JPH0146188B2 - - Google Patents

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JPH0146188B2
JPH0146188B2 JP55026063A JP2606380A JPH0146188B2 JP H0146188 B2 JPH0146188 B2 JP H0146188B2 JP 55026063 A JP55026063 A JP 55026063A JP 2606380 A JP2606380 A JP 2606380A JP H0146188 B2 JPH0146188 B2 JP H0146188B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
convex pattern
substrate
printing
ultraviolet
Prior art date
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Expired
Application number
JP55026063A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56121665A (en
Inventor
Hiroshi Matsuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2606380A priority Critical patent/JPS56121665A/ja
Publication of JPS56121665A publication Critical patent/JPS56121665A/ja
Publication of JPH0146188B2 publication Critical patent/JPH0146188B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、表面の凸模様を有する化粧板の製造
方法に関するものである。
[従来の技術] 基板の表面に凸状模様を形成する方法として
は、従来よりゴム凹版印刷、凸版印刷、スクリー
ン印刷及びグラビアオフセツト印刷等による肉盛
印刷法がある。
[発明が解決しようとする課題] 上記の従来の肉盛印刷法は、いずれも曲面状に
盛り上がつた凸状印刷が因難であり、しかもこれ
らに用いられるインクまたは塗料は一般に加勢硬
化型のため、硬化に要する時間が長く、第1図の
想像線で示したように凸部の塗料3が硬化する前
に自重で流れて偏平になるという欠点があつた。
本発明はこのような従来の問題点に鑑みて発明
したものであつて、その目的とするところは、曲
面状に盛り上がつた凸状模様を容易に形成できる
化粧板の製造方法を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の化粧板の製造方法は、基板1の片面に
紫外線硬化型塗料2を塗布して凸状模様を形成
し、次いで塗布面を下方にして基板1を一定時間
保持した後、凸状模様が重力により自然にたれた
非加圧状態で塗布面に紫外線を照射して紫外線硬
化型塗料2を硬化させることを特徴とするもので
あつて、このような構成を採用することで上記し
た本発明の目的を達成したものである。
[作用] しかして、基板1の片面に紫外線硬化型塗料2
を塗布して凸状模様を形成し、塗布面を下方にし
て基板1を一定時間保持することで未硬化の紫外
線硬化型塗料2は重力で下方にたれて曲面状に盛
り上がつた凸状模様が形成され、しかも紫外線硬
化型塗料2を塗布することで凸状模様の短時間硬
化が可能となり、紫外線硬化型塗料2の落下限界
点、すなわち最大凸量で硬化させることができて
曲面状に盛り上がつた凸状模様を有する化粧板を
容易に製造できるようになつたものである。
[実施例] 本発明を以下、詳述する。合成樹脂板、合板、
金属薄板等の面材や、これらの面材に紙、アルミ
箔、合成樹脂フイルム等をラミネートした面材を
基板1として用い、まず基板1の表面に紫外線硬
化型塗料(以下UV塗料と略称する。)2でUV塗
料2が未硬化の凸状模様の図柄を印刷して塗布す
る。基板1の表面にUV塗料2で図柄を印刷する
方法としては凸版、ゴム版、グラビアオフセツト
印刷またはスクリーン印刷等の任意の印刷法を使
用することができ、また基板1に印刷するさいに
は塗布面である印刷面(表面)が下面になるよう
にして行う。UV塗料2で基板1に図柄を印刷し
た後、印刷面を下方にして基板1を一定時間保持
し、図柄を形成する各未硬化のUV塗料2を重力
により中央下方に流動させてUV塗料2が未硬化
の曲面状に盛り上がつた凸状模様5aを形成す
る。次いで各凸状模様5aのUV塗料2が落下す
る直前に基板1を硬化室4に送り込み、硬化室4
内に配設された水銀灯のような紫外線照射ランプ
6から紫外線を基板1の印刷面に照射して凸状模
様5aのUV塗料2を短時間で硬化させ、次いで
基板1を硬化室4から取り出して基板1の表面に
硬化したUV塗料2aで曲面状に盛り上がつた凸
状模様5が形成された化粧板を得るものである。
上記で使用するUV塗料2は不飽和ポルエステル
樹脂やラジカル重合性の基を分子内に導入したア
クリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン等の樹
脂にビニルモノマー及びベンゾイン、ベンゾイン
エーテル類のような光増感剤を配合したものであ
り、またUV塗料2の粘度と印刷面を下方にして
基板1を保持する時間及び基板1上に形成される
凸状模様5の形状は相互に関連するので目的とす
る凸状模様5の形状に応じてUV塗料2の粘度や
基板1の保持時間を設定するものである。ここで
UV塗料2の粘度は500〜2000cpsのものを用い
る。第2図で示した実施例はゴム凸版ロール7で
基板1の下表面に図柄を印刷しながら、基板1の
印刷を終えた部分を連続して硬化室4側に送り出
し、ゴム凸版ロール7と硬化室4の間で図柄の
UV塗料2を重力で次第に中央下方に流重させな
がらUV塗料2が未硬化の凸状模様5aを硬化室
4の直前で形成し、次いで基板1の凸状模様5a
形成部分を連続して硬化室4に送り込んでUV塗
料2を硬化させながら、硬化したUV塗料2aで
形成された凸状模様5部分を硬化室4から連続し
て取り出して化粧板を形成するものであり、基板
1への図柄の印刷、凸状模様5aの形成及び硬化
を連続工程で行つて化粧板を製造できるものであ
る。
以下本発明の具体的な実施例につき詳述する。
実施例 基板1として金属薄板を用い、この基板1の表
面にウルタン変性アクリル系のUV塗料2(粘度
が1000cps)で塗布厚が100μとなるように塗布し
て凸状模様を形成し、これを塗布面が下となるよ
うにして60秒間放置した。60秒放置した場合最大
500μ厚まで垂れ下がつた。そして前記の60秒が
経過した後UV塗料2に紫外線照射ランプ6によ
り紫外線を照射して硬化させた。このようにして
得られた化粧板はUV塗料で曲面状に盛り上がつ
た凸状模様が形成されていた。この場合の最大盛
り上がりは500μであつた。
[発明の効果] 本発明は上記のように紫外線硬化型塗料を塗布
して凸状模様を形成し、塗布面を下方にして基板
を一定時間保持した後、凸状模様が重力により自
然にたれた非加圧状態で塗布面に紫外線を照射し
て紫外線硬化型塗料を硬化させるので、前記凸状
模様に塗布された未硬化の紫外線硬化型塗料は重
量でたれて曲面状に盛り上がつた凸状模様が形成
され、しかも紫外線硬化型塗料を塗布するので凸
状模様の短時間硬化が可能となり、紫外線硬化型
塗料の落下限界点、すなわち量大凸量で硬化させ
ることができて曲面状に盛り上がつた凸状模様を
有する化粧板を容易に製造できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の塗料が流れる状態の説明図、
第2図は本発明の一実施例の概略工程図であり、
1は基板、2は紫外線硬化型塗料である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基板の片面に紫外線硬化型塗料を塗布して凸
    状模様を形成し、次いで塗布面を下方にして基板
    を一定時間保持した後、凸状模様が重力により自
    然にたれた非加圧状態で塗布面に紫外線を照射し
    て紫外線硬化型塗料を硬化させることを特徴とす
    る化粧板の製造方法。
JP2606380A 1980-02-29 1980-02-29 Manufacture of decorated board Granted JPS56121665A (en)

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JPS56121665A JPS56121665A (en) 1981-09-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5855908A (ja) * 1981-09-30 1983-04-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光フアイバル心線融着接続部の補強部材
JPS58127906A (ja) * 1982-01-27 1983-07-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光フアイバ心線接続部の補強用部材
WO2012169253A1 (ja) * 2011-06-06 2012-12-13 日本電気株式会社 スクリーン製造装置およびスクリーン製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5351253A (en) * 1976-10-21 1978-05-10 Toyo Ink Mfg Co Method of forming patterns

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