JP2003181370A - 凹凸感を有するマット加工印刷物およびその加工方法 - Google Patents

凹凸感を有するマット加工印刷物およびその加工方法

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善寿 太田
Akio Hioki
明夫 日置
Norihide Endo
典秀 遠藤
Tomotaka Yoshikawa
智隆 吉川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】艶加工部分と精密な凹凸感のあるマット加工部
分を有し、かつ、生産性が高くコストが低く加工できる
凹凸感のあるマット加工印刷物およびその加工方法を提
供することにある。 【解決手段】本発明は、基材上にオフセット印刷で印刷
層を設け、その表面上にオフセット印刷でオーバーコー
ト層のコーティング剤をはじくインキで下刷り層を設
け、その表面上にオーバーコート層をコーティングで設
け、該オーバーコート層の下刷り層と重なる部分を凹凸
感のあるマット加工部分とし、他の部分を艶加工部分と
することを特徴とする凹凸感を有するマット加工印刷物
であり、印刷層、下刷り層、あるいはオーバーコート層
が、インキあるいはコーティング剤を、電子線又は紫外
線照射により硬化させるオフセット印刷機による一工程
で設けることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【本発明の属する技術分野】本発明は、印刷表面に艶加
工部分と凹凸感を有するマット加工部分とが形成された
マット加工印刷物およびその加工方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、印刷表面に艶加工部分とマッ
ト加工部分とを有する印刷加工物を作製する場合、マッ
ト加工部分には、マット加工として、シリカなどの粒形
状を添加したマット加工インキまたは塗料を印刷表面に
シルクスクリーン印刷などで印刷あるいは塗布して艶加
工部分とマット加工部分を別々に加工して作製されてい
る。
【0003】また、さらに凹凸感のあるマット加工を目
的とした印刷物では、表面に凹凸形状を付与したエンボ
ス板あるいはエンボスロールなどによって加圧あるいは
熱圧により印刷表面に凹凸感のあるマット加工を施した
印刷物が作製されることもある。
【0004】さらに、印刷物の上に下塗りを行い、その
上にクリアーな電子線または紫外線硬化型のインキまた
は塗料を塗布して下塗り部分に凹凸感のあるマット加工
部分が形成される凹凸模様を有する表面加工印刷塗工物
も開示されている。(特開平6−278354号公報)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マット
加工として、マット加工インキまたは塗料を印刷表面に
印刷あるいは塗布する方法では、充分な凹凸感のあるマ
ット加工表面を表現することが難しいという問題があ
る。また、一方、エンボス板あるいはエンボスロールな
どによって加圧あるいは熱圧により印刷表面に凹凸感の
あるマット加工を施こす方法では、微細な凹凸感を出す
ことが難しく、絵柄と凹凸感のある部分とを一致させる
ことが困難であるという問題点がある。さらに、マット
加工インキまたは塗料を使用しない方法もあるが、この
方法では、下塗り加工を行い、その上にクリアーな電子
線または紫外線硬化型のインキまたは塗料をスクリーン
印刷あるいはコーターでのコーティングで行うため、生
産性が低くコストが高いという問題点がある。いずれの
方法においても絵柄の印刷の上に、別の工程で凹凸感の
あるマット加工部分を形成することになり、さらに生産
性が低くコストが高いという問題点がある。
【0006】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたものであり、艶加工部分と精密な凹凸感のある
マット加工部分を有し、かつ、生産性が高くコストが低
く加工できる凹凸感のあるマット加工印刷物およびその
加工方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の問題
点を解決するための手段につき鋭意検討した結果、本発
明は、基材上にオフセット印刷で印刷層を設け、該印刷
層の表面上に部分的又は全面にオフセット印刷で下刷り
層を設け、前記印刷層および前記下刷り層の表面上にオ
ーバーコート層をコーティングで設け、該オーバーコー
ト層の前記下刷り層と重なる部分を凹凸感のあるマット
加工部分とし、他の部分を艶加工部分とすることを特徴
とする凹凸感を有するマット加工印刷物であり、前記印
刷層および前記下刷り層が、電子線又は紫外線硬化型イ
ンキを、電子線又は紫外線照射により硬化させた層であ
り、前記オーバーコート層が、電子線又は紫外線硬化型
コーティング剤を、電子線又は紫外線照射により硬化さ
せた層であることを特徴とする。また、前記下刷り層
を、前記オーバーコート層のコーティング剤をはじくイ
ンキで設けたことを特徴とする。さらに、前記印刷層、
前記下刷り層、前記オーバーコート層を、オフセット印
刷機による一工程で設けることを特徴とする凹凸感を有
するマット加工印刷物およびその加工方法である。
【0008】本発明によれば、絵柄の印刷層、下刷り印
刷層、オーバーコート層をオフセット印刷機を用いて設
けることができ、さらに、一工程で行うことによって、
艶加工部分と精密な凹凸感のあるマット加工部分を有
し、かつ、生産性が高くコストが低く加工できる凹凸感
のあるマット加工印刷物を得ることができるものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る凹凸感を有
するマット加工印刷物およびその加工方法についてさら
に詳しく説明する。
【0010】図1は、本発明の凹凸感を有するマット加
工印刷物の構成を示す概略断面図である。図1−aに示
すように、まず、基材1の表面にオフセット印刷による
絵柄などの印刷層2が設けられ、つぎに、印刷層2の表
面の凹凸感のあるマット加工を施す部分にオフセット印
刷により下刷り層3が設けられ、最後に、印刷層2およ
び下刷り層3の表面上にコーティングによりオーバーコ
ート層4が設けられる。この時、図1−bに示すよう
に、下刷り層3を設けた部分が、上に加工されたオーバ
ーコート層4を形成するためのコーティング剤をはじく
ことにより凹凸感のあるマット加工部分となり、下刷り
層3を設けていない部分が、そのまま艶加工部分とな
る。
【0011】つぎに、上記の印刷物10を作製する本発
明の凹凸感を有するマット加工印刷物の加工方法につい
て説明する。
【0012】本発明の凹凸感を有するマット加工印刷物
の加工方法において使用できる基材1としては、板紙を
主とする紙、プラスチックシート、板類、金属板などが
ある。
【0013】まず、基材1の表面に設けられる印刷層2
は、絵柄、表示などが印刷された層であり、公知の電子
線または紫外線硬化型インキを使用したオフセット印刷
(平版印刷)で設けられ、つぎの下刷り層3との密着性
の良いインキを選定する。
【0014】つぎに、印刷層2の表面に部分的あるいは
全面に下刷り層3が設けられる。この下刷り層3は印刷
層2の全面に設けることもできるが、部分的に設けるこ
とによって、下刷り層3が設けられた上に設けられた部
分でオーバーコート層4を形成するためのコーティング
剤がはじかれて凹凸感を有するマット加工部分となり、
艶加工部分とマット加工部分との両部分を有し、両部分
の対比が著しい独特な印刷加工物とすることができる。
この下刷り層3も、オフセット印刷(平版印刷)で設け
られる。
【0015】下刷り層3に使用するインキも、電子線ま
たは紫外線硬化型インキであり、少なくともポリマー、
モノマー、光重合開始剤を混合した主剤に、ポリエチレ
ンワックス、反応性シリコーンを助剤として主剤に対し
て0〜10重量%加えたものを使用する。この下刷り層
3は、基材1上に乾燥膜圧で約1〜10g/m2となる
ような量で設けることが好ましい。印刷層2と下刷り層
3を設けた後、電子線又は紫外線照射により硬化させた
後、同一工程でオーバーコート層4が設けられる。
【0016】ポリマーとしては、例えば、メチルアクリ
レート、メチルメタクリレート(以下、「メチルアクリ
レート」と「メチルメタクリレート」とを、「(メタ)
アクリレート」と表記する。以下、同様。)、エチル
(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレー
ト、ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシ
ル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレー
ト、イソボニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテ
ニル(メタ)アクリレート、N−ビニルピロリドン、ス
チレンの如き1分子中に1個の重合性ビニル基を有す
る、いわゆる単官能モノマー;エチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)
アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)ア
クリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレートの
如き1分子中に2個の重合性ビニル基を有する、いわゆ
る2官能のモノマー;トリメチロールプロパントリ(メ
タ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メ
タ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メ
タ)アクリレート、トリス(アクリロキシエチル)イソ
シアヌレートの如き1分子中に3個以上の重合性ビニル
基を有する、いわゆる多官能モノマー、などがあげられ
る。
【0017】さらに、オリゴマーとして、不飽和ポリエ
ステル類、ポリエステル(メタ)アクリレート、ポリエ
ーテル(メタ)アクリレート、ポリオール(メタ)アク
リレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ウレタン
(メタ)アクリレートなどのオリゴマーを用いることも
できる。
【0018】光重合開始剤として特に制約を設ける必要
はないが、重合性の組成物に溶解可能な物質が好まし
く、例えば、ラジカル重合開始剤、カチオン重合開始剤
であって良い。そのような光重合開始剤としては、例え
ば、p−ブチルトリクロロアセトフェノン、2,2’−
ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチ
ル−1−フェニルプロパン−1−オンの如きアセトフェ
ノン類;ベンゾフェノン、4,4’−ビスジメチルアミ
ノベンゾフェノン2−クロロチオキサントン、2−メチ
ルチオキサントン、2−エチルチオキサントン、2−イ
ソプロピルチオキサントン、ベンジルジメチルケター
ル、ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンの如きケ
トン類;ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベン
ゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエ
ーテルの如きベンゾイン類、ミヒラーベンゾイルベンゾ
エート、α−アミロキシムエステル、テトラメチルメウ
ラムモノサルファイド、などがあげられる。
【0019】また、光重合開始剤に光増感剤を併用して
も差し支えない。このような光増感剤としては、例え
ば、n−ブチルアミン、n−ジブチルアミン、トリエチ
ルアミン、トリエチレンテトラミン、トリエタノールア
ミンなどがあげられる。
【0020】最後に、オーバーコート層4が設けられ
る。このオーバーコート層4は、コーティングによって
設けられるが、オフセット印刷機の最終ユニットに設置
されたコーターユニットで行なうことができる。
【0021】このオーバーコート層4に使用するコーテ
ィング剤は、電子線または紫外線硬化型のコーティング
剤であり、下刷り層3の上にコーティングされた場合
に、ハジキ現象を生じるものであれば特に制限はなく、
この目的に合致したコーティング剤を適宜選択すればよ
い。このような電子線または紫外線硬化型のコーティン
グ剤としては、下刷り層3に使用するインキの主剤と同
様に、少なくともポリマー、モノマー、光重合開始剤を
混合したものである。さらに、これに助剤として表面調
整剤を加えたものを使用することができる。表面調整剤
としては、セルロース系のレベリング剤および天然ワッ
クス系の滑剤などがある。このオーバーコート層4は、
硬化後の膜厚で約3〜20g/m2となるような量で設
けることが好ましい。
【0022】このようにして、オーバーコート層4にお
いて、艶加工部分とマット加工部分との両部分を有し、
両部分の対比が著しい独特な印刷加工物を作製すること
ができる。
【0023】本発明の凹凸感を有するマット加工印刷物
の加工方法の特徴は、印刷層2、下刷り層3、オーバー
コート層4は、それぞれ別の工程で行うこともできる
が、図2に示すように、オフセット印刷機Pにより、一
工程で加工することができることが大きな特徴である。
このオフセット印刷Pでは、印刷ユニットB、紫外線照
射装置Cに加えて、コーターユニットD、紫外線照射装
置Eを設置している。このようなユニットおよび装置を
有するオフセット印刷機によって、印刷層2、下刷り層
3、オーバーコート層4を一工程で設けることができ
る。
【0024】なお、本発明の印刷層2、下刷り層3、オ
ーバーコート層4の電子線または紫外線硬化型のインキ
あるいはコーティング剤を硬化させる方法としては、電
子線硬化型インキあるいはコーティング剤を使用した場
合には、公知の種々の電子線、放射線等を照射可能な装
置を用いて、それらを照射することにより硬化させるこ
とが可能である。また、紫外線硬化型インキあるいはコ
ーティング剤を使用した場合には、公知の紫外線照射装
置(水銀ランプ、紫外線ランプ、白熱灯、ハロゲンラン
プ等)を用いて、それらを照射することにより硬化させ
ることが可能である。
【0025】
【実施例】基材1に板紙(コートボール310g/
2)を用いて、最終ユニットにUVコーターユニット
Dの設置されたオフセット印刷機Pにより一工程で凹凸
感を有するマット加工印刷物の加工を行った。
【0026】まず、印刷層2である絵柄の印刷は、フィ
ーダーAから供給された基材1に印刷ユニットBにおい
て5色を印刷する。インキは、下記の組成のUVカルト
ンインキ((株)インクテック社製)を使用した。 有機顔料 15〜25重量% 感光性樹脂 40〜50重量% 感光性モノマー 15〜25重量% 光重合開始剤 5〜10重量%
【0027】つぎに、下刷り層3の印刷は、印刷ユニッ
トBの6色目で行い、インキは、下記の組成のUVハク
リOPニスUP−2(T&K TOKA社製)を使用し
た。この印刷層2と下刷り層3の印刷の後、紫外線照射
装置Cを用いて乾燥硬化させた。 ポリエステル樹脂 15〜25重量% アクリルエステルオリゴマーモノマー 50〜75重量% 光開始剤 5〜10重量% ポリエチレンワックス 1〜2重量% 反応性シリコーン 2〜3重量%
【0028】つづいて、オーバーコート層4の加工は、
最終ユニットのUVコーターユニットDで行い、コーテ
ィング剤としては、下記の組成のUVクリヤーコートニ
ス((株)インクテック社製)を使用した。このオーバ
ーコート層4の加工後、紫外線照射装置Eを用いて乾燥
硬化させた。 感光性樹脂 45〜55重量% 感光性モノマー 15〜25重量% 光重合開始剤 5〜10重量% 添加剤 5重量%未満
【0029】このように、オフセット印刷機Pの最終ユ
ニットにおいて、オーバーコート層4を加工することに
よって、下刷り層3の部分は、オーバーコート層4がは
じかれた状態の凹凸感のあるマット加工部分となり、下
刷り層3を設けない部分はオーバーコート層4の光沢を
そのまま有する艶加工部分となる印刷物を得ることがで
きた。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明の凹凸感のあるマ
ット加工印刷物の加工方法によれば、絵柄の印刷層、下
刷り印刷層、オーバーコート層をオフセット印刷機を用
いて設けることができ、さらに、オフセット印刷機を用
いて一工程で行うことによって、艶加工部分と精密な凹
凸感のあるマット加工部分を有し、かつ、生産性が高く
コストが低く加工できる凹凸感のあるマット加工印刷物
を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る凹凸感を有するマット加工印刷物
の断面図である。
【図2】本発明に係る凹凸感を有するマット加工印刷物
を加工する印刷機の概略図である。
【符号の説明】 10 印刷物 1 基材(コート紙) 2 印刷層 3 下刷り層 4 オーバーコート層 P オフセット印刷機 A フィーダー B 印刷ユニット C 紫外線照射装置 D コーターユニット E 紫外線照射装置 F デリバリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 典秀 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 吉川 智隆 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 4D075 AC25 AC72 BB42Z BB46Z BB47Z CA36 CA47 CB21 DA04 DB18 DB31 EA21 EA43

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上にオフセット印刷による印刷層が
    設けられ、該印刷層の表面上に部分的又は全面にオフセ
    ット印刷による下刷り層が設けられ、前記印刷層および
    前記下刷り層の表面上にコーティングによりオーバーコ
    ート層が設けられ、該オーバーコート層の前記下刷り層
    と重なる部分が凹凸感のあるマット加工部分に形成さ
    れ、他の部分が艶加工部分に形成されていることを特徴
    とする凹凸感を有するマット加工印刷物。
  2. 【請求項2】 前記印刷層および前記下刷り層が、電子
    線又は紫外線硬化型インキを電子線又は紫外線照射によ
    り硬化させた層であり、前記オーバーコート層が、電子
    線又は紫外線硬化型コーティング剤を電子線又は紫外線
    照射により硬化させた層であることを特徴とする請求項
    1に記載の凹凸感を有するマット加工印刷物。
  3. 【請求項3】 前記下刷り層が、前記オーバーコート層
    のコーティング剤を塗布した時に、前記コーティング剤
    をはじく層であることを特徴とする請求項2に記載の凹
    凸感を有するマット加工印刷物。
  4. 【請求項4】 基材上にオフセット印刷により印刷層を
    設ける工程、該印刷層の表面上に部分的又は全面にオフ
    セット印刷により下刷り層を設ける工程、前記印刷層お
    よび前記下刷り層の表面上にコーティングによりオーバ
    ーコート層を設ける工程を、オフセット印刷機による一
    工程で設けることを特徴とする凹凸感を有するマット加
    工印刷物の加工方法。
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