JPH0337519Y2 - - Google Patents

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JPH0337519Y2
JPH0337519Y2 JP20076585U JP20076585U JPH0337519Y2 JP H0337519 Y2 JPH0337519 Y2 JP H0337519Y2 JP 20076585 U JP20076585 U JP 20076585U JP 20076585 U JP20076585 U JP 20076585U JP H0337519 Y2 JPH0337519 Y2 JP H0337519Y2
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JP
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button
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locking member
mounting hole
pad
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JP20076585U
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JPS62107799U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車用シートのパツドを覆う表皮
を固定するための自動車用シート構造に関するも
のである。
(従来の技術) 従来、第4図に示す自動車用シート構造が公知
である(実開昭55−66553号公報)。
このシート構造は、クツシヨン層であるパツド
11の表皮を覆う表皮12からボタン13の紐1
4を、この層内に挿通し、パツド11の裏側から
出た位置において裏ボタン15のスリツトに紐1
4の結び目16を係止させてボタン13を引張状
態で保持するように形成してある。
(考案が解決しようとする問題点) 自動車用シートのシートバツクのように袋状と
なつた表皮をかぶせた構造のシートの場合、上記
シート構造では裏側に手が入りにくいため作業性
が悪く、ボタンの取付けに手間がかかつていた。
また、シートを使用している間に各ボタンが不
規則に少しずつ回転し、外観上見苦しい等の問題
があつた。
本考案は、斯る従来の問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は表側からの作業のみで表皮の
取付けを可能とし、ボタンの回り防止を可能とし
た自動車用シート構造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、本考案は、適宜
箇所にボタン取付孔とこのボタン取付孔内を横切
る係止部材とを有するパツドと、パツドの表面を
覆う表皮と、ボタン本体に、ばね材からなり表皮
を貫通してボタン取付孔内に嵌入する引掛片およ
び抜け防止片を取付け、かつこの引掛片の先端部
に上記係止部材に引掛り可能な折曲部を設けると
ともに、抜け防止片を折曲部の開口側を越えて延
設し、折曲部を係止部材にガイド可能に形成した
ボタンとから形成した。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図〜第3図は、本考案に係る自動車用シー
ト構造を示し、表皮1に覆われたパツド2の適宜
箇所にボタン取付孔3が形成してある。そして、
このボタン取付孔3内には、孔内を横切るよう
に、係止部材の一例であるワイヤ4が突き通して
ある。
また、ボタン本体5に、ばね材からなる引掛片
6と抜け防止片7とを取付けて形成したボタン8
を用いて、表皮1を貫通してボタン取付孔3内に
その引掛片6と抜け防止片7とを嵌入させてあ
る。このうち、引掛片6の先端部にはフツク形に
折曲した折曲部9が設けてあり、この折曲部9を
ワイヤ4に引掛けることにより、ボタン本体5を
表皮1の上からパツド2側へ引付けるようになつ
ている。他方、抜け防止片7は折曲部9の開口側
を越えて延設してあり、引掛片6より長く、一旦
折曲部9をワイヤ4に係合させるとひとりでにワ
イヤ4から折曲部9が外れるのを防ぐとともに、
上記開口側からの延設部10により折曲部9をワ
イヤ4に導くようにガイドさせている。
したがつて、ボタン8をボタン取付孔3内に挿
入して延設部10をワイヤ4に沿わせて、押付け
るだけでワイヤ4に折曲部9が引掛り、しかもひ
とりでに外れることはなく、ボタン8を表皮1の
表側からしっかりと取付けることができる。
また、折曲部9とワイヤ4とが係合した状態で
は、折曲部9のJ形の最深部にワイヤ4が位置す
るように両者間の相対移動は生じにくく、ボタン
8自体の回転も防ぐこともできる。
(考案の効果) 以上の説明より明らかなように、本考案によれ
ばボタン取付孔およびこの孔内に係止部材を有す
るパツドと、パツドの表面を覆う表皮と、ボタン
本体にばね材からなる引掛片および係止部材を取
付けて形成したボタンとから形成してある。この
ため、表皮の表側からボタンをボタン取付孔内に
押し込むだけで取付けることが出来、袋状の表皮
でも、その被包作業を容易、かつ迅速に行うこと
が出来、工数削減によりコストダウンに寄与し得
るという利点がある。
また、引掛片の折曲部を係止部材に引掛けるこ
とによりボタンの回転を防止できるのでシートの
外観を良好に保つことが出来る等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るシート構造を示す断面
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
第1図のボタン取付け前の状態を示す斜視図、第
4図は従来のシート構造を示す断面図である。 1……表皮、2……パツド、3……ボタン取付
孔、4……ワイヤ、5……ボタン本体、6……引
掛片、7……抜け防止片、8……ボタン、9……
折曲部、10……延設部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 適宜箇所にボタン取付孔とこのボタン取付孔内
    を横切る係止部材とを有するパツドと、パツドの
    表面を覆う表皮と、ボタン本体に、ばね材からな
    り表皮を貫通してボタン取付孔内に嵌入する引掛
    片および抜け防止片を取付け、かつこの引掛片の
    先端部に上記係止部材に引掛り可能な折曲部を設
    けるとともに、抜け防止片を折曲部の開口側を越
    えて延設し、折曲部を係止部材にガイド可能に形
    成したボタンとからなることを特徴とする自動車
    シート構造。
JP20076585U 1985-12-24 1985-12-24 Expired JPH0337519Y2 (ja)

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JP20076585U JPH0337519Y2 (ja) 1985-12-24 1985-12-24

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JP20076585U JPH0337519Y2 (ja) 1985-12-24 1985-12-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62107799U JPS62107799U (ja) 1987-07-09
JPH0337519Y2 true JPH0337519Y2 (ja) 1991-08-08

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JPS62107799U (ja) 1987-07-09

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