JPH0343077Y2 - - Google Patents

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JPH0343077Y2
JPH0343077Y2 JP15548386U JP15548386U JPH0343077Y2 JP H0343077 Y2 JPH0343077 Y2 JP H0343077Y2 JP 15548386 U JP15548386 U JP 15548386U JP 15548386 U JP15548386 U JP 15548386U JP H0343077 Y2 JPH0343077 Y2 JP H0343077Y2
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JP
Japan
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locking
roof
roof molding
groove
rising
Prior art date
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Expired
Application number
JP15548386U
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JPS6361357U (ja
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Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のルーフモール取付構造に関す
るものである。
(従来の技術) 従来から、自動車のルーフの幅方向両側部に前
後方向の溝を形成し、この溝内にルーフモールを
嵌着したものは、例えば実開昭60−45155号公報
等により知られている。このルーフモールの取付
構造としては、上記公報に開示されているよう
に、種々のものが提案されているが、簡単な構造
のものとして、第3図に示すように、ルーフの両
側部において、ルーフパネル21とクオータパネ
ル22の間に溝23を形成し、この溝23内に前
記ルーフパネル21の側縁部を折り曲げ成形した
係止フランジ24を突設し、この係止フランジ2
4に、立ち上がり部25とその上端から側方に延
出された係止部26とを有せしめて、この係止フ
ランジ24の係止部26に図示しないルーフモー
ルを係止させることによりルーフモールを溝23
内に嵌着固定するようにしたものがある。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記構成では係止フランジ24が溝
23の全長にわたつて形成されており、さらに係
止部26は立ち上がり部25の上端から側方に延
出されているので、係止部26の寸法精度を全長
にわたつて維持するのは困難であり、第3図のA
寸法やB寸法を精度良く保持できず、その結果ル
ーフモールを容易に嵌着できず、極端な場合には
嵌着できない場合も生ずるという問題があつた。
本考案は上記従来の問題点に鑑み、ルーフの両
側部の溝内にルーフモールを容易かつ確実に嵌着
できるルーフモールの取付構造を提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するため、ルーフの
幅方向両側部に前後方向の溝を形成し、この溝内
に全長にわたつて、立ち上がり部とその上端から
側方に延出された係止部とを有する係止フランジ
を突設し、ルーフモールを前記溝内に嵌着すると
ともに前記係止フランジにて係止してなる自動車
のルーフモール取付装置において、前記係止フラ
ンジの立ち上がり部と係止部の境界部に適当間隔
おきに補強ビードを突設し、前記係止部には、前
記補強ビード間に対応する部分に切欠部を形成し
たことを特徴とする。
(作用) 本考案は上記構成を有するので、係止フランジ
の立ち上がり部と係止部の境界部に突設された補
強ビードにて係止部の補強ビードに対応する部分
の寸法精度が向上し、かつ係止部の補強ビード間
に対応する寸法精度の低い部分には切欠部を設け
てルーフモールを係止させなくてもよいようにし
ているので、ルーフモールを寸法精度の良好な部
分にのみ係止させることによつて嵌着することが
でき、ルーフモールを容易に嵌着することができ
る。なお、補強ビードを適当に配置し、切欠部の
幅を適宜設定することにより、ルーフモールを確
実に嵌着することができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図を
参照しながら説明する。
1は車体のルーフ外面を構成するルーフパネル
であり、その幅方向両側部には前後方向全長にわ
たつて凹部2が形成され、その外側縁には、立ち
上がり部3とその上端から外側方に略水平方向に
延出された係止部4とを有する係止フランジ5が
形成されている。前記立ち上がり部3と係止部4
の境界部には傾斜面6が形成され、かつこの傾斜
面6には長手方向に適当間隔おきに上方に突出す
る補強ビード7が形成されている。又、前記係止
部4には、前記補強ビード7間に対応する部分に
切欠部8が形成されている。一方、このルーフパ
ネル1の車体幅方向外側にはクオータパネル10
の上端部が配置されており、このクオータパネル
10の上端部の車体幅方向内側には凹部11が形
成され、この凹部11から内側に向かつて延出さ
れた接続部12が前記ルーフパネル1の凹部2の
下面に一体的に接合されている。そして、ルーフ
パネル1の凹部2とクオータパネル10の凹部1
1とにより、車体のルーフ両側部に前後方向全長
にわたる溝13が形成され、かつこの溝13内に
突出するように前記係止フランジ5が位置してい
る。14は、合成樹脂製のルーフモールであり、
前記溝13内に嵌着されるとともにこのルーフモ
ール14の下面に形成された係止部15が、前記
係止フランジ5の係止部4に係合することにより
その嵌着状態が保持されている。
以上の構成において、ルーフパネル1の幅方向
両側部に形成された溝13内にルーフモール14
を嵌着し、その係合部15を係止フランジ5の係
止部4にに係合させることにより、ルーフモール
14を簡単かつ確実に装着することができる。し
かも、その装着に際して、係止部4の寸法精度、
即ちルーフパネル1の凹部2の底面から係止部4
までの寸法Aの精度、及び立ち上がり部3から係
止部4の端縁までの寸法Bの精度が、立ち上がり
部3と係止部4の境界部に補強ビード7が形成さ
れて係止部4の成形精度が高まつたことによつて
著しく向上していることによつて、また補強ビー
ド7間に対応して寸法精度が出にくい部分には切
欠部8が形成されていることによつて、ルーフモ
ール14を極めて容易に装着することができるの
である。
(考案の効果) 本考案のルーフモール取付構造によれば、ルー
フの幅方向両側部に形成された前後方向の溝内に
ルーフモールを嵌着するとともに、前記溝内に突
設された係止フランジにてルーフモールを係止す
るようにしたルーフモール取付構造において、前
記係止フランジの立ち上がり部と係止部の境界部
に適当間隔おきに補強ビードを突設し、前記係止
部には、前記補強ビード間に対応する部分に切欠
部を形成しているので、係止フランジの立ち上が
り部と係止部の境界部に突設された補強ビードに
て係止部の寸法精度が向上し、かつ係止部の補強
ビード間に対応する寸法精度の低い部分には切欠
部を設けてルーフモールを係止させなくてもよい
ようにしているので、ルーフモールを寸法精度の
良好な部分にのみ係止させて嵌着することがで
き、ルーフモールを容易かつ確実に嵌着すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示し、
第1図はルーフパネルの要部の斜視図、第2図は
縦断面図、第3図は従来例のルーフモールを除去
した状態の斜視図である。 1……ルーフパネル、3……立ち上がり部、4
……係止部、5……係止フランジ、7……補強ビ
ード、8……切欠部、13……溝、14……ルー
フモール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ルーフの幅方向両側部に前後方向の溝を形成
    し、この溝内に全長にわたつて、立ち上がり部と
    その上端から側方に延出された係止部とを有する
    係止フランジを突設し、ルーフモールを前記溝内
    に嵌着するとともに前記係止フランジにて係止し
    てなる自動車のルーフモール取付構造において、
    前記係止フランジの立ち上がり部と係止部の境界
    部に適当間隔おきに補強ビードを突設し、前記係
    止部には、前記補強ビード間に対応する部分に切
    欠部を形成したことを特徴とする自動車のルーフ
    モール取付構造。
JP15548386U 1986-10-09 1986-10-09 Expired JPH0343077Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15548386U JPH0343077Y2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15548386U JPH0343077Y2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09

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Publication Number Publication Date
JPS6361357U JPS6361357U (ja) 1988-04-23
JPH0343077Y2 true JPH0343077Y2 (ja) 1991-09-10

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JP15548386U Expired JPH0343077Y2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09

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JPS6361357U (ja) 1988-04-23

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