JPH0134598Y2 - - Google Patents

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JPH0134598Y2
JPH0134598Y2 JP12300083U JP12300083U JPH0134598Y2 JP H0134598 Y2 JPH0134598 Y2 JP H0134598Y2 JP 12300083 U JP12300083 U JP 12300083U JP 12300083 U JP12300083 U JP 12300083U JP H0134598 Y2 JPH0134598 Y2 JP H0134598Y2
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JP
Japan
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garnish
ceiling material
hole
vehicle
guide
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JP12300083U
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JPS6030840U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の利用分野] 本考案は車両の天井材をルーフ等の車体へ取り
付けるための車両用天井材取付構造に関する。
[背景技術] 第1図に示される如く吊天井形式の天井材10
は車体の一部であるルーフサイドメンバ12へそ
の周縁部がオープニングトリム14で係止され、
この周縁部付近がガーニツシユ16でルーフサイ
ドメンバ12へ係止される。
このガーニツシユ16で天井材10をルーフサ
イドメンバ12へ取り付ける場合には、ガーニツ
シユ16から突出したクリツプ18を天井材10
を貫通してルーフサイドメンバ12に形成したガ
ーニツシユ取付孔20へ挿入する必要がある。こ
のため実際の組付状態においては、作業員が天井
材10の室内側から天井材10を押圧してガーニ
ツシユ取付孔20の場所を探し出し、この部分に
ナイフ22等の工具でスリツト24を形成し、ク
リツプ18の挿入孔を形成している。
このため従来の作業手順は非能率的であり、ス
リツト24の形成は作業員の感に頼つているの
で、必ずしも的確な場所にスリツト24が形成さ
れることにはならず、外観的にも望ましくない形
状となる場合があつた。
[考案の目的] 本考案は上記事実を考慮し、能率的に天井材を
取り付けることができ、且つガーニツシユ挿入部
の通過用孔をも不必要に大きく形成する必要がな
い車両用天井材取付構造を得ることが目的であ
る。
[考案の概要] 本考案に係る車両用天井材取付構造では、柔軟
天井材へガーニツシユ取付孔に対応した位置へガ
イド貫通孔を形成し、ガーニツシユは挿入部がこ
のガイド貫通孔を通してガーニツシユ取付孔へ係
合することにより簡単且つ確実に天井材を車体へ
取り付けるようになつている。
[考案の実施例] 第2,3図には本実施例が適応された車両の断
面構造が示されている。天井材26は一般的に布
材等の柔軟材料から形成されており、中間部には
所定間隔を隔てて複数のループ部28が形成され
ている。このループ部28は車両横方向に長手方
向とされており、このループ部28内へそれぞれ
ワイヤ30が挿入されている。これらのワイヤ3
0はその両端部が第3図に詳細に示される如くル
ーフサイドメンバ12に形成される係止孔33へ
挿入されている。これによつてこれらのワイヤ3
0は天井材26の中間部へ張力を付与している。
尚、このループ部28と車体ルーフパネル32
との間にはサイレンサーパツド34が介在されて
いる。
天井材26の車両横方向端部はルーフサイドメ
ンバ12の下端部付近へと至つており、ルーフサ
イドメンバ12の下端部へ取り付けられる断面略
U字型のオープニングトリム36とルーフサイド
メンバ12の下端部との間へ挟持されている。こ
れによつて天井材26の車両横方向端部はルーフ
サイドメンバ12を覆つて遮蔽している。
ルーフサイドメンバ12には適宜間隔を隔てて
複数個のガーニツシユ取付孔38が形成されてい
る。これらのガーニツシユ取付孔38は車両前後
方向に長手方向とされる長孔であり、第4図にも
示されるガーニツシユ40のクリツプ42が挿入
されるようになつている。このクリツプ42は薄
肉鋼板から略矢印形状に屈曲形成され、これによ
つて先端部が拡大した略三角形状とされている。
従つてクリツプ42は、ガーニツシユ取付孔38
内へ圧入されると両側部42Aがガーニツシユ取
付孔38へ係合して不用意な脱落が阻止される。
このクリツプ42は、両端部付近に形成される
首部42Bが、ガーニツシユ40から突出したボ
ス40Aへ被嵌されてガーニツシユ40へ取付け
られる。
天井材26には第3図に示される如くガーニツ
シユ取付孔38の対応部分に予め複数個(この実
施例では3個)のガイド小孔44が穿設されてい
る。従つてこれらのガイド小孔44を目印として
クリツプ42を押圧すれば、クリツプ42はガイ
ド小孔44間を破断して互に連通し、大きな貫通
孔を形成しクリツプ42を容易にガーニツシユ取
付孔38へ係合できるようにしている。
このように構成される本実施例の取付手順を説
明する。
天井材26はそのループ部28内へワイヤ30
を挿入し、これらのワイヤ30の両端部をルーフ
サイドメンバ12へ係止する。オープニングトリ
ム36をルーフサイドメンバ12の下端部へ取り
付ける場合、天井材26の車両横方向端部をこの
オープニングトリム36とルーフサイドメンバ1
2の下端部へ挟持させる。
次にガーニツシユ40をルーフサイドメンバ1
2へ取り付けるが、この場合既に天井材26には
ガイド小孔44が形成されているので、ガーニツ
シユ40のクリツプ42はその取り付け位置を容
易に知ることができ、クリツプ42をこれらのガ
イド小孔44へ当接して押圧すれば、クリツプ4
2が複数個のガイド小孔44を連通して大きなス
リツトを形成し、クリツプ42がガーニツシユ取
付孔38へ係合される。
このようにガーニツシユ40はクリツプ42を
単にガイド小孔44を目印として押圧すればその
組付が終了でき、極めて簡単且つ確実な組付作業
を行なうことができ、スリツトが不必要に大きく
なつて外観を損なうこともない。
なお、天井材26の車両前後方向端部も第2図
に示される如くオープニングトリム48で車体へ
係止される。この車両前後方向端部の天井材26
へも必要に応じてガーニツシユを取付けることが
できる。
第5図にはガイド孔の他の実施例が示されてお
り、第5図Aでは3個のガイド小孔44を予めス
リツト46で連通した形状が、第5図Bでは2個
のガイド小孔44をスリツト46で連通した形状
が示されている。従つてこれらを適応する場合に
はガーニツシユ40のクリツプ42で天井材26
を破断する必要がなく、挿入が更に容易となつて
いる。
なお、上記実施例ではガイド貫通孔をガイド小
孔44及びスリツト46で形成する構造を示した
が、これらにかえて長孔、スリツト等の他のガイ
ド貫通孔を形成することも可能である。また、ガ
ーニツシユへ取付けられるクリツプも上記形状に
限らず、車体のガーニツシユ取付孔へ係合できる
挿入部であればよい。
[考案の効果] 以上説明した如く本考案に係る車両用天井材取
付構造では、天井材へガイド貫通孔を形成してガ
ーニツシユ挿入部の貫通用としたので、簡単且つ
確実に天井材を車体へ係止させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の天井材取付構造を示す断面図、
第2図は本考案に係る天井材取付構造の実施例を
示す車両前後方向に沿つて切断した断面図、第3
図は本実施例を示す車両横方向に沿つて切断した
状態を示す斜視図、第4図はガーニツシユを示す
斜視図、第5図A,Bはガイド孔の他の形状を示
す正面図である。 12……ルーフサイドメンバ、26……天井
材、38……ガーニツシユ取付孔、40……ガー
ニツシユ、42……クリツプ、44……ガイド小
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に形成されたガーニツシユ取付孔と、この
    ガーニツシユ取付孔への対応位置にガイド貫通孔
    が形成された柔軟天井材と、この天井材のガイド
    貫通孔を通して車体のガーニツシユ取付孔へ係合
    する挿入部を設けたガーニツシユと、を有するこ
    とを特徴とした車両用天井材取付構造。
JP12300083U 1983-08-08 1983-08-08 車両用天井材取付構造 Granted JPS6030840U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12300083U JPS6030840U (ja) 1983-08-08 1983-08-08 車両用天井材取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12300083U JPS6030840U (ja) 1983-08-08 1983-08-08 車両用天井材取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6030840U JPS6030840U (ja) 1985-03-02
JPH0134598Y2 true JPH0134598Y2 (ja) 1989-10-20

Family

ID=30280934

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12300083U Granted JPS6030840U (ja) 1983-08-08 1983-08-08 車両用天井材取付構造

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JP (1) JPS6030840U (ja)

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JPS6030840U (ja) 1985-03-02

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