JPH0618099Y2 - ワイヤハ−ネス取付用クランプ - Google Patents

ワイヤハ−ネス取付用クランプ

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JPH0618099Y2
JPH0618099Y2 JP1987053463U JP5346387U JPH0618099Y2 JP H0618099 Y2 JPH0618099 Y2 JP H0618099Y2 JP 1987053463 U JP1987053463 U JP 1987053463U JP 5346387 U JP5346387 U JP 5346387U JP H0618099 Y2 JPH0618099 Y2 JP H0618099Y2
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JP
Japan
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wire harness
clamp
harness mounting
locking
attached
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Application number
JP1987053463U
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JPS63160487U (ja
Inventor
俊哉 東儀
Original Assignee
日野自動車工業株式会社
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Publication date
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はワイヤハーネス取付用クランプ、さらに詳細に
は、被取付部に係止させる係止部間の相互距離を大きく
したワイヤハーネス取付用クランプに関するものであ
る。
〔考案の技術的背景〕
たとえば、第1図に示すようにワイヤハーネスを取り付
けられる、被取付部材の一例たるフロントピラー1は自
動車の側方に配設される強度メンバであり、フロントウ
ィンドウガラス2が支持されるが、このフロントピラー
1は車体外側方向に設けられるピラーアウタ3と内側方
向に設けられるピラーインナ4をボックス状に接合した
構造を有するものである。前述のウィンドウガラス2
は、ウェザストリップ5を介して前記フロントピラー1
に固定される。
このようなフロントピラー1に対し、ワイヤハーネスを
配設する場合、従来においてはボックス状のフロントピ
ラー1内に配設するのが一般的であった。しかしなが
ら、このようなワイヤハーネスの配設方法によれば、ワ
イヤハーネスを配設するとき、あるいはワイヤハーネス
6を取り替える必要があるとき、前記ワイヤハーネス6
の配設作業ないし取り替え作業は極めて困難であるとい
う欠点があった。
このため第1図に示すように、フロントピラー1のピラ
ーインナ4外面に凹溝7を形成し、この凹溝7にワイヤ
ハーネス6を配設するとともに、前記凹溝7をトリム8
によって覆った取付構造を採用する場合もある。このと
き前記ワイヤハーネス6はクランプ9によって固定され
るのが一般的である。
クランプ9は第2図に示すようにワイヤハーネス取付部
91を有し、このワイヤハーネス取付部91の裏面に係止部
92を取り付けた構造になっており、前記ワイヤハーネス
取付部91の長手方向にワイヤハーネス6を敷置し、たと
えばテープ10によって固定するとともに、前記係止部92
を凹溝7に設けられた取付穴71に係止し、固定するもの
であった(実公昭61−23749号公報参照)。
このようなクランプ9の係止部92と係止部92間の距離l
は、従来、かなり小さいものであった。すなわち、距離
lを距離lと大きくした場合、第3図に示すように、
クランプ9を被取付部材11(たとえばフロントピラー
1)に、係止部92によって取り付けたとき、取付部91に
湾曲を生じるおそれがあり、クランプ9と被取付部材11
間に隙間12を生じ、ワイヤハーネス6が上方に押し上げ
られる危険がある。特に、被取付部材11の取付部が湾曲
しているような場合、前記隙間12は大きくなり、ワイヤ
ハーネス6の盛り上がりは大きくなるという欠点を生じ
る。したがって、たとえばフロントピラー1に前記クラ
ンプ9に固定したワイヤハーネス6を設ける場合前記凹
溝7を深くとることができないため、トリム8とワイヤ
ハーネス6間の間隙は僅かになるが、クランプ9が湾曲
し、ワイヤハーネス6が押し上げられると、ワイヤハー
ネス6によってトリム8に凹凸を形成してしまうという
欠点を生じる。
このため、前述の隙間12を生じないように、前記クラン
プ9の係止部92と係止部92間の距離を小さくせざるえな
かった。
〔考案の目的〕
本考案は上述の点に鑑みなされたものであり、前記被取
付部材とクランプ間に隙間を生じることなく、前記係止
部間の距離を大きくすることが可能なワイヤハーネス取
付用クランプを提供することを目的とするものである。
〔考案の構成〕
上記目的を達成するために、本考案によるワイヤハーネ
ス取付用クランプによれば、ワイヤハーネス取付部の裏
面に、被取付部材に形成された取付穴に係止するための
係止部を複数形成したワイヤハーネス取付用クランプに
おいて、長尺のワイヤハーネス取付部の裏面に形成され
る隣合う係止部と係止部との間の前記ワイヤハーネス取
付部を長手方向に、かつ前記係止部方向に、前記被取付
部材の取付面より曲率が大きくなるように湾曲形成させ
たことを特徴としている。
〔実施例〕
本考案によるクランプ9によれば、第4図(a)に側面図
を示すように、長尺のワイヤハーネス取付部91の裏面に
所定距離離間して係止部92が設けられた形状になってい
る。
この係止部92は、この実施例においては第4図(b)に示
す一部拡大平面図および前記平面図のA−A断面図であ
る第4図(c)より明らかなように、ワイヤハーネス取付
部91の裏面より垂下した中空の首部分921と、前記首部
分921に接続する、同様に中空の傘状の係止部分922を有
し、前記係止部92を被取付部材11の取付穴111に圧入す
る(第5図参照)ことによって前記首部分921が被取付
部材11に係止され、傘状部分922が前記被取付部材11と
干渉して脱落を防止する構造になっている。
このような係止部92の形状は本考案において、基本的に
限定されるものではなく、たとえば、第2図に示すよう
な係止部92形状であってもよいことは明らかである。
本考案において、第4図(a)より明らかなように前記係
止部92と係止部92との間のワイヤハーネス取付部91は長
手方向に、かつ係止部92方向、すなわち被取付部材11方
向に前記被取付部材11の湾曲面より曲率が大きくなるよ
うに湾曲している。このため、前記係止部92相互間の距
離lを大きくとっても、被取付部材11に前記係止部92
を係止したときに、前記被取付部材11にワイヤハーネス
取付部91が変形しながら接触して被取付部材11と係止部
92の裏面間には隙間を生じることはなくなる。
第5図は、特に湾曲面を有する被取付部材11に本考案に
よるクランプ9を取り付ける場合を模式的に示してある
が、このような湾曲面にクランプ9を取り付ける場合に
おいても、隙間を生じることはなくなる。この場合、ワ
イヤハーネス取付部91の湾曲は、被取付部材11の湾曲面
より若干曲率の大きくする、このようにワイヤハーネス
取付部91の湾曲を被取付部材11より若干大きくすること
によって、ワイヤハーネス取付部91は凹凸を生じること
なく、平滑に前記被取付部材11に取り付けることが可能
になる。
また、この実施例においては、前記ワイヤハーネス取付
部91の長手方向に湾曲を形成したばかりでなく、前記ワ
イヤハーネス取付部91の幅方向にも湾曲を形成している
(第4図(c)および第4図(d)参照)。このように幅方向
に湾曲せしめることにより、クランプ9の強度を保持可
能になるばかりでなく、前記ワイヤハーネス取付部91に
ワイヤハーネス6を取り付ける場合に容易に位置決めで
きるようになるという利点を生じる。
なお、本実施例においては、係止部92を二つのものにつ
いて、主として説明したが、二以上係止部を有するクラ
ンプも同様な効果がえられるのは明らかである。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によるワイヤハーネス取付
用クランプによれば、係止部と係止部間のワイヤハーネ
ス取付部を前記被取付部材11の湾曲面より曲率が大きく
なるように湾曲せしめたため、係止部と係止部間の距離
を大きくすることが可能になる。したがって、被取付部
材の湾曲面にワイヤハーネス取付部は凹凸を生じること
なく、平滑に前記被取付部材に取付けることが可能にな
る。さらに、クランプの製造が安価になるとともに、前
記クランプのワイヤハーネス取付部を湾曲などして所定
形状にすることが可能になるため、クランプの使用範囲
が驚異的に拡大されるという利点を生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図はフロントピラーのワイヤハーネス取付構造を示
した断面図、第2図は従来のワイヤハーネス取付用クラ
ンプの斜視図、第3図は前記クランプの側面図、第4図
(a)、(b)、(c)および(d)は本考案による一実施例のワイ
ヤハーネス取付用クランプの側面図、一部拡大平面図、
第4図(b)のA-A断面図および第4図(a)のB-B拡大断面
図、第5図は前記一実施例のクランプを被取付部材に取
り付ける場合の模式図である。 1……フロントピラー、3……ピラーアウタ、 4……ピラーインナ、7……凹溝、8……トリム、9…
…クランプ、91……ワイヤハーネス取付部、92……係止
部、11……被取付部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイヤハーネス取付部の裏面に、被取付部
    材に形成された取付穴に係止するための係止部を複数形
    成したワイヤハーネス取付用クランプにおいて、長尺の
    ワイヤハーネスイ取付部の裏面に形成される隣合う係止
    部と係止部との間の前記ワイヤハーネス取付部を長手方
    向に、かつ前記係止部方向に、前記被取付部材の取付面
    より曲率が大きくなるように湾曲形成させたことを特徴
    とするワイヤハーネス取付用クランプ。
JP1987053463U 1987-04-10 1987-04-10 ワイヤハ−ネス取付用クランプ Expired - Lifetime JPH0618099Y2 (ja)

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JP1987053463U JPH0618099Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10 ワイヤハ−ネス取付用クランプ

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63160487U JPS63160487U (ja) 1988-10-20
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JP1987053463U Expired - Lifetime JPH0618099Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10 ワイヤハ−ネス取付用クランプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5822031U (ja) * 1981-07-28 1983-02-10 本田技研工業株式会社 車両のハ−ネスプロテクタ
JPS6172027U (ja) * 1984-10-13 1986-05-16

Also Published As

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JPS63160487U (ja) 1988-10-20

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