JP2006176130A - 液体用紙容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ポリエチレン層等の表面において、光沢加工部分と精密なマット加工部分を有し、かつ、生産性が高くコストが低く加工できる液体用紙容器を提供する。
【解決手段】本発明は、積層体上にオフセット印刷で印刷層を設け、該印刷層の表面上に部分的又は全面にオフセット印刷で下刷り層を設け、印刷層および下刷り層の表面上にオーバーコート層をコーティングで設け、該オーバーコート層の下刷り層と重なる部分をマット感のあるマット加工部分とし、他の部分を光沢加工部分とすることを特徴とし、印刷層および下刷り層が、電子線又は紫外線硬化型インキを、電子線又は紫外線照射により硬化させた層であり、オーバーコート層が、電子線又は紫外線硬化型コーティング剤を、電子線又は紫外線照射により硬化させた層であることを特徴とする液体用紙容器であり、下刷り層を、オーバーコート層のコーティング剤をはじくインキで設けたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、表面に光沢加工部分とマット加工部分とが形成された液体用紙容器に関するものである。
近年、牛乳、ジュースをはじめ、清涼飲料水、清酒、調味料等の液体を流通させるための容器として紙を主体とする液体用紙容器が多く用いられるようになっている。この液体用紙容器の材料は、ミルクカートン原紙等の板紙の両側にポリエチレン樹脂層を積層した積層体が使用され、例えば、(容器外側)ポリエチレン層/板紙層/ポリエチレン層(容器内側)の構成からなるものが、主に使用されている。また、酒類等の常温で比較的長期間流通させるための液体用紙容器用の積層体としては、例えば、(容器外側)ポリエチレン層/板紙層/ポリエチレン層/アルミニウム箔層/ポリエチレンテレフタレート層/ポリエチレン層(容器内側)の構成からなるものが、主に使用されている。ところが最近、内容物が多様化しており、内容物によっては、液体用紙容器の表面に高い意匠性が求められている。この要求に対して、容器外側のポリエチレン層の表面の印刷において、色数を増やした多色印刷を行ったり、光沢感、メタリック感、マット感等を持たせた表面加工が行われている。中でも、マット感を付与する方法としては、従来より、シリカなどの粒形状を添加したマット加工インキまたは塗料を印刷表面にシルクスクリーン印刷などで印刷あるいは塗布して光沢加工部分とマット加工部分を別々の工程で加工して作製していた。
また、さらに凹凸感のあるマット加工を目的とした積層体では、表面に凹凸形状を付与したエンボス板あるいはエンボスロールなどによって加圧あるいは熱圧することにより印刷表面に凹凸感のあるマット加工を施した積層体を作製することもある。
(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−278354号公報
しかしながら、マット加工として、マット加工インキまたは塗料を印刷表面に印刷あるいは塗布する方法では、充分なマット感のあるマット加工表面を表現することが難しいという問題がある。また、一方、エンボス板あるいはエンボスロールなどによって加圧あるいは熱圧により印刷表面にマット感のあるマット加工を施こす方法では、特にポリエチレン層においては、微細なマット感を出すことが難しく、絵柄とマット感のある部分とを一致させることが困難であるという問題点がある。このような問題点があるため、今まで、光沢加工部分と精密なマット加工部分を有する表面の意匠性の高い液体用紙容器は見られなかった。
本発明は、上記の問題点を解消するためになされたものであり、ポリエチレン層等の表面において、光沢加工部分と精密なマット加工部分を有し、かつ、生産性が高くコストが低く加工できる液体用紙容器を提供することを目的とするものである。
本発明者は、上記の問題点を解決するための手段につき鋭意検討した結果、本発明は、積層体上にオフセット印刷で印刷層を設け、該印刷層の表面上に部分的又は全面にオフセット印刷で下刷り層を設け、前記印刷層および前記下刷り層の表面上にオーバーコート層をコーティングで設け、該オーバーコート層の前記下刷り層と重なる部分をマット感のあるマット加工部分とし、他の部分を光沢加工部分とすることを特徴とする液体用紙容器であり、前記印刷層および前記下刷り層が、電子線又は紫外線硬化型インキを、電子線又は紫外線照射により硬化させた層であり、前記オーバーコート層が、電子線又は紫外線硬化型コーティング剤を、電子線又は紫外線照射により硬化させた層であることを特徴とする。また、前記下刷り層を、前記オーバーコート層のコーティング剤をはじくインキで設けたことを特徴とする。さらに、前記印刷層、前記下刷り層、前記オーバーコート層を、オフセット印刷機による一工程で設けることを特徴とする液体用紙容器である。
本発明の液体用紙容器は、表面に光沢加工部分と精密な凹凸感のあるマット加工部分を有しており、意匠性が高く、商品の販促効果を高めることができる。
また、本発明の液体用紙容器の表面におけるマット加工部分の加工は、絵柄の印刷層、下刷り印刷層、オーバーコート層をオフセット印刷機を用いて一工程で行うことによって、生産性が高くコストが低く加工できるという効果を有している。
以下に、本発明に係る液体用紙容器についてさらに詳しく説明する。
図1は、本発明の液体用紙容器の斜視図であり、表面にはマット加工部分Mと光沢加工部分Tとが設けられている。図2は、本発明の液体用紙容器1の材料の構成を示す概略断面図である。図2−aに示すように、まず、積層体11の表面にオフセット印刷による絵柄などの印刷層12が設けられ、つぎに、印刷層12の表面のマット感を付与する部分にオフセット印刷により下刷り層13が設けられ、最後に、印刷層12および下刷り層13の表面上にコーティングによりオーバーコート層14が設けられる。この時、図2−bに示すように、下刷り層13を設けた部分が、上に加工されたオーバーコート層14を形成するためのコーティング剤をはじくことによりマット加工部分Mとなり、下刷り層13を設けていない部分が、そのまま光沢加工部分Tとなる。
つぎに、上記の積層体11から作製される本発明の液体用紙容器の加工方法について説明する。
本発明の液体用紙容器において使用できる積層体11の構成としては、表面側からポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン樹脂層、ポリプロピレン樹脂層/紙層/ポリプロピレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエステル樹脂層、ポリエステル樹脂層/紙層/ポリエステル樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/エチレン−アクリル酸共重合体層/アルミニウム箔/ポリエチレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン層/ポリエステル層/ポリエチレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン層/ポリエステル層/ポリエチレン樹脂層(フィルム)、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン層/アルミニウム箔/二軸延伸ポリエステル層/ポリエチレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン層/蒸着アルミ層/ポリエステル層/ポリエチレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン樹脂層/シリカ蒸着層/ポリエステル層/ポリエチレン樹脂層(フィルム)などがあげられる。
まず、積層体11の表面に設けられる印刷層12は、絵柄、表示などが印刷された層であり、公知の電子線または紫外線硬化型インキを使用したオフセット印刷(平版印刷)で設けられ、つぎの下刷り層13との密着性の良いインキを選定する。
つぎに、印刷層12の表面に部分的あるいは全面に下刷り層13が設けられる。この下刷り層13は印刷層12の全面に設けることもできるが、部分的に設けることによって、下刷り層13が設けられた上に設けられた部分でオーバーコート層14を形成するためのコーティング剤がはじかれてマット加工部分となり、光沢加工部分とマット加工部分との両部分を有し、両部分の対比が著しい独特な印刷加工物とすることができる。この下刷り層13も、オフセット印刷(平版印刷)で設けられる。
下刷り層13に使用するインキも、電子線または紫外線硬化型インキであり、感光性樹脂のポリマー、オリゴマー、モノマー、そして、光重合開始剤を主剤としている。
ポリマーとしては、例えば、メチルアクリレート、メチルメタクリレート(以下、「メチルアクリレート」と「メチルメタクリレート」とを、「(メタ)アクリレート」と表記する。以下、同様。)、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、イソボニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート、N−ビニルピロリドン、スチレンの如き1分子中に1個の重合性ビニル基を有する、いわゆる単官能モノマー;エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレートの如き1分子中に2個の重合性ビニル基を有する、いわゆる2官能のモノマー;トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレートの如き1分子中に3個以上の重合性ビニル基を有する、いわゆる多官能モノマー、などがあげられる。
さらに、オリゴマーとして、不飽和ポリエステル類、ポリエステル(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、ポリオール(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレートなどのオリゴマーを用いることもできる。
光重合開始剤として特に制約を設ける必要はないが、重合性の組成物に溶解可能な物質が好ましく、例えば、ラジカル重合開始剤、カチオン重合開始剤であって良い。そのような光重合開始剤としては、例えば、p−ブチルトリクロロアセトフェノン、2,2’−ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オンの如きアセトフェノン類;ベンゾフェノン、4,4’−ビスジメチルアミノベンゾフェノン2−クロロチオキサントン、2−メチルチオキサントン、2−エチルチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン、ベンジルジメチルケタール、ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンの如きケトン類;ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテルの如きベンゾイン類、ミヒラーベンゾイルベンゾエート、α−アミロキシムエステル、テトラメチルメウラムモノサルファイド、などがあげられる。
また、光重合開始剤に光増感剤を併用しても差し支えない。このような光増感剤としては、例えば、n−ブチルアミン、n−ジブチルアミン、トリエチルアミン、トリエチレンテトラミン、トリエタノールアミンなどがあげられる。
この下刷り層13では、剥離性を付与するために、感光性樹脂のポリマー、オリゴマー、モノマー、そして、光重合開始剤を混合した主剤に、ポリエチレンワックス、反応性シリコーン・シリコーンオイルを助剤として主剤に対して0.5〜10重量%加えている。また、この下刷り層13は、積層体11上に乾燥後で0.5〜5g/m2の範囲となるような塗布量で設けることが好ましい。
最後に、印刷層12と下刷り層13を設けた後、電子線又は紫外線照射により硬化させた後、同一工程でオーバーコート層14が設けられる。このオーバーコート層14は、コーティングによって設けられるが、オフセット印刷機の最終ユニットに設置されたコーターユニットで行なうことができる。
このオーバーコート層14に使用するコーティング剤は、電子線または紫外線硬化型のコーティング剤であり、下刷り層13の上にコーティングされた場合に、ハジキ現象を生じるものであれば特に制限はなく、この目的に合致したコーティング剤を適宜選択すればよい。このような電子線または紫外線硬化型のコーティング剤としては、下刷り層13に使用するインキの主剤と同様に、少なくとも感光性樹脂のポリマー、オリゴマー、モノマー、光重合開始剤を混合したものである。さらに、これに助剤として表面調整剤を加えたものを使用することができる。表面調整剤としては、セルロース系のレベリング剤および天然ワックス系の滑剤などがある。このオーバーコート層14は、硬化後の塗布量で3〜20g/m2の範囲となるような量で設けることが好ましい。
このようにして、オーバーコート層14において、光沢加工部分とマット加工部分との両部分を有し、両部分の対比が著しい独特な印刷加工物を作製することができる。
本発明の液体用紙容器の材料である積層体11の表面に行う加工方法では、印刷層12、下刷り層13、オーバーコート層14は、それぞれ別の工程で行うこともできるが、図3に示すように、オフセット印刷機Pにより、一工程で加工することができることが大きな特徴である。このオフセット印刷Pでは、印刷ユニットB、紫外線照射装置Cに加えて、コーターユニットD、紫外線照射装置Eを設置している。このようなユニットおよび装置を有するオフセット印刷機によって、印刷層12、下刷り層13、オーバーコート層14を一工程で設けることができる。
なお、印刷層12、下刷り層13、オーバーコート層14の電子線または紫外線硬化型のインキあるいはコーティング剤を硬化させる方法としては、電子線硬化型インキあるいはコーティング剤を使用した場合には、公知の種々の電子線、放射線等を照射可能な装置を用いて、それらを照射することにより硬化させることが可能である。また、紫外線硬化型インキあるいはコーティング剤を使用した場合には、公知の紫外線照射装置(水銀ランプ、紫外線ランプ、白熱灯、ハロゲンランプ等)を用いて、それらを照射することにより硬化させることが可能である。
このように表面の加工を行った積層体を用いて形成される本発明の液体用紙容器は、ゲーベルトップ型、フラットトップ型、箱型等の様々な形状に組立てられる。表面の加工を行った積層体を液体用紙容器の展開図通りに打ち抜いた後、ゲーベルトップ型およびフラットトップ型にあっては、製函工程で胴部をフレームシールまたはホットエアーシールにより貼合して、折り畳まれた状態とし、使用時には、充填包装機で起こして、内容物を充填して密封する。なお、積層体の端面が内容物と接触しないように、スカイブヘミングのテープ貼りなどにより積層体の端面を被覆することも行われている。
材料の積層体として、外面側からポリエチレン35μm/板紙440g/m2/エチレン−メタアクリル酸共重合体20μm/アルミニウム6μm/ポリエチレンテレフタレート12μm/ポリエチレン20μm/ポリエチレンフィルム60μmの構成の積層体を使用して、シート状において、最終ユニットにUVコーターユニットDの設置されたオフセット印刷機Pにより一工程で液体用紙容器のマット加工部分を含む表面の加工を行った。
まず、印刷層12である絵柄の印刷は、フィーダーAから供給された積層体11に印刷ユニットBにおいて5色を印刷した。インキは、下記の組成のUVカルトンインキ(株式会社ザ・インクテック製)を使用した。
有機顔料・無機顔料 5〜30重量%
感光性樹脂(ポリマー・アクリレートオリゴマー・モノマー) 60〜92重量%
光重合開始剤 3〜10重量%
つぎに、下刷り層13の印刷は、印刷ユニットBの6色目で行い、インキは、下記の組成のUVハクリOPニスUP−2(T&K TOKA社製)を使用した。この印刷層12と下刷り層13の印刷の後、紫外線照射装置Cを用いて乾燥硬化させた。
ポリエステル樹脂 15〜25重量%
アクリルエステルオリゴマー・モノマー 50〜75重量%
光開始剤 5〜10重量%
ポリエチレンワックス 1〜2重量%
反応性シリコーン 2〜3重量%
つづいて、オーバーコート層14の加工は、最終ユニットのUVコーターユニットDで行い、コーティング剤としては、下記の組成のUVクリヤーコートニス(株式会社ザ・インクテック製)を使用した。このオーバーコート層14の加工後、紫外線照射装置Eを用いて乾燥硬化させた。
感光性樹脂(ポリマー・アクリレートオリゴマー・モノマー) 85〜96重量%
光重合開始剤 3〜10重量%
添加剤 5重量%未満
このように、オフセット印刷機Pの最終ユニットにおいて、オーバーコート層14を加工することによって、下刷り層13の部分は、オーバーコート層14がはじかれた状態の凹凸感のあるマット調の白色部分となり、下刷り層13を設けない部分はオーバーコート層14の光沢をそのまま有する光沢加工部分となる積層体11を得ることができた。この表面の加工を行ったシート状の積層体を液体用紙容器の展開図通りにブランクに打ち抜いた後、ゲーベルトップ型およびフラットトップ型にあっては、製函工程で胴部をフレームシールまたはホットエアーシールにより貼合した。使用に際しては、充填包装機で起こして、内容物を充填して密封した。なお、積層体の端面が内容物と接触しないように、あらかじめスカイブヘミングによりブランクの端面を被覆した。
以上のように、本発明のマット加工部分を有する液体用紙容器は、ゲーベルトップ型、フラットトップ型、箱型等の様々な形状に利用することができる。内容物についても、特に限定されないが、例えば、酒、焼酎、ワイン、ジュース、牛乳などの飲料、醤油、味醂(みりん)、ドレッシング、めんつゆなどの調味料、洗剤、オイル、ワックス、塗料、接着剤などの化学製品用として、マット加工部分を有する意匠性の高い液体用紙容器として好適に使用することができる。なお、本発明の液体用紙容器の用途は液体用以外にも、利用することができるものである。
本発明に係る液体用紙容器を示す斜視図である。 本発明に係る液体用紙容器の材料である積層体の断面図である。 本発明に係る液体用紙容器の材料である積層体を加工する印刷機の概略図である。
符号の説明
1 液体用紙容器
11 積層体
12 印刷層
13 下刷り層
14 オーバーコート層
P オフセット印刷機
A フィーダー
B 印刷ユニット
C 紫外線照射装置
D コーターユニット
E 紫外線照射装置
F デリバリー
M マット加工部分
T 光沢加工部分

Claims (3)

  1. 紙を基材として、表裏両面側に熱可塑性樹脂を積層した積層体を材料とした液体用紙容器であり、前記積層体の表面に印刷層を設け、該印刷層の上に部分的又は全面に印刷による下刷り層を設け、前記印刷層および前記下刷り層の上にオーバーコート層を設け、該オーバーコート層と前記下刷り層の重なる部分がマット感のあるマット加工部分に形成され、前記オーバーコート層の他の部分が光沢加工部分に形成されていることを特徴とする液体用紙容器。
  2. 前記印刷層および前記下刷り層が、電子線又は紫外線硬化型インキを使用したオフセット印刷で形成され、前記オーバーコート層が、電子線又は紫外線硬化型コーティング剤を使用してコーティングで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体用紙容器。
  3. 前記下刷り層が、前記コーティング剤をはじく層であることを特徴とする請求項2に記載の液体用紙容器。

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