JP2005153163A - マット加工印刷物およびその加工方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】艶加工部分と精密な凹凸感のあるマット加工部分を同一印刷表面に有し、かつ、生産性が高くコストが安く加工できる凹凸感のあるマット加工印刷物およびその加工方法を提供することにある。
【解決手段】本発明は、基材上にグラビア印刷で印刷層を設け、該印刷層の表面上に部分的又は全面に主材料の樹脂に重量で1〜15%の範囲のシリコーンを加えた組成のインキを使用したグラビア印刷で下刷り層を設け、印刷層および下刷り層の表面上にオーバーコート層をコーティングで設け、該オーバーコート層の下刷り層と重なる部分を凹凸感のあるマット加工部分とし、他の部分を艶加工部分とすることを特徴とする凹凸感を有するマット加工印刷物であり、また、印刷層、下刷り層、オーバーコート層を、グラビア印刷機による一工程で設けることを特徴とするマット加工印刷物およびその加工方法である。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、基材上にグラビア印刷で印刷層を設け、該印刷層の表面上に部分的又は全面に主材料の樹脂に重量で1〜15%の範囲のシリコーンを加えた組成のインキを使用したグラビア印刷で下刷り層を設け、印刷層および下刷り層の表面上にオーバーコート層をコーティングで設け、該オーバーコート層の下刷り層と重なる部分を凹凸感のあるマット加工部分とし、他の部分を艶加工部分とすることを特徴とする凹凸感を有するマット加工印刷物であり、また、印刷層、下刷り層、オーバーコート層を、グラビア印刷機による一工程で設けることを特徴とするマット加工印刷物およびその加工方法である。
【選択図】図1
Description
本発明は、印刷表面に艶加工部分と凹凸感を有するマット加工部分とが同一印刷表面上に形成されたマット加工印刷物およびその加工方法に関するものである。
従来より、同じ印刷表面に艶加工部分とマット加工部分とを有する印刷加工物を作製する場合、マット加工部分には、マット加工として、シリカなどの粒形状を添加したマット加工インキまたは塗料を印刷表面にシルクスクリーン印刷などで印刷あるいは塗布して艶加工部分とマット加工部分を別々の工程で加工して作製している。
また、さらに凹凸感のあるマット加工を目的とした印刷物では、表面に凹凸形状を付与したエンボス板あるいはエンボスロールなどによって加圧あるいは熱圧することにより印刷表面に凹凸感のあるマット加工を施した印刷物を作製することもある。
さらに、印刷物の上に下塗りを行い、その上にクリアーな電子線または紫外線硬化型のインキまたは塗料を塗布して下塗り部分に凹凸感のあるマット加工部分を形成する凹凸模様を有する表面加工印刷塗工物も開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−278354号公報
しかしながら、凹凸感のあるマット加工として、マット加工インキまたは塗料を印刷表面に印刷あるいは塗布する方法では、充分な凹凸感のあるマット加工表面を表現することが難しいという問題がある。また、一方、エンボス板あるいはエンボスロールなどによって加圧あるいは熱圧することによって印刷表面に凹凸感のあるマット加工を施こす方法では、微細な凹凸感を出すことが難しく、絵柄と凹凸感のある部分とを一致させることが困難であるという問題点がある。さらに、マット加工インキまたは塗料を使用しない方法もあるが、この方法では、下塗り加工を行い、その上にクリアーな電子線または紫外線硬化型のインキまたは塗料をスクリーン印刷あるいは別工程でのコーターでのコーティングで行うため、生産性が低くコストが高いという問題点がある。いずれの方法においても絵柄の印刷の上に、別の工程で凹凸感のあるマット加工部分を形成することになり、生産性が低くコストが高くなるという問題点がある。
本発明は、上記の問題点を解消するためになされたものであり、艶加工部分と精密な凹凸感のあるマット加工部分を同一印刷表面に有し、かつ、生産性が高くコストが安く加工できる凹凸感のあるマット加工印刷物およびその加工方法を提供することを目的とするものである。
本発明者は、上記の問題点を解決するための手段につき鋭意検討した結果、本発明は、基材上にグラビア印刷で印刷層を設け、該印刷層の表面上に部分的又は全面に主材料の樹脂に重量で1〜15%の範囲のシリコーンを加えた組成のインキを使用したグラビア印刷で下刷り層を設け、前記印刷層および前記下刷り層の表面上にオーバーコート層をコーティングで設け、該オーバーコート層の前記下刷り層と重なる部分を凹凸感のあるマット加工部分とし、他の部分を艶加工部分とすることを特徴とする凹凸感を有するマット加工印刷物であり、前記印刷層および前記下刷り層が、主材料の樹脂に重量で1〜15%の範囲のシリコーンを加えた組成のインキを使用したグラビア印刷による下刷り層であり、前記オーバーコート層が、電子線又は紫外線硬化型コーティング剤を、電子線又は紫外線照射により硬化させた層であることを特徴とする。また、前記下刷り層を、前記オーバーコート層のコーティング剤をはじくインキで設けたことを特徴とする。さらに、前記印刷層、前記下刷り層、前記オーバーコート層を、グラビア印刷機による一工程で設けることを特徴とするマット加工印刷物およびその加工方法である。
本発明の凹凸感のあるマット加工印刷物の加工方法によれば、絵柄の印刷層、下刷り印刷層、オーバーコート層をグラビア印刷機を用いて設けることができ、艶加工部分と精密な凹凸感のあるマット加工部分を有した凹凸感のあるマット加工印刷物を得ることができるものである。
また、絵柄の印刷層、下刷り印刷層、オーバーコート層をグラビア印刷機を用いて一工程で行うことによって、生産性が高くコストが低く加工できる凹凸感のあるマット加工印刷物を得ることができるものである。
以下に、本発明に係るマット加工印刷物およびその加工方法についてさらに詳しく説明する。
図1は、本発明のマット加工印刷物の構成を示す概略断面図である。マット加工印刷物Aは、図1−aに示すように、基材1の表面にグラビア印刷により絵柄、表示などの印刷層2が設けられ、そして、印刷層2の表面の凹凸感のあるマット加工を施す部分にグラビア印刷により下刷り層3が設けられ、さらに、印刷層2および下刷り層3の表面上にコーティングによりオーバーコート層4が設けられている。この時、図1−bに示すように、下刷り層3が設けられた部分では、その上のオーバーコート層4を形成するためのコーティング剤がはじかれることにより、その部分が凹凸感のあるマット加工部分となり、一方、下刷り層3が設けられていない部分では、オーバーコート層4を形成するためのコーティング剤がはじかれることなく艶加工部分となっている。
つぎに、上記のマット加工印刷物Aを作製する本発明のマット加工印刷物の加工方法について説明する。
本発明のマット加工印刷物の加工方法における基材1に使用する材料としては、グラビア印刷が適応できる材料であれば特に限定されるものではなく、例えば、板紙を主とする紙、プラスチックフィルム、プラスチックシート、板類、金属板などがあげられる。中でも、巻き取り状でグラビア印刷が可能な板紙を主とする紙、プラスチックフィルムが、基材1に使用する材料として好ましい。
まず、基材1の表面に印刷層2を設ける。この印刷層2は、絵柄、表示などを印刷する層であり、公知のグラビア印刷方法で設ける。この時、使用するインキは、グラビア印刷で使用する公知の溶剤型グラビアインキまたは水性グラビアインキであり、上に設ける下刷り層3と密着性の良いものを選定することが好ましい。
本発明のマット加工印刷物の加工方法における印刷層2の形成に用いられる溶剤型グラビアインキは、主に顔料等の着色材とバインダーの樹脂とからなり、必要に応じて、安定剤、可塑剤、触媒、硬化剤等の添加剤を適宜混合し、有機溶剤に溶かして使用することができる。ここで、バインダーの樹脂としては熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂等の中から用途、必要な物性、印刷適性等に応じて適宜選択する。
上記の熱可塑性樹脂としては、例えば、エチルセルロース、硝酸セルロース、酢酸セルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、セルロースアセテートプロピオネート等のセルロース誘導体、ポリスチレン、ポリα−メチルスチレン等のスチレン樹脂又はスチレン共重合体、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチル等のアクリル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール等のビニル重合体が挙げられる。
上記の熱硬化性樹脂としては、例えば、ポリアミド樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、ジアリルフタレート樹脂、メラミン樹脂、グアナミン樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エポキシ樹脂、アミノアルキッド樹脂、メラミン/尿素共縮合樹脂、珪素樹脂等が挙げられ、これらに必要に応じて、架橋剤、重合開始剤等の硬化剤、重合促進剤、粘度調整剤等を添加する。硬化剤として通常、イソシアネートが不飽和ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂に、アミンがエポキシ樹脂に、メチルエチルケトンパーオキサイド等の過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル等のラジカル開始剤が不飽和ポリエステル系樹脂に使用することができる。
上記の着色材としては、一般のインキ、塗料等に用いられている有機、無機顔料や染料を使用することができる。
上記の有機溶剤としては、公知の塗料、インキ等に使用されるものが使用でき、具体例としては、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、アセトン、メチルエチルケトンメチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸アミルなどの酢酸エステル類、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコールなどのアルコール類、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジイソプロピルエーテルなどのエーテル類およびこれらの2種以上の混合物が挙げられる。
つぎに、本発明のマット加工印刷物の加工方法における印刷層2の形成に用いられる水性グラビアインキは、主に顔料等の着色材とバインダーの水性グラビアインキ用樹脂からなり、さらに、必要に応じて、ワックス類、分散剤、消泡剤、レベリング剤、安定剤、充填剤、潤滑剤、滑剤等の添加剤を任意に添加し、水、あるいは、水とアルコ−ル等からなる溶剤で希釈して使用することができる。
上記の水性グラビアインキ用樹脂としては、溶解型、ハイドロゾル型、エマルジョン型の天然樹脂または合成樹脂、あるいは、それらの変性樹脂等の一種ないしそれ以上の混合物を使用することができる。例えば、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、ヒドロキシルエチルアクリレート、ヒドロキシルエチルメタクリレート等の(メタ)アクリル系モノマー、アクリロニトリル、メタクリルニトリル等のニトリル系モノマー、アクリルアミド、メタクリルアミド等のアミド系モノマー、該アミド系モノマーのN−アルコキシ置換体、同N−メチロ−ル置換体、スチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、ジビニルベンゼン等のスチレン系モノマー、ジアリルフタレート、アリルグリジジルエーテル、トリアリルイソシアヌレート等のアリルモノマー、酢酸ビニル、N−ビニルピロリドン等の重合性二重結合を有するモノマー等の一種ないしそれ以上と、カルボキシル基を有するアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマール酸、イタコン酸、その他等の不飽和カルボン酸の一種ないしそれ以上との共重合体からなるアルカリ溶液可溶性(メタ)アクリル系共重合体、ポリアルリルアミド系樹脂、ポリ(メタ)アクリル酸系樹脂、ポリエチレンオキシド系樹脂、ポリN−ビニルピロリドン系樹脂、水溶性ポリウレタン系樹脂(2液硬化型ポリウレタン系樹脂)、水溶性ポリエステル系樹脂、水溶性ポリアミド系樹脂、水溶性アミノ系樹脂、水溶性フェノール系樹脂、その他等の水溶性合成樹脂、ポリヌクレオチド、ポリペプチド、多糖類、等の水溶性天然高分子、天然ゴム、合成ゴム、ポリ酢酸ビニル系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリウレタン−ポリアクリル系樹脂変性ないし混合樹脂等が挙げられる。すなわち、上記のような樹脂の一種ないしそれ以上を使用し、当該樹脂に適する溶解型、ハイドロゾル型、または、エマルジョン型等の形態で使用することができる。
また、上記の水としては、通常の工業用水を使用することができ、また、水とアルコール等からなる溶剤としては、水のほかにエタノール、イソプロピルアルコール、N−プロピルアルコール等の低級アルコール、グリコール類およびそのエステル類等を使用して調整することができ、その低級アルコール、グリコール類およびそのエステル類等の含有量は、5〜20重量%位の割合であることが望ましい。なお、上記のような水性グラビアインキにおいて、上記のような低級アルコール、グリコール類およびそのエステル類等の溶剤は、インキの流動性改良、被印刷体への濡れの向上、乾燥性の調整等の目的で使用されるものであり、その目的に応じてその種類、使用量等が決定されるものである。
つぎに、印刷層2の表面の一部または全面にグラビア印刷で下刷り層3を設ける。この下刷り層3は印刷層2の全面に設けることもできるが、部分的に設けることによって、同一印刷表面上に艶加工部分とマット加工部分を有するマット加工印刷物Aとすることができる。すなわち、この下刷り層3の上の部分でオーバーコート層4を形成するためのコーティング剤がはじかれてマット加工部分となり、下刷り層3が設けられていない部分では、オーバーコート層4を形成するためのコーティング剤がはじかれることなく艶加工部分となり、同一印刷表面に艶加工部分とマット加工部分との両部分を有し、両部分の対比が著しい独特な印刷加工物Aとすることができる。
下刷り層3に使用する下刷り用グラビアインキは、溶剤型下刷り用グラビアインキと水性溶剤型下刷り用グラビアインキとがあり、主に樹脂、添加剤、溶剤(水を含む)からなり、さらに、樹脂に対して重量で1〜15%の範囲のシリコーンを加えた組成のインキであり、好ましくは5〜10%の範囲である。シリコーンが樹脂に対して1%未満の場合には、下刷り層3の上に設けるオーバーコート層4の平面形状に変化がなく、マット加工部分とはならなく、15%を超えた場合には、下刷り層3の上に設けるオーバーコート層4がはじかれすぎてしまいマット加工部分とはならなくなる。
溶剤型下刷り用グラビアインキに用いる樹脂は、印刷層2に使用する溶剤型グラビアインキに用いる樹脂と同様に、熱可塑性樹脂として、例えば、エチルセルロース、硝酸セルロース、酢酸セルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、セルロースアセテートプロピオネート等のセルロース誘導体、ポリスチレン、ポリα−メチルスチレン等のスチレン樹脂又はスチレン共重合体、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチル等のアクリル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール等のビニル重合体が挙げられ、熱硬化性樹脂として、例えば、ポリアミド樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、ジアリルフタレート樹脂、メラミン樹脂、グアナミン樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エポキシ樹脂、アミノアルキッド樹脂、メラミン/尿素共縮合樹脂、珪素樹脂等が挙げられる。中でも、硝酸セルロース、アクリル系樹脂、ポリアミド樹脂がグラビア印刷適性上、好適に使用することができる。
上記の溶剤としては、塗料、インキ等に通常使用されるものが使用でき、具体例としては、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、アセトン、メチルエチルケトンメチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸アミルなどの酢酸エステル類、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコールなどのアルコール類、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジイソプロピルエーテルなどのエーテル類およびこれらの2種以上の混合物が挙げられる。
水性下刷り用グラビアインキに用いる樹脂は、印刷層2に使用する水性グラビアインキに用いる樹脂と同様に、例えば、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、ヒドロキシルエチルアクリレート、ヒドロキシルエチルメタクリレート等の(メタ)アクリル系モノマー、アクリロニトリル、メタクリルニトリル等のニトリル系モノマー、アクリルアミド、メタクリルアミド等のアミド系モノマー、該アミド系モノマーのN−アルコキシ置換体、同N−メチロ−ル置換体、スチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、ジビニルベンゼン等のスチレン系モノマー、ジアリルフタレート、アリルグリジジルエーテル、トリアリルイソシアヌレート等のアリルモノマー、酢酸ビニル、N−ビニルピロリドン等の重合性二重結合を有するモノマー等の一種ないしそれ以上と、カルボキシル基を有するアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマール酸、イタコン酸、その他等の不飽和カルボン酸の一種ないしそれ以上との共重合体からなるアルカリ溶液可溶性(メタ)アクリル系共重合体、ポリアルリルアミド系樹脂、ポリ(メタ)アクリル酸系樹脂、ポリエチレンオキシド系樹脂、ポリN−ビニルピロリドン系樹脂、水溶性ポリウレタン系樹脂(2液硬化型ポリウレタン系樹脂)、水溶性ポリエステル系樹脂、水溶性ポリアミド系樹脂、水溶性アミノ系樹脂、水溶性フェノール系樹脂、その他等の水溶性合成樹脂、ポリヌクレオチド、ポリペプチド、多糖類、等の水溶性天然高分子、天然ゴム、合成ゴム、ポリ酢酸ビニル系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリウレタン−ポリアクリル系樹脂変性ないし混合樹脂等が挙げられる。すなわち、上記のような樹脂の一種ないしそれ以上を使用し、当該樹脂に適する溶解型、ハイドロゾル型、または、エマルジョン型等の形態で使用することができる。
また、この下刷り用グラビアインキは、印刷層2との密着性を考慮して、印刷層2に溶剤型グラビアインキを使用した場合には、同様に、溶剤型下刷り用グラビアインキを使用し、印刷層2に水性グラビアインキを使用した場合には、同様に、水性下刷り用グラビアインキを使用することが好ましい。また、この下刷り層3は、基材1上に乾燥膜厚で1〜10μmの範囲となるような塗布量で設けることが好ましい。
印刷層2と下刷り層3を設けた後、最後に、オーバーコート層4を設ける。このオーバーコート層4は、コーティングによって設けるが、グラビア印刷機の最終胴でのグラビアコーティング、あるいは最終ユニットとして設置されたコーターユニットのコーティングで設けることができる。
このオーバーコート層4に使用するコーティング剤は、電子線または紫外線硬化型のコーティング剤であり、下刷り層3の上にコーティングされた場合に、ハジキ現象を生じるものであれば特に制限はなく、この目的に合致したコーティング剤を適宜選択すればよい。このような電子線または紫外線硬化型のコーティング剤としては、少なくともポリマー、モノマー、光重合開始剤を混合したものである。さらに、これに助剤として表面調整剤を加えたものを使用することができる。表面調整剤としては、セルロース系のレベリング剤および天然ワックス系の滑剤などがある。このオーバーコート層4は、硬化後の膜厚で1〜20μmの範囲となるような量で設けることが好ましい。
ポリマーとしては、例えば、メチルアクリレート、メチルメタクリレート(以下、「メチルアクリレート」と「メチルメタクリレート」とを、「(メタ)アクリレート」と表記する。以下、同様。)、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、イソボニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート、N−ビニルピロリドン、スチレンの如き1分子中に1個の重合性ビニル基を有する、いわゆる単官能モノマー;エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレートの如き1分子中に2個の重合性ビニル基を有する、いわゆる2官能のモノマー;トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレートの如き1分子中に3個以上の重合性ビニル基を有する、いわゆる多官能モノマー等があげられる。
さらに、オリゴマーとして、不飽和ポリエステル類、ポリエステル(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、ポリオール(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレートなどのオリゴマーを用いることもできる。
光重合開始剤として特に制約を設ける必要はないが、重合性の組成物に溶解可能な物質が好ましく、例えば、ラジカル重合開始剤、カチオン重合開始剤であって良い。そのような光重合開始剤としては、例えば、p−ブチルトリクロロアセトフェノン、2,2’−ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オンの如きアセトフェノン類;ベンゾフェノン、4,4’−ビスジメチルアミノベンゾフェノン2−クロロチオキサントン、2−メチルチオキサントン、2−エチルチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン、ベンジルジメチルケタール、ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンの如きケトン類;ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテルの如きベンゾイン類、ミヒラーベンゾイルベンゾエート、α−アミロキシムエステル、テトラメチルメウラムモノサルファイド、などがあげられる。
また、光重合開始剤に光増感剤を併用しても差し支えない。このような光増感剤としては、例えば、n−ブチルアミン、n−ジブチルアミン、トリエチルアミン、トリエチレンテトラミン、トリエタノールアミンなどがあげられる。
また、この電子線または紫外線硬化型のコーティング剤では、粘度を調整するために、樹脂の成分を溶解可能であり、常圧における沸点が70〜150℃の範囲の溶剤を、組成物中に30重量%以下の範囲で用いることができる。溶剤の添加量が30重量%以下の範囲であれば、乾燥がスムーズであり、生産スピードの大きな低下がない。
上記の溶剤としては、塗料、インキ等に通常使用されるものが使用でき、具体例としては、油性型のコーティング剤には、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、アセトン、メチルエチルケトンメチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸アミルなどの酢酸エステル類、イソプロピルアルコール、ジオキサン、テトラヒドロフラン等、ジイソプロピルエーテルなどのエーテル類およびこれらの2種以上の混合物が使用され、水性のコーティング剤には、水、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコールなどのアルコール類、およびこれらの2種以上の混合物が使用される。
このようにして、オーバーコート層4において、艶加工部分とマット加工部分との両部分を有し、両部分の対比が著しい独特な印刷加工物を作製することができる。
本発明のマット加工印刷物の加工方法の特徴は、印刷層2、下刷り層3、オーバーコート層4は、それぞれ別の工程で行うこともできるが、図2に示すように、グラビア印刷機Pにより、一工程で加工することができることが大きな特徴である。このグラビア印刷Pでは、少なくとも、フィーダーP(1)、印刷ユニットP(2)、紫外線照射装置P(3)を備え、加えて、打ち抜きユニットP(4)を設置している。このようなユニットおよび装置を有するグラビア印刷機によって、印刷層2、下刷り層3、オーバーコート層4を一工程で設けることができる。
なお、本発明のオーバーコート層4の電子線または紫外線硬化型のインキあるいはコーティング剤を硬化させる方法としては、電子線硬化型インキあるいはコーティング剤を使用した場合には、公知の種々の電子線、放射線等を照射可能な装置を用いて、それらを照射することにより硬化させることが可能である。また、紫外線硬化型インキあるいはコーティング剤を使用した場合には、公知の紫外線照射装置(水銀ランプ、紫外線ランプ、白熱灯、ハロゲンランプ等)を用いて、それらを照射することにより硬化させることが可能である。
以下に、本発明のマット加工印刷物およびその加工方法について、さらに実施例をあげて詳しく説明する。
基材1に板紙(コートボール310g/m2)を用いて、最終胴の後にUV照射装置が設置されたグラビア印刷機Pにより一工程でマット加工印刷物の加工を行った。
まず、印刷層2である絵柄の印刷は、フィーダーP(1)から供給された基材1に印刷ユニットP(2)において5色を印刷した。使用したインキは、溶剤型グラビアインキで、下記の組成のLパックインキ((株)インクテック社製)を使用した。
有機顔料 10〜30重量%
硝化綿(樹脂) 20〜30重量%
トルエン(溶剤) 10〜20重量%
酢エチ(溶剤) 20〜30重量%
イソプロピルアルコール(溶剤) 10〜20重量%
有機顔料 10〜30重量%
硝化綿(樹脂) 20〜30重量%
トルエン(溶剤) 10〜20重量%
酢エチ(溶剤) 20〜30重量%
イソプロピルアルコール(溶剤) 10〜20重量%
つぎに、下刷り層3の印刷は、印刷ユニットP(2)の最終胴の前の印刷胴(本図では5色目)で行い、下記の組成の溶剤型下刷り用グラビアインキを使用した。
ポリエステル樹脂(樹脂) 30〜40重量%
酢エチ(溶剤) 30〜40重量%
メチルエチルケトン(溶剤) 25〜35重量%
助剤 約5重量%
シリコーン 5〜10重量%
ポリエステル樹脂(樹脂) 30〜40重量%
酢エチ(溶剤) 30〜40重量%
メチルエチルケトン(溶剤) 25〜35重量%
助剤 約5重量%
シリコーン 5〜10重量%
つづいて、オーバーコート層4の加工は、最終胴P(4)で行い、コーティング剤としては、下記の組成の水性のUVクリヤーコートニス((株)インクテック社製)を使用した。このオーバーコート層4の加工後、紫外線照射装置P(3)を用いて乾燥硬化させた。
感光性樹脂 35〜45重量%
感光性モノマー 5〜15重量%
光重合開始剤 3〜7重量%
添加剤 約5重量%
イソプロピルアルコール(溶剤) 40〜50重量%
感光性樹脂 35〜45重量%
感光性モノマー 5〜15重量%
光重合開始剤 3〜7重量%
添加剤 約5重量%
イソプロピルアルコール(溶剤) 40〜50重量%
このように、グラビア印刷機Pの最終胴において、オーバーコート層4を加工することによって、下刷り層3の部分は、オーバーコート層4がはじかれた状態の凹凸感のあるマット加工部分となり、下刷り層3を設けない部分はオーバーコート層4の光沢をそのまま有する艶加工部分となる印刷物を得ることができた。
基材1に板紙(コートボール310g/m2)を用いて、最終胴の後にUV照射装置が設置されたグラビア印刷機Pにより一工程でマット加工印刷物の加工を行った。
まず、印刷層2である絵柄の印刷は、フィーダーP(1)から供給された基材1に最終胴P(2)において5色を印刷した。使用したインキは、水性グラビアインキで、下記の組成のSアクア((株)昭和インク工業社製)を使用した。
有機顔料 10〜30重量%
アクリル系樹脂(樹脂) 15〜25重量%
イソプロピルアルコール(溶剤) 2〜15重量%
エタノール(溶剤) 3〜15重量%
水(溶剤) 30〜60重量%
有機顔料 10〜30重量%
アクリル系樹脂(樹脂) 15〜25重量%
イソプロピルアルコール(溶剤) 2〜15重量%
エタノール(溶剤) 3〜15重量%
水(溶剤) 30〜60重量%
つぎに、下刷り層3の印刷は、印刷ユニットP(2)の最終胴の前の印刷胴(本図では5色目)で行い、実施例1と同様の組成の溶剤型下刷り用グラビアインキを使用した。
つづいて、オーバーコート層4の加工は、最終胴で行い、コーティング剤としては、下記の組成の油性のUVクリヤーコートニス((株)インクテック社製)を使用した。このオーバーコート層4の加工後、紫外線照射装置P(3)を用いて乾燥硬化させた。
感光性樹脂 60〜70重量%
感光性モノマー 30〜40重量%
光重合開始剤 1〜5重量%
添加剤 約5重量%
酢エチ(溶剤) 5〜30重量%
感光性樹脂 60〜70重量%
感光性モノマー 30〜40重量%
光重合開始剤 1〜5重量%
添加剤 約5重量%
酢エチ(溶剤) 5〜30重量%
このように、グラビア印刷機Pの最終胴において、オーバーコート層4を加工することによって、実施例1と同様に、下刷り層3の部分は、オーバーコート層4がはじかれた状態の凹凸感のあるマット加工部分となり、下刷り層3を設けない部分はオーバーコート層4の光沢をそのまま有する艶加工部分となる印刷物を得ることができた。
本発明の凹凸感のあるマット加工印刷物の加工方法は、美粧性の高さが要求される高級カートン、例えば、高級化粧品用カートン、高級菓子用カートン等、高級カード、ディスプレイ、表紙等の用途に使用されるものである。
A マット加工印刷物
1 基材
2 印刷層
3 下刷り層
4 オーバーコート層
P グラビア印刷機
P(1) フィーダー
P(2) 印刷ユニット
P(3) 紫外線照射装置
P(4) 打ち抜きユニット
1 基材
2 印刷層
3 下刷り層
4 オーバーコート層
P グラビア印刷機
P(1) フィーダー
P(2) 印刷ユニット
P(3) 紫外線照射装置
P(4) 打ち抜きユニット
Claims (4)
- 基材上にグラビア印刷による印刷層が設けられ、該印刷層の表面上の一部分又は全面にグラビア印刷による下刷り層が設けられ、前記印刷層および前記下刷り層の表面上にコーティングによりオーバーコート層が設けられ、 前記下刷り層が、前記オーバーコート層のコーティング剤を塗布した時に、前記コーティング剤をはじく層であり、前記オーバーコート層の前記下刷り層に重なる部分が凹凸感のあるマット加工部分に形成され、他の部分が艶加工部分に形成されていることを特徴とするマット加工印刷物。
- 前記印刷層が溶剤型グラビアインキを使用したグラビア印刷により形成された層であり、前記下刷り層が、主材料の樹脂に重量で1〜15%の範囲のシリコーンを加えた組成のインキを使用したグラビア印刷により形成された層であり、前記オーバーコート層が、電子線又は紫外線硬化型コーティング剤を電子線又は紫外線照射により硬化させた層であることを特徴とする請求項1に記載のマット加工印刷物。
- 前記印刷層が、水性型グラビアインキを使用したグラビア印刷により形成された層であり、前記下刷り層が、主材料の樹脂に重量で1〜15%の範囲のシリコーンを加えた組成のインキを使用したグラビア印刷により形成された層であり、前記オーバーコート層が、電子線又は紫外線硬化型コーティング剤を電子線又は紫外線照射により硬化させた層であることを特徴とする請求項1に記載のマット加工印刷物。
- 基材上にグラビア印刷により印刷層を設ける工程、該印刷層の表面上の一部分又は全面にグラビア印刷により上にコーティングするオーバーコート層をはじく下刷り層を設ける工程、前記印刷層および前記下刷り層の表面上にコーティングにより前記オーバーコート層を設ける工程を、グラビア印刷機による一工程で設けることを特徴とするマット加工印刷物の加工方法。
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