JPH035153Y2 - - Google Patents

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JPH035153Y2
JPH035153Y2 JP14420685U JP14420685U JPH035153Y2 JP H035153 Y2 JPH035153 Y2 JP H035153Y2 JP 14420685 U JP14420685 U JP 14420685U JP 14420685 U JP14420685 U JP 14420685U JP H035153 Y2 JPH035153 Y2 JP H035153Y2
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wire
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resting
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JP14420685U
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、自動車用吊天井に関し、特にヘツド
ライニングを吊り上げるために使用するリステイ
ングワイヤに関する。
《従来の技術》 自動車用吊天井は、第5図に示すように、ビニ
ルレザー、ビニルシート或はクロス材などにより
形成されたヘツドライニング1と、ヘツドライニ
ング1を吊り上げてルーフサイドレールに取付け
るためのリステイングワイヤ2とを備え、ヘツド
ライニング1の裏面に設けられた袋部3の中にリ
ステイングワイヤ2を挿入してヘツドライニング
1を吊り上げるようになつている。
前記袋部3としては、図面イに示す如くヘツド
ライニング1の一部を利用してウエルダ加工によ
り袋状に形成したり、また同図ロに示す如く別物
によつて形成された袋体をヘツドライニング1に
縫着することにより形成される。
《考案が解決しようとする問題点》 ところで、前記袋部3の長さT1は通常10mm以
上の大きさに形成されており、ルーフ形状に沿つ
て略アーチ状に折曲されたリステイングワイヤ2
が貫通できるようになつている。このため、この
種の吊天井では、ルーフパネルとヘツドライニン
グ1の隙間、いわゆるヘツドクリアランスが大き
くなつてしまい、そのヘツドクリアランス分だけ
室内空間が狭くなるという吊り構造上の欠点があ
る。
また、従来の袋部3にあつては、袋部の形成に
手間がかかるばかりでなく、ヘツドライニング1
に一旦取付けた後は簡単にその位置を動かすこと
ができないという欠点もあつた。
そこで、本考案は、これらの欠点を一掃するこ
とを目的としてなされたものである。
《問題点を解決するための手段》 すなわち、本考案は、リステイングワイヤによ
りヘツドライニングを吊り上げてなる吊天井であ
つて、前記リステイングワイヤは断面略C字状か
らなり、かつC字状の中空部に前記ヘツドライニ
ングを押し入れて係止部材により係止することを
特徴とする。
《作用》 リステイングワイヤのC字状中空部にヘツドラ
イニングが押し入れられた状態で係止される。
《実施例》 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第4図に
より説明する。
第1図は本考案を適用した吊天井について、車
体前後方向に断面した状態を示したものである。
図において、吊天井10は、塩化ビニルなどによ
つて形成されたヘツドライニング20と、ヘツド
ライニング20の裏面にあつて、車幅方向に沿つ
て配置され、かつ車体前後方向に所定間隔をおい
て配列された4本のリステイングワイヤ30とを
備え、リステイングワイヤ30の両端をルーフパ
ネル40のサイドレールに固定することにより、
ルーフパネル40の内側にヘツドライニング20
がテント状に張つた状態で装着されている。
またヘツドライニング20の前後端末部20
a,20bは、ルーフレール41に接着されたあ
と、図示しないガーニツシユ或はウエザーストリ
ツプなどにより隠蔽処理される。
前記リステイングワイヤ30は、第2図に示す
ように、断面略C字状からなり、C字状の中空部
30aにヘツドライニング20を一点斜線に示す
如く押し入れて係止部材50により係止するよう
になつている。この係止部材50は、短外径T2
が約5mmの柱状樹脂体からなり、リステイングワ
イヤ30の中空部30aに対応した断面形状に形
成されている。係止部材50の径大部にはスリツ
ト50aが設けられており、このスリツト50a
によつて径大部がたるんで中空部30a内に嵌入
できるようになつている。
また係止部材50は、第3図に示すように、中
空部30a内にヘツドライニング20を押し入れ
た状態で下面50bがヘツドライニング20と面
一になるように形成されている。
第4図には、前記リステイングワイヤ31をヘ
ツドライニング20に取付ける操作の一例が示さ
れている。図中60は、天井曲面に合つた展開形
状に形成された配置面60aを有する治具であ
る。この配置面60aには、リステイングワイヤ
30の取付位置にリステイングワイヤ30を着脱
可能に埋設するための長溝61が4箇所に設けら
れており、リステイングワイヤ30を長溝61内
に配置した状態で、例えば車体前方側に位置する
リステイングワイヤ30から順次に取付けるよう
になつている。このように治具60を用いること
により、リステイングワイヤ30を定位置に、か
つ効率よく取付けることができる。
《考案の効果》 以上説明したように、本考案によれば、リステ
イングワイヤ自体にヘツドライニングを係止する
ものであるから、従来のような袋部が不用とな
り、袋部の長さに比例して形成されるいわゆるヘ
ツドクリアランス分に対して、半分以下のヘツド
クリアランスにすることができる。これにより、
この種の吊天井にあつて、前記ヘツドクリアラン
ス分だけ室内空間が狭まくなるという構造上の欠
点がなくなり、成形天井とほぼ同程度まで室内空
間を確保できる。また、本考案では、従来のよう
な作業性の悪いウエルダ加工、ミシン縫などがな
くなり、しかもリステイングワイヤのC字状中空
部にヘツドライニングを押し入れて係止するもの
であるから、例えばリステイングワイヤを着脱可
能に係止することによりリステイングワイヤの取
付位置を簡単に変更できるので極めて便利なもの
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した吊天井を示す縦断面
図、第2図はリステイングワイヤの取付前の状態
を示す分解断面図、第3図はリステイングワイヤ
を取付けた状態を示す断面図、第4図はリステイ
ングワイヤの取付操作を示す説明図、第5図は従
来の袋部を示したもので、第5図イはウエルダ加
工により袋部を形成した図、第5図ロは別物を用
いて袋部を形成した図である。 10…吊天井、20…ヘツドライニング、30
……リステイングワイヤ、30a…中空部、40
…ルーフパネル、50…係止部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リステイングワイヤによりヘツドライニングを
    吊り上げてなる吊天井であつて、前記リステイン
    グワイヤは断面略C字状からなり、かつC字状の
    中空部に前記ヘツドライニングを押し入れて係止
    部材により係止することを特徴とする自動車用吊
    天井。
JP14420685U 1985-09-24 1985-09-24 Expired JPH035153Y2 (ja)

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JP14420685U JPH035153Y2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24

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JP14420685U JPH035153Y2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24

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Publication Number Publication Date
JPS6252544U JPS6252544U (ja) 1987-04-01
JPH035153Y2 true JPH035153Y2 (ja) 1991-02-08

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JP2009021178A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Abc Trading Co Ltd 照明用フレーム

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JPS6252544U (ja) 1987-04-01

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