JPH0123840Y2 - - Google Patents

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JPH0123840Y2
JPH0123840Y2 JP1981031949U JP3194981U JPH0123840Y2 JP H0123840 Y2 JPH0123840 Y2 JP H0123840Y2 JP 1981031949 U JP1981031949 U JP 1981031949U JP 3194981 U JP3194981 U JP 3194981U JP H0123840 Y2 JPH0123840 Y2 JP H0123840Y2
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JP
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head
legs
circumferential direction
leg
decorative
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JP1981031949U
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  • Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、装飾用鋲を皮革製帯状体に固定して
構成された犬用首輪に関する。
先行技術は第1図に示される。装飾用鋲1は椀
状の頭部2と、頭部2の周縁部3においてその周
方向に等間隔に立設された複数の脚部4とから成
る。脚部4は山形状であつてその先端部は鋭利に
形成されている。このような鋲1は、装飾すべき
皮革製帯状体に脚部4を貫通させ、その脚部4に
おける貫通部分を折り曲げて前記皮革製帯状体の
裏面に係止するようにしている。しかしこのよう
な鋲1においては、前記折り曲げ部分が美観に劣
るため、前記裏面にシート状体を貼着して折り曲
げ部分を覆うようにしている。したがつてこのよ
うな鋲1においては取り付け作業が面倒で作業工
程が増え、その結果コストも高くなる。また前記
折り曲げ部分が摩耗などにより欠落したり、装飾
すべき皮革製帯状体が、脚部4の長さに比較して
肉厚である場合には脚部4が貫通されないので、
皮革製帯状体に係止されず頭部2に外力が加わつ
たとき、容易に脱落する欠点がある。
本考案の目的は、上位の技術的課題を解決して
皮革製帯状体に確実に固定して構成された犬用首
輪を提供することである。
本考案は装飾鋲が皮革製帯状体に固定されて構
成される犬用首輪において、 装飾用鋲は、 金属製であり、 外表面に化粧面を備える椀状の頭部と、頭部の
周縁部において周方向に等間隔に立設された4つ
の脚部とを含み、 前記脚部は前記周方向に沿う幅が遊端部に向け
てせばまつて形成された尖鋭な山形状であつて、
前記遊端部には、両側部に張り出した三角形の係
止部が形成され、この係止部の先端は尖鋭となつ
ており、 脚部は、椀状頭部に沿つて頭部周方向に彎曲し
ており、脚部の全長は、皮革製帯状体の厚みより
も短く選ばれていることを特徴とする犬用首輪で
ある。
以下、図面によつて本考案の実施例を説明す
る。第2図は本考案の一実施例の斜視図である。
本考案による犬用首輪5は皮革によつて帯状に形
成されたベルト6の一端部にバツクル7を固定し
て構成される。ベルト6には鎖などを接続するた
めの接続具12が設けられる。ベルト6の外側面
には複数の装飾用鋲8が取付けられ、それによつ
て鋲8が模様14を呈してベルト6が装飾され
る。
第3図は第2図の鋲8の斜視図である。鋲8は
外表面に化粧面9aを備える椀状の頭部9と、頭
部9の周縁部10において周方向に等間隔に立設
された複数の脚部11とを含む。脚部11は周縁
部10の周方向に沿う幅が遊端部に向けてせばま
つて形成された尖鋭な山形状である。また前記遊
端部における両端部には三角形の係止部13がそ
れぞれ突設される。脚部11の全長はベルト6の
肉部分6aの厚みよりも短く選ばれており、これ
によつて脚部11の一部分を構成する係止部13
は肉部分6a内に確実に嵌り込んでいる。係止部
13は前記遊端部における一側部に突設されても
よく、このような形状を有する鋲8は金属によつ
て鍛造成形される。また、頭部9は菱形などの他
の形状であつてもよい。
第6図は、第3図の切断面線A−Aから見た断
面図である。頭部9は前述のように椀状であつ
て、軸直角断面が円形に形成されている。
第7図は、第3図の切断面線B−Bから見た断
面図である。脚部11は、周方向に等間隔をあけ
て4つ形成されている。
第8図は、第3図の切断面線C−Cから見た断
面図である。脚部11の遊端部には両側部に張り
出した三角形の係止部13が形成されており、こ
の係止部13の先端は尖鋭となつている。
脚部11は、椀状頭部9に沿つて第4図および
前述の第6図〜第8図に明らかに示されるように
頭部9周方向に彎曲している。この脚部11が彎
曲していることによつて、頭部9をハンマーなど
によつて打ち込む際に脚部11が不所望に折れ曲
がつてしまうことがなく、脚部11がベルト6の
肉部分の6aに確実に入り込むことが可能であ
る。この脚部分11には上述のように三角形の係
止部13が形成されており、この係止部13もま
た上述のように彎曲しているので、肉部分6a内
において一旦ベルト6に固定された後に不所望に
抜け出すことが防がれる。
第5図は本考案の他の実施例の斜視図である。
第5図において第3図に対応する部分には同一の
参照符を付す。この実施例で注目すべきは、三角
形の係止部21を脚部22における両側部に複数
個突設して、鋸歯状の形状としたことである。第
5図においては、各係止部21は脚部22の長手
方向に連接されている状態を示すが、間隔をあけ
て突設してもよい。このようにして形成される鋲
20は第3図の鋲8と同様に係止部21が装飾す
べき皮革製帯状体に係合され、鋲8に比較して係
止部21の数が多いのでさらに係合力が向上され
る。また皮革製帯状体の肉厚が脚部22の長さに
比較して薄く、前記脚部22を皮革製帯状体に貫
通させて、貫通部分を折り曲げなくてはならない
場合でも、その折り曲げ部分が摩耗により欠落し
ても係止部22が複数個突設しているので鋲20
が不所望に抜け出すことはない。
以上のように本考案によれば、装飾用鋲におけ
る脚部の遊端間に係止部を設けて装飾すべき皮革
製帯状体の肉部分に脚部が係合されるようにした
ので、確実な取り付けが達成され、脱落が防止さ
れる。
特に本考案によれば、鋲の頭部は椀状に形成さ
れており、係止部を有する脚部はその椀状頭部に
沿つて頭部周方向に彎曲している。このことは第
4図から明らかであり、このことはまた第7図と
第8図に示すとおりである。したがつて鋲の頭部
をハンマーなどで打つて皮革製帯状体に脚部を進
入する際に、脚部が不所望に折れ曲がつたりする
ことがなく、脚部の全長を皮革製帯状体内に確実
に進入させることが可能である。
鋲の脚部は周方向に等間隔に合計4つ立設され
ており、むやみに多数個ではないので、各脚部の
強度が十分に得られ、ハンマーなどによる皮革製
帯状体への打ち込みが確実となる。
また本考案では、鋲の脚部はその周方向に沿う
幅が遊端部に向けてせばまつて形成された尖鋭な
山形状であるので、脚部を皮革製帯状体に容易に
進入さすことができ、この遊端部には、両端部に
張り出した三角形の係止部が形成されており、遊
端部は前述のようにせばまつて形成されているの
で、頭部に皮革製帯状体から引抜き力が作用して
も、皮革製帯状体から脚部が抜け出すことが確実
に阻止される。
本考案では、鋲の脚部の全長は皮革製帯状体の
厚みよりも短く選ばれているので、係止部は皮革
製帯状体帯状体の肉部分なる内にあり、したがつ
て抜け出しが確実に防がれるとともに、脚部が皮
革製帯状体の頭部とは反対側に突出して見苦しく
なることが防がれるとともに、安全であつて、装
飾用としても優れたものである。
鋲の脚部は、前述のように椀状頭部の周方向に
沿つて彎曲しており、換言すると、係止部もまた
周方向に彎曲している。したがつて鋲の頭部をハ
ンマーなどでたたいて脚部を帯状体の肉部分に進
入する際に、脚部が前述のように屈曲しないのは
もちろん、係止部もまた屈曲せず、確実に肉部分
内に進入させて固定することが可能である。また
この脚部分にしたがつて係止部が彎曲しているこ
とによつて、その係止部を含む脚部が帯状体の肉
部分内に入り込んでいる状態において、脚部が帯
状体から抜け出すことが一層確実に阻止される。
このような優れた効果は、前述の先行技術におい
ては到底達成することができない。
さらにまた本考案では、皮革製であり、したが
つてその帯状体に進入した係止部が帯状体の繊維
状の肉部分に絡み合い、これによつて一層確実に
抜け出しが阻止されることになる。
このように本考案によれば装飾用鋲は皮革製帯
状体からの離脱が確実に防がれる。前述の先行技
術では、帯状体から装飾用鋲が外れてしまい、こ
れによつてその装飾用鋲を人が踏付けたりして怪
我をするという問題が生じていた。本考案は、こ
のような問題を解決し安全性が向上される。
【図面の簡単な説明】
第1図は先行技術の斜視図、第2図は本考案の
一実施例の斜視図、第3図は第2図示の鋲8にお
ける一実施例の斜視図、第4図は鋲8の取り付け
状態を示すベルト6の断面図、第5図は本考案の
他の実施例の斜視図、第6図は第3図の切断面線
A−Aから見た断面図、第7図は第3図の切断面
線B−Bら見た断面図、第8図は第3図の切断面
線C−Cから見た断面図である。 6……ベルト、8,20……鋲、9……頭部、
9a……化粧面、10……周縁部、11,22…
…脚部、13,21……係止部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 装飾鋲が皮革製帯状体に固定されて構成される
    犬用首輪において、 装飾用鋲は、 金属製であり、 外表面に化粧面を備える椀状の頭部と、頭部の
    周縁部において周方向に等間隔に立設された4つ
    の脚部とを含み、 前記脚部は前記周方向に沿う幅が遊端部に向け
    てせばまつて形成された尖鋭な山形状であつて、
    前記遊端部には、両側部に張り出した三角形の係
    止部が形成され、この係止部の先端は尖鋭となつ
    ており、 脚部は、椀状頭部に沿つて頭部周方向に彎曲し
    ており、脚部の全長は、皮革製帯状体の厚みより
    も短く選ばれていることを特徴とする犬用首輪。
JP1981031949U 1981-03-07 1981-03-07 Expired JPH0123840Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981031949U JPH0123840Y2 (ja) 1981-03-07 1981-03-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981031949U JPH0123840Y2 (ja) 1981-03-07 1981-03-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57144598U JPS57144598U (ja) 1982-09-10
JPH0123840Y2 true JPH0123840Y2 (ja) 1989-07-20

Family

ID=29829356

Family Applications (1)

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JP1981031949U Expired JPH0123840Y2 (ja) 1981-03-07 1981-03-07

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5554303U (ja) * 1978-10-11 1980-04-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5554303U (ja) * 1978-10-11 1980-04-12

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Publication number Publication date
JPS57144598U (ja) 1982-09-10

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