JPH01503308A - ヘモグロビン コンプレツクス - Google Patents
ヘモグロビン コンプレツクスInfo
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- JPH01503308A JPH01503308A JP63504191A JP50419188A JPH01503308A JP H01503308 A JPH01503308 A JP H01503308A JP 63504191 A JP63504191 A JP 63504191A JP 50419188 A JP50419188 A JP 50419188A JP H01503308 A JPH01503308 A JP H01503308A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ヘモグロビン コンプレックス
技術分野
本発明は代用血液(blood 5ubstitute)およびそれらの調製方
法に関する。
ピリドキサール−5−ホスフェートはヘモグロビンヲ可逆的に結合することが知
られており、またこの結合は還元により非可逆的にできることおよび可逆的およ
び非可逆的に結合された生成物はいずれもヘモグロビンそれ自体よりも酸素結合
特性が弱いことも知られている。しかしながら、ピリドキサール−5′−ホスフ
ェートを用いた共有結合誘導体化ではデキストラン−ヘモグロビンの酸素親和性
をピリドキサール−5′−ホスフェ−)ヲ用1’て誘導体化されたヘモグロビン
(PLP−Hb)のそれに近づけることはできないことが判っている。満足のい
くヘモグロビン基代用血液には、 PLP−Hl)のそれに近いまたはそれより
も低い酸素親和性が望ましいと考えられる。
背景技術
US!%許第4,064,118号は、約5,0OCI〜約2.ooo;ooo
の分子量を有するデキストランが共有結合的に結合したヘモグロビンの水溶性生
成物より成る、代用血液または血液増量剤として有用な組成物を記載している。
しかしながら、ヘモグロビンに比べ、US特許!4,064,118あるが、ヘ
モグロビンの本質的な酸素運搬・放出能を維持していることが判っている。
US第許第4,650,786号は酸素親和性が低下した変性デキス)ラン−ヘ
モグロビンコンプレックスを記載している。この変性デキストラン−ヘモグロビ
ンコンプレックスは、まずそのデキストラン部分を活性化し、次いでその活性化
されたデキストランをヘモグロビンまたはヘモグロビン−イノシトールテトラキ
スホスフェートジアルデヒド(FPA)コンプレックスと反応させることにより
調製される。
しかしながら、デキストラン−ヘモグロビンコンプレックスや変性デキストラン
−ヘモグロビンコンプレックスには、例えば12日間またはそれ以上貯蔵した場
合に水溶液の粘度が高くなり過ぎて投与に不適当となる欠点がある。
我々は今般驚くべきことに、ヘモグロビンコンプレックスの酸素運搬特性に影響
を与えることなく、デキストラン部分の活性化部位をブロックでき、貯蔵時粘度
を改良させることができることを見出した。
発明の概要
本発明により、我々は、約70,000〜約2,000,000の分子量を有し
そして次の式I
B−X−’(PS) −x−(i 1
(式中。
psは約2.ODD〜2.O’00,000の分子量の多糖類であり。
Xは共有結合的に結合した化学的架橋基であり、HはHbまたはHb−Z基であ
り、
Bはブロックされた活性化基であり、
Hbはヘモグロビン残基であり、そして2は2個またはそれ以上のホスフェート
基を含む酸素親和性低下性リガンドである)
で示される水溶性化合物を提供する。
本発明により、我々は、次の式■
A−X−(PS) −x−@ II
(式中、
X%HおよびPSは前述の意味を有し、そしてAは活性化基である)
で示される化合物を活性化基をブロックできる化合物と反応させることより成る
式Iの化合物の製造方法をも提供する。
前記活性化基は多糖類の水酸基と反応し得るものでなければならない。更に、そ
れは引き続きヘモグロビンと反応し得るものでなければならない。ヘモグロビン
上で利用可能な基としては例えばアミノ、フェノール(pheno−1ic)、
スルフヒドリル、チオメチル、イミダゾ、カルボキシルおよびグアニジンなどが
挙げられる。
従って活性化基には次のものが包含され得る=1)ヘモグロビン分子のアミノ基
と反応するアシル化基;11)ヘモグロビン分子のスルフヒドリル、チオメチル
、イミダゾまたはアミノ基と反応するアルキル化基;1ii) ヘモグロビン分
子のカルボキシル基と反応するエステルまたはアミド形成基;
1■)ヘモグロビン分子のスルフヒドリル基と反応するジスルフィド形成基;
■)ヘモグロビン分子のグアニジノ基と反応するジカルボニル基;
Vi) ヘモグロビン分子のフェノール基と反応するジアゾ基;または
vii) ヘモグロビン分子のアミノ基と反応する、JIEシアンと多糖類との
反応により得られる反応性基。
いずれの慣用の活性化基を用いてもよいが、US特許第4.064,118号に
開示されているような活性化基が好ましA0
特に、活性化基はアルキル化基、特にブロモアセチル基より成るのが好ましい。
好ましい活性化基はへロアセチルアミノアルキルアミノ基、好ましくはブロモア
セチルアミノアルキルアミノ基、特にブロモアセチルアミノエチルアミノ基であ
る。
前述の活性化基は、アミノ化合物、例えばテロシ/:。
またはスルフヒドリルと反応させることによりブロックすることができる。
活性化基の含量は、その化合物を加水分解することにより、好ましくは例えばN
aOHを用いて塩基加水分解することにより測定することができる。例えば、活
性化基が臭素を含んでいる場合には、 NaOHで加水分解すると活性化基は臭
素イオンに1対1で変化される。活性化化合物は、自体知られた慣用の分析技術
を用いて、例えばイオンクロマトグラフィにより、あるいは活性化基が臭素を含
んでいる場合にはブロマイド電極を用いて測定することができる。
弐Iの化合物のP2O値は、例えばEenesch、 MacDuffおよびB
enesch(1965) Anal、 Biochem 1181〜87の方
法によって測定される酸素解離曲線から測定することができる。
式■の化合物は24℃において、7 rnrnHg以上、好ましくは3mmHg
、より好ましくは9mmHg以上、更により好ましくは10z+:11iEg以
上のpso値を有し得る。
ブロモアセチルアミノエチルアミン活性化基は好ましくは、スルフヒドリル基を
含む適切な化合物と反応させることによりブロックされる。
スルフヒドリル基を含む適切な化合物は生成物の酸素親和性に実質的に影響を与
えないものであり、例えばシスティン(2−アミノ−3−メルカプトプロピオン
酸)、システアミン(2−7ミノメチルメルカブタン)、2−メルカプトエタノ
ール、2−メルカプトエタンスルホン酸および好ましくは3−メルカプトプロピ
オン酸などである。
スルフヒドリル化合物のヘモグロビンに対する割合が高いとヘム基の損傷を招く
ことがあり、従って避けるのが好ましい。式■の化合物がヘモグロビンに関し6
〜8% w/vの濃度にある場合、スルフヒドリル化合物の使用濃度は、好まし
くは160式以下、好ましくは80ま以下、そしてより好ましくは50pM以下
である。スルフヒドリル化合物濃度を15〜20二111例えば約16mW 、
の濃度とするのが特に好ましい。反応を効果的に、そしてヘモグロビンに対する
損傷を回避するように行うには、−は好ましくは7〜11.5の範囲、より好ま
しくは8.5〜10,5の範囲、そして更に好ましくは9〜10の範囲、例えば
約95とする。
活性化基を不活性し得る化合物との反応は、好ましくは約25℃以下、より好ま
しくは0〜5℃で行われる。
活性化基を不活性化し得る化合物との反応後、式■または■の化合物を自体知ら
れた慣用の方法、例えば透析により単離することができる。
多糖類は、約5.ODD〜20.000.000の分子量、例えば約io、oo
o〜ioo、oooの平均分子量とするのが好ましい。
その多糖類は、例えばヒドロキシエチルスターチであってもよいが、多糖類は7
0,000,40,000または20,000の平均分子量のデキストランであ
るのが特に好ましい。
Hitpb−z基であるのが好ましい。更に、Zはそのヒドロキシ基のうちの2
個またはそれ以上が燐酸でエステル化されているポリオールであるのが好ましい
。特に、2は好ましくは2〜6個、より好ましくは2〜4個のホスフェート基を
含む。Zがポリオールのホスフェートエステルである場合、そのヒドロキシ基の
うちの少くとも2個、好ましくはすべてが燐酸でエステル化されている。
更に、Zは4〜8個の炭素原子を含みモして直鎖状基であるのが好ましい。更に
、Zは、(少くとも1個の末端炭素原子以外の)各炭素原子が場合により燐酸で
エステル化されたヒドロキシ基を有するポリオールから成るのが好ましい。
2基はUS特許第4650786号に開示された方法に従ってヘモグロビンに結
合することができる。
z基はイノシトールホスフェートから誘導するのが好ましい。イノシトールホス
フェートは既知化合物であり、そしてこれまた自体知られた方法により製造し単
離することができる。z基は、イノシトールテトラホスフェートから、例えば高
割合のイノシトールテトラホスフェートと低割合の他のイノシトールホスフェー
トを含有する混合物から誘導するのが特に好ましい。
本発明により、我々は、更に、約70,000〜約2,000,000の分子量
を有しそして弐■
(PS)、 −X −(Hb) −Z l(式中、X 、 HbおよびZは請求
の範囲第1項に記載された意味を有し、また(ps)aは〜モグロビン1モルあ
たり0.4モル以下の活性化基を含む約2.ODD〜約200.ODDの分子量
の多糖類である)
で示される水溶性化合物を提供する。
式■の化合物は、式■の活性化化合物を前述の如き方法を用いてブロックするこ
とにより製造できる。
ヘモグロビンのモル数に対する活性化基のモル数は好ましくは0.2以下、より
好ましくは0.1以下である。
化合物のヘモグロビン含有量は自体既知の慣用技術を用いて、例えば分光光度測
定分析(所定波長、例えば415nmで光学密度を測定する)により、またはり
、 L。
DrabkinおよびJ、 H,Au5tin SJ、 Biological
Chemi −5try 、Vol 112 pp 51〜65(1935)
の方法により測定することができる。
式■の化合物は、例えば、欧州特許第0.140,640号の実施例1に記載さ
れた如くに製造することができる。
本明細書に言及されるヘモグロビンは任意の適宜の動物、例えば牛馬の動物に由
来するものであってもよいが、ヒトヘモグロビンであるのが好ましい。
産業上の利用可能性
本発明の化合物は、酸素運搬能を有し有用である。従って、それら化合物は、例
えばUS特許第4.343,715号C;記載の系における、固定化酸素抽出剤
(immobilisedoxygen extractants)として有用
である。またそれら化合物は、代用血液または血液増量剤組成物としての用途の
適用もある。従って本化合物は、循環不良組織への酸素添加を高めるのに用いる
ことができる。このような循環不良組織は癌増殖部、心筋梗塞または脳内出血の
場合に存在し得る。また本化合物は、代用血液として、例えば事故または暴力の
犠牲者に対して;血液の型と適合が不可能であり時間内に入手出来ない場合:患
者が通常の輸血では危険を伴うかそのような輸血を拒絶する場合:嘉保存すべき
組織または器官への酸素運搬目的のために;体外循環系のプライミングのために
;または赤血球において通常示されるその他の状況に用いることができる。
本発明により、我々は、医薬として用いるための式lの化合物を提供する。特1
=、我々は、酸素添加不良組織治療用医薬の調製に用いるだめの式Iの化合物を
提供する。
本発明の化合物は、薬学的に許容し得る賦形剤、希釈剤または担体と混合して、
例えば水溶液(これは緩衝されバランスのとられた塩溶液であってよい)として
当該患者に投与することができる。
本発明により我々は、式lの化合物を薬学的に許容し得る補助剤、希釈剤または
担体と混合して成る薬学的ね放物を提供する。
一般に本発明化合物は、血漿増量剤の投与に通常用いられるタイプの組成、包装
および投与形態を用いて投与される。また本発明化合物は、場合により低温保護
剤と共に、凍結乾燥し、次いで使用に際し再構成することができる。
本発明化合物の投与量は、患者の大きさ、状態および所望される治療により異な
ることとなる。しかしながらある種の重症例(二おいては、本発明化合物を含む
組成物により実質的にすべての患者血液を置き換えることができる。
本発明化合物は、類似の既知化合物に比べより望ましい酸素吸収・放出特性を有
し、またより長い貯蔵寿命をもち、例えば貯蔵時粘度増加が低下するなどの点で
有利である。また本発明の化合物は、容易にかつ比較的高収率で製造できる点で
も有利である。
本発明化合物は、補元動物(二対し宿主ヘモグロビンを置換するために投与する
ことができる。更に我々は、99% v/vヘモグロビン以下、好ましくは98
%v/v以下、より好ましくは96% V/Vそして特に95%v/v以下の置
換のだめの医薬として用いるだめの本発明化合物を提供する。
本発明を次の実施例により例示するが、それによっていささかも限定されるもの
ではない。実施例中温度は摂氏温度であり、また粘度はOs twa 1d粘度
計を用いて37℃で測定した。
実施例 1
式Iの化合物の製造
a)式■の化合物の形成
以下の手順をO〜4°で行った。N−ブロモアセチルアミノエチルアミノ−デキ
ストラン(Br−dx) (US特許第4064118号の実施例1の方法に従
って調製)とヘモグロビン(Hb)とを0.05 M重炭酸ナトリウム中で一夜
インキユベーションすることによりN−ブロモアセチルアミノエチルアミル−デ
キストラン−ヘモグロビン(Br−dxHb)を製造した。0.05 M重炭酸
ナトリウム(pH=9.5)中の1oo−の氷冷6%w/v (Wbについて)
Br−dxHbを4,45−の2Mビス〔2−ヒドロキシエチルツーイミノ−ト
リス−〔ヒドロキシメチルコメタン(bis −Tris ) (p)(Z5
)と混合した。この混合物に、68−の0.05M酢酸ナトリウム(pH=5.
2 ’)中の0.52のイノシトールテトラキスホスフェートジアルデヒド(F
PA)を添加した。D、 I N NaOHを用いて困な74に調節し、10m
1.の0.5 Mジメチルアミンボランを添加し、そしてその混合物を00で2
時間攪拌しながらインキュベートした。8%w/v水性溶液を調製した。
b) 3−メルカプトプロピオン酸による処理法に、前記工程a)の生成物に重
炭酸ナトリウムを添加して最終濃度0.2 Mとし、そして−を0. I N
NaOHを用いて95に調節した。6−メルカプトプロピオン酸を16戊の最終
濃度となるまで添加した。次にその混合物を1MNaC1を含有する0、 1
M )リス〔ヒドロキシメチルコアミノメタン塩酸塩(Tris−cl)緩衝剤
(pH8,5)に対して、次いで腎透析緩衝剤(pH7,4)に対して透析した
。8 % W/V水性溶液を調製した。
実施例1 a)およびi b)の生成物のブロモアセチルアミノエテルアミノ(
BAEA)基を実施例4の方法1:より測定した。
実施例1 a)およびi b)により調製された溶液の粘度を時間間隔をおいて
測定した。結果は第1表に掲げである。
実施例 2
前記実施例i b)の手順を、6−メルカプトプロピオン酸に代えて
a) L−システィン
b)メルカプトエタノール
を用いて行った。その生成物の8チ弓ん水性溶液を調製した。
生成物のBAEA基含量全含量例4の方法により測定した。
溶液の粘度は時間間隔をおいて測定した。結果は第1表に掲げである。
実施例 3
a)実施例1 a)の生成物の6%y/v水性溶液を調製した。
b)実施例1b)の生成物の6 % w/v水性溶液を調製した。
溶液の粘度は時間間隔をおいて測定した。結果は第1表に掲げである。
実施例 4
BAEA基含量
全含量施例1および2 a)およびb)に記載の如く調製された代用血液のBA
EA基含量全含量方法により測定した。
実施例1および2 a)およびb)の生成物をQ、 I N NaOH中で10
0°で60分間インキュベートした。次にその混合物を氷冷し、(1N酢酸を用
いて) pH7,0に中和し、炉遇し1そしてイオンクロマトグラフィを用いて
ブロマイド含量を分析した。
実施例 5
5 実施例1および2 a)およびb)の生成物の酸素解離曲線を、Benes
ch、 MacDuffおよびBe11esch(1965) A=al。
Biocbem 11 B1−87の方法を用いて(ただし24°の温度および
0.05M bis−Tris (pH7,4)を用いる)作成した。結果を第
1図に示す。図中:
y軸は、Log PO2(02の分圧)であり、y軸は、酸素添加率(%)であ
る。
1)実施例1a)の化合物
2)実施例1b)の化合物
3)実施例2b)の化合物
4)実施例2a)の化合物
第1図より、24°でのP2O値は次のとおり測定された:1) 10.3 m
IrlHg
2) 10.3 mpHg
3) 8.7 mzHg
4) 9.5z二Hg
し
国際調査報告
匡際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)約70,000〜約2,000,000の分子量を有し、そして式I B−X−(PS)−X−(H)I (式中 PSは約2,000〜約2,000,000の分子量の多糖類であり、Xは共有 結合的に結合した化学的架橋基であり、HはHbまたはHb−Z基であり、 Bはブロツクされた活性化基であり、 Hbはヘモグロビン残基であり、そしてZは2個またはそれ以上のホスフェート 基を含む酸素親和性低下性リガンドである) で示される水溶性化合物。 2)活性化基がアルキル化基より成る請求項1)記載の化合物。 3)活性化基がスルフヒドリル基によりブロックされる請求項1)に記載の化合 物。 4)スルフヒドリル基が3−メルカプトプロピオン酸である請求項3)に記載の 化合物。 5)24°Cにおいて7mmHg以上のP50値を有する請求項1)に記載の化 合物。 6)医薬として使用するための請求項1)に記載の化合物。 7)酸素添加不良組織治療用医薬の調製に用いるための請求項1)に記載の化合 物。 8)請求項1)に記載の化合物を薬学的に許容し得る補助剤、希釈剤または担体 と混合して成る薬学的組成物。 9)式II A−X−(PS)−X−(H)II (式中X、HおよびPSは請求項1)に記載の意味を有し、そしてAは活性化基 である) で示される化合物を活性化基をブロックできる化合物と反応させることより成る 式Iの化合物の製造方法。 10)活性化基をブロックできる化合物がスルフヒドリル基を含有する請求項9 )に記載の方法。
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