JPS58121792A - 分子内架橋高分子ウロキナ−ゼ及びその製造法 - Google Patents
分子内架橋高分子ウロキナ−ゼ及びその製造法Info
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- JPS58121792A JPS58121792A JP57003278A JP327882A JPS58121792A JP S58121792 A JPS58121792 A JP S58121792A JP 57003278 A JP57003278 A JP 57003278A JP 327882 A JP327882 A JP 327882A JP S58121792 A JPS58121792 A JP S58121792A
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- Japan
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- urokinase
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- solution
- high polymeric
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- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は分子内架橋高分子ウロキナーゼ及びその製造法
に関する。
に関する。
従来、市販されているウロキナーゼ血栓溶解剤は、有効
成分が単一成分ではなく、低分子ウロキナーゼ(UK−
Iと略称する2分子量約33000 )と高分子クロキ
ナーゼ(UK−川と略称する2分子量約54000 )
の2種を含んでいる。[Biochem、 M、 21
60(1966)、 ) 最近1両ウロキナーゼの医薬品としての効果。
成分が単一成分ではなく、低分子ウロキナーゼ(UK−
Iと略称する2分子量約33000 )と高分子クロキ
ナーゼ(UK−川と略称する2分子量約54000 )
の2種を含んでいる。[Biochem、 M、 21
60(1966)、 ) 最近1両ウロキナーゼの医薬品としての効果。
即ち実際に生体内に投与した場合の血栓溶解能について
、UK−1の方がUK−1より優れていることを示唆す
る報告が増加している。
、UK−1の方がUK−1より優れていることを示唆す
る報告が増加している。
例えば、プラスミノーゲン活性化能(Thranpos
isandHaemostasjs、38.257(1
977)−)や、チャンドラループ@による血栓溶解能
と生体内での安定性〔医薬ジャーク#、 14.233
(1978)、 ) のいづれの報告もUK−1の優
秀性を示している。しかしながら。
isandHaemostasjs、38.257(1
977)−)や、チャンドラループ@による血栓溶解能
と生体内での安定性〔医薬ジャーク#、 14.233
(1978)、 ) のいづれの報告もUK−1の優
秀性を示している。しかしながら。
このUK−Qは分離、精製、製剤等の製造工程中および
製剤保存中に分解してUK−1と不活性蛋白(分子量約
20000 )に開裂し易く、特に還元剤例えば2−メ
ルカプトエタノール、ジチオスライトール、システィン
等の添加によりほぼ定量的:=開裂することが知られて
いる。本発明者等はこれらの点をふまえ、鋭意研究の結
果、二価性架橋試薬を用いてUK−Qに分子内架橋を形
成することにより、安定な分子内架橋高分子ウロキナー
ゼを製造すること4二成功した。
製剤保存中に分解してUK−1と不活性蛋白(分子量約
20000 )に開裂し易く、特に還元剤例えば2−メ
ルカプトエタノール、ジチオスライトール、システィン
等の添加によりほぼ定量的:=開裂することが知られて
いる。本発明者等はこれらの点をふまえ、鋭意研究の結
果、二価性架橋試薬を用いてUK−Qに分子内架橋を形
成することにより、安定な分子内架橋高分子ウロキナー
ゼを製造すること4二成功した。
却ち本発明は。
(但し1式中nは6以下の整数な示す)で示される二価
の基が高分子ウロキナーゼ(分子量約54000 )の
分子内の遊離アミノ基とアミジン型結合して架橋を形成
しているこ[′とを特徴とTる分子内架橋高分子ウロキ
ナーゼ。
の基が高分子ウロキナーゼ(分子量約54000 )の
分子内の遊離アミノ基とアミジン型結合して架橋を形成
しているこ[′とを特徴とTる分子内架橋高分子ウロキ
ナーゼ。
(2) 一般式(1)
(但し1式中Rは低級アルキル基、n
は6以下の整数な示す)
で示される化合物と高分子ウロキナーゼ(分子量約54
000 )とを反応させることを特徴とする分子内架橋
高分子ウロキナーゼの製造法」に関するものである。
000 )とを反応させることを特徴とする分子内架橋
高分子ウロキナーゼの製造法」に関するものである。
本発明の分子内架橋高分子ウロキナーゼは優れた安定性
により新規な血栓溶解剤や人工臓器用基材として有用で
ある。
により新規な血栓溶解剤や人工臓器用基材として有用で
ある。
本発明で使用する一般式(1)で示されるビスイミデー
ト類は、ウロキナーゼ蛋白分子内の遊離アミノ基に対し
高い反応性を示し、アミジン型結合の架橋を形成する。
ト類は、ウロキナーゼ蛋白分子内の遊離アミノ基に対し
高い反応性を示し、アミジン型結合の架橋を形成する。
この分子内架橋の形成によりウロキナーゼは経時的及び
還元剤に対し、著しく安定になることが解った。従来ビ
スイミデート類化合物は、その優れた反応性によりタン
パク分子内の2個のアミノ酸残基間の距離の測定に利用
されたことがあるが。
還元剤に対し、著しく安定になることが解った。従来ビ
スイミデート類化合物は、その優れた反応性によりタン
パク分子内の2個のアミノ酸残基間の距離の測定に利用
されたことがあるが。
ウロキナーゼについて分子内架橋を形成させ、その酵素
活性が安定化されることを見出したのは本発明者等が最
初である。
活性が安定化されることを見出したのは本発明者等が最
初である。
本発明の架橋反応はpH7〜11の水溶液、好ましくは
緩衝液中で、温度0〜37℃程度で容易に進行する。一
般に、α1〜10111P蛋白/−濃度のUK−1に対
しビスイミデート類を固体又は少量の緩衝液シー使用直
前に溶解した液を終濃度が3〜301nMになるよう攪
拌しながら少量づつ添加するのが好ましい。
緩衝液中で、温度0〜37℃程度で容易に進行する。一
般に、α1〜10111P蛋白/−濃度のUK−1に対
しビスイミデート類を固体又は少量の緩衝液シー使用直
前に溶解した液を終濃度が3〜301nMになるよう攪
拌しながら少量づつ添加するのが好ましい。
反応の停止は酢酸、塩酸等の酸や高濃度の低pH緩衝液
を添加して反応液のpHな6.5〜7.0に下げて架橋
試薬を分解するか又は透析、限外慢濾過、ゲル濾過等に
より反応液中の架橋試薬を分離することにより行うこと
が出来る。
を添加して反応液のpHな6.5〜7.0に下げて架橋
試薬を分解するか又は透析、限外慢濾過、ゲル濾過等に
より反応液中の架橋試薬を分離することにより行うこと
が出来る。
反応後、目的物の分離は、ゲル濾過、ゲル電気泳動、ク
ロマトグラフィー等1通常の蛋白質分離技術を適宜利用
して行う。
ロマトグラフィー等1通常の蛋白質分離技術を適宜利用
して行う。
次ζ:9本発明の分子内架橋高分子ウロキナーゼの理化
学的特徴を説明する。
学的特徴を説明する。
(1) 分子量は5斗000〜58000である。
整数)で示される二価の基がUK−1の遊離アミノ基と
アミジン型結合して架橋を形成している。
アミジン型結合して架橋を形成している。
(3) 架橋の数は反応条件によりUK−川の遊離の
アミノ基の数1一対し任意の割合にすることが出来る。
アミノ基の数1一対し任意の割合にすることが出来る。
(4) 通常、遊離アミノ基の60〜70%程度架橋
反応した物は後述の試験例で示すように、経時的及び還
元剤に対し、著しく安定である。
反応した物は後述の試験例で示すように、経時的及び還
元剤に対し、著しく安定である。
以下本発明の詳細な説明するため実施例を示す。
なおウロキナーゼの活性測定は国立衛庄試験所の西崎氏
等による平板法〔医薬品研究5(3)、 295(1
974))を用いた。単位は国際単位で表した。
等による平板法〔医薬品研究5(3)、 295(1
974))を用いた。単位は国際単位で表した。
実施例1.〔ジメテルスペロイミデートによる架橋反応
〕 囚 ゲル電気泳動で単一バンドを示す高純度IJK−l
(比活性= 143000単位/ダ蛋白〕を0.1M9
ン酸緩南液(p)(= 9.0 )に溶解し、濃度11
%F蛋白/−の溶液をm裂した。このUK−…溶液3−
(総力価=4.3X10’単位)に使用直前舊二同−緩
衝液で調製したジメテルスペロイミデート溶液(濃度=
8■/−)O,a−を添加し、8℃に保って架橋反応を
進めた。
〕 囚 ゲル電気泳動で単一バンドを示す高純度IJK−l
(比活性= 143000単位/ダ蛋白〕を0.1M9
ン酸緩南液(p)(= 9.0 )に溶解し、濃度11
%F蛋白/−の溶液をm裂した。このUK−…溶液3−
(総力価=4.3X10’単位)に使用直前舊二同−緩
衝液で調製したジメテルスペロイミデート溶液(濃度=
8■/−)O,a−を添加し、8℃に保って架橋反応を
進めた。
12時間反応した後、0.5Mリン酸緩衝液(pH=6
.5 )3−を加えて反応を停止させた。
.5 )3−を加えて反応を停止させた。
反応終了液のウロキナーぞ力価はフィブリン平板法で反
応開始時の81嘔を示した。
応開始時の81嘔を示した。
この反応終了後の溶液6sg(3,2X10’単位)を
採り、これに還元試薬としてL−システィンを終濃度0
.5−になるように添加し、4℃に1夜保持して未反応
のUK−田を低分子に分解した後、0.1%L−システ
ィンと0.3M塩化ナトリウムを含む0.01Mリン酸
緩衝液(pi(= 7.0 )を溶出液として。
採り、これに還元試薬としてL−システィンを終濃度0
.5−になるように添加し、4℃に1夜保持して未反応
のUK−田を低分子に分解した後、0.1%L−システ
ィンと0.3M塩化ナトリウムを含む0.01Mリン酸
緩衝液(pi(= 7.0 )を溶出液として。
セファデックスG−100によるゲル濾過を行い。
目的物の分子内架橋UK−1(総力価= 1.OX 1
0”単位。
0”単位。
比活性= 75000単位/ダ蛋白)を取得した。
この物は、2−メルカプトエタノール(以下2−Mgと
略称する)の添加により分解されず、ドデシル硫酸ナト
リウム(以下8D8と略称する)−ポリアクリルアミド
ゲル電気泳動で分子量約56000〜58000に対応
する単一バンドを示した。
略称する)の添加により分解されず、ドデシル硫酸ナト
リウム(以下8D8と略称する)−ポリアクリルアミド
ゲル電気泳動で分子量約56000〜58000に対応
する単一バンドを示した。
トリニトロベンゼンスルホン酸を用いて1分子内に残存
する未反応のアミノ基を測定[pielcls。
する未反応のアミノ基を測定[pielcls。
R,、Biochem、 J、、 出、 581 (1
971) ) した結果、この分子内架橋UK−1は元
のアミノ基の約705bがジメtルスペロイミデートに
より修飾されていた。
971) ) した結果、この分子内架橋UK−1は元
のアミノ基の約705bがジメtルスペロイミデートに
より修飾されていた。
f3) 実施例t(A)に於けるUK−11とスベロ
イミデートとの反応状況を詳しく知るため、原料UK−
…溶液と反応(終了)液を少量サンプリングした物及び
それぞれを還元分解処理した物の4種を試料として、ゲ
ル電気泳動法による分離分析を行った。
イミデートとの反応状況を詳しく知るため、原料UK−
…溶液と反応(終了)液を少量サンプリングした物及び
それぞれを還元分解処理した物の4種を試料として、ゲ
ル電気泳動法による分離分析を行った。
(1) 還元分解は8D8と2Mgをそれぞれ終濃度
1−になるように添加し、37℃に1時間保つことによ
り行った。
1−になるように添加し、37℃に1時間保つことによ
り行った。
(2) 分離は8D8−ポリアクリルアミドゲル電気
泳動により行った。
泳動により行った。
(3) 発色と確認は泳動後の支持体ゲルをクマジー
ブリリアントブルーR−250で染色し、7嘩酢酸溶液
で脱色後、島津2波長クロマトスキャナーC8−900
による蛋白バンドの追跡により行った。
ブリリアントブルーR−250で染色し、7嘩酢酸溶液
で脱色後、島津2波長クロマトスキャナーC8−900
による蛋白バンドの追跡により行った。
この分析の結果次のことが解った。即ち。
(1) 原料UK−1は分子量54000の単一成分
であるが、2Mgを添加するとこの成分は完全(二消失
して2分子量約33000と21000の低分子成分に
分解した。
であるが、2Mgを添加するとこの成分は完全(二消失
して2分子量約33000と21000の低分子成分に
分解した。
(2)反応液は分子量約54000〜58000の成分
を主体とし、微量の分子量約34000の副生物を含ん
でいた。
を主体とし、微量の分子量約34000の副生物を含ん
でいた。
(3) 反応液の主体を構成する分子量約54000
〜5soooの成分は反応目的物と未反応のUK−1の
混合物であった。
〜5soooの成分は反応目的物と未反応のUK−1の
混合物であった。
(4) 反応液を2Mgで分解処理丁れば、未反応の
UK−Qが完全に低分子化され残存する分子量5600
0〜58000の成分は、目的とする分子内架橋UK−
IJのみになった。
UK−Qが完全に低分子化され残存する分子量5600
0〜58000の成分は、目的とする分子内架橋UK−
IJのみになった。
以上の分析結果を表示すれば第1表の通りである。
第1表
表中の数字は各試料タンパクを100とした場合のそれ
ぞれの分子量に対応する成分のタンパク量(−)を示す
。
ぞれの分子量に対応する成分のタンパク量(−)を示す
。
実施例2〔ジエチルマロンイミデートによる架橋反応〕
実施例1と同様に調製したUK−1溶液0.25 d(
3,6X 10’単位)に対して、使用直前に同−級衛
液に溶解したジエチルマロンイミデート溶液(濃度=3
5ダ/−)を50μを添加した。
3,6X 10’単位)に対して、使用直前に同−級衛
液に溶解したジエチルマロンイミデート溶液(濃度=3
5ダ/−)を50μを添加した。
25℃で12時間反応後、 0.5Mリン酸緩衝液(p
H=6.5)を0.25−添加して反応を停止させた。
H=6.5)を0.25−添加して反応を停止させた。
反応終了後のウロキナーゼ活性はフィブリン平仮性で反
応前の67−であった。
応前の67−であった。
また2反応終了後の溶液を実施例1f3)と同様にゲル
電気泳動し、クロマトスキャナーによる蛋白質の量を分
析した結果1分子内架橋UK−1の全蛋白質に対する割
合は約49−であった。
電気泳動し、クロマトスキャナーによる蛋白質の量を分
析した結果1分子内架橋UK−1の全蛋白質に対する割
合は約49−であった。
実施例3.〔ジメデルアジボイミデートによる架橋反応
〕 溶解液として0.1M炭酸緩衝液(pH=9)を使用す
る外は、実施例1と同様に調製したUK−1溶液3m(
4,3X10’単位)に対して、使用直前に同−緩衛液
に溶解して調製したジメテルアジポイミデート溶液(濃
度=7.4ダ/−)を0.6−添加した。
〕 溶解液として0.1M炭酸緩衝液(pH=9)を使用す
る外は、実施例1と同様に調製したUK−1溶液3m(
4,3X10’単位)に対して、使用直前に同−緩衛液
に溶解して調製したジメテルアジポイミデート溶液(濃
度=7.4ダ/−)を0.6−添加した。
8℃で12時間反応後0−5M yン酸緩衝液(pH
=6.5)を3m加えて反応を停止させた。
=6.5)を3m加えて反応を停止させた。
反応液のウロキナーぞ活性はフィブリン平板法で739
1.分子内架橋UK−…の全蛋白質に対する割、
合は約33−であった。
1.分子内架橋UK−…の全蛋白質に対する割、
合は約33−であった。
この反応液6 mg (2,9X10”単位)を採り、
実施例1(イ)と同様にして、目的物を分離した。得ら
れた分子内架橋UK−1は7.I X 10’単位、比
活性78000単位/′ag蛋白であり、 2Mgの添
加有無にかかわらず8D8−ポリアクリルアミドゲル電
気泳動で単一バンドを示した。また、遊離アミノ基分析
の結果、この分子内架橋UK−1は元のアミノ基の約6
0−がジメデルアジボイミデートと反応した物であるこ
とが確認された。
実施例1(イ)と同様にして、目的物を分離した。得ら
れた分子内架橋UK−1は7.I X 10’単位、比
活性78000単位/′ag蛋白であり、 2Mgの添
加有無にかかわらず8D8−ポリアクリルアミドゲル電
気泳動で単一バンドを示した。また、遊離アミノ基分析
の結果、この分子内架橋UK−1は元のアミノ基の約6
0−がジメデルアジボイミデートと反応した物であるこ
とが確認された。
次に2本発明の分子内架橋UK−…が、天然のUK−Q
に比較して著しく安定であることを説明するため試験例
を示す。
に比較して著しく安定であることを説明するため試験例
を示す。
試験例1.〔還元剤に対する安定性試験〕1%8D8を
含む8M尿素液を溶解液とし、 10mMジテオスライ
トール、 2SL−システィン及び1912MEの溶
液を調製した。それぞれの溶液で天然のUK−1と実施
例1で得た分子内架橋UK−円を0,5り蛋白/dの濃
度になるよう溶解し、37℃に1時間保持した後、低分
子化分解の有無を前述のゲル電気泳動法により分析した
。その結果天然UK−74はこの条件で完全C−低分子
化したが1分子内架橋UK−…はいづれも全く分子量の
変化が認められなかった。
含む8M尿素液を溶解液とし、 10mMジテオスライ
トール、 2SL−システィン及び1912MEの溶
液を調製した。それぞれの溶液で天然のUK−1と実施
例1で得た分子内架橋UK−円を0,5り蛋白/dの濃
度になるよう溶解し、37℃に1時間保持した後、低分
子化分解の有無を前述のゲル電気泳動法により分析した
。その結果天然UK−74はこの条件で完全C−低分子
化したが1分子内架橋UK−…はいづれも全く分子量の
変化が認められなかった。
試験例2〔経時的安定性(促進)試験〕実施例1と3で
得た分子内架橋UK−IJと天然UK−川を0.1Mリ
ン酸緩両液(phi = 7.0 )で溶解し。
得た分子内架橋UK−IJと天然UK−川を0.1Mリ
ン酸緩両液(phi = 7.0 )で溶解し。
濃度0.111g蛋白/−の溶液を調製した。それぞれ
の溶液を80℃の加熱状態に保った時のウロキナーゼの
経時的残存活性をフィブリン平板法で測定した。
の溶液を80℃の加熱状態に保った時のウロキナーゼの
経時的残存活性をフィブリン平板法で測定した。
その結果は第2表に示す通りであり、天然UK−Uが1
時間経過後に殆ど完全に失活したのに対し1本発明の分
子内架橋UK−…は20−の活性残存率を示した。
時間経過後に殆ど完全に失活したのに対し1本発明の分
子内架橋UK−…は20−の活性残存率を示した。
第 2 表
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (但し2式中nは6以下の整数を示す)で示される二価
の基が高分子クロキナ−4t(分子量約54000 )
の分子内の遊離アミノ基とアミジン型結合して架橋を形
成していることを特徴とする分子内架橋高分子ウロキナ
ーゼ。 (但し1式中Rは低級アルキル基、nは6以下の整数な
示す) で示される化合物と高分子クロキナ−4(分子量約54
000 )とを反応させることを特徴とする分子内架橋
為分子ウロキナーゼの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57003278A JPS58121792A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 分子内架橋高分子ウロキナ−ゼ及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57003278A JPS58121792A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 分子内架橋高分子ウロキナ−ゼ及びその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58121792A true JPS58121792A (ja) | 1983-07-20 |
JPH0143552B2 JPH0143552B2 (ja) | 1989-09-21 |
Family
ID=11552954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57003278A Granted JPS58121792A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 分子内架橋高分子ウロキナ−ゼ及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58121792A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0371827U (ja) * | 1989-11-13 | 1991-07-19 |
-
1982
- 1982-01-14 JP JP57003278A patent/JPS58121792A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0371827U (ja) * | 1989-11-13 | 1991-07-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0143552B2 (ja) | 1989-09-21 |
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