JPH0140463B2 - - Google Patents
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- JPH0140463B2 JPH0140463B2 JP53114680A JP11468078A JPH0140463B2 JP H0140463 B2 JPH0140463 B2 JP H0140463B2 JP 53114680 A JP53114680 A JP 53114680A JP 11468078 A JP11468078 A JP 11468078A JP H0140463 B2 JPH0140463 B2 JP H0140463B2
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- JP
- Japan
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- magnetic field
- deflection
- field distribution
- coil
- shaped
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- 238000009826 distribution Methods 0.000 claims description 31
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 26
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 claims description 8
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
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- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/70—Arrangements for deflecting ray or beam
- H01J29/701—Systems for correcting deviation or convergence of a plurality of beams by means of magnetic fields at least
- H01J29/702—Convergence correction arrangements therefor
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/70—Arrangements for deflecting ray or beam
- H01J29/72—Arrangements for deflecting ray or beam along one straight line or along two perpendicular straight lines
- H01J29/76—Deflecting by magnetic fields only
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/56—Correction of beam optics
- H01J2229/568—Correction of beam optics using supplementary correction devices
- H01J2229/5681—Correction of beam optics using supplementary correction devices magnetic
- H01J2229/5687—Auxiliary coils
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はカラー受像管装置に係り、特に前記カ
ラー受像管装置に内装され、再生画像歪及びコン
バーゼンスを自動的に補正することが可能な偏向
装置に関するものである。
ラー受像管装置に内装され、再生画像歪及びコン
バーゼンスを自動的に補正することが可能な偏向
装置に関するものである。
次に第1図によりインライン形電子銃を内装し
たカラー受像管装置を説明する。即ち矩形状フエ
ースプレート1内面に電子ビームの射突により
赤、緑、青各色に発光する蛍光体層が帯状(図で
は紙面に直角方向)に被着形成された蛍光面2と
この蛍光面2に対設する矩形状電子ビーム通過孔
部の穿設されたシヤドウマスク3と、前記フエー
スプレート1にフアンネル4を介して接合され、
前記蛍光体層の幅方向に管軸Zに沿つて一列配設
された電子銃5を内装するネツク6からなるカラ
ー受像管と、前記カラー受像管のフアンネル4外
壁に取着され、前記電子銃から射出された電子ビ
ーム7を水平及び垂直方向に走査し前記蛍光面2
上に画像を再生させる偏向装置8などから形成さ
れている。
たカラー受像管装置を説明する。即ち矩形状フエ
ースプレート1内面に電子ビームの射突により
赤、緑、青各色に発光する蛍光体層が帯状(図で
は紙面に直角方向)に被着形成された蛍光面2と
この蛍光面2に対設する矩形状電子ビーム通過孔
部の穿設されたシヤドウマスク3と、前記フエー
スプレート1にフアンネル4を介して接合され、
前記蛍光体層の幅方向に管軸Zに沿つて一列配設
された電子銃5を内装するネツク6からなるカラ
ー受像管と、前記カラー受像管のフアンネル4外
壁に取着され、前記電子銃から射出された電子ビ
ーム7を水平及び垂直方向に走査し前記蛍光面2
上に画像を再生させる偏向装置8などから形成さ
れている。
前記偏向装置8は前記電子ビームを偏向すると
同時にコンバーゼンスを補正する磁界を有してい
る。例えば第2図に示すような磁界分布となる。
すなわち、第2図の横軸の左端側は電子銃、右端
側は電子銃、右端側は蛍光面側を夫々表わしてお
り、また上方にピンクツシヨン磁界、下方にバレ
ル磁界を取り、それぞれの強さに応じて曲線の高
さを表わしたものである。
同時にコンバーゼンスを補正する磁界を有してい
る。例えば第2図に示すような磁界分布となる。
すなわち、第2図の横軸の左端側は電子銃、右端
側は電子銃、右端側は蛍光面側を夫々表わしてお
り、また上方にピンクツシヨン磁界、下方にバレ
ル磁界を取り、それぞれの強さに応じて曲線の高
さを表わしたものである。
即ち、水平偏向磁界は第2図aの様に電子銃側
がバレル形、蛍光面側がピンクツシヨン形の曲線
9となる磁界分布であり、垂直偏向磁界は第2図
bの様に電子銃側から蛍光面側迄バレル形の曲線
10となる磁界分布を有している。このように通
常の偏向装置に於ては、コンバーゼンスを蛍光面
2の中心及び周縁部に於て自動的に補正すること
は出来るが、この様な磁界分布の偏向装置によつ
て蛍光面上に画かれるラスター画面は理想的には
第3図の実線11のような矩形状となるものが破
線12で示す様に歪む現象が生じる。この歪は一
般に画面上下即ちY軸方向に於ては約1%程度で
あるが、画面左右即ちX軸方向に於ては90°偏向
管の場合約3乃至5%、110°偏向管の場合約5乃
至8%と大きな値となり、画面を見ぐるしくする
ばかりでなく、画像の色純度即ち適正なランデン
グを悪くする恐れがある。このことは特に画像の
隅部13に於て最も大きな影響がある。
がバレル形、蛍光面側がピンクツシヨン形の曲線
9となる磁界分布であり、垂直偏向磁界は第2図
bの様に電子銃側から蛍光面側迄バレル形の曲線
10となる磁界分布を有している。このように通
常の偏向装置に於ては、コンバーゼンスを蛍光面
2の中心及び周縁部に於て自動的に補正すること
は出来るが、この様な磁界分布の偏向装置によつ
て蛍光面上に画かれるラスター画面は理想的には
第3図の実線11のような矩形状となるものが破
線12で示す様に歪む現象が生じる。この歪は一
般に画面上下即ちY軸方向に於ては約1%程度で
あるが、画面左右即ちX軸方向に於ては90°偏向
管の場合約3乃至5%、110°偏向管の場合約5乃
至8%と大きな値となり、画面を見ぐるしくする
ばかりでなく、画像の色純度即ち適正なランデン
グを悪くする恐れがある。このことは特に画像の
隅部13に於て最も大きな影響がある。
前記画面の歪を防止するための方法としては
種々あるが、通常は第4図aに示すような回路に
垂直偏向出力(V出力)から垂直コイル(V
coil)に流れる電流の一部を、トランスTを介し
て水平偏向出力(H出力)から水平偏向コイル
(H coil)に重畳させ、第4図cの様な垂直同
期の水平偏向コイル電流を時間tによつて変化さ
せ第4図bに実線14で示した歪画面を破線15
で示した様に補正するような手段が用いられてい
る。ところが、前述した第4図aのような補正回
路を使用することは、カラーテレビジヨン受像機
の回路を複雑にするばかりでなく、この受像機に
組込むカラー受像管装置の互換性がなくなる欠点
がある。
種々あるが、通常は第4図aに示すような回路に
垂直偏向出力(V出力)から垂直コイル(V
coil)に流れる電流の一部を、トランスTを介し
て水平偏向出力(H出力)から水平偏向コイル
(H coil)に重畳させ、第4図cの様な垂直同
期の水平偏向コイル電流を時間tによつて変化さ
せ第4図bに実線14で示した歪画面を破線15
で示した様に補正するような手段が用いられてい
る。ところが、前述した第4図aのような補正回
路を使用することは、カラーテレビジヨン受像機
の回路を複雑にするばかりでなく、この受像機に
組込むカラー受像管装置の互換性がなくなる欠点
がある。
第2の方法は第5図に示すようにトロイダル形
垂直偏向装置18自身でコンバーゼンス、画像歪
を同時に補正するような磁界分布を作る方法が考
えられる。ところが、この様な磁界分布を作るた
めにはコア17に対するトロイダル形垂直偏向コ
イル16の電子銃側と蛍光面側でコイルの巻き角
を変えることが必要であり、このためにはコイル
16及びコア17を図の様に屈曲部19を持つよ
うにしなければならない。この様な屈曲部19を
有する巻線分布はその設計及び製作が困難であ
り、多数の偏向装置を製作した場合、特性の均一
性がなく、このため画像品位の不均一を招く欠点
がある。
垂直偏向装置18自身でコンバーゼンス、画像歪
を同時に補正するような磁界分布を作る方法が考
えられる。ところが、この様な磁界分布を作るた
めにはコア17に対するトロイダル形垂直偏向コ
イル16の電子銃側と蛍光面側でコイルの巻き角
を変えることが必要であり、このためにはコイル
16及びコア17を図の様に屈曲部19を持つよ
うにしなければならない。この様な屈曲部19を
有する巻線分布はその設計及び製作が困難であ
り、多数の偏向装置を製作した場合、特性の均一
性がなく、このため画像品位の不均一を招く欠点
がある。
第3の方法は第6図の実線20で示した理想的
画面20に近づける為に偏向装置またはその近傍
に永久磁石などを用いて破線21の様に局部的に
画面歪を理想的画面に近づける方法があるが、こ
の場合には第6図破線21の様な局部的画像歪
や、第7図の破線22の様な画面中間部に於ける
内部歪を起し、画像品位の劣化を招く欠点があ
る。
画面20に近づける為に偏向装置またはその近傍
に永久磁石などを用いて破線21の様に局部的に
画面歪を理想的画面に近づける方法があるが、こ
の場合には第6図破線21の様な局部的画像歪
や、第7図の破線22の様な画面中間部に於ける
内部歪を起し、画像品位の劣化を招く欠点があ
る。
本発明は前記従来の欠点に鑑みなされたもので
あり、通常使用されている偏向装置に付加コイル
を加えることによつて、偏向装置のみによつて画
像歪及びコンバーゼンスを自動的に補正すること
が可能なカラー受像管装置を提供することを目的
としている。
あり、通常使用されている偏向装置に付加コイル
を加えることによつて、偏向装置のみによつて画
像歪及びコンバーゼンスを自動的に補正すること
が可能なカラー受像管装置を提供することを目的
としている。
発明者らは内面に電子ビームの射突により赤、
緑、青3色に発光する帯状蛍光体層が規則的に被
着形成された蛍光面を有する矩形状フエースプレ
ートと、前記フエースプレートにフアンネルを介
して前記帯状蛍光体層の幅方向に管軸に沿つて一
列配設された電子銃及びシヤドウマスクを内装す
るカラー受像管のフアンネル外壁に種々な偏向磁
界分布を有する水平、垂直偏向磁界を有する偏向
装置を使用して種々実験した結果、水平磁界分布
は第8図aに示す曲線23の様に蛍光面側がピン
クツシヨン形、垂直磁界分布は第8図bに示す曲
線24の様に蛍光面側がピンクツシヨン形にし、
このピンクツシヨン磁界分布を適当な値にするこ
とによりコンバーゼンス及び画面歪を良くするこ
とが可能であることを見出した。
緑、青3色に発光する帯状蛍光体層が規則的に被
着形成された蛍光面を有する矩形状フエースプレ
ートと、前記フエースプレートにフアンネルを介
して前記帯状蛍光体層の幅方向に管軸に沿つて一
列配設された電子銃及びシヤドウマスクを内装す
るカラー受像管のフアンネル外壁に種々な偏向磁
界分布を有する水平、垂直偏向磁界を有する偏向
装置を使用して種々実験した結果、水平磁界分布
は第8図aに示す曲線23の様に蛍光面側がピン
クツシヨン形、垂直磁界分布は第8図bに示す曲
線24の様に蛍光面側がピンクツシヨン形にし、
このピンクツシヨン磁界分布を適当な値にするこ
とによりコンバーゼンス及び画面歪を良くするこ
とが可能であることを見出した。
次に述べる本発明の一実施例は前記結果に基い
てなされたものであり、第9図乃至第12図によ
つて説明する。図に於て通常水平偏向コイルは、
くら形に巻かれ、第8図aの曲線23のように蛍
光面側がピンクツシヨン磁界分布となつているの
で図示及び説明は省略し、垂直偏向コイルについ
て図示及び説明を行なう。
てなされたものであり、第9図乃至第12図によ
つて説明する。図に於て通常水平偏向コイルは、
くら形に巻かれ、第8図aの曲線23のように蛍
光面側がピンクツシヨン磁界分布となつているの
で図示及び説明は省略し、垂直偏向コイルについ
て図示及び説明を行なう。
即ち第9図のようにセミトロイダル形偏向装置
の垂直偏向装置25は磁性体よりなるコア26と
このコア26にトロイダル形に巻装されたコイル
27からなり、その磁界分布は前述した第2図b
の曲線10の如く電子銃側から蛍光面側迄バレル
形の非斉一性をもつ磁界分布をもつているが、本
実施例に於てはこの垂直偏向装置25のコイル2
7に沿つて蛍光面側に1対の半円形をなす磁性体
よりなるコア28にトロイダル形に巻装されたコ
イル29を有する付加コイル30を付設したこと
を特徴としている。
の垂直偏向装置25は磁性体よりなるコア26と
このコア26にトロイダル形に巻装されたコイル
27からなり、その磁界分布は前述した第2図b
の曲線10の如く電子銃側から蛍光面側迄バレル
形の非斉一性をもつ磁界分布をもつているが、本
実施例に於てはこの垂直偏向装置25のコイル2
7に沿つて蛍光面側に1対の半円形をなす磁性体
よりなるコア28にトロイダル形に巻装されたコ
イル29を有する付加コイル30を付設したこと
を特徴としている。
即ち第11図の如く巻き角α、巻き数Nを管種
により最適値になる様にし、垂直偏向コイル27
の蛍光面側の非斉一性磁界、この実施例に於ては
バレル形とは逆の非斉一性磁界即ちピンクツシヨ
ン磁界をもつように付加コイルに前記垂直偏向コ
イル27と同期した電流を流すことにより、第1
2図の曲線31に示すような蛍光面側がピンクツ
シヨン磁界とすることが出来る。
により最適値になる様にし、垂直偏向コイル27
の蛍光面側の非斉一性磁界、この実施例に於ては
バレル形とは逆の非斉一性磁界即ちピンクツシヨ
ン磁界をもつように付加コイルに前記垂直偏向コ
イル27と同期した電流を流すことにより、第1
2図の曲線31に示すような蛍光面側がピンクツ
シヨン磁界とすることが出来る。
次に本発明の他の実施例を第13図及び第14
図によつて説明する。図中前の実施例と同一部分
は同一符号で示す。
図によつて説明する。図中前の実施例と同一部分
は同一符号で示す。
本実施例に於ては磁性体よりなるコア26と、
このコア26にトロイダル形に巻装されたコイル
27からなる垂直偏向装置25は前の実施例と同
様であるが、この垂直偏向装置25の非斉一性磁
界分布が第14図に破線を含めて示した曲線32
の様に電子銃から蛍光面に至る迄ピンクツシヨン
磁界となつている時は、前記垂直偏向装置25の
コイル27に沿つて電子銃側に1対の半円形をな
す磁性体よりなるコア28にトロイダル形に巻装
されたコイル29を有する付加コイル30を付設
し、前記実施例と同様に巻き角α、巻き数Nを管
種により最適値になる様にし、非斉一性磁界分布
をバレル形にすることにより、第14図の曲線の
一部33を形成し電子銃側をバレル形にすること
が出来る。
このコア26にトロイダル形に巻装されたコイル
27からなる垂直偏向装置25は前の実施例と同
様であるが、この垂直偏向装置25の非斉一性磁
界分布が第14図に破線を含めて示した曲線32
の様に電子銃から蛍光面に至る迄ピンクツシヨン
磁界となつている時は、前記垂直偏向装置25の
コイル27に沿つて電子銃側に1対の半円形をな
す磁性体よりなるコア28にトロイダル形に巻装
されたコイル29を有する付加コイル30を付設
し、前記実施例と同様に巻き角α、巻き数Nを管
種により最適値になる様にし、非斉一性磁界分布
をバレル形にすることにより、第14図の曲線の
一部33を形成し電子銃側をバレル形にすること
が出来る。
前記2つの実施例で説明したように、本発明の
カラー受像管装置においては、付加コイルの形成
する磁界分布は垂直偏向磁界自体の1部を形成す
るものであるため、従来の永久磁石のように局部
的に磁界が作用することがなく、従つて第6図に
示すような局部的な画像歪や、第7図に示すよう
な画面中央部における内部歪を起すことがない。
また、付加コイルの巻き角α、巻き数Nおよび巻
き線密度の分布を適切に選択することにより、付
加コイルは垂直偏向コイルと共働して画像歪およ
びコンバーゼンスエラーを同時に補正し得る垂直
偏向磁界を形成することが可能である。従つて、
ビーム偏向手段としては従来一般に使用されてい
るものの蛍光面側または電子銃側に付加コイルを
装着するのみで製作時に不良を生ずることなく、
極めて簡単に組立てることが可能である。
カラー受像管装置においては、付加コイルの形成
する磁界分布は垂直偏向磁界自体の1部を形成す
るものであるため、従来の永久磁石のように局部
的に磁界が作用することがなく、従つて第6図に
示すような局部的な画像歪や、第7図に示すよう
な画面中央部における内部歪を起すことがない。
また、付加コイルの巻き角α、巻き数Nおよび巻
き線密度の分布を適切に選択することにより、付
加コイルは垂直偏向コイルと共働して画像歪およ
びコンバーゼンスエラーを同時に補正し得る垂直
偏向磁界を形成することが可能である。従つて、
ビーム偏向手段としては従来一般に使用されてい
るものの蛍光面側または電子銃側に付加コイルを
装着するのみで製作時に不良を生ずることなく、
極めて簡単に組立てることが可能である。
前記付加コイルの取着方法は種々考えられるが
例えば偏向装置の絶縁部ホルダに取着する方法な
どが考えられ、更にこの付加コイルを多少移動す
ることにより、画面調整が可能であるので一列配
設された電子銃を内装するカラー受像管装置には
極めて効果的である。
例えば偏向装置の絶縁部ホルダに取着する方法な
どが考えられ、更にこの付加コイルを多少移動す
ることにより、画面調整が可能であるので一列配
設された電子銃を内装するカラー受像管装置には
極めて効果的である。
また前記実施例に於ては半円状付加コイルを用
いて説明したが、これは棒状その他の形状の付加
コイルでも同様な効果があることは説明する迄も
ない。
いて説明したが、これは棒状その他の形状の付加
コイルでも同様な効果があることは説明する迄も
ない。
前述した様に本発明のカラー受像管装置は極め
て簡単な構造でありながら偏向装置のみにてコン
バーゼンス及び画面歪を自動的に補正することが
可能であり、その産業上の効果は極めて大であ
る。
て簡単な構造でありながら偏向装置のみにてコン
バーゼンス及び画面歪を自動的に補正することが
可能であり、その産業上の効果は極めて大であ
る。
第1図は一列配設された電子銃を内装するカラ
ー受像管装置の説明用断面図、第2図aは水平偏
向磁界分布を示す曲線図、第2図bは垂直偏向磁
界分布を示す曲線図、第3図は第2図の磁界分布
によつて生じる画面歪を示す説明図、第4図は左
右方向の画面歪の補正方法を説明する図であり、
a図は回路図、bは補正前後の画像歪を示す平面
図、c図は水平偏向コイル電流波形図、第5図は
画像歪を防止する垂直偏向装置の簡略説明図、第
6図は画像歪を磁石で局部的に補正した時の平面
図、第7図は同じく画像歪を磁石で補正した時の
内部歪を示す説明図、第8図は一列配設されたカ
ラー受像管装置に最適な磁界分布を示す曲線図で
ありa図は水平偏向磁界分布を示す曲線図、b図
は垂直偏向磁界分布を示す曲線図、第9図乃至第
12図は本発明の一実施例に適応する付加コイル
を蛍光面側に配設した状態を示す図であり、第9
図は平面図、第10図は側面図、第11図は付加
コイルの巻き角、巻き数の説明図、第12図は第
9図及び第10図に於ける垂直偏向磁界分布を示
す曲線図、第13図は本発明の他の実施例に適応
する付加コイルを電子銃側に配設した状態を示す
側面図、第14図は第13図に於ける垂直偏向磁
界分布を示す曲線図である。 9,23……水平偏向磁界分布、10,24,
31,32……垂直偏向磁界分布、11,15,
20……理想的画面、25……垂直偏向装置、3
0……付加コイル。
ー受像管装置の説明用断面図、第2図aは水平偏
向磁界分布を示す曲線図、第2図bは垂直偏向磁
界分布を示す曲線図、第3図は第2図の磁界分布
によつて生じる画面歪を示す説明図、第4図は左
右方向の画面歪の補正方法を説明する図であり、
a図は回路図、bは補正前後の画像歪を示す平面
図、c図は水平偏向コイル電流波形図、第5図は
画像歪を防止する垂直偏向装置の簡略説明図、第
6図は画像歪を磁石で局部的に補正した時の平面
図、第7図は同じく画像歪を磁石で補正した時の
内部歪を示す説明図、第8図は一列配設されたカ
ラー受像管装置に最適な磁界分布を示す曲線図で
ありa図は水平偏向磁界分布を示す曲線図、b図
は垂直偏向磁界分布を示す曲線図、第9図乃至第
12図は本発明の一実施例に適応する付加コイル
を蛍光面側に配設した状態を示す図であり、第9
図は平面図、第10図は側面図、第11図は付加
コイルの巻き角、巻き数の説明図、第12図は第
9図及び第10図に於ける垂直偏向磁界分布を示
す曲線図、第13図は本発明の他の実施例に適応
する付加コイルを電子銃側に配設した状態を示す
側面図、第14図は第13図に於ける垂直偏向磁
界分布を示す曲線図である。 9,23……水平偏向磁界分布、10,24,
31,32……垂直偏向磁界分布、11,15,
20……理想的画面、25……垂直偏向装置、3
0……付加コイル。
Claims (1)
- 1 内面に電子ビームの射突により赤、緑、青3
色に発光する帯状蛍光体層が規則的に被着形成さ
れた蛍光面を有するフエースプレートと、前記フ
エースプレートにフアンネルを介して前記帯状蛍
光体層の幅方向に管軸に沿つて一列配設された電
子銃を内装するネツクと、前記電子銃より射出さ
れた電子ビームを選択的に所定の前記帯状蛍光体
層に射突させるシヤドウマスクと、前記フアンネ
ル外壁に装着され、前記電子ビームを水平方向に
偏向する水平偏向磁界を形成する水平偏向コイル
と垂直方向に偏向する垂直偏向磁界を形成する垂
直偏向コイルとを有する偏向装置、及びこの偏向
装置とは独立に配設される半円形または棒状の付
加コイルからなるビーム偏向手段とを具備し、前
記偏向装置の磁界分布に応じて前記偏向装置の前
記蛍光面側にピンクツシヨン形磁界分布の付加コ
イルを、または、前記偏向装置の前記電子銃側に
バレル形磁界分布の付加コイルをこの偏向装置の
中心軸に対して上下対称に一対配置していること
を特徴とするカラー受像管装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11468078A JPS5543701A (en) | 1978-09-20 | 1978-09-20 | Color image receiving tube |
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