JPS582892Y2 - 合成樹脂部材の固着構造 - Google Patents

合成樹脂部材の固着構造

Info

Publication number
JPS582892Y2
JPS582892Y2 JP1979038497U JP3849779U JPS582892Y2 JP S582892 Y2 JPS582892 Y2 JP S582892Y2 JP 1979038497 U JP1979038497 U JP 1979038497U JP 3849779 U JP3849779 U JP 3849779U JP S582892 Y2 JPS582892 Y2 JP S582892Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
protruding piece
end surface
base member
resin member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1979038497U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55137706U (ja
Inventor
山本幸治
山脇猛
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to JP1979038497U priority Critical patent/JPS582892Y2/ja
Publication of JPS55137706U publication Critical patent/JPS55137706U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS582892Y2 publication Critical patent/JPS582892Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は合成樹脂部材の固着構造１例えば車両の化粧板
、化粧ボタン、クリップ、マーク等の合成樹脂部材を車
室壁面および外板面等に固着するに適した固着構造を提
供するものである。
第３図は従来のこの種固着構造の一例を示すもので、１
ａは基体部材に取付けるべき合成樹脂部材であって、そ
の裏面側には板状の突出片２１ａの先端に断面直角三角
形状の爪部２２ａを有する一対の係合部２ａが一体に形
成されている。
そしてこの合成樹脂部材を基体部材に固着するに際して
は、基体部材に設けられた透孔に、突出片２１ａの弾発
性を利用して爪部２２ａを圧入し、突出片２１ａの復元
により係止せしめている。
ところで、上記合成樹脂部材の種類によってはこれを取
はずして新しい部材にかえたり、また取はずして別の基
体部材へ取付けることがしばしばある。
このような場合に上記の構造においては爪部２２ａはい
ったん基体部材の透孔へ嵌合されると取はずしにくい。
また無理に取はずすと爪部２２ａが白化したり折れたり
して再使用不可能となる。
本考案は上記の問題を解決して、取付状態が安定である
とともに取はずし容易な合成樹脂部材の取付構造を提供
するもので、第１図および第２図に示す実施例について
説明する。
第１図に示す如く基体部材に取付けらるべぎ合成樹脂部
材１０本本体面側には互に平行に対向して突出する突出
片の先端部の各上下面にそれぞれ爪部２２を有する一対
の係止部２が形成されている。
各爪部２２ａの前端面２２２は突出片２１の先端縁から
本体１方向へ立上る傾斜面に、後端面２２３は突出片２
２の平面より垂直に立上る垂直面２２３に形成してあり
、かつ幅方向のうち少くとも一方の側端面２２１は突出
片２１の側縁から対向する他の側端面方向へ立上る傾斜
面に形成しである。
即ち、側端面２２１は第３図に示す従来の爪部２２ａの
幅方向の一方の側端面を斜めにカットした形状となって
いる。
しかして第２図に示す如く、上記合成樹脂部材１を基体
部材３に固着するに際しては、基体部材３に設けた長方
形状の透孔３１に両突出片２１０弾性を利用し両爪部２
２の前端面２２２をガイド面として圧入し、上記垂直後
端面２２３が基体部材３の裏面と係合することにより合
成樹脂部材１は固着される。
そして合成樹脂部材１を基体部材３より取はずす場合に
は１合成樹脂部材１を爪部２２がその一方側端面２２１
から透孔３１を離脱する方向に引けば、側端面２２１と
後端面２２３とのなす稜線部がガイド面となり、突出片
２１０弾性と相まって合成樹脂部材１は取はずされる。
このとき、上記稜線部と透孔３１とは線接触であって稜
線部は抵抗が少なく取はずしは極めて容易であり、爪部
２２が損傷することもない。
なお上記実施例では、爪部２２の一方の側端面のみを傾
斜面としたが１両側端面な傾斜面としてもよく、この場
合には取付けた合成樹脂部材を爪部のいずれの側からも
取はずすことができる。
また、爪部の傾斜面は平面に限らず、なだらかな曲面に
形成すれば取はすしを更に容易にすることができる。
上記の如く本考案の合成樹脂部材固着構造では基体部材
に取付けた合成樹脂部材の取付は係止部を損傷すること
なく、かつ極めて容易に取はずしがなし得るので、車両
、建築物、家具等の合成樹脂製化粧板、化粧ボタン、ク
リップ、マーク類等に広く適用し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案による合成樹脂部材の係止部の斜視図、
第２図は上記係止部を基体部材に係止せしめた状態を示
す斜視図、第３図は従来の合成樹脂部材の係止部の斜視
図である。 １．１ａ・・・・・・合成樹脂部材、２１，２１ａ・・
・・・・突出片、２２，２２ａ・・・・・・爪部、２２
１・・・・・・爪部の側端面、２２２・・・・・・爪部
の前端面、２２３・・・・・・爪部の後端面、３・・・
・・・基体部材、３１・・・・・・基体部材の透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基本部材に合成樹脂部材を固着する構造において１合成
    樹脂部材の本体の裏面側に一対の突出片を相対向せしめ
    て突設するとともに、各突出片の先端部には対向方向の
    外側の面に基体部材に設けた透孔に嵌合すべき爪部を形
    成し２冬瓜部の前端面を突出片の先端縁から本体方向へ
    立上る傾斜面に、後端面を突出片の外側の面から垂直に
    立上る垂直面に、かつ幅方向両側の側端面のうちの少く
    とも一方の側端面を突出片の側縁から他の側端面方向へ
    立上る傾斜面に形成したことを特徴とする合成樹脂部材
    の固着構造。
JP1979038497U 1979-03-23 1979-03-23 合成樹脂部材の固着構造 Expired JPS582892Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979038497U JPS582892Y2 (ja) 1979-03-23 1979-03-23 合成樹脂部材の固着構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979038497U JPS582892Y2 (ja) 1979-03-23 1979-03-23 合成樹脂部材の固着構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55137706U JPS55137706U (ja) 1980-10-01
JPS582892Y2 true JPS582892Y2 (ja) 1983-01-19

Family

ID=28903566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979038497U Expired JPS582892Y2 (ja) 1979-03-23 1979-03-23 合成樹脂部材の固着構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS582892Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006137374A1 (ja) * 2005-06-21 2006-12-28 Saiunion Co., Ltd. 長尺物の取付機構
BRPI0703980B1 (pt) * 2007-09-04 2019-09-24 Mahle Metal Leve S/A Bronzina flangeada

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS528928Y2 (ja) * 1974-04-25 1977-02-24
JPS5373726U (ja) * 1976-11-20 1978-06-20
JPS53133069U (ja) * 1977-03-30 1978-10-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55137706U (ja) 1980-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5636937A (en) Universal connector anchor
US4179089A (en) Apertured panel corner mount fastener for concrete walls
JPS582892Y2 (ja) 合成樹脂部材の固着構造
JP2509930Y2 (ja) 樹脂製バンパのハ―ネス固定構造
JPH0347841U (ja)
JPH03128724A (ja) ハンドルエスカッションの取付構造
JPH0324104Y2 (ja)
JPS6350467U (ja)
JPH058211Y2 (ja)
JPH059241Y2 (ja)
JPH0732965Y2 (ja) 係止装置
JPS6231592Y2 (ja)
JPS5923329Y2 (ja) 操作部材
JPH0396486U (ja)
JPH0739131Y2 (ja) 車両用灯具の遮熱板取付構造
JPS6435333U (ja)
JPS5824580Y2 (ja) ウインドモ−ル取付け用クリツプ
JPS6114655Y2 (ja)
JPH041589U (ja)
JPH01162813U (ja)
JPH0317820Y2 (ja)
JPS6360710U (ja)
JPH03130409U (ja)
JPH0278805U (ja)
JPS62140104U (ja)