JPS6316606Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6316606Y2 JPS6316606Y2 JP1983066124U JP6612483U JPS6316606Y2 JP S6316606 Y2 JPS6316606 Y2 JP S6316606Y2 JP 1983066124 U JP1983066124 U JP 1983066124U JP 6612483 U JP6612483 U JP 6612483U JP S6316606 Y2 JPS6316606 Y2 JP S6316606Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lining
- hook
- attached
- hooks
- sub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 17
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 17
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 2
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000002649 leather substitute Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はルーフパネルに沿つて張設される吊
天井の内張りの端部を車体に取付ける内張りの取
付構造に関するものである。
天井の内張りの端部を車体に取付ける内張りの取
付構造に関するものである。
イ 従来技術
自動車の吊天井はルーフパネルの内面にリステ
イングワイヤを介して内張りを吊り上げ、端部を
ルーフパネル端の車体に取付けてある。この内張
りの端部の取付けは、例えば実開昭48−25414号
にて示された取付けが行われている。これは第1
図に示す様に、内張り1の端部にU字溝2を有す
る樹脂製のフツク3を縫着等で一体に取付け、こ
の樹脂フツク3をルーフパネル4のインナパネル
5に取付けられた内張り取付金具6の端部6aに
係止させて内張り1の端部を取付けるものであ
る。
イングワイヤを介して内張りを吊り上げ、端部を
ルーフパネル端の車体に取付けてある。この内張
りの端部の取付けは、例えば実開昭48−25414号
にて示された取付けが行われている。これは第1
図に示す様に、内張り1の端部にU字溝2を有す
る樹脂製のフツク3を縫着等で一体に取付け、こ
の樹脂フツク3をルーフパネル4のインナパネル
5に取付けられた内張り取付金具6の端部6aに
係止させて内張り1の端部を取付けるものであ
る。
この取付構造であれば、取付け作業が容易であ
るが、内張り1に皺を生じないように、第2図及
び第3図に示す様に、樹脂フツク3を後方へ引つ
張り、且つ内張り1の両側を幅方向の斜下方へ引
つ張つた状態で取付けておる。その為、引張りに
より内張り1が伸びるのに対して樹脂フツク3が
伸びず、内張り1は樹脂フツク3との結合部が強
く引張られることになり、しかも内張り1は左右
両側が下方に曲げられているので内張り1の前後
端においては樹脂フツク3の端末部で内張り1が
大きく下方に折れ曲がるため、引張り応力が前記
折れ曲がり部分に集中し、ここで内張り1が破れ
るといつた問題があつた。そのため内張り1には
りを持たせることができず、外観が悪かつた。
尚、図面では樹脂フツク3の一方の端末について
示しているが他方の端末においても当然同様な問
題を有している。
るが、内張り1に皺を生じないように、第2図及
び第3図に示す様に、樹脂フツク3を後方へ引つ
張り、且つ内張り1の両側を幅方向の斜下方へ引
つ張つた状態で取付けておる。その為、引張りに
より内張り1が伸びるのに対して樹脂フツク3が
伸びず、内張り1は樹脂フツク3との結合部が強
く引張られることになり、しかも内張り1は左右
両側が下方に曲げられているので内張り1の前後
端においては樹脂フツク3の端末部で内張り1が
大きく下方に折れ曲がるため、引張り応力が前記
折れ曲がり部分に集中し、ここで内張り1が破れ
るといつた問題があつた。そのため内張り1には
りを持たせることができず、外観が悪かつた。
尚、図面では樹脂フツク3の一方の端末について
示しているが他方の端末においても当然同様な問
題を有している。
ロ 考案の目的
この考案は内張りの前後端両側において、引張
りによる応力の集中を防止して、内張りの破れ等
を防止せしめた内張りの取付構造を提供せんとす
るものである。
りによる応力の集中を防止して、内張りの破れ等
を防止せしめた内張りの取付構造を提供せんとす
るものである。
ハ 考案の構成
この考案は、内張りの前後端に取付けられる樹
脂フツクを端末部で分割して、長尺なメインフツ
クと短尺な2つのサブフツクとに分割形成し、内
張りの前後端部に前記メインフツクとサブフツク
とを適当な間隔を持たせて一体に取付け、前記メ
インフツク及びサブフツクを内張り取付金具に係
止させたものである。
脂フツクを端末部で分割して、長尺なメインフツ
クと短尺な2つのサブフツクとに分割形成し、内
張りの前後端部に前記メインフツクとサブフツク
とを適当な間隔を持たせて一体に取付け、前記メ
インフツク及びサブフツクを内張り取付金具に係
止させたものである。
ニ 実施例
第4図は本考案の一実施例を示す図面で、同図
において、10は内張りで、合成皮革等で所定の
大きさに形成されている。11は内張り10の前
後端部に取付けられる樹脂フツクで、U字形の係
止溝12を有している。この樹脂フツク11は、
その端末部を分割して長尺なメインフツク13と
短尺な2つのサブフツク14〔但し他方のサブフ
ツクは図示していない〕とに分割形成し、メイン
フツク13とサブフツク14との間に内張り10
が皺を生じない程度の間隔を持たせて配し、この
状態でメインフツク13及びサブフツク14を
夫々縫着等で内張り10の端部に一体に取付けて
ある。また内張り10の両側端部には従来と同様
の樹脂フツク(図示せず)が一体に取付けられ
る。
において、10は内張りで、合成皮革等で所定の
大きさに形成されている。11は内張り10の前
後端部に取付けられる樹脂フツクで、U字形の係
止溝12を有している。この樹脂フツク11は、
その端末部を分割して長尺なメインフツク13と
短尺な2つのサブフツク14〔但し他方のサブフ
ツクは図示していない〕とに分割形成し、メイン
フツク13とサブフツク14との間に内張り10
が皺を生じない程度の間隔を持たせて配し、この
状態でメインフツク13及びサブフツク14を
夫々縫着等で内張り10の端部に一体に取付けて
ある。また内張り10の両側端部には従来と同様
の樹脂フツク(図示せず)が一体に取付けられ
る。
前記内張り10はリステイングワイヤ等で吊り
上げられ、かつ前後左右に引張られ、前後端部は
メインフツク13及びサブフツク14を車体に取
付けられた内張り取付金具〔図示せず〕へ係止
し、両側端部の樹脂フツクも内張り取付金具〔図
示せず〕に係止して車体に取付けられる。この取
付け状態では、長尺なメインフツク13はルーフ
パネルの略全域に配され、短尺なサブフツク14
はルーフパネルの両側の折曲がり部近傍に配さ
れ、しかもメインフツク13及びサブフツク14
の各端末は内張り10にて引張られている。
上げられ、かつ前後左右に引張られ、前後端部は
メインフツク13及びサブフツク14を車体に取
付けられた内張り取付金具〔図示せず〕へ係止
し、両側端部の樹脂フツクも内張り取付金具〔図
示せず〕に係止して車体に取付けられる。この取
付け状態では、長尺なメインフツク13はルーフ
パネルの略全域に配され、短尺なサブフツク14
はルーフパネルの両側の折曲がり部近傍に配さ
れ、しかもメインフツク13及びサブフツク14
の各端末は内張り10にて引張られている。
ホ 考案の効果
この考案は、内張りの前後端部を車体に取付け
るための樹脂フツクを長尺なメインフツクと2つ
の短尺なサブフツクとに分割してあるので、しわ
を生じさせないように内張りを前後左右に引張つ
て張設すると、内張りの前後端部では左右方向の
引張りに対してメインフツクが車両中央に位置
し、サブフツクが幅方向に移動して内張りを引張
るため、引張り応力は、メインフツク及びサブフ
ツクの各端末部に分散されて一定個所に集中せ
ず、しかも、内張りはメインフツク及びサブフツ
クの端末部で少しずつ下方へ折曲がつて、各端末
部で大きく折曲がらないので、内張りがメインフ
ツク及びサブフツクの端末で破れるようなことが
ない。従つて内張り全体にはりを持たせることが
できると共に内張りの前後端においてもメインフ
ツクが内張りの中央の略全域をルーフパネルに沿
わせ、サブフツクが内張りのコーナ部をルーフパ
ネルに沿わせるので内張りをルーフパネルに沿つ
て配設でき、外観性が大幅に向上する。
るための樹脂フツクを長尺なメインフツクと2つ
の短尺なサブフツクとに分割してあるので、しわ
を生じさせないように内張りを前後左右に引張つ
て張設すると、内張りの前後端部では左右方向の
引張りに対してメインフツクが車両中央に位置
し、サブフツクが幅方向に移動して内張りを引張
るため、引張り応力は、メインフツク及びサブフ
ツクの各端末部に分散されて一定個所に集中せ
ず、しかも、内張りはメインフツク及びサブフツ
クの端末部で少しずつ下方へ折曲がつて、各端末
部で大きく折曲がらないので、内張りがメインフ
ツク及びサブフツクの端末で破れるようなことが
ない。従つて内張り全体にはりを持たせることが
できると共に内張りの前後端においてもメインフ
ツクが内張りの中央の略全域をルーフパネルに沿
わせ、サブフツクが内張りのコーナ部をルーフパ
ネルに沿わせるので内張りをルーフパネルに沿つ
て配設でき、外観性が大幅に向上する。
第1図は吊天井の構造を示す位置断面図、第2
図は従来の内張りの端部構造を示す一部斜視図、
第3図は内張りの引張り方向を示す図面、第4図
は本考案に係る内張りの端部を示す斜視図であ
る。 10……内張り、11……樹脂フツク、13…
…メインフツク、14……サブフツク。
図は従来の内張りの端部構造を示す一部斜視図、
第3図は内張りの引張り方向を示す図面、第4図
は本考案に係る内張りの端部を示す斜視図であ
る。 10……内張り、11……樹脂フツク、13…
…メインフツク、14……サブフツク。
Claims (1)
- 自動車のルーフパネルの内面に吊設される内張
りの周縁端部にU字形に形成された樹脂フツクを
取着し、ルーフパネル内面に取付けられた内張り
取付金具に前記樹脂フツクを係止させて、内張り
を張設する吊天井において、前記内張りの前後端
に取付けられる樹脂フツクを端末で分割して、長
尺なメインフツクと短尺な2つのサブフツクとに
分割形成し、内張りの前後端部に、前記メインフ
ツクの両側にサブフツクを適当な間隔を持たせて
配置して夫々内張りに一体に取付け、前記メイン
フツク及びサブフツクを内張り取付金具に係止さ
せたことを特徴とする自動車の吊天井の内張り取
付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6612483U JPS59170068U (ja) | 1983-04-30 | 1983-04-30 | 自動車の吊天井の内張り取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6612483U JPS59170068U (ja) | 1983-04-30 | 1983-04-30 | 自動車の吊天井の内張り取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59170068U JPS59170068U (ja) | 1984-11-14 |
JPS6316606Y2 true JPS6316606Y2 (ja) | 1988-05-11 |
Family
ID=30196333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6612483U Granted JPS59170068U (ja) | 1983-04-30 | 1983-04-30 | 自動車の吊天井の内張り取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59170068U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190005782A (ko) * | 2017-07-07 | 2019-01-16 | 독터. 인제니어. 하.체. 에프. 포르쉐 악티엔게젤샤프트 | 차량 루프 라이너 조립체 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5765174U (ja) * | 1980-10-06 | 1982-04-19 |
-
1983
- 1983-04-30 JP JP6612483U patent/JPS59170068U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190005782A (ko) * | 2017-07-07 | 2019-01-16 | 독터. 인제니어. 하.체. 에프. 포르쉐 악티엔게젤샤프트 | 차량 루프 라이너 조립체 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59170068U (ja) | 1984-11-14 |