JPH0225738Y2 - - Google Patents

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JPH0225738Y2
JPH0225738Y2 JP14150283U JP14150283U JPH0225738Y2 JP H0225738 Y2 JPH0225738 Y2 JP H0225738Y2 JP 14150283 U JP14150283 U JP 14150283U JP 14150283 U JP14150283 U JP 14150283U JP H0225738 Y2 JPH0225738 Y2 JP H0225738Y2
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JP
Japan
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heat insulating
insulating material
presser foot
support
fixing pin
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JP14150283U
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English (en)
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JPS6049065U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、鉄道車両の断熱材固定構造に係り、
特に屋根あるいは側等の外板裏面に設置される断
熱材の固定に好適な鉄道車両の断熱材固定構造に
関するものである。
〔考案の背景〕
従来、鉄道車両における屋根板裏面の断熱材取
付は、接着および断熱材押え方式の方法がある。
この断熱材押え方式の一例を第1図により説明す
る。第1図は屋根板裏面断熱材取付部の断面図を
示す。同図において、屋根板はアルミ形材で構成
しており、補強1に断熱材固定ピン2を存した固
定ピン押え金3を取付け、断熱材4を屋根板裏面
に接着した後、断熱材押え座5を前記断熱材固定
ピン2に差し込み断熱材4を固定する。この従来
の構造は、屋根板補強1がある構造(アルミ製車
両)のみにしか適用できないという欠点があつ
た。
〔考案の目的〕
本考案の目的とするところは、外板に一体に支
持具を形成できないものにおいて、簡単な構成で
容易に取付け作業が行える鉄道車両の断熱材固定
構造を提供することにある。
〔考案の概要〕
本考案は、前記外板を、前記強度部材との間に
隙間を形成する連続した凹凸部を有したものと
し、該外板の凸部裏面と前記強度部材との隙間に
挿入して該強度部材に対して着脱可能で、かつ、
断熱材を貫通する第1支持具を有した第1押え金
と、前記外板裏面に設けられる強度部材の室内側
部に着脱可能で、その一方側に前記第1押え金の
第1支持具を断熱材を貫通した状態で固定する固
定部を有し、その他方側に断熱材に挿入され該断
熱材を支持する第2支持具を有した第2押え金
と、隣接した前記各強度部材に設けられた第1支
持具および第2支持具の間に配置され、前記断熱
材を支える支持材とから構成したことを特徴とす
るものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を第2図〜第9図に示
す。第2図は本考案による断熱材押えの一実施例
を取付けた鉄道車両の横方向断面図、第3図は第
2図のA−A断面図、第4図は第3図のB部拡大
断面図、第5図は第4図の固定ピン押え金の斜視
図、第6図は第4図の固定ピンの斜視図、第7図
イ,ロは第4図の針金押え座の平面図および正面
図、第8図は第4図の断熱材押え針金の正面図、
第9図は第4図の固定ピン兼固定ピン押え金の斜
視図を示す。屋根板にコルゲート又はビード出し
加工の板を使用し、たる木の下フランジにリツプ
を設けた構造において、本考案の適用が可能であ
る。第2図および第3図に示すように、コルゲー
ト屋根板又はビード出し加工屋根の裏面に断熱材
を取付けるとき、たる木7(強度部材)の屋根板
の凸部に対応する位置に固定ピン押え金6(第1
押え金)を取付け、さらに、たる木7のリツプ7
bを利用して固定ピン兼固定ピン押え金8(第2
押え金)を取付ける。各たる木7間の断熱材9は
各たる木7に設けた固定ピン押え金6および固定
ピン兼固定ピン押え金8間に設けられる断熱材押
え針金10(支持材)によつて支える。各部の詳
細について第4図〜第9図により説明する。同図
において、固定ピン押え金6は固定ピン差し込み
溝6aと外れ止め6bより構成され、たる木7の
上フランジ7aに取付け易く、また、固定ピン1
1(第1支持具)のピン頭11aを十分押えるよ
うばね鋼製とし、第4図に示すように固定ピン1
1および固定ピン押え金6を上フランジ7aに取
付ける。固定ピン兼固定ピン押え金8は、固定ピ
ン8a(第2支持具)とたる木7のリツプ7bへ
の差込み部8bおよび固定ピン差込み穴8cより
構成され、差込み部8bをたる木7の下フランジ
のリツプ7bに差し込み固定する。該固定ピン兼
固定ピン押え金8に設けられた差し込み穴8cに
は、固定ピン11が差し込まれ、該固定ピン11
を針金押え座12によつて固定する。断熱材9の
固定は固定ピン11および8aに渡した断熱材押
え針金10により行なう。該断熱材押え針金10
の固定は固定ピン11および8aによるが、下へ
ずり落ちるため、針金押え座12により断熱材押
え針金10がずり落ちるのを防止する。針金押え
座12は、穴部12aをばね系とし、ピンへの差
し込みは容易であるが、抜けないようにしたもの
とする。
このような構成によれば、断熱材9の垂れに対
しては断熱材押え針金10により支え、断熱材9
の前後、左右へのずれに対しては固定ピン11お
よび8aにより固定するため、断熱材押え板およ
び押え板受金を設けることなく、簡単な構成で断
熱材9を固定することができる。また、固定ピン
押え金6および固定ピン兼固定ピン押え金8の取
付け作業、断熱材9取付け時の各部材の着脱作業
が容易に行なえるため、作業性を大幅に向上でき
る。
なお、前記実施例においては屋根板部に設けら
れる断熱材の支持固定について説明したが、本考
案はこれに限定されるものではなく、車体の側外
板部分においても同一の効果が得られるものであ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、断熱材を
支える部材の構成が簡単であるとともに、脱着が
非常に容易で断熱材取付作業の作業性を大幅に向
上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の鉄道車両における屋根部の横方
向断面図、第2図は本考案による断熱材押えの一
実施例を備えた鉄道車両の横方向断面図、第3図
は第2図のA−A断面図、第4図は第3図のB部
拡大断面図、第5図は第4図の固定ピン押え金の
斜視図、第6図は第4図の固定ピンの斜視図、第
7図イ,ロは第4図の針金押え座の平面図および
正面図、第8図は第4図の断熱材押え針金の正面
図、第9図は第4図の固定ピン兼固定ピン押え金
の斜視図である。 6……固定ピン押え金、7……たる木、8……
固定ピン兼固定ピン押え金、9……断熱材、10
……断熱材押え針金、11……固定ピン、12…
…針金押え座。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外板および該外板の裏面に設けられ外板を支持
    固定する強度部材とからなる車体の前記外板裏面
    に断熱材を固定する鉄道車両の断熱材固定構造に
    おいて、前記外板を、前記強度部材との間に隙間
    を形成する連続した凹凸部を有したものとし、該
    外板の凸部裏面と前記強度部材との隙間に挿入し
    て該強度部材に対して着脱可能で、かつ、断熱材
    を貫通する第1支持具を有した第1押え金と、前
    記外板裏面に設けられる強度部材の室内側部に着
    脱可能で、その一方側に前記第1押え金の第1支
    持具を断熱材を貫通した状態で固定する固定部を
    有し、その他方側に断熱材に挿入され該断熱材を
    支持する第2支持具を有した第2押え金と、隣接
    した前記各強度部材に設けられた第1支持具およ
    び第2支持具の間に配置され、前記断熱材を支え
    る支持材とから構成したことを特徴とする鉄道車
    両の断熱材固定構造。
JP14150283U 1983-09-14 1983-09-14 鉄道車両の断熱材固定構造 Granted JPS6049065U (ja)

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JP14150283U JPS6049065U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 鉄道車両の断熱材固定構造

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JPS6049065U JPS6049065U (ja) 1985-04-06
JPH0225738Y2 true JPH0225738Y2 (ja) 1990-07-13

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JP14150283U Granted JPS6049065U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 鉄道車両の断熱材固定構造

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JPS6049065U (ja) 1985-04-06

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