JPH0339325Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0339325Y2
JPH0339325Y2 JP1985146602U JP14660285U JPH0339325Y2 JP H0339325 Y2 JPH0339325 Y2 JP H0339325Y2 JP 1985146602 U JP1985146602 U JP 1985146602U JP 14660285 U JP14660285 U JP 14660285U JP H0339325 Y2 JPH0339325 Y2 JP H0339325Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rain gutter
rain
frame body
overhead frame
gutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985146602U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6254851U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985146602U priority Critical patent/JPH0339325Y2/ja
Publication of JPS6254851U publication Critical patent/JPS6254851U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0339325Y2 publication Critical patent/JPH0339325Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はフオークリフトにおける雨樋付きヘ
ツドガードに関するものである。
[従来の技術] フオークリフトにおいては、第2図の如く、ヘ
ツドガード1の頭上枠体部2の上面に雨よけシー
ト3を取り付けることによつて、降雨時において
も運転者に雨が直接降り懸からないようにし、屋
外作業を可能としている。しかしながら、単に雨
よけシート3を取り付けただけでは、頭上枠体部
2の回り、特に前端から雨だれがインストルメン
トパネル4に落下して運転席5の方に飛散した
り、或はフロントプロテクタ6の内部に侵入して
内装部材に悪影響を及ぼすことがある。
そこで、従来一般には、第3図に示されるよ
うに、ヘツドガード1における頭上枠体部2の前
部側縁部と、図示されていないが後部側縁部とに
雨樋7を溶着し、雨よけシート3上の雨水がこの
雨樋7に流れ込むように構成し、雨樋7の底面に
形成された排水口8からホース9を介して車体外
部に雨水を排出できるようにしている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上述したような従来の雨樋は、
その側壁部の上端が上方に向けられたままである
ので、急制動時または急発進時に雨樋内の雨水が
側壁部を乗り越えて外部にこぼれ出てしまうこと
がある、という問題点があつた。
この考案の目的はかかる問題点を解決すること
にある。
[問題点を解決するための手段] この考案は、少なくとも頭上枠体部の前部側縁
部に断面略U字形の雨樋を設けて構成されたフオ
ークリフトの雨樋付きヘツドガードにおいて、前
記雨樋における外側及び内側の側壁部の上部が雨
樋内方に折り返され、前記雨樋の上端が前記頭上
枠体部の上面と同一高さで形成され、且つ、前記
頭上枠体部を覆う雨よけシートを固定するための
フツクが前記雨樋内に形成されていることを特徴
としている。
[作用] 上述したようなこの考案によるフオークリフト
の雨樋付きヘツドガードにおいては、雨樋の側壁
部に設けた折返しにより、フオークリフトの急発
進時または急制動時においても雨樋から雨水がこ
ぼれ出ることがないようになつている。
[実施例] 以下、図面と共にこの考案によるフオークリフ
トの雨樋付きヘツドガードの好適な実施例につい
て詳細に説明する。
尚、従来構成と同一または相当部分について
は、同一符号を用いて説明するものとする。
第1図に示されるように、この実施例における
フオークリフトのヘツドガード1は、機台フレー
ム(図示しない)に固定され上方に延びるピラー
10と、このピラー10の上端部に設けられた格
子状の頭上枠体部2とから構成されている。頭上
枠体部2の前部側縁部には雨樋11が溶着されて
おり、図示されていないが、頭上枠体部2の後部
側縁部にも雨樋が同様に溶着されている。雨樋1
1の内部にはフツク12が設けられており、この
フツク12に雨よけシート3の端部を固定するこ
とにより、雨よけシート3が頭上枠体部2の上面
に張設されるようになつている。雨樋11の底面
のピラー10付近には排水口8が形成されてお
り、この排水口8に連結された可撓性のホース9
が、ピラー10上部の孔からピラー10内を通つ
て車体外部にて開放されている。また、雨樋11
は、外側の側壁部13と頭上枠体部2側の側壁部
14の上部が互いに向かつて折り返されている。
このような構成において、頭上枠体部2の上面
に降り懸かつた雨水は、従来構成と同様に、雨よ
けシート3の上面から雨樋11に流れ、排水口8
からホース9を介して車体外部に排出される。ま
た、停止中のフオークリフトを急発進させたり、
走行中に急制動を行つたりすると、まだ排水口8
に至らずに雨樋11内に残つていた雨水が反動に
よつて側壁部13,14を乗り越えようとする
が、雨水は側壁部13,14の上部に設けられた
折返しの内面に沿つて流れるので、結局、雨樋1
1内に戻されてしまう。
上記実施例においては、雨樋11の両方の側壁
部13,14に折返しを設けているが、雨よけシ
ート3の下面が頭上枠体部2側の側壁部14上端
に接しているので、この側壁部14に折返しを設
けなくとも、雨よけシート3によつて雨水の溢出
は防止される。また、悪影響を及ぼす雨だれは主
に頭上枠体部2の前側からのものであるので、頭
上枠体部2の前部側縁部の雨樋11にだけ折返し
を設けても効果的である。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、急発進時や
急制動時に雨樋からこぼれそうになる雨水を、雨
樋の側壁部に形成された折返しにより雨樋内に戻
すことができ、これによつて、降雨時においても
運転者は漏れることがなく好適に荷役作業を行う
ことができる。また、フロントプロテクタ内に雨
水が侵入する恐れもなくなるので、フオークリフ
トの信頼性が更に向上する、等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に従つたフオークリフトの雨
樋付きヘツドガードの一実施例を示す一部破断部
分側面図、第2図は従来のフオークリフトを示す
側面図、第3図は従来の雨樋付きヘツドガードを
示す第1図と同様な図である。図中、 1……ヘツドガード、2……頭上枠体部、3…
…雨よけシート、4……インストルメントパネ
ル、5……運転席、6……フロントプロテクタ、
7,10……雨樋、8……排水口、9……ホー
ス、10……ピラー、12……フツク、13,1
4……側壁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも頭上枠体部の前部側縁部に断面略U
    字形の雨樋を設けて構成されたフオークリフトの
    雨樋付きヘツドガードにおいて、前記雨樋におけ
    る外側及び内側の側壁部の上部が雨樋内方に折り
    返され、前記雨樋の上端が前記頭上枠体部の上面
    と同一高さで形成され、且つ、前記頭上枠体部を
    覆う雨よけシートを固定するためのフツクが前記
    雨樋内に形成されていることを特徴とするフオー
    クリフトの雨樋付きヘツドガード。
JP1985146602U 1985-09-27 1985-09-27 Expired JPH0339325Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985146602U JPH0339325Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985146602U JPH0339325Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6254851U JPS6254851U (ja) 1987-04-04
JPH0339325Y2 true JPH0339325Y2 (ja) 1991-08-19

Family

ID=31059218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985146602U Expired JPH0339325Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0339325Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534135U (ja) * 1978-08-24 1980-03-05
JPS5547692U (ja) * 1978-09-26 1980-03-28

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534135U (ja) * 1978-08-24 1980-03-05
JPS5547692U (ja) * 1978-09-26 1980-03-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6254851U (ja) 1987-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4396223A (en) Window for motor vehicle
JPH0339325Y2 (ja)
JP3341656B2 (ja) バックドアのウィンドモール
JP2600442B2 (ja) ウインドウパネルの周縁部構造
JPH08133123A (ja) キャビンのアウタールーフ
JP3051828B2 (ja) カウルルーバの取付構造
JPH0720203Y2 (ja) 車両用キャノピ
JPS633891Y2 (ja)
JPS6320596Y2 (ja)
JPH033053Y2 (ja)
JPH0520587Y2 (ja)
JP2682154B2 (ja) 産業車両のヘッドガード
JPH061849Y2 (ja) 車両のウェザーストリップ構造
JP3050489B2 (ja) 車両のキャブ・リヤボディ連結装置
JPS6136456Y2 (ja)
JPH0313048Y2 (ja)
JPH0335607Y2 (ja)
JPH0611889Y2 (ja) 自動車のカウル構造
JPH05139228A (ja) フオークリフトの雨樋付きヘツドガード
JPS628173Y2 (ja)
JPH0343089B2 (ja)
JPS6318539Y2 (ja)
JPS6234818Y2 (ja)
JP2559273Y2 (ja) 産業車両のヘッドガードカバー
JPH0143301Y2 (ja)