JPH0443616Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0443616Y2 JPH0443616Y2 JP1986199976U JP19997686U JPH0443616Y2 JP H0443616 Y2 JPH0443616 Y2 JP H0443616Y2 JP 1986199976 U JP1986199976 U JP 1986199976U JP 19997686 U JP19997686 U JP 19997686U JP H0443616 Y2 JPH0443616 Y2 JP H0443616Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- vehicle body
- clip
- thickness
- body panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 15
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 12
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 12
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この考案は車体にモールやウエザーストリツプ
を取付るための自動車用クリツプに関するもので
ある。
を取付るための自動車用クリツプに関するもので
ある。
［従来の技術］
車体取付孔に挿入される挿入部が、柱状部にＶ
字状に爪部を突設したものであつた。
字状に爪部を突設したものであつた。
［考案が解決しようとする問題点］
クリツプの挿入部を車体取付孔に挿入するとき
硬質合成樹脂製の爪部が破損したり、クリツプの
転びを生じてシール性悪化の原因となるという問
題があつた。
硬質合成樹脂製の爪部が破損したり、クリツプの
転びを生じてシール性悪化の原因となるという問
題があつた。
［問題点を解決するための手段］
図面を参考にして説明する。
この考案に係る自動車用クリツプは、水平な棒
状フランジ部６の中央から垂下する棒状挿入部２
を形成し、フランジ部６の下面から被装着物の厚
さに応じた間隔を保つて鍔部１０を棒状挿入部２
に形成し、鍔部１０の下面から車体パネル９の板
厚に比べて大きな間隔を保つた位置から左右それ
ぞれ上方に斜めに向う係合用爪４，４を形成し、
係合用爪４，４の上部に平面４ａ，４ａを形成す
ると共に該係合用爪上部平面４ａ，４ａと鍔部下
面１０との間隔を車体パネル９の板厚に応じた間
隔に設定し、係合用爪上部平面４ａ，４ａの内縁
側と鍔部１０の下面とを結ぶ上下方向の円弧状ス
テー部４ｂ，４ｂを形成し、ステー部４ｂ，４ｂ
の内側及び係合用爪４，４の内側の肉を、中央の
断面長方形状柱状部３を残して抜取つて空間を形
成したものである。
状フランジ部６の中央から垂下する棒状挿入部２
を形成し、フランジ部６の下面から被装着物の厚
さに応じた間隔を保つて鍔部１０を棒状挿入部２
に形成し、鍔部１０の下面から車体パネル９の板
厚に比べて大きな間隔を保つた位置から左右それ
ぞれ上方に斜めに向う係合用爪４，４を形成し、
係合用爪４，４の上部に平面４ａ，４ａを形成す
ると共に該係合用爪上部平面４ａ，４ａと鍔部下
面１０との間隔を車体パネル９の板厚に応じた間
隔に設定し、係合用爪上部平面４ａ，４ａの内縁
側と鍔部１０の下面とを結ぶ上下方向の円弧状ス
テー部４ｂ，４ｂを形成し、ステー部４ｂ，４ｂ
の内側及び係合用爪４，４の内側の肉を、中央の
断面長方形状柱状部３を残して抜取つて空間を形
成したものである。
［作用］
モールやウエザーストリツプ等のゴム製被装着
物に設けた透孔にフランジ部６の一翼部を挿入し
たのち透孔を弾性変形させて拡げると、フランジ
部６の他翼部も透孔を通過し、透孔は縮んで元の
状態となり、フランジ部６と鍔部１０との間の部
位の柱状部３に密嵌状態となる。したがつて被装
着物からクリツプは外れない。被装着物にクリツ
プ６を取付けた状態において、クリツプ１の挿入
部２を車体取付向８に挿入するとき、係合部５及
びステー部４ｂが弾性的に縮径変形して容易に挿
入され、また取付孔８に挿入後、クリツプ１は鍔
部１０と背面４ａとの間に車体パネル９を挟み、
車体パネル９の下面に接触する円弧状の係合用爪
４によつて倒れを防止され、且つステー部４ｂ，
４ｂが取付孔８の内周壁に圧着されるため転びを
生じることなく、確実に係止される。
物に設けた透孔にフランジ部６の一翼部を挿入し
たのち透孔を弾性変形させて拡げると、フランジ
部６の他翼部も透孔を通過し、透孔は縮んで元の
状態となり、フランジ部６と鍔部１０との間の部
位の柱状部３に密嵌状態となる。したがつて被装
着物からクリツプは外れない。被装着物にクリツ
プ６を取付けた状態において、クリツプ１の挿入
部２を車体取付向８に挿入するとき、係合部５及
びステー部４ｂが弾性的に縮径変形して容易に挿
入され、また取付孔８に挿入後、クリツプ１は鍔
部１０と背面４ａとの間に車体パネル９を挟み、
車体パネル９の下面に接触する円弧状の係合用爪
４によつて倒れを防止され、且つステー部４ｂ，
４ｂが取付孔８の内周壁に圧着されるため転びを
生じることなく、確実に係止される。
［実施例］
図面に基づいてこの考案の一実施例を説明す
る。
る。
１は合成樹脂製の自動車用クリツプ、２は挿入
部で、柱状部３の両側にそれぞれ係止用爪４を有
しかつ弾性的に変形する係合部５を設けている。
部で、柱状部３の両側にそれぞれ係止用爪４を有
しかつ弾性的に変形する係合部５を設けている。
係止用爪４は第２図に示すように円弧状の比較
的広い平面４ａを形成している。６はフランジ部
で、モールやウエザーストリツプの取付面に嵌入
される。なお、係止用爪４，４には、鍔部１０に
連続するステー部４ｂ，４ｂが設けてある。
的広い平面４ａを形成している。６はフランジ部
で、モールやウエザーストリツプの取付面に嵌入
される。なお、係止用爪４，４には、鍔部１０に
連続するステー部４ｂ，４ｂが設けてある。
従つて、クリツプ１の挿入部２が防錆用袋７を
被せられたのち、車体取付孔８に挿入されると
き、両係合部５は第１図の一点鎖線で示す矢印方
向に撓み挿入が終ると元の状態に戻り、平面４ａ
が車体パネル９に当接する。
被せられたのち、車体取付孔８に挿入されると
き、両係合部５は第１図の一点鎖線で示す矢印方
向に撓み挿入が終ると元の状態に戻り、平面４ａ
が車体パネル９に当接する。
図では、細長いフランジ部６と同一の方向に２
つの係止用爪４，４を配置したものを示したが、
フランジ部６と直交する方向に２つの係止用爪
４，４を配置しても差支えないものである。
つの係止用爪４，４を配置したものを示したが、
フランジ部６と直交する方向に２つの係止用爪
４，４を配置しても差支えないものである。
［考案の効果］
この考案によれば、モールやウエザーストリツ
プ等のゴム製被装着物をフランジ部６と鍔部１０
との間に挟み、また車体パネル９を鍔部１０と係
止用爪４との間に挟むので、比較的寸法精度の悪
いゴム製被装着物の取付部の悪影響を、車体パネ
ル９の取付部は受けない。したがつて取付けが確
実である。そしてクリツプ１の車体取付孔８への
挿入は、係合部５が弾性的に変形するため小さい
挿入力により容易に行われ、作業性の向上が図ら
れる。また、柱状部３の強度が大きいため機械に
よる自動挿入が可能となる。
プ等のゴム製被装着物をフランジ部６と鍔部１０
との間に挟み、また車体パネル９を鍔部１０と係
止用爪４との間に挟むので、比較的寸法精度の悪
いゴム製被装着物の取付部の悪影響を、車体パネ
ル９の取付部は受けない。したがつて取付けが確
実である。そしてクリツプ１の車体取付孔８への
挿入は、係合部５が弾性的に変形するため小さい
挿入力により容易に行われ、作業性の向上が図ら
れる。また、柱状部３の強度が大きいため機械に
よる自動挿入が可能となる。
さらに、係止用爪４は円弧状の比較的広い平面
４ａを形成しているためクリツプ１の取付後車体
パネル９への保持性が向上しクリツプ１の転び防
止が図られている。そのうえ、ステー部４ｂ，４
ｂと柱状部３との間の空間によつて、車体取付孔
８の内径の製作誤作、ステー部４ｂ，４ｂの外径
の製作誤作に充分対応し、がだつきを生じない特
長もある。
４ａを形成しているためクリツプ１の取付後車体
パネル９への保持性が向上しクリツプ１の転び防
止が図られている。そのうえ、ステー部４ｂ，４
ｂと柱状部３との間の空間によつて、車体取付孔
８の内径の製作誤作、ステー部４ｂ，４ｂの外径
の製作誤作に充分対応し、がだつきを生じない特
長もある。
第１図はこの考案の一実施例を示す自動車用ク
リツプの斜視図、第２図は第１図の−矢視
図、第３図は同上クリツプの車体取付孔への挿入
状態を示す斜視図、第４図はクリツプの一部切欠
正面図である。 １……クリツプ、２……挿入部、３……柱状
部、４……係止用爪、４ａ……平面、４ｂ……ス
テー部、５……係合部、６……フランジ部、７…
…防錆用袋、８……車体取付孔、９……車体パネ
ル、１０……鍔部。
リツプの斜視図、第２図は第１図の−矢視
図、第３図は同上クリツプの車体取付孔への挿入
状態を示す斜視図、第４図はクリツプの一部切欠
正面図である。 １……クリツプ、２……挿入部、３……柱状
部、４……係止用爪、４ａ……平面、４ｂ……ス
テー部、５……係合部、６……フランジ部、７…
…防錆用袋、８……車体取付孔、９……車体パネ
ル、１０……鍔部。
Claims (1)
- 水平な棒状フランジ部６の中央から垂下する棒
状挿入部２を形成し、フランジ部６の下面から被
装着物の厚さに応じた間隔を保つて鍔部１０を棒
状挿入部２に形成し、鍔部１０の下面から車体パ
ネル９の板厚に比べて大きな間隔を保つた位置か
ら左右それぞれ上方に斜めに向かう係合用爪４，
４を形成し、係合用爪４，４の上部に平面４ａ，
４ａを形成すると共に該係合用爪上部平面４ａ，
４ａと鍔部下面１０との間隔を車体パネル９の板
厚に応じた間隔に設定し、係合用爪上部平面４
ａ，４ａの内縁側と鍔部１０の下面とを結ぶ上下
方向の円弧状ステー部４ｂ，４ｂを形成し、ステ
ー部４ｂ，４ｂの内側及び係合用爪４，４の内側
の肉を、中央の断面長方形状柱状部３を残して抜
取つて空間を形成してなる自動車用クリツプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986199976U JPH0443616Y2 (ja) | 1986-12-30 | 1986-12-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986199976U JPH0443616Y2 (ja) | 1986-12-30 | 1986-12-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63109010U JPS63109010U (ja) | 1988-07-13 |
| JPH0443616Y2 true JPH0443616Y2 (ja) | 1992-10-15 |
Family
ID=31162102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986199976U Expired JPH0443616Y2 (ja) | 1986-12-30 | 1986-12-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0443616Y2 (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS473219U (ja) * | 1971-02-02 | 1972-09-04 | ||
| JPS511898A (ja) * | 1974-06-24 | 1976-01-09 | Hitachi Ltd | |
| JPS5920016B2 (ja) * | 1980-09-26 | 1984-05-10 | カ−ル・マイヤ−・テクステイルマシ−ネンフアブリ−ク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 一組の経編機用編針およびこれを備えた経編機 |
| JPS6053208A (ja) * | 1983-09-02 | 1985-03-26 | 鬼怒川ゴム工業株式会社 | フアスナ |
| JPS6132809B2 (ja) * | 1984-09-03 | 1986-07-29 | Suwa Seikosha Kk |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS511898B1 (ja) * | 1968-02-26 | 1976-01-21 | ||
| JPS473219Y1 (ja) * | 1969-02-21 | 1972-02-03 | ||
| JPS5590807U (ja) * | 1978-12-18 | 1980-06-23 | ||
| JPS57106902U (ja) * | 1980-12-24 | 1982-07-01 | ||
| JPS5920016U (ja) * | 1982-07-29 | 1984-02-07 | 豊田合成株式会社 | 弾性緩衝部材用留め具 |
-
1986
- 1986-12-30 JP JP1986199976U patent/JPH0443616Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS473219U (ja) * | 1971-02-02 | 1972-09-04 | ||
| JPS511898A (ja) * | 1974-06-24 | 1976-01-09 | Hitachi Ltd | |
| JPS5920016B2 (ja) * | 1980-09-26 | 1984-05-10 | カ−ル・マイヤ−・テクステイルマシ−ネンフアブリ−ク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 一組の経編機用編針およびこれを備えた経編機 |
| JPS6053208A (ja) * | 1983-09-02 | 1985-03-26 | 鬼怒川ゴム工業株式会社 | フアスナ |
| JPS6132809B2 (ja) * | 1984-09-03 | 1986-07-29 | Suwa Seikosha Kk |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63109010U (ja) | 1988-07-13 |
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