JP2603999Y2 - 自動車用脱着式ルーフの位置決め構造 - Google Patents

自動車用脱着式ルーフの位置決め構造

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JP2603999Y2
JP2603999Y2 JP1991051941U JP5194191U JP2603999Y2 JP 2603999 Y2 JP2603999 Y2 JP 2603999Y2 JP 1991051941 U JP1991051941 U JP 1991051941U JP 5194191 U JP5194191 U JP 5194191U JP 2603999 Y2 JP2603999 Y2 JP 2603999Y2
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JP
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roof
center
gutter
positioning
hook
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諭 田村
光洋 加茂
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車用脱着式ルーフ
の位置決め構造に関する。
【0002】
【従来の技術】本考案者は、先にタルガルーフ型自動車
41のルーフ構造を改良し、図4に示すように、フロン
トガラスフレームの上縁部42とロールバーの上縁部4
3とに差渡して設置するルーフ44を、センタールーフ
部分45と、該センタールーフ部分45を挟むようにし
て両側にそれぞれ配設するサイドルーフ部分46,46
との3つの分割部に分割した上部車体構造を開発した。
このように、分割したルーフ44を接合するにあたって
は、接合部に所定の位置決め手段を設け、左右あるいは
前後位置を確定する必要がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来このよう
な位置決め手段は、接合部に設けた雨どいの中に設けら
れることがあり、水流をさまたげ、あるいは、差し込み
構造であるために抜け易い等の欠点を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記事情に鑑み
てなされたもので、自動車用着脱式ルーフの位置決め構
造において、センタールーフ部分とサイドルーフ部分
からなる上記脱着式ルーフのセンタールーフ部分の周辺
部であって、サイドルーフ部分との接合部に雨どいを設
け、合成樹脂によって構成し上端をコ字状としたカバー
部と断面略L字状のブラケット部とを備えた位置決め用
ストッパを、雨どいを形成する部材の裏面に固着するこ
とによって雨どいの外側に延設し、かつ該位置決め用ス
トッパに対応して、上記サイドルーフ部分の上記センタ
ールーフ部分との接合部に断面略L字状のフックを設
け、上記位置決め用ストッパとフックとを係合させ、位
置決め用ストッパとフックとの係合によって、センター
ルーフ部分の端部がサイドルーフ部分の端部に取付けら
れたサイドルーフ・モールデイングと密着し、かつ前記
雨どいを形成する部材の端部に取付られた弾性部材より
構成されるウエザーストリップが上記サイドルーフ部分
の下面と密着して水密性を保つようにしたことを特徴と
する自動車用脱着式ルーフの位置決め構造を提供するも
のである。
【0005】
【作用】本考案では、上記構成により、ルーフ同士の前
後および左右方向の位置決めが容易となり、同時に前後
および左右方向の抜けが確実に防止される。また、位置
決め手段が目視で確認しやすい位置に設定されるため、
ルーフの着脱操作が容易である。さらに、雨どいの中に
水流をさまたげるものがないので、水流が良好となり、
水漏れを防止することができる。
【0006】
【実施例】以下に添付図面に示した実施例を参照しなが
ら、本考案にかかる自動車用脱着式ルーフの位置決め構
造を説明する。
【0007】図1は、本考案の実施例にかかる自動車用
脱着式ルーフの位置決め構造を採用したタルガルーフ型
自動車1を示す。本考案にかかる自動車用脱着式ルーフ
の位置決め構造は、センタールーフ部分(一の分割部)
2と、該センタールーフ部分2を挟むようにして両側に
それぞれ配設したサイドルーフ部分(他の分割部)3,
3との接合部4,4に設けられる。
【0008】次に、図2,図3について、本実施例にか
かる自動車用脱着式ルーフの位置決め構造を説明する。
図2は本実施例にかかる自動車用脱着式ルーフの位置決
め構造について、上記センタールーフ部分2と、上記サ
イドルーフ部分3との接合方法を示し、図3は上記セン
タールーフ部分2と、上記サイドルーフ部分3とを接合
した状態を示す。図2において、5は雨どい、6はウエ
ザーストリップ、7は位置決め用ストッパ、8は断面略
L字状のフックである。上記雨どい5は、センタールー
フ部分2の車体前後方向に沿って設けられており、図3
に示すように、センタールーフ部分2の下側面に貼着し
た部材9を折り曲げて形成される。上記ウエザーストリ
ップ6は、弾性部材により構成され、上記部材9の端部
10に装着されている。また、上記サイドルーフ部分3
の接合部4側の端部11には、弾性部材により構成した
サイドルーフ・モールデイング12が装着されている。
上記位置決め用ストッパ7は、上記部材9の下面に装着
されており、その先端が雨どい5の外側に延設されてい
る。また、この位置決め用ストッパ7は、合成樹脂によ
って構成し上端13aをコ字状としたカバー部13と断
面略L字状のブラケット部14とから成り、カバー部1
3は、ブラケット部14の下面において、これを覆い、
上端13aにおいて、ブラケット部14の上端15を覆
う。なお、カバー部13はピン16によって固定されて
いる。なお、このようにして位置決め用ストッパ7は、
雨どい5を形成する部材9の裏面に固着されることとな
る。上記サイドルーフ部分3は、上記センタールーフ部
分2との接合部4において、下方への凸条部17を備え
る。この凸条部17は、上記位置決め用ストッパ7に対
応して、一部に凹部18を備え、この凹部18に上記フ
ック8が固定されている。なお、このフック8は、所定
の取付ボルト19によって固定される。
【0009】上記センタールーフ部分2を上記サイドル
ーフ部分3と接合する際は、目視によって図3に示すよ
うに、上記位置決め用ストッパー7とフック8とを係合
させる。したがって、車体前後方向の位置決めは容易で
ある。また、いったんこのような係合が完了すると、セ
ンタールーフ部分2とサイドルーフ部分3とは、構造上
車体前後および左右方向への抜けを、起こすことはな
い。このように位置決め用ストッパー7とフック8とが
係合した状態において、センタールーフ部分2の端部2
0がサイドルーフ・モールデイング12と密着し、かつ
上記ウエザーストリップ6がサイドルーフ部分3の下面
21と密着し、水密性を保つ。さらに、雨どい5の中に
水流を妨げるものがないので、水流が良好となり、雨漏
りすることがない。
【0010】以上、本考案の一実施例につき説明した
が、本考案は既述の実施例に限定されるものではなく、
本考案の技術的思想に基いて、各種の変形及び変更が可
能である。
【0011】
【考案の効果】本考案によれば、ルーフ同士の前後およ
び左右方向の位置決めが容易となり、同時に前後および
左右方向の抜けが確実に防止される。また、位置決め手
段が目視で確認しやすい位置に設定されるため、ルーフ
の着脱操作が容易である。さらに、雨どいの中に水流を
さまたげるものがないので、水流が良好となり、水漏れ
を防止することができる等その効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例にかかる脱着式ルーフの位置決
め構造を実施したタルガルーフ型自動車の斜視図であ
る。
【図2】本考案の実施例において、センタールーフ部分
と、サイドルーフ部分との接合方法を示す斜視図であ
る。
【図3】図1のA−A線による断面図である。
【図4】従来のタルガルーフ型自動車を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,41 タルガルーフ型自動車 2 センタールーフ部分 3 サイドルーフ部分 4 接合部 5 雨どい 6 ウエザーストリップ 7 位置決め用ストッパー 8 フック

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用着脱式ルーフの位置決め構造に
    おいて、センタールーフ部分2とサイドルーフ部分3
    からなる上記脱着式ルーフのセンタールーフ部分2の周
    辺部であって、サイドルーフ部分3との接合部に雨どい
    5を設け、合成樹脂によって構成し上端13aをコ字状
    としたカバー部13と断面略L字状のブラケット部14
    とを備えた位置決め用ストッパ7を、雨どい5を形成す
    る部材9の裏面に固着することによって雨どい5の外側
    に延設し、かつ該位置決め用ストッパ7に対応して、上
    サイドルーフ部分3の上記センタールーフ部分2との
    接合部に断面略L字状のフック8を設け、上記位置決め
    用ストッパ7とフック8とを係合させ、位置決め用スト
    ッパ7とフック8との係合によって、センタールーフ部
    分2の端部20がサイドルーフ部分3の端部11に取付
    けられたサイドルーフ・モールデイング12と密着し、
    かつ前記雨どい5を形成する部材9の端部10に取付ら
    れた弾性部材より構成されるウエザーストリップ6が上
    記サイドルーフ部分3の下面21と密着して水密性を保
    つようにしたことを特徴とする自動車用脱着式ルーフの
    位置決め構造。
JP1991051941U 1991-06-10 1991-06-10 自動車用脱着式ルーフの位置決め構造 Expired - Lifetime JP2603999Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02117420A (ja) * 1988-10-26 1990-05-01 Yoshihiro Hirano コブラパイプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3728267A1 (de) * 1987-08-25 1989-03-09 Porsche Ag Vorrichtung zum festlegen eines verdecks eines kraftfahrzeuges
JPH0162122U (ja) * 1987-10-16 1989-04-20

Patent Citations (1)

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JPH02117420A (ja) * 1988-10-26 1990-05-01 Yoshihiro Hirano コブラパイプ

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