JPS6320602Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6320602Y2
JPS6320602Y2 JP1981170578U JP17057881U JPS6320602Y2 JP S6320602 Y2 JPS6320602 Y2 JP S6320602Y2 JP 1981170578 U JP1981170578 U JP 1981170578U JP 17057881 U JP17057881 U JP 17057881U JP S6320602 Y2 JPS6320602 Y2 JP S6320602Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edge
gap
engagement
lining material
side rail
Prior art date
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Application number
JP1981170578U
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English (en)
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JPS5875178U (ja
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Publication date
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Publication of JPS6320602Y2 publication Critical patent/JPS6320602Y2/ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車用吊天井の内張り構造に関す
るものである。
自動車用吊天井にあつては、種々の内張り構造
が案出されている(たとえば実開昭55−113670号
公報参照)が、一般に内張り材とこれを取付ける
車体側の部材との間に誤差が出易く、内張り材の
端縁部が余つたり不足したりすることがある。そ
こで従来は予め端縁部を大きめに形成しておき、
合せながら切断するようにしていた。そのために
内張り材の歩留りが悪くなりまた工数がかかると
いう煩しさがあつた。さらに切断して端末をきれ
いにするために接着をしたり、またその上にガー
ニツシユを取付けて抑えるなどの工程を加えてお
り、作業者の技倆によつて左右されるという欠点
があつた。
本考案はこのような欠点を解消するために案出
したものであつて、その構造を図面に示す実施例
によつて説明すると次のようになつている。
この自動車の天井に関する車体側の構造は、サ
イドレールアウタ1とサイドレールインナ2とを
結合し、サイドレールアウタ1の上部にルーフパ
ネル3を結合し、これにドリツプレール4が形成
してある。そしてサイドレールインナ2の上端縁
部2aに沿つてブラケツト5が取付けてある。
ブラケツト5には脚片5aが設けてあり、これ
をサイドレールインナ2の上端縁部2aに溶接し
てブラケツト5を固着するようにしてある。また
ブラケツト5には連結片5bが上方に延設してあ
り、連結片5bに設けた取付孔5cにワイヤ6を
挿通して係止するようになつている。ブラケツト
5は車体の左右のサイドレールインナ2にそれぞ
れ取付けられており、ワイヤ6はルーフパネル3
の内面に沿うようにして左右のブラケツト5、5
間に掛け渡される。
さらにブラケツト5には係合片5dが設けてあ
る。係合片5dはサイドレールインナ2の上端縁
部2aに対して、一定の隙間Eをもつて室内側に
垂下するように形成してある。なお係合片5dの
先端に、上端縁部2aに向うようにして小突起部
5eが設けてある。
この吊天井に使用する内張り材7は塩化ビニー
ルフイームなどからなつていて、通常の吊天井の
構造のように、ワイヤ6に通して張り渡すように
なつている。
そして内張り材7のルーフパネル3に面する端
縁部7aに、硬質または半硬質塩化ビニール材な
どからなる係合帯8がウエルダ加工により固着し
てある。この係合帯8には表面にブラシ状の凹凸
部8aが一様に形成してあり、また係合帯8の縁
部には、内張り材7に固着したとき内張り材7の
端縁部7aの端辺を越えて反対側に突出するリブ
8bが設けてある。
内張り材7の端縁部7aを車体側の部材に取付
けるには、係合帯8を固着した端縁部7aを折り
返して、これをサイドレールインナ2とブラケツ
ト5の係合片5dとの隙間Eに押し込む。このと
き第3図に示すように竹へら等の挿入用具9を使
用する。すなわち挿入用具9の先端部を係合帯8
のリブ8bに当てがい挿入用具9をB方向に差し
込み、端縁部7aを隙間Eに押し込む。
このときリブ8bと隙間Eの奥底部との間に間
隔Fができるが、この間隔Fは調整間隔であつ
て、内張り材7の張り具合が一定になるようにリ
ブ8bの位置を間隔Fの内において移動させ、調
整を行うようになつている。
なおブラケツト5の係合片5dに設けてある小
突起部5eは、挿入用具9により内張り材7の端
縁部7aを折り返して隙間Eに押し込むとき、そ
の作業を容易にするために設けてあり、また取付
後は小突起部5eが係合帯8の凹凸部8aとかみ
合うようにして、端縁部7aが隙間Eから抜け出
すのを防ぐために設けてある。
前述のように考案は、内張り材の端縁部に凹凸
部を形成した係合帯を固着し、これをサイドレー
ルインナとブラケツトに設けた係合片との隙間に
押し込むようになつており、構造が簡単であると
ともに、係止作業が特に技倆のある作業者によら
なくても容易にかつ確実に行われるようにしてあ
る。
なお本考案は自動車用吊天井の内張り構造に適
用したものであるが、これに限らず一般の内張り
構造にも応用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例による内張り構造の要
部を示す断面図、第2図は第1図の内張り材に係
合帯を止着した状態の要部断面図、第3図は第1
図A部の要部拡大断面図である。 1……サイドレールアウタ、2……サイドレー
ルインナ、2a……上端縁部、3……ルーフパネ
ル、4……ドリツプレール、5……ブラケツト、
5a……脚片、5b……連結片、5c……取付
孔、5d……係合片、5e……小突起部、6……
ワイヤ、7……内張り材、7a……端縁部、8…
…係合帯、8a……凹凸部、8b……リブ、9…
…挿入用具、B……差し込み方向、E……隙間、
F……間隔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車用吊天井の内張り材のルーフパネルに面
    する端縁部に、ブラシ状の凹凸部を表面に形成し
    た係合帯を固着するとともに、サイドレールイン
    ナの上端縁部に沿つて、これと一定の隙間を保持
    して室内側に垂下する係合片を形成したブラケツ
    トを取付け、前記内張り材の端縁部を前記サイド
    レールインナと前記係合片との隙間の内に押し込
    み前記係合帯の凹凸部が前記係合片に係止するよ
    うにしたことを特徴とする自動車用吊天井の内張
    り構造。
JP17057881U 1981-11-16 1981-11-16 自動車用吊天井の内張り構造 Granted JPS5875178U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17057881U JPS5875178U (ja) 1981-11-16 1981-11-16 自動車用吊天井の内張り構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17057881U JPS5875178U (ja) 1981-11-16 1981-11-16 自動車用吊天井の内張り構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5875178U JPS5875178U (ja) 1983-05-20
JPS6320602Y2 true JPS6320602Y2 (ja) 1988-06-08

Family

ID=29962532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17057881U Granted JPS5875178U (ja) 1981-11-16 1981-11-16 自動車用吊天井の内張り構造

Country Status (1)

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JP (1) JPS5875178U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52171015U (ja) * 1976-06-18 1977-12-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5875178U (ja) 1983-05-20

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