JPS6035272B2 - 化粧材の製造法 - Google Patents
化粧材の製造法Info
- Publication number
- JPS6035272B2 JPS6035272B2 JP55076072A JP7607280A JPS6035272B2 JP S6035272 B2 JPS6035272 B2 JP S6035272B2 JP 55076072 A JP55076072 A JP 55076072A JP 7607280 A JP7607280 A JP 7607280A JP S6035272 B2 JPS6035272 B2 JP S6035272B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electron beam
- decorative material
- decorative
- adhesive
- decorative sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、電子線エネルギーを利用して、積層薮着剤
と表面塗層とを硬化する化粧材の製造法に関するもので
あり、詳しくは、積層用の接着剤と表面塗装用の塗料の
両者を、ともに電子線硬化型のものを使用して、電子線
照射により両者を一挙に硬化せしめることを特徴とする
ものである。
と表面塗層とを硬化する化粧材の製造法に関するもので
あり、詳しくは、積層用の接着剤と表面塗装用の塗料の
両者を、ともに電子線硬化型のものを使用して、電子線
照射により両者を一挙に硬化せしめることを特徴とする
ものである。
従来、競付塗装が不可能であったプラスチックフィルム
、紙などの化粧シートに、焼付塗装なみの塗装を可能と
した電子線硬化塗装法が開発され、順次利用されるよう
になったが、基村と化粧シートとの接着は、依然として
ェマルジョン型、溶剤型接着剤を用いて、ホットプレス
やラミネー夕−を利用し貼着乾燥し、その後、化粧シー
ト表面に電子線硬化塗装法を施して化粧材としているた
め、工程ラインが長くなり、内部接着層の硬度等の関係
で、製品全体としての硬度が充分でなく、且また公害対
策が必要である等の問題があった。本発明は、上記の問
題点を解消することを目的としたものであって、化粧材
の基材と化粧シートとの接着にも電子線硬化型接着剤を
適用することを特徴とするものである。
、紙などの化粧シートに、焼付塗装なみの塗装を可能と
した電子線硬化塗装法が開発され、順次利用されるよう
になったが、基村と化粧シートとの接着は、依然として
ェマルジョン型、溶剤型接着剤を用いて、ホットプレス
やラミネー夕−を利用し貼着乾燥し、その後、化粧シー
ト表面に電子線硬化塗装法を施して化粧材としているた
め、工程ラインが長くなり、内部接着層の硬度等の関係
で、製品全体としての硬度が充分でなく、且また公害対
策が必要である等の問題があった。本発明は、上記の問
題点を解消することを目的としたものであって、化粧材
の基材と化粧シートとの接着にも電子線硬化型接着剤を
適用することを特徴とするものである。
以下、本発明の実施例を、図面に基いて説明する。
図面は、本発明によって得られた化粧材の構造を模式的
に例示する断面図である。
に例示する断面図である。
図において、１は合板、パーティクルボード、ハードボ
ード、桂酸カルシウム板、金属板などの基材、２は電子
線硬化型接着剤で、ェポキシアクリレート、ポリエチレ
ングリコールジアクリレート、ラウリルメタアクリレー
トなどが使用できる。
ード、桂酸カルシウム板、金属板などの基材、２は電子
線硬化型接着剤で、ェポキシアクリレート、ポリエチレ
ングリコールジアクリレート、ラウリルメタアクリレー
トなどが使用できる。
３は化粧シートで、紙の印刷シート全般、塩化ビニル樹
脂その他の合成樹脂の印刷プラスチックシート等であり
、３′は印刷インキ、４は表面に塗布された電子線硬化
型塗料であって、ポリエステルアクリレート、ウレタン
アクリレート、２−ヒドロキシエチルアクリレート、ネ
オベンチルグリコールジアクリレートなどから選択され
る。
脂その他の合成樹脂の印刷プラスチックシート等であり
、３′は印刷インキ、４は表面に塗布された電子線硬化
型塗料であって、ポリエステルアクリレート、ウレタン
アクリレート、２−ヒドロキシエチルアクリレート、ネ
オベンチルグリコールジアクリレートなどから選択され
る。
本発明の製造法は、上記の製品を得るため、基村１の上
面に電子線硬化型接着剤２を塗布し、その上面に化粧シ
ート３を貼着債層し、直ちに電子線硬化型塗料４をカー
テンコート法、ロ−ルコート法その他の塗装法で塗布し
、引続いて電子線照射硬化を行うものである。この電子
線照射工程は、一般に不活性ガス雰囲気で行われるが、
該塗料塗布面に不透気性フィルムを被看して電子線照射
を行うようにすれば、空気中においても何ら支障なく電
子線硬化が可能であり、塗膜硬化後該フィルムを剥離す
れば、所望の表面状態が得られる点で好ましい方法であ
る。
面に電子線硬化型接着剤２を塗布し、その上面に化粧シ
ート３を貼着債層し、直ちに電子線硬化型塗料４をカー
テンコート法、ロ−ルコート法その他の塗装法で塗布し
、引続いて電子線照射硬化を行うものである。この電子
線照射工程は、一般に不活性ガス雰囲気で行われるが、
該塗料塗布面に不透気性フィルムを被看して電子線照射
を行うようにすれば、空気中においても何ら支障なく電
子線硬化が可能であり、塗膜硬化後該フィルムを剥離す
れば、所望の表面状態が得られる点で好ましい方法であ
る。
電子線照射条件としては、電子加速器を利用して加速電
圧１５０〜３０皿ｖ、照射電流２０〜５仇ｈＮ線量３〜
１０メガラド、送り速度１０〜８０の／ｍｉｎの範囲で
行われる。この電子線照射によって、接着剤２および表
面塗料４は、短時間にかつ同時に硬化する。
圧１５０〜３０皿ｖ、照射電流２０〜５仇ｈＮ線量３〜
１０メガラド、送り速度１０〜８０の／ｍｉｎの範囲で
行われる。この電子線照射によって、接着剤２および表
面塗料４は、短時間にかつ同時に硬化する。
本発明の化粧材の製造法は、上記のように、有機溶剤を
含まない接着剤、塗料を用いるため乾燥工程が不要であ
り、副生成物あるいは溶剤蒸気の発生がなく、一回の電
子線照射で製品が完成するので、工程ラインは短く、能
率も高く、製品の表面硬度も高く品質は安定したものと
なるなど、工業的効果は甚だ大きいものである。
含まない接着剤、塗料を用いるため乾燥工程が不要であ
り、副生成物あるいは溶剤蒸気の発生がなく、一回の電
子線照射で製品が完成するので、工程ラインは短く、能
率も高く、製品の表面硬度も高く品質は安定したものと
なるなど、工業的効果は甚だ大きいものである。
実施例
１仇肋厚のパーティクルボードの表面に、ヱポキシアク
リレートを５０夕／力の厚さに、ロールコート法により
塗布し、その上から２３夕／枕の印刷模様を有する化粧
紙を積層し、さらにその上に、ポリエステルアクリレー
トを５０夕／めの厚さにカーテンコート法により塗布し
、直ちに電子加速器により加速電圧２００ｋｖ、照射電
流３仇ｈＡ、線量５メガラド、送り速度２４の／ｍｉｎ
で電子線照射を行い、表面硬度の高い化粧材が得られた
。
リレートを５０夕／力の厚さに、ロールコート法により
塗布し、その上から２３夕／枕の印刷模様を有する化粧
紙を積層し、さらにその上に、ポリエステルアクリレー
トを５０夕／めの厚さにカーテンコート法により塗布し
、直ちに電子加速器により加速電圧２００ｋｖ、照射電
流３仇ｈＡ、線量５メガラド、送り速度２４の／ｍｉｎ
で電子線照射を行い、表面硬度の高い化粧材が得られた
。
図面は本発明の製造法により得られた化粧材の断面図で
ある。 １・・・・・・基材、２…・・・電子線硬化型接着剤、
３・・・・・・化粧シート、４…・・・電子線硬化型塗
料。
ある。 １・・・・・・基材、２…・・・電子線硬化型接着剤、
３・・・・・・化粧シート、４…・・・電子線硬化型塗
料。
Claims (1)
- １ 基材表面に電子線硬化型接着剤を介して化粧シート
を貼着し、さらに該化粧シートの上に、電子線硬化型塗
料を塗布して、電子線を照射することにより、接着剤層
と表面塗層とを同時に硬化一体化することを特徴とする
化粧材の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55076072A JPS6035272B2 (ja) | 1980-06-07 | 1980-06-07 | 化粧材の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55076072A JPS6035272B2 (ja) | 1980-06-07 | 1980-06-07 | 化粧材の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS572755A JPS572755A (en) | 1982-01-08 |
| JPS6035272B2 true JPS6035272B2 (ja) | 1985-08-13 |
Family
ID=13594587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55076072A Expired JPS6035272B2 (ja) | 1980-06-07 | 1980-06-07 | 化粧材の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6035272B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0103344B1 (en) * | 1982-09-07 | 1988-10-19 | Energy Sciences Inc. | Process of in-line coating and decorative layer lamination with panel board material and the like employing electron-beam irradiation, and decorated panel produced thereby |
| JPS6111251A (ja) * | 1984-06-28 | 1986-01-18 | 大日本印刷株式会社 | 化粧材の製造方法 |
| JPH01128871A (ja) * | 1987-11-13 | 1989-05-22 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | 感熱記録体用基材 |
| JP2640703B2 (ja) * | 1991-12-26 | 1997-08-13 | 東洋鋼鈑株式会社 | 放射線照射による樹脂被覆金属板の製造方法 |
| JP4600631B2 (ja) * | 2001-07-10 | 2010-12-15 | 株式会社クラレ | 活性エネルギー線硬化樹脂層を含む積層体の製造方法 |
| JP4797692B2 (ja) * | 2006-02-27 | 2011-10-19 | 大日本印刷株式会社 | 床材 |
-
1980
- 1980-06-07 JP JP55076072A patent/JPS6035272B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS572755A (en) | 1982-01-08 |
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