JPH0530970Y2 - - Google Patents

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JPH0530970Y2
JPH0530970Y2 JP16445088U JP16445088U JPH0530970Y2 JP H0530970 Y2 JPH0530970 Y2 JP H0530970Y2 JP 16445088 U JP16445088 U JP 16445088U JP 16445088 U JP16445088 U JP 16445088U JP H0530970 Y2 JPH0530970 Y2 JP H0530970Y2
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roof body
rain gutter
head guard
rainwater
forklift
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はフオークリフトのヘツドガードに取り
付けられるルーフ体に関するものである。
[従来の技術] ヘツドガード付きフオークリフトにおいては、
従来、雨よけ或は日よけとしてビニールシートや
平鉄板をヘツドガードの天井部分に取り付けるの
が一般的であつた(実開昭58−93519号、実開昭
59−69014号参照)。
しかし、ビニールシートの場合、雨水が溜まり
易く、縁がないためにフオークリフトの始動・制
動時に、溜まつた雨水が運転席の前後に流れ落
ち、運転の妨げとなることがあつた。一方、平鉄
板はビニールシートに比して雨水が溜まりにくい
ものの、ビニールシートと同様、雨水をヘツドガ
ードの雨樋に導く手段がなく、フオークリフトの
始動・制動時に雨水が運転席に落下し易いという
欠点がある。また、ビニールシート及び平鉄板の
いずれも上部視界を妨げるため、荷役操作に支障
を来すことがある。
そこで、近年では、周縁部に雨樋溝を有し且つ
前側部分に透明な窓部を有する樹脂板をルーフ体
として用いている。このようなルーフ体は、周縁
部に設けられた雨樋溝を介して上面の雨水をヘツ
ドガードの雨樋に効率良く案内することができ
る。また、窓部が設けられているので、そこから
運転手はヘツドガードの上方を視覚により確認す
ることができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述したような従来のルーフ体
は、窓部とその他の部分がほぼ同一平面上にあ
り、水はけが悪いという問題点があつた。このた
めに窓部がくもり易く、また、雨樋溝を設けたに
も拘わらず、始動・制動時にルーフ体上に停滞し
た雨水が雨樋溝を越えて運転席に落下することが
あつた。
本考案の目的はかかる課題を解決することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕 前記目的を達成するために、本考案は、フオー
クリフトのヘツドガードの天井部分に着脱可能に
取り付けられると共に、周縁部に雨樋溝が形成さ
れているルーフ体であつて、前側部分の一部に隆
起した透明な窓部を設け、且つ、前後方向に延び
ると共に後端が前記雨樋溝に連通する複数本の溝
を前記窓部よりも後方の部分に形成したことを特
徴としている。
[作用] 本考案による上記構成のルーフ体においては、
窓部に雨水が停滞することなくその周囲に流れ、
窓部の後方部分の雨水も複数の溝によりルーフ体
後部の雨樋溝に速やかに導かれる。また、溝の形
成によりルーフ体の強度が向上する。
[実施例] 以下、図面と本考案の好適な実施例について詳
細に説明する。
第1図は典型的なフオークリフト1と、該フオ
ークリフト1のヘツドガード2に装着される本考
案によるルーフ体3を示している。ヘツドガード
2の天井部分4はヘツドガードピラー5の上端に
固着された枠体6と、この枠体6に格子状に組み
合わされた桟7とから構成されており、前部及び
後部の枠体6は雨樋6a,6bとなつている(第
3図参照)。
本考案によるルーフ体3は塩化ビニル樹脂から
プレス加工等により成形加工されるのが好適であ
り、取り付けられるヘツドガード2の天井部分4
とほぼ同じ面積となつている。第2図及び第3図
に明示するように、ルーフ体3の周縁部には雨樋
溝8が形成され、ルーフ体3がヘツドガード2に
取り付けられた場合、前部と後部の雨樋溝8a,
8bがそれぞれヘツドガード2の前部と後部の雨
樋6a,6bの上方に位置されるようになつてい
る。前部及び後部の雨樋溝8a,8bには小孔9
が設けられており、雨樋溝8中の水がヘツドガー
ド2の雨樋6a,6bに排水される。尚、ヘツド
ガード2の雨樋6a,6bの水は、図示しないが
ヘツドガードピラー5内のホースを伝つて機台外
部に排水される。
ルーフ体3の前側部分には透明な窓部10が設
けられており、その他の部分には日よけのために
塗装が施されている。窓部10は他の部分(ルー
フ体外周の立上り縁11は除く)に比して隆起さ
れている。このために、雨水は窓部10で停滞す
ることなく、速やかにその周囲に移動することと
なる。
更に、窓部10よりも後方の部分には、前後方
向に延び後端が後部の雨樋溝8bに連通する溝1
2が複数本形成されている。これらの溝12は、
ルーフ体中央部に停滞しながら雨水を後部の雨樋
溝8bに導く作用を有すると共に、ルーフ体3の
強度、特にねじりに対する強度を向上させてい
る。
ルーフ体3の裏面側には、該ルーフ体3をヘツ
ドガード2の天井部分4に取り付けるための取付
具13が4箇所に設けられている。取付具13と
して締結ベルトやクリツプ等の公知のものを用い
ることができるが、本実施例では、第4図及び第
5図に示すように、ルーフ体3の裏面に固定され
た支持台部14と、その両サイドから折曲げ可能
に延びるルーフブラケツト15とから成る取付具
を用いている。かかる取付具13によりルーフ体
3を取り付ける場合、まず、各支持台部14を天
井部分4の所定の桟7上に載せ、桟7を挟むよう
にして両ルーフブラケツト15を閉じ、その先端
部の貫通孔16a,16bにボルト17を通して
ナツト18に締め付けるだけで良い。
このような構成のルーフ体3は、窓部10が隆
起しているために、窓部3上に降り注ぐ雨水はそ
こに停滞することなく、前部及び左右の雨樋溝8
に流れ込む。また、窓部3から後方に流れた雨
水、及び当該後方部分に直接降り注いだ雨水は、
複数本の溝12を経て速やかに後部の雨樋溝8b
に流入する。雨樋溝8中の雨水は、小孔9により
ヘツドガード2の雨樋6a,6bに排水され、最
終的にはフオークリフト1の外部に排水される。
上記実施例のルーフ体3は塩化ビニル樹脂等の
合成樹脂製となつているが、他の材料からルーフ
体を形成しても良く、例えば主要部分を金属板か
ら作り、窓部にガラス板を用いたものであつても
良い。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、ルーフ体上の
雨水が速やかにその周囲の雨樋溝に流れ込むの
で、フオークリフトの始動時或は制動時にルーフ
体から運転席に落下する雨水の量が大幅に低減す
る。また、上部視界の確保のために設けられた窓
部の水はけが特に改善されているので、窓部を長
期間に亘り透明状態に保ことができる。更にま
た、複数の溝の形成によりルーフ体の強度が向上
し、ルーフ体の薄板化、軽量化が可能となる、等
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はフオークリフトと、本考案によるルー
フ体とを示す斜視図、第2図は本考案によるルー
フ体の平面図、第3図は第2図のA−A線に沿つ
ての断面図、第4図及び第5図は第2図のB−B
線に沿つての取付具の断面図であり、第4図はル
ーフ体の取付前、第5図は取付後を示す図であ
る。 図中、1……フオークリフト、2……ヘツドガ
ード、3……ルーフ体、4……天井部分、6a,
6b……雨樋、7……桟、8,8a,8b……雨
樋溝、10……窓部、12……溝、13……取付
具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フオークリフトのヘツドガードの天井部分に着
    脱可能に取り付けられると共に、周縁部に雨樋溝
    が形成されているルーフ体であつて、前側部分の
    一部に隆起した透明な窓部を設け、且つ、前後方
    向に延びると共に後端が前記雨樋溝に連通する複
    数本の溝を前記窓部よりも後方の部分に形成した
    ことを特徴とするフオークリフト用のルーフ体。
JP16445088U 1988-12-21 1988-12-21 Expired - Lifetime JPH0530970Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16445088U JPH0530970Y2 (ja) 1988-12-21 1988-12-21
US07/452,557 US4987522A (en) 1988-12-21 1989-12-18 Illumination device and roof member for a forklift
FR898916904A FR2640609B1 (fr) 1988-12-21 1989-12-20 Dispositif d'eclairage et toit pour un chariot elevateur a fourche

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16445088U JPH0530970Y2 (ja) 1988-12-21 1988-12-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0284716U JPH0284716U (ja) 1990-07-02
JPH0530970Y2 true JPH0530970Y2 (ja) 1993-08-09

Family

ID=31450068

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JP16445088U Expired - Lifetime JPH0530970Y2 (ja) 1988-12-21 1988-12-21

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JP2011063040A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Toyo Body:Kk 運搬車両用荷室

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JPH0284716U (ja) 1990-07-02

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