JP2897034B2 - 車両用幌の取付構造 - Google Patents

車両用幌の取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本発明は車両用幌の取付構造に関する。
b.従来の技術 幌付自動車には種々の構造のものが知られているが、
運転席の屋根および荷台上を幌布で覆うようにした幌付
自動車では、荷台側縁部と幌布下端部とをホックで留め
るようにしたものがある。
このような幌付自動車では、幌布と車体との隙間から
雨水、ほこり等が侵入するおそれがあった。
そこで、幌布の下縁部にふくらみを設けて隙間を塞ぐ
ようにした先行技術(実開昭59-32512号公報)が知られ
ている。
一方、車体側に、係合溝の成形された雌部材を設け、
幌側に係合突条の成形された雄部材を設けて、雌部材と
雄部材を組付けて、車体と幌との間を塞ぐようにした先
行技術(実開昭63-115822号公報)がある。
c.発明が解決しようとする課題 しかしながら、前者の先行技術では、幌布の下方から
風が吹き込むと、ふくらみ部分が動いて隙間が広がって
しまう問題がある。
また、後者の先行技術では、雌部材と雄部材が車体あ
るいは幌にそれぞれ固定されているので、両者を組付け
るのが厄介であった。
本発明は上記課題を解決し、車体と幌本体との隙間を
完全に塞ぐことができると共に、組付けが容易な車両用
幌の取付構造を提供することを目的とする。
d.課題を解決するための手段 本発明は、上記課題を解決するため、幌本体の両側面
および後面の下端部をホックを介して車体のサイドボデ
ィに固定した車両用幌の取付構造において、上記幌本体
の両側面および後面の下端部裏面に、可撓性薄板で成形
し、他側に切れ目を入れた帯状のシートプレートの一側
を縫合して装着し、かつ該シートプレートの他側をサイ
ドボディ側に向けて自由端とすると共に、該シートプレ
ートの自由端を支持する溝を上記幌本体の両側面および
後面に向けて形成した可撓性の挟持部材を車体のサイド
ボディ上縁部に沿って配設し、上記シートプレートの他
側を挟持部材の溝に圧入して保持するとともに幌本体の
両側面および後面の下端部をホックを介して車体のサイ
ドボディに固定したことにある。
e.作用 幌本体を車体上に被せて取付け、幌本体の両側を車体
のサイドボディ外側に垂下させる。次に、シートプレー
トの自由端側を挟持部材の溝に圧入して幌本体と車体と
の隙間を塞ぐ。そして、幌本体のホックを車体側のホッ
クに留めて幌本体を固定する。
f.実施例 以下本発明の一実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。
第1図ないし第5図において、1は幌付自動車の車
体、2は車体1の運転席の屋根および荷台周囲を覆う幌
本体である。幌本体2は天井面2a、両側面2bおよび後面
2cとで構成されており、後面2cはジッパー(図示せず)
等によって開放可能になっている。
幌本体2の両側面2bおよび後面2cの両側部の下端部は
ホック3を介して着脱自在に車体1のサイドボディ1aに
固定されている。
車体1のサイドボディ1aの上縁には、外側面に溝4aを
形成した挟持部材4が配設されている。この挟持部材4
は可撓性材料で形成したもので、一定間隔でネジ5を介
して固定されている。
一方、幌本体2の両側面2bおよび後面2cの両側部の裏
面には上記挟持部材4に対向して帯状のシートプレート
6が装着されている。このシートプレート6はPP樹脂材
で成形された薄肉のプレートで、一側6aを幌本体2の裏
面に縫合し、他側6bを自由端にしてある。この自由端の
部分6bは一側6aよりも厚く形成してある。幌本体2の曲
線部では、シートプレート6の他側の自由端の部分6bに
切れ目7を入れて幌本体2の曲がりを容易にしてある。
上記構成によると、幌本体2の下端部を車体1のサイ
ドボディ1aに固定するには、シートプレート6の自由端
の部分6bを挟持部材4の溝4aに圧入する。次にホック3
を留めて固定する。こうして、幌本体2の下端部は、ホ
ック3によって固定されると共に、シートプレート6に
よって隙間が塞がれる。
g.発明の効果 以上述べたように本発明による車両用幌の取付構造に
よれば、シートプレートは帯状のもので、その一側を介
して幌本体に留め、他端を自由端にしているので、挟持
部材およびシートプレートの取付位置に自由度が得られ
る。
また、幌本体の両側面及び後面の車体への固定を、シ
ートプレートの他側を挟持部材の溝に圧入し、ホックを
留めるという簡単な操作で行うことができ、幌の脱着を
容易にかつ速やかに行うことができる。
さらに、シートプレートで幌本体と車体との隙間を塞
ぐので、雨水や埃の侵入を防止することができる。
またさらに、シートプレートは、他側に切れ目を入れ
て、幌本体の側面から後面への曲がり部に追従すること
ができるようにしてあり、帯状のプレートという簡単な
構造で安価にできるので、コスト低減に寄与できる。
ならびに、挟持部材は、可撓性材料で形成してあり、
簡単な構造で、車体の幌本体の両側面および後面の形状
に追従し、幌本体の固定を確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による車両用幌の取付構造の一実施例を
示す斜視図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図
は幌付自動車の斜視図、第4図および第5図はシートプ
レートを示し、第4図は断面図、第5図は一部を断面に
して示す平面図である。 1……幌付自動車の車体、 2……幌本体、 3……ホック、 4……挟持部材、 6……シートプレート、 1a……サイドボディ、 4a……溝。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】幌本体の両側面および後面の下端部をホッ
    クを介して車体のサイドボディに固定した車両用幌の取
    付構造において、上記幌本体の両側面および後面の下端
    部裏面に、可撓性薄板で成形し、他側に切れ目を入れた
    帯状のシートプレートの一側を縫合して装着し、かつ該
    シートプレートの他側をサイドボディ側に向けて自由端
    とすると共に、該シートプレートの自由端を支持する溝
    を上記幌本体の両側面および後面に向けて形成した可撓
    性の挟持部材を車体のサイドボディ上縁部に沿って配設
    し、上記シートプレートの他側を挟持部材の溝に圧入し
    て保持するとともに幌本体の両側面および後面の下端部
    をホックを介して車体のサイドボディに固定したことを
    特徴とする車両用幌の取付構造。
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