるであろ
う鉱物の計算量 種々の時間における回収量を実験的に測定さ
れ、一連の値を上記の式に代入するとRおよび
Kがえられる。上記の式はR.Klimpel AIME(デ
ンバー)によるMineral Processing Plant
Design第2版(1980)の第45章第907―934頁の
“Selection of Chemical Reagents for
Flotation”に記載されている。 実施例 1 硫化銅の起泡浮遊選鉱 この実施例において、本発明の捕集剤のいくつ
かを硫化銅有価物の浮遊選鉱用に試験する。あら
かじめ包装されているチヤルコパイライト硫化銅
鉱石であるチリアン銅鉱石の500g量を脱イオン
水257gの入つているロツド・ミルに入れる。こ
の銅鉱は約75ミクロン未満の粒径のもの80.2%を
含む。爾後の浮遊選鉱の所望PHを基準にしてある
量の石灰もこのロツド・ミルに加える。次いでこ
のロツド・ミルを60rpmで合計360回転させる。
この粉砕スラリをAgitair Flotation機の1500ml
槽に移す。この浮遊選鉱槽を1150rpmで撹拌し、
必要なら更に石灰を加えてPHを10.5に調節する。 この浮遊選鉱槽に捕集剤を(50g/メートル・
トンの割合で)加え、次いで1分間の調節時間を
おいてから起泡剤DOWFROTH 250(ザ・ダ
ウ・ケミカル・カンパニーの商標名;これは分子
量約250のポリプロピレンオキサイド・メチルエ
ーテルであるを(40g/メートル・トンの割合
で)加える。更に1分間の調整時間後に、この浮
遊選鉱槽に空気を4.5/分の割合で送り込み、
自動除泡パドルを作動させる。泡だて物の試料を
0.5、1.5、3、5、および8分において取り出
す。この泡だて物を浮遊尾鉱と共にオーブン中で
一夜乾燥する。乾燥試料を秤量し、分析用の適当
な試料に分割し、粉砕して好適な微細度を確保
し、そして酸にとかして分析する。これらの試料
をDC Plasma Spectrograph チリアン銅鉱石の硫化銅有価物の浮遊選鉱に試
験した捕集剤を第表に示してあるが、これらは
本発明の範囲内の広範囲の種類の化合物が硫化銅
有価物の回収に有効であることを実証している。
捕集剤を使用しない対照標準の例も比較のために
第表に示してある。第表に示す本発明の捕集
剤は最適の性能を示すためにえらばれたものでは
なく、鉱物有価物の回収と選択率の有意義な応答
を示す化合物の任意選択例を表わすものであるこ
とに注目すべきである。
【表】
【表】
【表】 選択率は8分後の銅回収率を8分後の脈石回収
率で割つて計算した値。
トール油脂肪酸部分。
【表】
【表】
捕集剤なし 2.63 0.
298 3.20 0.060 0.289 0.098 4.9
R−8は8分後の実験回収率
選択率は8分後の銅回収率を8分後の脈石回収率で
割つて計算した値。
本発明の実施例ではない。
実施例 2 中央アフリカ酸化銅鉱石(Cu2O)をメート
ル・トン当り40gの起泡剤DOWFROTH 250
(ザ・ダウ・ケミカル・カンパニーの商標名)を
使用して実施例1に記載の起泡浮遊選鉱法にかけ
る。それらの結果を第表に示す。捕集剤Aおよ
びBは第表からえらんだものである。
【表】 ナトリウム・イソプロピルキサンテートのよら
な現在の商業的捕集剤が酸化物鉱物を非常に効率
的には浮遊させないということが採鉱工業におい
て周知である。それ故、捕集剤Aが80g/トンの
濃度で対照標準捕集剤C(160g/トンすなわち2
倍の濃度で使用)に比べて84.4%だけ銅有価物の
回収率を増大させるのは驚くべきことである。捕
集剤Aの性能を160g/トンの濃度で対照標準C
と比較すると、銅有価物の回収率は148%だけ増
大させたことがわかる。本発明の捕集剤が酸化銅
鉱石から実質的により多量の銅有価物を浮遊させ
るという事実は、本発明の捕集剤が現在の捕集剤
と比較して金属含有鉱物の形体すなわち硫化鉱石
であるか酸化鉱石であるかに対して鋭敏ではない
ことを示すものである。 実施例 3 硫化銅、硫化ニツケル、白金、パラジウム、お
よび金の金属有価物を含む中央カナダ硫化物鉱石
を本発明の捕集剤および当業技術において知られ
ているいくつかの捕集剤を使用して実施例1に記
載の一連の起泡浮遊選鉱にかける。使用した起泡
剤は0.00625ポンド/トン(3.12g/メートル・
トン)の濃度でのDOWFROTH 1263(ザ・ダ
ウ・ケミカル・カンパニーの商標名)である。捕
集剤は0.0625ポンド/トン(31.2g/メートル・
トン)の濃度で使用する。生成した泡だち物は
0.5,1.0,2.0,4.0,7.0,11.0および16.0分後に回
収する。これらの結果を第に示す(使用した捕
集剤は第表からえらんだ)。
【表】
OHTEA 4.8 0.885 0
.934 0.936 1.94 0.776 0.890 0.907


エアロフロート3447 6.4 0.909
0.942 0.949 1.31 0.245 0.325 0.32
3


NOPA 4.4 0.816 0.
879 0.879 1.81 0.637 0.799 0.789
【表】 第表は本発明の2つの新規な化合物すなわち
OHTEAとNOPAの使用を3つの最適な工業用
捕集剤標準物質と比較して示している。これらの
捕集剤は銅有価物の回収性能において匹敵してい
る。OHTEA捕集剤はニツケル、白金、パラジウ
ムおよび金の回収において明らかにすぐれてい
る。ニツケルの回収においてOHTEAのR―16値
はZ―211 と比較したときや、増加を示したが、
ピロタイトの回収においては非常に驚異的な且つ
顕著な低下すなわち15.5%を示した。実質的な改
良はまた白金およびパラジウムの尾鉱の減少(そ
れらの値は金にほぼ等しい)においても認められ
た。 捕集剤NOPAは、この分野で使用される最良
の周知捕集剤と比較したとき、銅およびニツケル
の良好な回収を示した。それは標準物質と比較し
たときR―16ピロタイトの減少のすぐれた性能を
示した。ニツケル回収率とピロタイト回収率との
比は周知の捕集剤と比較して明らかにすぐれてお
り、すなわちその比の30%増大を示す。NOPA
の選択率は精錬所での需要低下を望む場合に顕著
である。浮遊選鉱生成物の多くは望ましくない硫
黄含有物質だからである。 実施例 4 硫化銅の起泡浮遊選鉱 この実施例では本発明の捕集剤のいくつかを硫
化銅有価物の浮遊に使用する。比較高品位のチヤ
ルコパイライト硫化銅鉱石であつてパイライト含
量が僅かな西部カナダ銅鉱石の500g量を脱イオ
ン水257gと共に1インチ棒をもつロツド・ミル
に入れ、60rpmの速度で420回転させて粉砕し、
100メツシユ未満25%の粒径分布のものを作る。
爾後の浮遊選鉱に望まれるPHを基準にしてある量
の石灰もこのロツド・ミルに加える。粉砕スラリ
をAgitair Flotation機の1500ml槽に移す。この
浮遊選鉱槽を1150rpmで撹拌し、更に石灰を加え
てPHを8.5に調節する。 捕集剤を8g/メートル・トンの割合で浮遊選
鉱槽に加え、次いで1分間調整し、この時点で起
泡剤DOWFROTH (ザ・ダウ・ケミカル・カ
ンパニーの商標名)を18g/メートル・トンの割
合で加える。更に1分間調整した後、空気を4.5
/分の割合で浮遊選鉱槽に送り込み、脱泡パド
ルを作動させる。泡だて物を0.5,1.5,3,5お
よび8分の時点で取り出す。この泡だて物を浮遊
尾鉱と共にオーブン中で一夜乾燥する。乾燥試料
を秤量し、分析に好適な試料に分け、粉砕して好
適な微細度を確保し、分析のため酸にとかす。こ
れらの試料をDC Plasma SPectrographを使用
して分析する。これらの結果を第表に示す。第
表の実験1〜31で使用した化合物を別途下記に
まとめて示す。なお下記化合物のうち化合物14,
17,18,19,21および28は本発明の範囲に入らな
い参考例化合物である。 1* 捕集剤なし 2 C6H13S(―CH22NH2 3 (t―butyl)S(CH22NH2 6 (C4H92―N―(CH22NH2 13 C8H17S―(CH23NH2 14 C6H13S(CH22NCS 24 C4H9S(CH22NH2・HCI 31 NH2―CH2―CH(OH)―CH2―O―CH2
CH(C2H5)―C4H9 32 C6H13―S(CH2)C≡N 1* 本発明の実施例ではない。
【表】
【表】 実施例4は本発明の範囲内の種々の異なつた化
合物類(および本発明の範囲外の参考例化合物
類)を異なつた硫化銅鉱石について試験した以外
は実施例1と類似である。捕集剤の最適化は試み
なかつたが、これらの化合物のすべては銅有価物
の回収に際し「捕集剤なし」の場合に比べて明ら
かにすぐれていることがわかつた。本発明の捕集
剤は標準の周知捕集剤と比較するときおよび考慮
する特定の鉱石に関して最適化するとき、すぐれ
た回収と選択率を示すものである。 実施例 5 硫化銅および硫化モリブデンの起泡浮遊選鉱 それぞれが1200gを含む均一鉱石の袋を調製す
る。混合ボール充てん物を入れたボールミル中で
14分間800c.c.タツプ用水で1200g充てん物を粉砕
して(ほぼ13%プラス100メツシユ粉砕物を作り)
粗浮遊選鉱を行なう。このパルプを自動パドル除
泡装置付きのAgitain 500浮遊選鉱槽に移す。
石灰を使用してスラリPHを10.2に調節する。この
試験中、更なるPH調節は行なわない。標準起泡剤
はメチルイソブチルカルビノール(MIBC)であ
る。次いで4段階粗浮遊選鉱を行なう。 第1段階:捕集剤 0.0042Kg/トン MIBC 0.015Kg/トン 調 整 1分間 浮遊選鉱 1分間濃縮物を捕集 第2段階:捕集剤 0.0021Kg/トン MIBC 0.005Kg/トン 調 整 0.5分間 浮遊選鉱 1.5分間濃縮物を捕集 第3段階:捕集剤 0.0016Kg/トン MIBC 0.005Kg/トン 調 整 0.5分間 浮遊選鉱 2分間濃縮物を捕集 第4段階:捕集剤 0.0033Kg/トン MIBC 0.005Kg/トン 調 整 0.5分間 浮遊選鉱 2.5分間
【表】 第表は標準捕集剤Aに比べて実質的に高い等
級が銅およびモリブデンについて達成されたこと
を実証している。銅については、最小の増加は10
%以上であり、最大の増加は77%であつた。モリ
ブデンについては、最小の増加は約30%であり、
最大の最適化された増大は約122%であつた。こ
のような改良は採鉱操作の精練所の荷重を実質的
に少なくする。 本発明の捕集剤Bの場合の鉄の等級は標準捕集
剤Aに比べて約50%の実質的減少を示し、このこ
とは望ましくないパイライトの捕集量が実質的に
少なくなることを示すものである。硫化鉄有価物
を越える金属硫化物の捕集のこの驚くべき選択率
は硫黄放出を減少させるので採鉱操作の下流の操
作において非常に有利である。 実施例 6 西部オーストラリアのニツケル/コバルト鉱石
の起泡浮遊選鉱 ニツケル/コバルト鉱石の一連の750g充てん
物をスラリ形体(30%固体)に調製する。浮遊選
鉱槽は60rpm操作の除泡用自動パドル付きの
Agitair LA―500である。標準操業は0.2Kg/メ
ートル・トンのCuSO4をまず加え、7分間調整
し、0.1Kg/メートル・トンの捕集剤を加え、3
分間調製し、0.14Kg/トンのグア(guar)沈降剤
タルクおよび0.16Kg/メートル・トンの捕集剤を
加え、そして起泡剤(たとえばトリエトキシブタ
ン)を加えて合理的な起泡床を作ることである。
濃縮物の捕集を5分間開始する(粗濃縮物と呼
ぶ)。次いで0.16Kg/メートル・トンの捕集剤と
0.07Kg/メートル・トンのグアを残りの槽内容物
に必要ならば起泡剤と共に加え、濃縮物の捕集を
9分間開始する(中間濃縮物と呼ぶ)。残りの槽
内容物を浮遊選鉱尾鉱と呼ぶ。その後に、粗濃縮
物を小さい槽に移し、0.08Kg/メートル・トンの
捕集剤と0.14Kg/メートル・トンのグアをこの槽
に加え、起泡剤を加えることなしに濃縮物の捕集
を3分間開始する(清澄濃縮物と呼ぶ)。残りの
槽内容物を清澄尾鉱と呼ぶ。試料を過、乾燥
し、X線分析法を使用して分析を行なう。標準冶
金学的方法を使用して回収率を計算する。この試
験結果を第表に示す。第表の実験1〜5に使
用した化合物を下記に示す。 捕集剤 1* ナトリウム エチルキサンテート(*本発明
の実施例ではない) 2 C6H13S(CH22NH2 4 (C4H92―N―(CH22NH2
【表】 * 本発明の実施例ではない。
第表のデータは工業的な連続浮遊選鉱のフ
ル・スケールのシミユレーシヨンを表わす。「浮
遊選鉱尾鉱」の欄のデータはそれが実際の金属損
失を示すので量も重要である。すなわち浮遊選鉱
尾鉱の欄の値が低いほど金属損失は少ない。本発
明の捕集剤の方が工業標準捕集剤よりもすぐれて
いることは明らかである。最小値において、ニツ
ケル回収の浮遊選鉱尾鉱は8%の低下を示し、最
大値においては浮遊選鉱尾鉱の低下は驚くべきこ
とに81%を示した。コバルトについても(捕集剤
3以外は)同様の改良を示した。 実施例 7 中央カナダの複合Pb/Zn/Cu/Ag鉱石の起
泡浮遊選鉱 均一な1000gの鉱石試料を調製する。それぞれ
の浮遊選鉱実験において、500c.c.のタツプ水およ
び7.5mlのSO2溶液と共に試料をロツド・ミルに
加える。61/2分のミル時間を使つて粒子の90%
が200メツシユ(75ミクロン)未満の粒径をもつ
供給物を作る。粉砕後に内容物を除泡用自動パド
ル付きの槽に移す。この槽を標準Denver浮遊選
鉱装置に取付ける。 次いで2段階浮遊選鉱法を行なう。段階にお
いてCu/Pb/Ag粗浮遊選鉱を、段階において
Zn粗浮遊選鉱を行なう。段階の浮遊選鉱を行
なうために、1.5g/KgのNa2CO3を加え、PHを
8.5に調節し、次いで捕集剤を添加する。次いで
このパルプを空気および撹拌により5分間調整す
る。その後、撹拌のみで2分間調整する。次いで
MIBC起泡剤を加える(標準調剤量0.015ml/
Kg)。5分間の浮遊選鉱の濃縮物を捕集し、これ
をCu/Pb粗濃縮物と呼ぶ。 段階の浮遊選鉱は段階の槽残留物に0.3
Kg/メートル・トンのCuSO4を加えることから成
る。次いで石灰添加によりPHを9.5に調節する。
その後に撹拌のみで5分間調整を行なう。次いで
PHを再チエツクして石灰によりPHを9.5に戻す。
この時点で捕集剤を加え、次いで撹拌のみで5分
間調整を行なう。次いでMIBCを加える(標準調
剤量0.020ml/Kg)。濃縮物を5分間捕集し、Zn粗
濃縮物と呼ぶ。 濃縮物試料を乾燥、秤量し、適切な試料を調製
してX線技術による分析を行なう。分析データを
使用して回収率および等級を標準マスバランス式
を用いて計算する。
【表】 第表は金属有価物の回収における本発明の捕
集剤と比較したときの最適化された工業的標準捕
集剤の性能を説明している。試験1の段階は標
準捕集剤AとBの組合せを使用したが、段階は
標準捕集剤AとCの組合せを使用した。試験2の
段階は標準捕集剤Bと本発明の捕集剤Dとのほ
ぼ等量の混合物を使用した。試験2の段階は本
発明の捕集剤Dを使用した。 この試験の目的は段階でのAgとCuの回収レ
ベルを保持し、段階でのZn回収を増大させる
ことにある。これらの結果は捕集剤Dが等級の改
良を伴ないつつAgとCuの回収レベルをほぼ保持
したことを示している。最も重要なことは、試験
2の段階におけるZnの回収率(R―5)と等
級が試験1の標準捕集剤よりもそれぞれ3%およ
び6%だけ増大したことである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水性パルプの形体の金属鉱石を起泡浮遊選鉱
    にかけて金属鉱石から金属有価物を回収するため
    の捕集剤であつて、次式 [Rは―CH2―、【式】またはそれ らの混合物であり;nは1―6の整数であり;
    R1およびR2はそれぞれ独立にC1-22ハイドロカル
    ビルまたは1種またはそれ以上のアミノ、アルコ
    キシ、イミノ、カーバミル、カーボニル、シア
    ノ、ハロ、エーテル、カルボキシ、ハイドロカル
    ビルチオ、ハイドロカルビルオキシ、ハイドロカ
    ルビルアミノ、および/またはハイドロカルビル
    イミノの基で置換されたC1-22ハイドロカルビル
    であるがR2はN原子に直接結合する両原子価を
    もつ2価の基であつてもよく;Xは―S―、―O
    ―、【式】または 【式】(R3はH、C1-22ハイドロカルビルま たは置換C1-22ハイドロカルビル)であり;aは
    0,1または2の整数であり;bは0,1または
    2の整数である;ただしR2がN原子に直接結合
    する両原子価をもつ2価の基であるときはb=1
    でa=0であり、それ以外のときはaとbの合計
    は2であり、そしてまたXが
    【式】または【式】である ときには該カーボニル部分はR1に結合する]に
    相当する化合物から成ることを特徴とする捕集
    剤。 2 該化合物が次式 [R1は1つ又はそれ以上のアミノまたはアル
    コキシ部分で置換されたC1-22ハイドロカルビル
    であり;R2はC1-6アルキル、C1-6アルキルカー
    ボニル、アミノで置換されたC1-6アルキル基、ま
    たはアミノで置換されたC1-6アルキルカーボニル
    基であり;そしてX,a,bおよびnは特許請求
    の範囲第1項に定義されたとおりである]に相当
    する特許請求の範囲第1項記載の捕集剤。 3 R1がC2-14ハイドロカルビルであり;R2
    C1-6アルキルまたはC1-6アルキルカーボニルであ
    り;R3が水素またはC2-14ハイドロカルビルであ
    り;aが0または1の整数であり;bが1または
    2の整数であり;nが1〜4の整数である特許請
    求の範囲第2項記載の捕集剤。 4 R1がC4-11ハイドロカルビルであり;R2
    C1-4アルキルまたはC1-4アルキルカーボニルであ
    り;R3が水素またはC4-11ハイドロカルビルであ
    り;nが2または3の整数であり;Xが―S―、
    【式】または―O―である特許請求の範囲第 3項記載の捕集剤。 5 Xが―S―または【式】である特許請求 の範囲第4項記載の捕集剤。 6 Xが―S―である特許請求の範囲第4項記載
    の捕集剤。 7 該化合物がオメガ―(ハイドロカルビルチ
    オ)―アルキルアミン;S―(オメガ―アミノア
    ルキル)ハイドロカ―ボンチオエート;N―(ハ
    イドロカルビル)―アルフア、オメガ―アルキキ
    レンジアミン;(オメガ―アミノアルキル)ハイ
    ドロカーボンアミド;オメガ―(ハイドロカルビ
    ルオキシ)―アルキルアミン;オメガ―アミノア
    ルキルハイドロカ―ボノエート;またはそれらの
    混合物からえらばれる特許請求の範囲第1項また
    は第2項に記載の捕集剤。 8 水性パルプの形体の金属鉱石を金属有価物が
    泡だち物中に回収されるような条件下で浮遊選鉱
    捕集剤の存在下で起泡浮遊選鉱法にかけることか
    ら成る金属鉱石からの金属有価物の回収法であつ
    て、捕集剤が次式 [Rは【式】またはそれ らの混合物であつてnが1〜6の整数であり;
    R1およびR2はそれぞれ独立にC1-22ハイドロカル
    ビルまたは1種またはそれ以上のアミノ、アルコ
    キシ、イミノ、カーバミル、カーボニル、シア
    ノ、ハロ、エーテル、カルボキシ、ハイドロカル
    ビルチオ、ハイドロカルビルオキシ、ハイドロカ
    ルビルアミノ、またはハイドロカルビルイミノの
    基で置換されたC1-22ハイドロカルビルであるが
    R2はN原子に直接結合する両原子価をもつ2価
    の基であつてもよく;Xは―S―、―O―、
    【式】または 【式】(R3はH、C1-22ハイドロカルビルま たは置換C1-22ハイドロカルビル)であり;aは
    0,1または2の整数であり;bは0,1または
    2の整数である;ただしR2がN原子に直接結合
    する両原子価をもつ2価の基であるときはb=1
    でa=0であり、それ以外のときはaとbの合計
    は2であり、そしてまたXが
    【式】または【式】である ときには該カーボニル部分はR1に結合する]に
    相当する化合物から成ることを特徴とする回収
    法。 9 該化合物が次式 [R1は1つ又はそれ以上のアミノまたはアル
    コキシ部分で置換されたC1-22ハイドロカルビル
    であり;R2はC1-6アルキル、C1-6アルキルカー
    ボニル、アミノ置換されたC1-6アルキル基、また
    はアミノで置換されたC1-6アルキルカーボニル基
    であり;そしてX,a,bおよびnは特許請求の
    範囲第1項に定義されたとおりである]に相当す
    る特許請求の範囲第8項記載の方法。 10 R1がC2-14ハイドロカルビルであり;R2
    C1-6アルキルまたはC1-6アルキルカーボニルであ
    り;R3が水素またはC2-14ハイドロカルビルであ
    り;aが0または1の整数であり;bが1または
    2の整数であり;nが1〜4の整数である特許請
    求の範囲第9項記載の方法。 11 R1がC4-11ハイドロカルビルであり;R2
    C1-4アルキルまたはC1-4アルキルカーボニルであ
    り;R3が水素またはC4-11ハイドロカルビルであ
    り;nが2または3の整数であり;Xが―S―、
    【式】または―O―である特許請求の範囲第 10項記載の方法。 12 捕集剤をメートル・トン当たり5〜250g
    の量で添加する特許請求の範囲第8項、第9項ま
    たは第10項に記載の方法。 13 回収される金属有価物が金属硫化物、金属
    酸化物または貴金属である特許請求の範囲第8項
    〜第12項のいずれか1項に記載の方法。
JP60201886A 1984-09-13 1985-09-13 鉱物有価物の起泡浮遊選鉱のための新規な捕集剤 Granted JPS6186960A (ja)

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