JPH0516598A - 鏡面光沢を有する成形体及びその製造方法 - Google Patents

鏡面光沢を有する成形体及びその製造方法

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JPH0516598A
JPH0516598A JP19701091A JP19701091A JPH0516598A JP H0516598 A JPH0516598 A JP H0516598A JP 19701091 A JP19701091 A JP 19701091A JP 19701091 A JP19701091 A JP 19701091A JP H0516598 A JPH0516598 A JP H0516598A
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radiation curable
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JP19701091A
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Inventor
Takashi Taruya
隆至 樽谷
Hiroyuki Atake
浩之 阿竹
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 品質の高い鏡面光沢を具備する成形体と該
成形体を容易かつ的確に得る方法とを提供する。 【構成】 水圧転写による転写層3を有する成形体か
らなり、前記転写層3が鏡面光沢を有する電離放射線硬
化性樹脂層からなる成形体1、及び、水圧転写用シート
基材22に対して形成されている電離放射線硬化性樹脂
の塗工層23が粘着性を有している間に、水圧転写によ
って被転写体2に前記塗工層23を転移させ、さらに、
電離放射線で硬化させる鏡面光沢を具備する成形体1の
製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水圧転写による転写層
を有する成形体及びその製造方法に関するもので、鏡面
光沢において優れた特性を有する成形体とその製造方法
とを提供する。
【0002】
【従来の技術】自動車の内装部品,家電製品,OA機器
等に利用される各種の成形体において、その表面を鏡面
光沢にする方法としては、(1) 成形体の表面に対して、
鏡面を有するプラスチックフィルムを、例えば、真空プ
レス,真空ラミネート,絞り加工等によって貼着する方
法、(2) 成形体の表面に電離放射線硬化性樹脂による塗
料をスプレー塗装し、これを硬化させる方法、(3) 成形
体を塗料液中にディッピングした後、これを硬化させる
方法、(4) 成形体に対して電離放射線硬化性樹脂の未硬
化フィルムを貼着した後、これを硬化させる方法,等が
利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記(1) 項
の鏡面を有するプラスチックフィルムを貼着する方法
は、鏡面を有するプラスチックフィルムとして、立体成
形特性のあるものを利用しなければならないことから、
表面硬度の高い成形体を得ることができない。また、
(2)項のスプレー塗装を利用する方法においては、鏡面
に仕上げるためには塗装膜の膜厚を大きくしなければな
らなく、重ね塗りの工程ごとに研磨工程が必要となり、
煩雑な手間を要する。さらに、(3) 項のディッピング塗
装を施すものは、塗装される成形体が3次元形状のもの
の場合には、塗料のタレが発生する等して、品質の良好
なものが得られない。また、(4) 項の電離放射線硬化性
樹脂の未硬化フィルムを利用する方法は、貼着されたフ
ィルムが硬化する際に収縮するために、成形体に反りが
発生したり、あるいは、貼着フィルムに柚肌が発生した
りする。
【0004】これに対して本発明は、品質の高い鏡面光
沢を具備する成形体と該成形体を容易かつ的確に得る方
法とを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本第1の発明の鏡面光沢
を有する成形体は、水圧転写による転写層を有してお
り、該転写層が鏡面光沢を有する電離放射線硬化性樹脂
層による成形体からなる。
【0006】本第2の発明の鏡面光沢を有する成形体
は、水圧転写による転写層を有しており、該転写層が、
鏡面光沢を有する電離放射線硬化性樹脂層からなり、し
かも、該電離放射線硬化性樹脂層の表面には、印刷模様
層を具備する成形体からなる。
【0007】また、本第3の発明の鏡面光沢を有する成
形体は、水圧転写による転写層を有しており、該転写層
が、鏡面光沢を有する電離放射線硬化性樹脂層からな
り、しかも、該電離放射線硬化性樹脂層の表面には、印
刷模様層と該印刷模様層に同調するエンボス凹部とを具
備する成形体からなる。
【0008】本第4の発明の鏡面光沢を有する成形体の
製造方法は、水圧転写用シート基材に対して、電離放射
線硬化性樹脂の塗工層からなる転写層を形成することに
より、水圧転写用シートを得る工程と、該水圧転写用シ
ートにおける電離放射線硬化性樹脂の塗工層が粘着性を
有している間に、水圧転写によって被転写体に転写層を
転移させる工程と、被転写体に転移させた転写層に電離
放射線を照射することにより、該転写層を硬化させる工
程とからなる。
【0009】本第5の発明の鏡面光沢を有する成形体の
製造方法は、水圧転写用シート基材に対して、印刷イン
キによる印刷模様層と該印刷模様層面の全面を被覆する
電離放射線硬化性樹脂の塗工層とからなる転写層を形成
することにより、水圧転写用シートを得る工程と、該水
圧転写用シートにおける電離放射線硬化性樹脂による塗
工層が粘着性を有している間に、水圧転写によって被転
写体に転写層を転移させる工程と、被転写体に転移させ
た転写層に電離放射線を照射することにより、該転写層
を硬化させる工程とからなる。
【0010】さらに、本第6の発明の鏡面光沢を有する
成形体の製造方法は、水圧転写用シート基材に対して、
電離放射線を遮断,吸収あるいは電離放射線硬化性樹脂
に硬化を抑制する性質を有する印刷インキによる印刷模
様層と該印刷模様層面の全面を被覆する電離放射線硬化
性樹脂の塗工層とからなる転写層を形成することによ
り、水圧転写用シートを得る工程と、該水圧転写用シー
トにおける前記電離放射線硬化性樹脂による塗工層が粘
着性を有している間に、水圧転写によって被転写体に転
写層を転移させる工程と、被転写体に転移させた転写層
に電離放射線を照射することにより、該転写層を硬化さ
せ、表面に印刷模様層と該印刷模様層に同調するエンボ
ス凹部とが形成されている鏡面光沢を有する電離放射線
硬化性樹脂層の転写層を得る工程とからなる。
【0011】前記構成による本発明の鏡面光沢を有する
成形体及びその製造方法において、水圧転写に利用され
る転写用シートは、[図2]において、水溶性または水
膨潤性フィルムからなる転写用シート基材22と該転写
用シート基材22の一方の面に形成されている粘着性を
有している電離放射線硬化性樹脂層23とからなる転写
用シート21や、あるいは、[図3]において、水溶性
または水膨潤性フィルムからなる転写用シート基材32
と、該転写用シート基材32の一方の面に形成されてい
る印刷模様層Mと、該印刷模様層M面の全面を被覆する
ようにして形成されている粘着性を有している電離放射
線硬化性樹脂の塗工層33とからなる転写用シート31
等が利用される。
【0012】印刷模様層Mは、従来公知の印刷模様層と
同様にして形成されるが、この印刷模様層が電離放射線
硬化性樹脂の塗工層33と同系統の樹脂からなるビヒク
ルと着色剤とを含有するインキによって形成されている
場合には、耐スクラッチ性に対して極めて良好な性質を
有する印刷模様層が得られる。
【0013】なお、印刷模様層Mは、グラビア等の凹版
印刷方式,平版印刷方式,凸版印刷方式,スクリーン印
刷方式,刷毛塗り,へら塗り,吹き付け塗り等の手段に
より、絵柄,図形,文字,記号等として形成される。
【0014】本第6の発明で利用される転写用シートに
おける印刷模様層Mは、電離放射線を遮断,吸収あるい
は電離放射線硬化性樹脂の硬化を抑制する性質を有する
印刷インキ、例えば、電離放射線硬化性樹脂が紫外線硬
化性樹脂からなる場合には、光重合禁止剤,紫外線吸収
剤,さらには、光重合開始剤や光重合促進剤の作用を抑
制させる抑制剤、例えば、金属キレート化剤,有機酸,
カルボキシル基を有するアクリレート等による抑制剤を
含有するインキ等によって形成される。なお、印刷イン
キ中に多量の不透明な顔料が含有されている場合には、
このインキによる印刷模様層Mは紫外線光の透過を阻害
する作用を有するようになる。したがって、多量の不透
明な顔料を含有する印刷インキは、電離放射線硬化性樹
脂の硬化を抑制する性質を有する印刷インキとして利用
し得る。
【0015】水溶性または水膨潤性のフィルムからなる
水圧転写用シート基材には、例えば、ポリビニルアルコ
ール樹脂,デキストリン,ゼラチン,にかわ,カゼイ
ン,セラック,アラビアゴム,澱粉,蛋白質,ポリアク
リル酸アミド,ポリアクリル酸ソーダ,ポリビニルメチ
ルエーテル,メチルビニルエーテルと無水マレイン酸と
の共重合体,酢酸ビニルとイタコン酸との共重合体,ポ
リビニルピロリドン,アセチルセルロース,アセチルブ
チルセルロース,カルボキシメチルセルロース,メチル
セルロース,ヒドロキシエチルセルロース,アルギン酸
ソーダ等による厚さ10〜100μ程度のものが使用さ
れる。
【0016】水圧転写用シート基材に対して形成される
電離放射線硬化性樹脂層は、電離放射線硬化性樹脂によ
るコーティング剤の塗工層からなるものであり、例え
ば、ロールコート,カーテンフローコート,ワイヤーバ
ーコート,リバースコート,グラビアコート,グラビア
リバースコート,エアナイフコート,キスコート,ブレ
ードコート,スムーズコート,コンマコート等により、
厚さ10〜100μ程度に形成される。
【0017】なお、電離放射線硬化性樹脂には、例え
ば、分子中に重合性不飽和結合またはエポキシ基を有す
るプレポリマーあるいはオリゴマーと単量体及び/又は
ポリチオール化合物とによる混合樹脂組成物が利用さ
れ、プレポリマーやオリゴマーの具体例としては、不飽
和ジカルボン酸と多価アルコールとの縮合物等による不
飽和ポリエステル類をはじめ、ポリエステルメタクリレ
ート,ポリエーテルメタクリレート,ポリオールメタク
リレート,メラミンメタクリレート等によるメタクリレ
ート類、ポリエステルアクリレート,エポキシアクリレ
ート,ウレタンアクリレート,ポリエーテルアクリレー
ト,ポリオールアクリレート,メラミンアクリレート等
によるアクリレート類等が利用される。
【0018】また、単量体の具体例としては、スチレ
ン,α・メチルスチレン等によるスチレン系単量体、ア
クリル酸メチル,アクリル酸−2−エチルヘキシル,ア
クリル酸メトキシエチル,アクリル酸ブトキシエチル,
アクリル酸ブチル,アクリル酸メトキシブチル,アクリ
ル酸フェニル等によるアクリル酸エステル類、メタクリ
ル酸メチル,メタクリル酸エチル,メタクリル酸プロピ
ル,メタクリル酸メトキシエチル,メタクリル酸エトキ
シメチル,メタクリル酸フェニル等によるメタクリル酸
エステル類、アクリル酸−2−(N,N −ジエチルアミ
ノ)エチル,メタクリル酸−2−(N,N −ジメチルアミ
ノ)エチル,アクリル酸−2−(N,N −ジベンジルアミ
ノ)エチル,メタクリル酸−2−(N,N −ジメチルアミ
ノ)メチル,アクリル酸−2−(N,N −ジエチルアミ
ノ)プロピル等による不飽和酸の置換アミノアルコール
エステル類、アクリルアミド,メタクリルアミド等によ
る不飽和カルボン酸アミド、エチレングリコールジアク
リレート,プロピレングリコールジアクリレート,ネオ
ペンチルグリコールジアクリレート,1,6−ヘキサン
ジオールジアクリレート,ジエチレングリコールジアク
リレート,トリエチレングリコールジアクリレート等の
ジアクリレート化合物、ジプロピレングリコールジアク
リレート,エチレングリコールアクリレート,プロピレ
ングリコールジメタクリレート,ジエチレングリコール
ジメタクリレート等による多官能性化合物が利用され
る。
【0019】さらに、ポリチオール化合物としては、ト
リメチロールプロパントリチオグリコレート,トリメチ
ロールプロパントリチオプロピレート,ペンタエリスリ
トールテトラチオグリコール等による分子中に2個以上
のチオール基を有するポリチオール化合物が利用され
る。
【0020】電離放射線硬化性樹脂による塗工層の形成
に際しては、コーティング剤の塗工適性を考慮して、通
常、前述のプレポリマー又はオリゴマーの5〜95重量
%と、単量体及び/又はポリチオール化合物の95〜5
重量%との混合組成物からなる電離放射線硬化性樹脂を
利用するのが好適である。
【0021】また、電離放射線硬化性樹脂によるコーテ
ィング剤中には、電離放射線硬化性樹脂が紫外線の照射
によって硬化される場合には、例えば、アセトフェノン
類,ベンゾフェノン類,ミヒラーベンゾイルベンゾエー
ト,α・アミロキシムエステル,テトラメチルメウラム
モノサルファイド,チオキサントン類等による光重合開
始剤と、必要に応じて添加される光増感剤、例えば、n
−ブチルアミン,トリエチルアミン,トリ−n−ブチル
ホスフィン等による光増感剤とを含有することは勿論で
ある。
【0022】さらに、本発明の鏡面光沢を有する成形体
及びその製造方法において、前記構成による水圧による
転写用シートの転写層が転写される成形体、すなわち、
被転写体として利用される成形体は、例えば、ポリスチ
レン樹脂,ABS樹脂,ポリカーボネート樹脂,メラミ
ン樹脂,フェノール樹脂,尿素樹脂,繊維素樹脂等によ
る樹脂成形体、木質成形体、陶磁器成形体、石等からな
り、特に制限されるものではない。
【0023】水圧転写によって被転写体の表面に転移さ
せた転写層を硬化させる最終工程では、水圧転写用シー
トに利用されている電離放射線硬化性樹脂層の種類に応
じて、紫外線あるいは電子線を照射し、転写層を硬化さ
せる。紫外線の照射は、例えば、超高圧水銀灯,高圧水
銀灯,低圧水銀灯,カーボンアーク,ブラックライトラ
ンプ,メタルハライドランプ等による光源を利用するこ
とにより、また、電子線の照射は、コックロフトワルト
ン型,ハンデグラフ型,共振変圧器型,絶縁コア変圧器
型,直線型,ダイナミトロン型,高周波型等の各種の電
子線加速器による100 〜1000KeV 、好ましくは、100 〜
300 KeV のエネルギーの電子線を利用して行なわれる。
【0024】
【作用】本第1の発明の鏡面光沢を有する成形体は、水
圧転写による転写層が鏡面光沢を有する電離放射線硬化
性樹脂層からなるもので、転写層の厚さが薄くても十分
な鏡面光沢が現出され、しかも、成形体の表面の凹凸に
よっても何ら悪影響を受けることのない鏡面光沢が得ら
れる。
【0025】本第2の発明の鏡面光沢を有する成形体
は、水圧転写による転写層が鏡面光沢を有する電離放射
線硬化性樹脂層からなり、しかも、該転写層の表面には
印刷模様層を具備するもので、印刷模様層による意匠の
向上が図れる。
【0026】また、本第3の発明の鏡面光沢を有する成
形体は、水圧転写による転写層が鏡面光沢を有する電離
放射線硬化性樹脂層からなり、しかも、該電離放射線硬
化性樹脂層の表面に、印刷模様層と該印刷模様層に同調
するエンボス凹部とを具備するもので、本第1の発明の
成形体の場合と同様に、転写層の厚さが薄くても十分な
鏡面光沢が現出され、しかも、成形体の表面の凹凸によ
って何ら悪影響が及ぼされることのない鏡面光沢が得ら
れ、かつ、印刷模様層と該印刷模様層に同調するエンボ
ス凹部とによる意匠の向上が相乗して奏される。
【0027】本第4の発明の鏡面光沢を有する成形体の
製造方法によれば、本第1の発明の鏡面光沢を有する成
形体が、また、本第5の発明の鏡面光沢を有する成形体
の製造方法によれば、本第2の発明の鏡面光沢を有する
成形体が、さらに、本第6の発明の鏡面光沢を有する成
形体の製造方法によれば、本第3の発明の鏡面光沢を有
する成形体が、容易、かつ、的確に得られる。
【0028】なお、塗装によって鏡面光沢を得るために
は、流動性の高い塗料を利用する、すなわち、粘度の低
い塗料を利用することが必要であるが、かかる塗料によ
る塗装の際に発生する塗料のタレ等の不都合が、本発明
の成形体においては全く無く、品質の高い鏡面光沢を有
する成形体になる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の鏡面光沢を有する成形体及び
その製造方法の具体的な構成を実施例を以って説明す
る。
【0030】実施例1 被転写体 自動車用インストルメントパネルとして成形したABS
樹脂成形体を被転写体として用意した。
【0031】水圧転写用シート 厚さ40μのポリビニルアルコール樹脂フィルム[日合
フィルム (株):ハイセロン]からなるの水圧転写用シ
ート基材の表面に、アクリルウレタン系オリゴマー10
0重量部とアクリル系モノマー15重量部とイソプロピ
ルアルコール20重量部との混合物によるコーティング
剤[岩田カップによる粘度:23秒(25℃)]を、ス
リットリバースコート法によって塗工し、厚さ60μ
(wet)の塗工層を有する水圧転写用シートを得た。
【0032】水圧による転写 水圧転写用シートにおける塗工層が十分に粘着性を有し
ている間に、該転写用シートを塗工層が上になるように
して水面に浮かべ、ポリビニルアルコール樹脂フィルム
が膨潤,延展した後に、先のABS樹脂成形体を上方か
ら押し入れ、この成形体の表面に転写用シートを延展,
密着させた。
【0033】しかる後に、前記ABS樹脂成形体を水中
から引き出し、紫外線を照射した。なお、紫外線の照射
は、160W/cmの紫外線光源により、3m/min.で
行なった。続いて、清水でシャワーすることにより、残
留しているポリビニルアルコール樹脂フィルムを除去
し、さらに、乾燥に付し、水圧転写による転写層を有す
る自動車用インストルメントパネルを得た。
【0034】得られた自動車用インストルメントパネル
の表面には、蛍光灯の光が極めて良好に反射する高鮮映
性が具備されており、鏡面光沢に優れた特性が得られ
た。
【0035】比較例1 実施例1で被転写体として利用したものと同一のABS
樹脂成形体に対して、アクリルウレタン系オリゴマー1
00重量部とアクリル系モノマー15重量部とイソプロ
ピルアルコール50重量部との混合物による塗料[岩田
カップによる粘度:20秒(25℃)]をスプレー塗装
し、厚さ60μの塗料層(wet)を形成した後、該塗料層
を紫外線の照射によって硬化させたところ、自動車用イ
ンストルメントパネルの凹部,コーナー部,立ち上がり
面等には、塗料の付着が不十分であり、該部分の塗膜の
厚さが薄く、全体として均一な厚みの塗膜は得られなか
った。また、得られた塗膜には、鏡面光沢は現出されな
かった。
【0036】比較例2 実施例1における水圧転写用シートの代わりに、水圧転
写用シートにおける塗工層の形成後に100℃の熱風で
乾燥し、塗工層の粘着性が完全に無くなっている水圧転
写用シートを利用し、それ以外の工程は、全て実施例1
の対応する工程と同一の工程により、比較のための電離
放射線硬化型樹脂層からなる転写層を有する自動車用イ
ンストルメントパネルを得たところ、鏡面光沢は現出さ
れなかった。
【0037】実施例2 被転写体 自動車用インストルメントパネルとして成形したABS
樹脂成形体を被転写体として用意した。
【0038】水圧転写用シート 厚さ40μのポリビニルアルコール樹脂フィルム[日合
フィルム (株):ハイセロン]の表面に、下記の組成
[a]によるグラビアインキによる印刷模様層を形成し
た後、100℃の熱風を20秒間吹き付け、前記印刷模
様層を指触乾燥させた。 組成[a] セルロースアセテートブチレート樹脂・・・・・・・・・・50重量部 ジペンタエリスリトールペンタアクリレート・・・・30重量部 アルミナ粉末・・・・・・・・・・・・・・・・5重量部 ポリエチレレンワックス・・・・・・1重量部 ベンジルジメチルケタール・・・・2重量部 メチルエチルケトン・・・・・・150重量部 トルエン・・・・・・・・・・・・・・・・100重量部 顔料 イソインドリン(黄)・・・・・・・・・・6重量部 キナクリドン(赤)・・・・・・・・・・・・6重量部 フタロシアニンブルー(青)・・・・6重量部
【0039】続いて、前記の印刷層面の全面に対して、
アクリルウレタン系オリゴマー100重量部とアクリル
系モノマー15重量部とメチルエチルケトン30重量部
との混合物によるコーティング剤をスリットリバースコ
ート法によって塗工し、厚さ70μ(wet)の塗工層を有
する水圧転写用シートを得た。
【0040】水圧による転写 転写用シートにおける塗工層が十分に粘着性を有してい
る間に、該転写用シートを塗工層が上になるようにして
水面に浮かべ、以下実施例1の水圧による転写工程と同
一の工程により、表面に印刷模様層を有する転写層が転
写されている自動車用インストルメントパネルを得た。
【0041】この自動車用インストルメントパネルの表
面には、蛍光灯の光が極めて良好に反射する高鮮映性が
具備されており、鏡面光沢に優れた特性が得られた。
【0042】実施例3 被転写体 自動車用インストルメントパネルとして成形したABS
樹脂成形体を被転写体として用意した。
【0043】水圧転写用シート 厚さ40μのポリビニルアルコール樹脂フィルム[日合
フィルム (株):ハイセロン]の表面に、下記の組成
[b]によるグラビアインキによる印刷模様層を形成し
た後、100℃の熱風を20秒間吹き付け、前記印刷模
様層を指触乾燥させた。 組成[b] セルロースアセテートブチレート樹脂・・・・・・・・・・50重量部 ジペンタエリスリトールペンタアクリレート・・・・30重量部 アルミナ粉末・・・・・・・・・・・・・・5重量部 ポリエチレレンワックス・・・・1重量部 ベンジルジメチルケタール・・・・2重量部 メチルエチルケトン・・・・・・150重量部 トルエン・・・・・・・・・・・・・・・・100重量部 顔料 イソインドリン(黄)・・・・・・・・・・8重量部 キナクリドン(赤)・・・・・・・・・・・・8重量部 フタロシアニンブルー(青)・・・・8重量部
【0044】続いて、前記の印刷層面の全面に対して、
アクリルウレタン系オリゴマー100重量部とアクリル
系モノマー15重量部とメチルエチルケトン30重量部
との混合物によるコーティング剤をスリットリバースコ
ート法によって塗工し、厚さ70μ(wet)の塗工層を有
する水圧転写用シートを得た。
【0045】水圧による転写 転写用シートにおける塗工層が十分に粘着性を有してい
る間に、該転写用シートを塗工層が上になるようにして
水面に浮かべ、以下実施例1の水圧による転写工程と同
一の工程により、[図1]において符号1で表示される
構成の自動車用インストルメントパネルを得た。
【0046】この自動車用インストルメントパネル1
は、[図1]において、ABS樹脂成形体2と、表面に
印刷模様層mと該印刷模様層mに同調するエンボス凹部
4とを有する電離放射線硬化性樹脂の塗工層3とからな
り、自動車用インストルメントパネル1の表面には、蛍
光灯の光が極めて良好に反射する高鮮映性が具備されて
おり、鏡面光沢に優れた特性が得られた。
【0047】実施例4 被転写体 自動車用インストルメントパネルとして成形したABS
樹脂成形体を被転写体として用意した。
【0048】水圧転写用シート 厚さ40μのポリビニルアルコール樹脂フィルム[日合
フィルム (株):ハイセロン]の表面に、黒色顔料10
0重量部に対してアクリル系のベヒクルが100重量部
未満のインキによる印刷模様層を形成した後、100℃
の熱風を20秒間吹き付け、前記印刷模様層を指触乾燥
させた。
【0049】続いて、前記の印刷層面の全面に対して、
アクリルウレタン系オリゴマー100重量部とアクリル
系モノマー15重量部とメチルエチルケトン30重量部
との混合物によるコーティング剤をスリットリバースコ
ート法によって塗工し、厚さ70μ(wet)の塗工層を有
する水圧転写用シートを得た。
【0050】水圧による転写 転写用シートにおける塗工層が十分に粘着性を有してい
る間に、該転写用シートを塗工層が上になるようにして
水面に浮かべ、以下実施例1の水圧による転写工程と同
一の工程により、表面に電離放射線硬化性樹脂層からな
る転写層を有する自動車用インストルメントパネルを得
た。
【0051】この自動車用インストルメントパネルにお
いては、電離放射線硬化性樹脂層の硬化工程において、
印刷模様層が硬化抑制の作用を果たしたために、印刷模
様層に同調するエンボス凹部が、電離放射線硬化性樹脂
層の表面に形成されており、しかも、蛍光灯の光が極め
て良好に反射する高鮮映性が具備されていた。
【0052】なお、前述の印刷模様層に同調するエンボ
ス凹部は、印刷模様層による硬化抑制作用によって形成
されたものである。すなわち、電離放射線硬化性樹脂層
の硬化工程において、印刷模様層と接する部分の電離放
射線硬化性樹脂層の硬化が遅れるため、それ以外の部分
の樹脂層が先に硬化して収縮し、印刷模様層と接する部
分の電離放射線硬化性樹脂層が引っ張られる結果、印刷
模様層と接する部分の電離放射線硬化性樹脂層の表面が
陥没することによって形成されたものである。
【0053】
【効果】本発明の鏡面光沢を有する成形体は、該成形体
における鏡面光沢が、水圧転写による転写層によって具
現されているもので、転写層が略均一の厚さに形成され
ることから、高品質感が得られる。
【0054】また、本発明の鏡面光沢を有する成形体の
製造方法によれば、高品質の鏡面光沢を有する成形体
が、容易かつ的確に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鏡面光沢を有する成形体の1例を示す
断面模型図である。
【図2】本発明の鏡面光沢を有する成形体の製造方法に
利用される水圧転写用シートの1例を示す断面模型図で
ある。
【図3】本発明の鏡面光沢を有する成形体の製造方法に
利用される水圧転写用シートの別の例を示す断面模型図
である。
【符号の説明】
1 鏡面光沢を有する成形体 2 被転写体として利用されたABS樹脂成形体 3 電離放射線硬化性樹脂の塗工層による転写層 4 エンボス凹部 21 水圧転写用シート 22 水溶性または水膨潤性フィルムからなる転写用シ
ート基材 23 粘着性を有している電離放射線硬化性樹脂層 M 印刷模様層 m 印刷模様層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水圧転写による転写層を有する成形体
    において、前記転写層が、鏡面光沢を有する電離放射線
    硬化性樹脂層からなることを特徴とする鏡面光沢を有す
    る成形体。
  2. 【請求項2】 水圧転写による転写層を有する成形体
    において、前記転写層が、鏡面光沢を有する電離放射線
    硬化性樹脂層からなり、しかも、該電離放射線硬化性樹
    脂層の表面には、印刷模様層を具備することを特徴とす
    る鏡面光沢を有する成形体。
  3. 【請求項3】 水圧転写による転写層を有する成形体
    において、前記転写層が、鏡面光沢を有する電離放射線
    硬化性樹脂層からなり、しかも、該電離放射線硬化性樹
    脂層の表面には、印刷模様層と該印刷模様層に同調する
    エンボス凹部とを具備することを特徴とする鏡面光沢を
    有する成形体。
  4. 【請求項4】 水圧転写用シート基材に対して、電離
    放射線硬化性樹脂の塗工層からなる転写層を形成するこ
    とにより、水圧転写用シートを得た後、該水圧転写用シ
    ートにおける前記電離放射線硬化性樹脂の塗工層が粘着
    性を有している間に、水圧転写によって被転写体に転写
    層を転移させ、次いで、電離放射線を照射することを特
    徴とする鏡面光沢を有する成形体の製造方法。
  5. 【請求項5】 水圧転写用シート基材に対して、印刷
    インキによる印刷模様層と該印刷模様層面の全面を被覆
    する電離放射線硬化性樹脂の塗工層とからなる転写層を
    形成することにより、水圧転写用シートを得た後、該水
    圧転写用シートにおける前記電離放射線硬化性樹脂によ
    る塗工層が粘着性を有している間に、水圧転写によって
    被転写体に転写層を転移させ、次いで、電離放射線を照
    射することを特徴とする鏡面光沢を有する成形体の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 水圧転写用シート基材に対して、電離
    放射線を遮断,吸収あるいは電離放射線硬化性樹脂に硬
    化を抑制する性質を有する印刷インキによる印刷模様層
    と該印刷模様層面の全面を被覆する電離放射線硬化性樹
    脂の塗工層とからなる転写層を形成することにより、水
    圧転写用シートを得た後、該水圧転写用シートにおける
    前記電離放射線硬化性樹脂による塗工層が粘着性を有し
    ている間に、水圧転写によって被転写体に転写層を転移
    させ、次いで、電離放射線を照射することを特徴とする
    鏡面光沢を有する成形体の製造方法。
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