JPS6348461Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6348461Y2
JPS6348461Y2 JP7502384U JP7502384U JPS6348461Y2 JP S6348461 Y2 JPS6348461 Y2 JP S6348461Y2 JP 7502384 U JP7502384 U JP 7502384U JP 7502384 U JP7502384 U JP 7502384U JP S6348461 Y2 JPS6348461 Y2 JP S6348461Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
top garnish
body structure
pillar
front pillar
Prior art date
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Application number
JP7502384U
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English (en)
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JPS60186279U (ja
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Publication of JPS6348461Y2 publication Critical patent/JPS6348461Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両の上部車体構造、特に車室内の
フロントトツプガーニツシユ及びフロントピラー
トリム部分の構造に関するものである。
〔従来技術〕
一般に車両の上部車体構造においては、フロン
トトツプガーニツシユにより車両のヘツドライニ
ングの車体前端部分を形成し、またフロントピラ
ートリムによりフロントピラーインナの車室内表
面を内張りすることが行なわれており、このフロ
ントトツプガーニツシユ及びフロントピラートリ
ム部分の車体構造として、従来、実開昭57−
161579号公報に記載されているように、車両の成
形天井の車体前側の端末部を延長して曲面部を形
成し、該延長部の成形天井基材をその裏面まで表
皮材で覆つたものがあつた。
ところで従来、上記フロントピラートリムの内
方には、ワイヤハーネスあるいはサンルーフから
の雨水等を排水するためのドレインホース等が配
設されているが、このようなホース等が垂れ下が
つてフロントピラートリムと干渉すると該トリム
が変形して外観が悪化するという問題があり、こ
の問題を防止するためには、従来、保持部品を設
けて上記ホース等を支持する必要があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、かかる従来の状況においてなされた
もので、ハーネス、ホース等を保持する保持部品
を別途設ける必要がなく、かつピラートリムがド
レインホース等と干渉して変形するのを防止でき
る車両の上部車体構造を提供することを目的とし
ている。
〔考案の構成〕
本考案は、車両の上部車体構造において、トツ
プガーニツシユの両端部にホース等を保持する凹
部を設けるとともに、該凹部近傍をピラー部に結
合したものであり、これによりトツプガーニツシ
ユの両端部をうまく利用してホース等を保持でき
るよにしたものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図について説明する。
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示
し、第1図、第2図は本実施例構造を車室内側か
ら見たものであり、第3図は第1図の−線断
面図、第4図、第5図は本実施例のトツプガーニ
ツシユを車外側から見たものである。図におい
て、1はルーフパネルであり、これの車体前端部
下方には車幅方向に延びるフロントヘツダ2が配
設され、該フロントヘツダ2の左、右端部にはフ
ロントピラーインナ3が配設されており、該フロ
ントピラーインナ3とフロントヘツダ2とは接続
部材3aを介して接続されている。
そして上記フロントヘツダ2の車室内側面はヘ
ツドライニング4の前端部でもつて覆われてお
り、上記ルーフパネル1、フロントヘツダ2及び
ヘツドライニング4の前端部車室内側は該ヘツド
ライニング4の前端部を形成するトツプガーニツ
シユ5により覆われている。このトツプガーニツ
シユ5は表皮部5aとフレーム部5bとからな
り、車幅方向に延びる棒状体であり、上記表皮部
5aは車室内側に位置し、横断面円弧状でその外
表面には塩ビコーテイングが施こされており、ま
た上記フレーム部5bは上記ルーフパネル1、フ
ロントヘツダー2の前端部1a,2a間に位置
し、上記表皮部5aと一体形成された平板状のも
のである。そして上記フレーム部5bの両端部は
上記表皮部5aの端面から車幅方向外方に延長さ
れ、該延長部には車内側に折り曲げられた支持凹
部5cと、これに続くブラケツト部5dとが形成
されている。そしてこのブラケツト部5dは取付
ボルト6によりフロントピラーインナ3に固定さ
れており、上記支持凹部5cによりワイヤハーネ
ス7、及びドレインホース8が支持されている。
また上記フレーム部5bの車幅方向中央には係
止部材9が嵌着されており、該係止部材9は横断
面U字状のもので、その中央部分には係止部9a
が外方に切り起こし形成されており、該係止部材
9は上記ルーフパネル1、フロントヘツダー2の
両前端部1a,2aにより挾持されている。
また、上記フロントピラーインナ3の車室内側
にはこれを内張りするフロントピラートリム10
が装着されており、上記トツプガーニツシユ5の
左右端部及び上記ワイヤハーネス7、ドレインホ
ース8は上記フロントピラートリム10により覆
われている。なお、11はフロントガラス、12
はサンバイザ、13はルームミラー、14はルー
フサイドレールガーニツシユである。
次に作用効果について説明する。
本実施例においてトツプガーニツシユ5を取付
けるには、まずフレーム部5bの係止部材9をル
ーフパネル1、フロントヘツダ2の両前端部1
a,2a間に押圧挿入し、次にこの状態で左、右
のブラケツト部5dを取付ボルト6によりフロン
トピラーインナ3に締付け固定すればよく、これ
によりトツプガーニツシユ5の中央部は上記ルー
フパネル1、フロントヘツダ2により支持され、
該トツプガーニツシユ5が垂れ下がるのを防止で
きる。また該トツプガーニツシユ5の左、右端部
の支持凹部5cによりドレインホース8等を支持
でき、ドレインホース8等が垂れ下がつてフロン
トピラートリム10と干渉するの防止して該トリ
ム10の変形を防止でき、またこの際、従来のよ
うな保持部品を必要とすることはない。
なお、上記実施例では、トツプガーニツシユ5
の中央部分に係止部材9を設けた場合について説
明したが、本考案ではこの係止部材9は必ずしも
必要ないものである。
〔考案の効果〕
以上のように本考案にかかる車両の上部車体構
造によれば、トツプガーニツシユの左、右端部に
凹部を形成するとともに、該凹部近傍をピラー部
に結合したので、従来のような保持部品を必要と
することなくピラートリムが該ドレインホース等
との干渉により変形してしまうのを防止できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による車両の上部車
体構造の斜視図、第2図はその凹部部分の一部断
面斜視図、第3図は第1図の−線断面図、第
4図は上記実施例のトツプガーニツシユの係合部
材部分の平面図、第5図はその凹部部分の平面図
である。 3……ピラー部、4……ヘツドライニング、5
……トツプガーニツシユ、5c……凹部、5d…
…凹部近傍(ブラケツト部)、6……結合部材
(取付ボルト)、7……ハーネス、8……ホース、
10……ピラートリム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両のヘツドライニング端部を形成するトツプ
    ガーニツシユと、ピラー部を内張りするピラート
    リムとを有する車両の上部車体構造であつて、上
    記トツプガーニツシユは両端部にハーネス、ホー
    ス等を保持する凹部が形成され該凹部近傍がピラ
    ー部に係合部材を介して結合されていることを特
    徴とする車両の上部車体構造。
JP7502384U 1984-05-21 1984-05-21 車両の上部車体構造 Granted JPS60186279U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7502384U JPS60186279U (ja) 1984-05-21 1984-05-21 車両の上部車体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7502384U JPS60186279U (ja) 1984-05-21 1984-05-21 車両の上部車体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60186279U JPS60186279U (ja) 1985-12-10
JPS6348461Y2 true JPS6348461Y2 (ja) 1988-12-13

Family

ID=30615856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7502384U Granted JPS60186279U (ja) 1984-05-21 1984-05-21 車両の上部車体構造

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JP (1) JPS60186279U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60186279U (ja) 1985-12-10

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