JP2559273Y2 - 産業車両のヘッドガードカバー - Google Patents

産業車両のヘッドガードカバー

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JP2559273Y2
JP2559273Y2 JP6422691U JP6422691U JP2559273Y2 JP 2559273 Y2 JP2559273 Y2 JP 2559273Y2 JP 6422691 U JP6422691 U JP 6422691U JP 6422691 U JP6422691 U JP 6422691U JP 2559273 Y2 JP2559273 Y2 JP 2559273Y2
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JP
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Inventor
伸一 加藤
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小松フォークリフト株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案はヘッドガードを有する
フォークリフトトラックやショベルローダなどの産業車
両のヘッドガードカバーの構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図４は上記産業車両に用いられるヘッド
ガードカバーａの一例を示したもので，図において，ヘ
ッドガードカバーａはヘッドガードカバー取付具（ひ
も）ｄの付いた全面透明なビニールを用いて，図３に示
したようなヘッドガード６に上から被せて使用してい
た。図５は別の一例を示した図面で，図においてヘッド
ガードカバーは前方半分は透明ビニールａを使用し，後
方半分は色付ビニールｂを使用している。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の構造のもの
では図６に示すように，ヘッドガード前方半分の格子部
分に被せたヘッドガードカバーａがたるんだり，あるい
は雨水の重量によって伸びて雨水ｅが溜まってしまうと
いうような課題がある。なおこの場合格子に対して直角
方向にプレートを設けて，雨水ｅが溜まるのを減らすこ
とは可能であるが，上方視界が悪くなるので実用的でな
い。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この考案は上記の課題に
鑑みなされたもので、前方半分を透明ビニールで後方半
分を色付きビニールでヘッドガードカバーを構成し、ヘ
ッドガードの車体前方に設けた格子部分に上記透明のヘ
ッドガードカバーの部分をあわせ、該カバーの下面に格
子部分の格子に対し直交するよう透明樹脂プレートを透
明ビニールのシートバンドを介して取り付けると共に、
上記色付きのヘッドガードカバーの部分はパンテングメ
タルにあわせ、取付具によって、透明のヘッドガードカ
バーと色付きのヘッドガードカバーをヘッドガードに取
り付けたものである。
【０００５】
【作用】この考案は上述の構成を採用したので，ヘッド
ガードの格子部分上面のヘッドガードカバーに雨水が溜
まるようなたるみが生ずることが無く，常に雨水を流れ
落すことができる。
【０００６】
【実施例】以下図面により，この考案の一実施例につい
て説明する。図１はこの考案になるヘッドガードカバー
を示す全体図である。図においてヘッドガードカバー２
の部分は透明のビニールシートなどの材料が使用され，
ヘッドガードカバー４の部分は遮光などの目的で色付ビ
ニールシートなどの材料が使用される場合があることを
表している。ヘッドガードカバー２の下面に透明樹脂プ
レート１を取付けられるように，透明ビニールシートの
バンド３がヘッドガードカバー２に接着，溶着あるいは
縫合されている。図２は透明樹脂プレート１をヘッドガ
ードカバー２へ取付けた断面図を示している。
【０００７】また一体となっているヘッドガードカバー
２，および色付ヘッドガードカバー４の外周部には図３
に示したヘッドガード６に取付け固定できるように，ひ
もなどの取付具５が設けられている。なお図３において
７はパンチングメタル，８は格子，９は雨樋を表す。ヘ
ッドガード６にヘッドガードカバー２を取付ける場合ヘ
ッドガード６の車体前方半分に設けられている格子８の
部分に透明のヘッドガードカバー２の部分を合わせて被
せ，透明樹脂プレート１を格子８に直交するようにす
る。この透明樹脂プレート１をヘッドガードカバー２の
芯として入れたことにより，視界を妨げることなく雨水
などの溜まりを少なくすることになる。
【０００８】
【考案の効果】この考案は上述のように成るので，上方
の視界を妨げることなく，ヘッドガードカバー上部に溜
まる雨水などを低減することができ，発進，停止時に雨
水などがオペレータに降りかかって，作業や運転に支障
を来すことが無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この考案による一実施例を示す全体図である。
【図２】図１の透明樹脂プレートを取付けた部分の断面
図である。
【図３】ヘッドガードの構造図である。
【図４】従来のヘッドガードカバーの一具体例である。
【図５】図４とは別の従来のヘッドガードカバーの一具
体例である。
【図６】ヘッドガード前方半分の，格子部分に被せたビ
ニールに雨水が溜まった時の断面図である。
【符号の説明】
１ 透明樹脂プレート ２ ヘッドガードカバー ３ シートバンド ４ 色付ヘッドガードカバー ５ 取付具 ６ ヘッドガード ７ パンテングメタル ８ 格子部分

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 前方半分を透明ビニール（２）で後方半
    分を色付きビニール（４）でヘッドガードカバー（７）
    を構成し、ヘッドガード（６）の車体前方に設けた格子
    部分（８）に上記透明のヘッドガードカバー（２）の部
    分をあわせ、該カバー（２）の下面に格子部分（８）の
    格子に対し直交するよう透明樹脂プレート（１）を透明
    ビニールのシートバンド（３）を介して取り付けると共
    に、上記色付きのヘッドガードカバー（４）の部分はパ
    ンテングメタル（７）にあわせ、取付具（５）によって
    ヘッドガードカバー（２）とヘッドガードカバー（４）
    をヘッドガード（６）に取り付けたことを特徴とする産
    業車両のヘッドガードカバー。
JP6422691U 1991-07-19 1991-07-19 産業車両のヘッドガードカバー Expired - Lifetime JP2559273Y2 (ja)

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