JP3284285B2 - 高意匠エンボス化粧シート及びその製造方法 - Google Patents

高意匠エンボス化粧シート及びその製造方法

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JP3284285B2 JP31108293A JP31108293A JP3284285B2 JP 3284285 B2 JP3284285 B2 JP 3284285B2 JP 31108293 A JP31108293 A JP 31108293A JP 31108293 A JP31108293 A JP 31108293A JP 3284285 B2 JP3284285 B2 JP 3284285B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧シート面にエンボ
ス模様を付与する化粧シートの製造方法及びそれにより
得られるエンボス化粧シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、化粧材の化粧面に凹凸模様(エン
ボス)を施す手段としては、種々の方法が提案されてい
るが、例えば、エンボスロール又はエンボス板等を使用
する機械的エンボス方式、発泡剤、発泡抑制剤又は硬化
抑制剤等を使用する化学的エンボス方式が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
方式においては、例えば、機械的エンボス方式では、化
粧模様と凹凸模様が一致しないという欠点があり、ま
た、化学的エンボス方式では、樹脂の発泡、発泡抑制、
あるいは硬化抑制等の各工程の制御が非常に困難であっ
て、所望の凹凸模様を顕現することは困難であり、特別
の装置を必要とする等の欠点があって好ましいものでは
なかった。また、機械的エンボス方式や化学的エンボス
方式で得た化粧材は凹凸模様の強度が十分でなく、外圧
に対して凹凸模様が消えてしまう問題点が生じた。更
に、機械的エンボス方式や化学的エンボス方式では凹凸
模様を形成するのに一定時間が必要で、生産性の点で大
きな問題となっていた。本発明は、これらの問題を解決
して、印刷の絵柄と凹凸模様の同調精度がよく、表面強
度が強く、所望の凹凸模様を顕現し得る意匠性に優れた
化粧材及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】透明もしくは半透明のシ
ート基材の表面に、熱硬化性樹脂もしくは電離放射線硬
化性樹脂による凹凸模様を形成し、該シートの凹凸模様
面に、溶剤により膨潤又は収縮するフィルムを溶剤を含
有した接着剤を介して積層することにより、該シートの
凹凸模様に沿うて、積層したフィルム面に同じ凹凸模様
を形成させるエンボス化粧シートとした。また、透明も
しくは半透明のシート基材の表面に、熱硬化性樹脂もし
くは電離放射線硬化性樹脂による凹凸模様を形成し、該
シートの凹凸模様面に、溶剤により膨潤又は収縮するフ
ィルムを溶剤を含有した接着剤を介して積層することに
より、該シートの凹凸模様に沿うて、積層フィルム面に
同じ凹凸模様を形成させるエンボス化粧シートの製造方
法とした。
【0005】
【作用】本発明によれば、従来の機械的エンボス方式や
化学的エンボス方式より、生産スピードが上がり、しか
も印刷の絵柄と凹凸模様の同調精度がよく、表面強度が
強く、所望の凹凸模様を顕現し得る意匠性に優れたエン
ボス化粧シートを得ることができる。
【0006】
【実施例】以下、実施例に基づいて、図面を参照にして
本発明を詳しく説明する。図1は本発明のエンボス化粧
シートの一例を示す断面図であり、図2はそのエンボス
化粧シートが形成される一例を示す説明図である。図3
は基材フィルムに凹凸形状を形成させるための模式図で
あり、図4は図3で作製した凹凸模様を形成したフィル
ムを使用して本発明のエンボス化粧シートの製造方法を
示す模式図である。図5は本発明のエンボス化粧シート
の凹凸形成面を表面にして、合板に貼り合わせた場合の
化粧合板の断面図であり、図6はエンボス化粧シートの
凹凸形成面を合板に貼り合わせた場合の化粧合板の断面
図である。
【0007】以下に、本発明のエンボス化粧シートを作
る場合の一例を示す。先ず、基材フィルム11として、
ポリエチレンテレフタレート(以下PETとする)フィ
ルム等の耐熱性があり、寸法安定性のあるフィルムを使
用して、このフィルムにプライマー液を塗布した後、図
3に示すように、ドラムプリンティング法(ノズル式塗
工装置23にて電離放射線硬化性樹脂12aをロール凹
版21にコートして、押し圧ロール25にて電離放射線
硬化性樹脂12aを版の凹部22に充填し、それと同時
に基材フィルム11をロール凹版に密着させ、基材フィ
ルム11の上から電離放射線照射装置24で電離放射線
を照射して凹版の凹部22に充填された樹脂を硬化させ
ると共に、基材フィルム11に硬化樹脂を接着させて、
ロール凹版21から基材フィルム11を剥離し、基材フ
ィルムに電離放射線硬化性樹脂からなる凹凸形状を形成
させる方法をドラムプリンティング法とする)にて、基
材フィルム11上に凹凸形状のある電離放射線硬化性樹
脂層12を形成する。
【0008】次に、図4に示すように、上記のようにし
て作製した凹凸模様形成フィルムの巻取31を使用し
て、溶剤含有接着剤13をロールコート方式で塗布し、
別の巻取32より表面フィルムのポリ塩化ビニル(以下
PVCとする)フィルムを繰り出し、ロール36とロー
ル37にて加圧接着して積層し、積層化粧シート1aを
得る。積層化粧シート1aは巻取装置にて巻き取られ巻
取38となる。前記積層化粧シートを室温に保存すると
溶剤がPVCフィルムに浸透してPVCフィルムを膨潤
させ、図2に示すように、積層化粧シート1aの表面
は、図2(a)に示す形状から図2(b)に示すような
形状に変形する。更に溶剤がPVCフィルムから揮散し
ていくと、PVCフィルム及び接着剤の残留溶剤量に応
じて、図2(b)のような形状を経て最終的には図2
(c)に示すような形状のエンボス化粧シートが得られ
る。PVCフィルムの厚さにもよるが約48時間で上記
エンボス化粧シートが完成する。
【0009】このようにして得られたエンボス化粧シー
トは木質板や金属板に、通常はPETフィルム面を接着
剤を介して貼り合わせ、化粧合板や化粧鋼板とする。し
かし、本発明のエンボス化粧シートは凹凸形状のあるP
VCフィルム面を木質板や金属板に貼り合わせても、深
度のある立体的な意匠効果を示す化粧板が得られるの
で、1種類のエンボス化粧シートで2種類の意匠効果を
示す化粧板を作ることができる。
【0010】本発明に使用する基材フィルムは、ポリエ
チレンテレフタレート(PET)、ポリアクリレート、
ポリエーテルエーテルケトン、ポリイミド等フィルム強
度が強く、寸法安定性、耐熱性を有し、電離放射線を透
過するものであればよい。電離放射線として高圧水銀灯
等の紫外線を使用する場合は透明なPETフィルムが主
に用いられる。厚みは10〜200μmのものが使用で
きるが、化粧シート作製時の作業性、コスト等を考慮す
ると50μm程度が望ましい。しかし、電離放射線とし
て、電子線を使用する場合は、電子線を透過するフィル
ムであればよく、必ずしも透明である必要はない。
【0011】基材フィルム上に凹凸形状を形成する樹脂
としては、電離放射線を透過して電離放射線により硬化
して凹凸形状を賦型できる樹脂で、且つ常温で凹凸形状
が変形したり消失しない樹脂であればよい。公知の紫外
線硬化性樹脂及び電子線硬化性樹脂が使用できる。
【0012】電離放射線硬化性樹脂としては、分子中に
アクリロイル基、メタアクリロイル基、アクリロイルオ
キシ基等の重合性不飽和基、エポキシ基、チオール基等
を二個以上有する多官能のプレポリマー、オリゴマー及
び/又は単量体を主成分とする液状組成物が使用され
る。これらのプレポリマー、オリゴマー又は単量体の例
としては、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレー
ト、ポリエステルアクリレート、シリコンアクリレート
等のアクリレート、ウレタンメタアクリレート、エポキ
シメタアクリレート、ポリエステルメタアクリレート、
シリコンメタアクリレート等のメタアクリレート、不飽
和ポリエステル、ポリチオール、ポリビニルピロリドン
等がある。好ましくは、アクリレート、エポキシアクリ
レート、シリコンアクリレート、シロキサン等の高架橋
密度型のものを用いる方がよい。
【0013】可視光又は紫外線で硬化させる場合は、ベ
ンゾフェノン類、アセトフェノン類、チオキサントン類
等の光重合開始剤を添加する。電離放射線として、高圧
水銀灯等の紫外線を使用する場合は、紫外線を透過して
紫外線で硬化する必要があり、透明な樹脂を使用する必
要がある。電離放射線として、通常、紫外線又は電子線
が使用されるが、その他の可視光線、X線等も使用可能
である。
【0014】電離放射線硬化性樹脂にて基材フィルムに
凹凸形状を形成する方法としては、基材フィルムに形成
する所望の凹凸模様と同形で逆の凹凸形状を有するロー
ル凹版を用いて、前記のドラムプリンティング法が使用
される。基材フィルム上に凹凸形状を形成させるための
ロール凹版は、彫刻、電鋳、サンドブラスト等によって
製作される。また、基材フィルム上に凹凸形状を形成さ
せる方法として、絵柄模様を印刷した基材フィルムにグ
ラビア印刷、スクリーン印刷等の方法により絵柄模様に
同調した厚盛り凹凸模様を形成する方法を用いることも
できる。
【0015】凹凸形状を有する基材フィルムと表面フィ
ルムのPVCフィルムを貼り合わせる接着性樹脂として
は、溶剤に溶解する樹脂で基材フィルムと表面フィルム
を接着できる樹脂であればよい。例えば、ウレタン系、
エポキシ系、アクリル系樹脂等公知の樹脂が使用でき
る。溶剤としては、接着性樹脂及び表面フィルムに応じ
て選択されるが酢酸エチル、メチルエチルケトン(以下
MEKとする)、トルエン、イソプロピルアルコール
(以下IPAとする)等が使用される。溶剤含有量とし
ては3〜60重量%のものが使用できるが、10〜30
重量%が好ましい。
【0016】凹凸模様を形成した基材フィルムの上に積
層される表面フィルムとしては、溶剤により膨潤、収縮
する性質を有し、更に溶剤が速やかに揮散する性質を有
するものであればよい。このような性質を有するフィル
ムとして、PVC、酢酸ビニル、エチレンー酢酸ビニル
共重合体等があるが、本発明にはPVCフィルムが好適
である。フィルムの厚さは200μm程度のものまで使
用できるが、50〜100μmの範囲が好ましい。ポリ
塩化ビニル樹脂の場合は、平均重合度が1000〜20
00、可塑剤がジオクチルフタレート(DOP)換算で
10〜70重量部、好ましくは10〜35重量部加えた
軟質ポリ塩化ビニルが好適である。或いはこれと同等の
物理化学的性質を有するものであればよい。PVCフィ
ルムに顔料及びパール顔料を練り込ませてもよい。顔料
としては、アルミニウム、銅、真鍮等の金属粉、金箔
粉、金属蒸着合成フィルムの細断片等の金属光沢を有す
る顔料が使用される。また、酸化チタンの被覆雲母、魚
鱗箔、三酸化ビスマス等の真珠光沢や干渉光沢を有する
顔料等が使用される。必要ならば、PVCフィルム又は
基材のPETフィルムに絵柄を印刷して、積層化粧シー
トの任意の界面に絵柄を設けてもよい。
【0017】以下に本発明のエンボス化粧シートを製造
する際の第1の実施例を示す。先ず、基材フィルムとし
て、二軸延伸PETフィルム(帝人(株)製)50μm
の片面に易接着処理を施したものを使用し、このフィル
ムの処理面に、グラビア印刷方式でプライマー液を塗布
し、100℃で30秒乾燥させて、プライマー層を形成
する。
【0018】次に、図3に示すように、版深50μmの
抽象柄のロール凹版21を用いて、ノズル式塗工装置2
3にてウレタンアクリレート系紫外線硬化性樹脂12a
(大日精化工業(株)製「P−EX−808−1」)を
塗布し、押し圧ロール25にて凹版21の凹部22に紫
外線硬化性樹脂12aを充填し、この上にPETフィル
ム11を密着させ、PETフィルム11の上から高圧水
銀灯24(160W/cm、2灯)で2秒照射して、紫
外線硬化性樹脂を硬化させると共にPETフィルムに硬
化樹脂を接着させる。紫外線硬化性樹脂が硬化後に、P
ETフィルム11をロール凹版21から剥離して、図3
に示すように、凹凸形状を有する紫外線硬化性樹脂層1
2を形成したエンボスフィルムを作製する。尚、前記抽
象柄のロール凹版は版深50で電鋳法で製作したもので
ある。
【0019】次に、図4に示すように、上記のようにし
て作製した凹凸形状のあるPETフィルムの巻取31を
使用して、ウレタン系樹脂を用いた溶剤含有接着剤13
(昭和インク(株)製「化XメジュウムMD」:溶剤
(MEK)含有量20重量%)をロールコート方式で3
0g/m2 塗布し、別の巻取32より厚さ50μmの着
色PVCフィルム(バンド(株)製BHST)を繰り出
し、ロール36とロール37にて加圧接着して積層し積
層化粧シート1aを得る。積層化粧シート1aは巻取装
置にて巻き取られ巻取38となる。前記積層化粧シート
を室温に保存すると溶剤がPVCフィルムに浸透してP
VCシートを膨潤させてPVCフィルムが変形し、更に
溶剤がPVCフィルムから揮散していくと、図2(b)
のような形状を経て最終的には図2(c)に示すような
形状のエンボス化粧シートが得られる。PVCフィルム
の厚さにもよるが約48時間で上記エンボス化粧シート
1が完成する。得られたエンボス化粧シート1を接着剤
16を介してPETフィルム11面を合板15に貼り合
わせ、図5に示すような化粧合板2を得る。化粧合板は
版の凹凸模様が忠実に再現されているので、意匠効果の
高い化粧合板となる。
【0020】第2の実施例は、表面フィルムにパール顔
料入りPVCフィルムを使用した場合である。第1の実
施例と同様にして、PETフィルム11に紫外線硬化性
樹脂で凹凸形状の紫外線硬化性樹脂層12を形成し、次
に溶剤含有接着剤13を塗布して厚さ100μmのパー
ル顔料入りPVCフィルム(日光ビックス(株)製「F
C10167M」:可塑剤含有量は樹脂100重量部に
対して12重量部)を貼り合わせ、室温に保存してPV
Cフィルムを変形させて、図1に示すようなエンボス化
粧シート1を得る。上記エンボス化粧シート1を接着剤
16を介してPVCフィルム14のエンボス面を合板1
5に貼り合わせ、図6に示すような化粧合板2を得る。
このようにして得られた化粧合板は凹凸模様がPETフ
ィルムを通して見られるので、凹凸模様に深度があり、
立体的意匠効果の高いものとなる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来の機械的エンボス方式や化学的エンボス方式より、
生産スピードが上がり、作業効率の向上が図れる。しか
も印刷の絵柄と凹凸模様の同調精度がよく、所望の凹凸
模様を顕現し得るので、表面強度が強く、意匠性に優れ
たエンボス化粧シートを得ることができる。また、本エ
ンボス化粧シートを木質化粧板や金属製化粧板に利用す
る場合、通常はPETフィルム面を木質板や金属板に貼
り合わせるが、凹凸形状のあるPVCフィルム面を木質
板や金属板に貼り合わせても、深度のある立体的意匠効
果の高いものが得られ、1種類のエンボス化粧シートで
2種類の意匠効果を示す化粧板を得ることができる。更
に、本発明のエンボス化粧シートは寸法安定性のよいフ
ィルムと可撓性があるフィルムの積層シートであるた
め、木質化粧板や金属製化粧板に利用した場合、化粧板
の加工適性に優れ、品質のよい化粧製品を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンボス化粧シートの一例を示す断面
図。
【図2】エンボス化粧シートが形成される一例を示す説
明図であり、 (a) 凹凸形状を有するフィルムに溶剤含有接着剤に
て表面フィルムを貼り合わせた積層シートの断面図。 (b) 前記(a)図の積層シートの表面フィルムが溶
剤の浸透により膨潤して表面が変形した積層シートの断
面図。 (c) 前記(b)図の積層シートの表面フィルムから
溶剤が揮散して、表面フィルムが凹凸形状に沿うて変形
したエンボス化粧シートの断面図。
【図3】基材フィルムに電離放射線硬化性樹脂を用いて
凹凸形状を形成させる方法を示した模式図。
【図4】図3で作製した凹凸形成フィルムを使用して本
発明のエンボス化粧シートの製造方法を示す模式図。
【図5】第1の実施例によるエンボス化粧シートで作製
した化粧合板の断面図。
【図6】第2の実施例によるエンボス化粧シートで作製
した化粧合板の断面図。
【符号の説明】
1 エンボス化粧シート 1a 積層化粧シート 1b 表面フィルムが変形した積層化粧シート 2 化粧合板 11 基材フィルム(PETフィルム) 12 凹凸形状の電離放射線硬化性樹脂層(硬化後) 12a 電離放射線硬化性樹脂(硬化前) 13 溶剤含有接着剤 14 表面フィルム(ポリ塩化ビニルフィルム) 15 合板 16 接着剤(合板貼り合わせ用) 21 ロール凹版 22 版の凹部 23 ノズル式塗工装置 24 電離放射線照射装置(紫外線照射装置) 25 押し圧ロール 31 凹凸模様形成フィルムの巻取 32 表面フィルム(ポリ塩化ビニルフィルム)の巻取 33 インキパン 34 付けロール 35 コーティングロール 36 加熱ロール 37 圧胴 38 積層化粧シートの巻取
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明もしくは半透明のシート基材の表面
    に、熱硬化性樹脂もしくは電離放射線硬化性樹脂による
    凹凸模様を形成し、該シートの凹凸模様面に、溶剤によ
    り膨潤又は収縮するフィルムを溶剤を含有した接着剤を
    介して積層することにより、該シートの凹凸模様に沿う
    て、積層したフィルム面に同じ凹凸模様を形成させるこ
    とを特徴とするエンボス化粧シート。
  2. 【請求項2】 透明もしくは半透明のシート基材の表面
    に、熱硬化性樹脂もしくは電離放射線硬化性樹脂による
    凹凸模様を形成し、該シートの凹凸模様面に、溶剤によ
    り膨潤又は収縮するフィルムを溶剤を含有した接着剤を
    介して積層することにより、該シートの凹凸模様に沿う
    て、積層フィルム面に同じ凹凸模様を形成させることを
    特徴とするエンボス化粧シートの製造方法。
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