JPH0712125Y2 - 自動車のテ−ルゲ−ト構造 - Google Patents

自動車のテ−ルゲ−ト構造

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JPH0712125Y2
JPH0712125Y2 JP5760386U JP5760386U JPH0712125Y2 JP H0712125 Y2 JPH0712125 Y2 JP H0712125Y2 JP 5760386 U JP5760386 U JP 5760386U JP 5760386 U JP5760386 U JP 5760386U JP H0712125 Y2 JPH0712125 Y2 JP H0712125Y2
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JP
Japan
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harnesses
tailgate
frame
obstacle
guide portion
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JP5760386U
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JPS62168925U (ja
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進 今垣
正文 深水
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、リヤワイパ等のハーネスコネクタなどが挿通
された自動車のテールゲート構造に関するものである。
(従来技術及びその問題点) 一般に、3ドアあるいは5ドアタイプの自動車のテール
ゲートのフレーム内には、例えばリヤワイパ等の駆動モ
ータに電気的に接続される、先端にリヤワイパ用ハーネ
スコネクタを備えたハーネス類等が挿通されている。
しかしながら、このような従来のテールゲート構造にあ
っては、特に側部フレームの中央部内には、ガススプリ
ング用ボールジョイントといった障害となる突起物が突
出していることから、フレーム内へのハーネス類の挿通
時にリヤワイパ用ハーネスコネクタ等の先端突出部品が
前記障害突起物に当接して引掛かり易く、このためハー
ネス類が傷付いて絶縁不良を来し易いばかりでなく、作
業上にも劣るといった問題があった。
そこで、本考案は、上記の事情のもとになされたもの
で、その目的とするところは、フレーム内へのハーネス
類の挿通作業を簡便かつ容易にするとともに、ハーネス
類が傷付くことのないようにした自動車のテールゲート
構造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記した問題点を解決するために、本考案は、車体後部
に開閉自在に設けたアウタパネルとインナパネルとから
なるテールゲートのフレーム内に、先端にコネクタ等の
突出部品が取り付けられたハーネス類を挿通させてなる
自動車のテールゲート構造において、前記テールゲート
フレーム内に突出する障害突起物の近傍に迫り上がり案
内部を形成し、この迫り上がり案内部に沿って前記ハー
ネス類を挿通案内させることにより前記障害突起物に当
接しないようにしてなる構成としたものである。
(作用) すなわち、本考案は、上記した構成とすることによっ
て、テールゲートフレーム内に突出する障害突起物の近
傍に形成された迫り上がり案内部に沿ってハーネス類を
挿通させてなることから、先端にコネクタ等の突出部品
が取り付けられたハーネス類を前記障害突起物に当接す
ることなく挿通案内させることができるため、フレーム
内へのハーネス類の挿通作業が簡便かつ容易となり、こ
れによってハーネス類の損傷を防止することができ、ま
た作業性の向上を図ることが可能になる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添附図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図は、本考案を適用した自動車の後方から見た全体
的外観を示し、同図中1は例えば3ドアタイプの車体で
ある。この車体1の後部には、テールゲート2が2点鎖
線で示すように開閉自在に設けられていて、このテール
ゲート2は、第2図に示すように、アウタパネル3とイ
ンナパネル4とでフレーム5を形成してゲートガラス6
を取り付けてなるもので、その左右両側部のリンホース
7で内部が補強されたフレーム中央部には、ステーとな
るガススプリング8が配設されている。尚、第1図中14
はリヤワイパである。そして、このガススプリング8の
頭部8aは、第3図に示すように、前記フレーム5のイン
ナパネル4およびリンホース7にボールジョント9を介
してウエルドナット10により締め付け固定されていると
ともに、このボールジョント9の取付端9aおよびウエル
ドナット10は、前記インナパネル4からフレーム5内に
突出していることによって、後述する先端にコネクタ等
の突出部品が取り付けられたハーネス類の挿通に対する
障害突起物Hとなっている。
一方、上記したテールゲート2のフレーム5内には、第
4図に示すように、上部フレーム側から側部フレーム側
に前記車体1側から配線されてきたハーネス類11が挿通
配線され、このハーネス類11の先端には、突出部品であ
るリヤワイパ14用ハーネスコネクタ12等が取り付けられ
ている。
すなわち、上記先端にリヤワイパ14用ハーネスコネクタ
12等の突出部品が取り付けられているハーネス類11は、
前記車体1側から上部フレーム内を通して、第3図に示
すように、側部フレーム5内に挿通配線され、このハー
ネス類挿通方向(実線矢印で示す)の前記障害突起物H
の手前側近傍のリンホース7の一部には、障害突起物H
の突出長さよりも長く迫り上がらせた迫り上がり案内部
71が形成されている。この迫り上がり案内部71は、前記
上部フレーム側から挿入されてきたハーネス類11、特に
その先端の突出部品であるリヤワイパ14用ハーネスコネ
クタ12を前記障害突起物Hの手前側で障害突起物Hに当
接しないようにこの障害突起物Hから離れる方向に案内
し得るもので、これによって、ハーネス類挿通時のフレ
ーム内での引掛かりを防止可能にしてなるものである。
なお、本考案は、上記した実施例には限定されず、本考
案の要旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことを勿
論である。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、テールゲートフ
レーム内に突出する障害突起物の近傍に迫り上がり案内
部を形成し、この迫り上がり案内部に沿ってハーネス類
を挿通させてなることから、先端にリヤワイパ用ハーネ
スコネクタ等の突出部品が取り付けられたハーネス類を
前記障害突起物に当接することなく挿通案内させること
ができるため、フレーム内へのハーネス類の挿通作業が
簡便にかつ容易にできるのみならず、ハーネス類の傷付
きを防止することができ、さらに作業性の向上を図るこ
とができるというすぐれた効果を有する自動車のテール
ゲート構造を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は本考案のテー
ルゲート構造を適用した自動車の後方から見た全体の外
観斜視図、第2図は第1図II-II線における要部拡大断
面図、第3図はアウタパネルを取り除いた状態のフレー
ム内の要部平面図、第4図は第1図IV-IV線における要
部拡大断面図である。 1……車体、2……テールゲート、3……アウタパネ
ル、4……インナパネル、5……フレーム、11……ハー
ネス類、12……突出部品、14……リヤワイパ、71……迫
り上がり案内部、H……障害突起物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体後部に開閉自在に設けたアウタパネル
    とインナパネルとからなるテールゲートのフレーム内
    に、先端に突出部品が取り付けられたハーネス類を挿通
    させてなる自動車のテールゲート構造において、前記テ
    ールゲートフレーム内に突出する障害突起物の近傍に迫
    り上がり案内部を形成し、この迫り上がり案内部に沿っ
    て前記ハーネス類を挿通案内させることにより前記障害
    突起物に当接しないようにしたことを特徴とする自動車
    のテールゲート構造。
JP5760386U 1986-04-18 1986-04-18 自動車のテ−ルゲ−ト構造 Expired - Lifetime JPH0712125Y2 (ja)

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JPS62168925U JPS62168925U (ja) 1987-10-27
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JP3823834B2 (ja) * 2002-01-23 2006-09-20 日産自動車株式会社 車両用開閉体の内部構造

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JPS62168925U (ja) 1987-10-27

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