JPH0230331Y2 - - Google Patents

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JPH0230331Y2
JPH0230331Y2 JP19900084U JP19900084U JPH0230331Y2 JP H0230331 Y2 JPH0230331 Y2 JP H0230331Y2 JP 19900084 U JP19900084 U JP 19900084U JP 19900084 U JP19900084 U JP 19900084U JP H0230331 Y2 JPH0230331 Y2 JP H0230331Y2
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JP
Japan
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tailgate
harness
hole
washer
automobile
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JP19900084U
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JPS61115723U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車用テールゲート構造に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、第2図に示すような自動車用テールゲ
ート1が、ワンボツクスタイプの自動車の後部開
口に設けられており、このテールゲート1の上部
の裏面のインナパネル1bにハーネス穴3が形成
されている。
このハーネス穴3にはテールゲート1における
電動モータ(電気機器)4に接続されるハーネス
5が貫通しており、ハーネス5はハーネス穴3に
装着されるハーネスグロメツト6によつて係止さ
れている(第3図参照)。
そして、このハーネス穴3を貫通して、ハーネ
スグロメツト6に係止されるビニール製ウオツシ
ヤチユーブ7が設けられていて、このウオツシヤ
チユーブ7は、テールゲート1の表面のアウタパ
ネル1aに装着されたウオツシヤ噴射部(ウオツ
シヤ)8に接続している。
なお、第2図中の符号9はワイパブレードを示
している。
そして、従来の自動車用テールゲート構造で
は、第3図に示すように、ウオツシヤチユーブ7
の先端をウオツシヤ噴射部8へ接続するための作
業穴10が、テールゲート1の裏面のインナパネ
ル1bに形成されており、組み付け後には、作業
穴10は作業穴用グロメツト11によつて閉鎖さ
れるようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の自動車用テー
ルゲート構造では、ハーネス穴3とは別に作業穴
10を開口しているので、そのための作業が必要
であるという問題点があり、さらに、作業穴10
を閉鎖するための作業穴用グロメツト11を備え
なければならず、作業の手間が増加し、外観が悪
く、強度が低下するという問題点がある。
本考案は、このような問題点を解決しようとす
るもので、作業穴および作業穴用グロメツトを廃
止できるようにした、自動車用テールゲート構造
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本考案の自動車用テールゲート構造
は、自動車用テールゲートの上部ヒンジ部の近傍
において、同テールゲートの裏面に形成されたハ
ーネス穴と、上記テールゲートにおける電気機器
に接続されるハーネスを係止して上記ハーネス穴
に装着されるグロメツトとをそなえるとともに、
上記グロメツトに係止されたウオツシヤチユーブ
と、上記テールゲートの表面に装着されたウオツ
シヤ噴射部とをそなえ、上記ウオツシヤチユーブ
の先端を上記ウオツシヤ噴射部へ接続するための
作業穴として上記ハーネス穴を兼用すべく、同ハ
ーネス穴が上記ウオツシヤ噴射部の装着位置と対
向するように配設されたことを特徴としている。
〔作用〕
上述の本考案の自動車用テールゲート構造で
は、ハーネス穴がウオツシヤ噴射部の装着位置と
対向する位置に配設されているので、ハーネス穴
へのグロメツトの装着前に、ハーネス穴を作業穴
として用いて、ウオツシヤチユーブの先端をウオ
ツシヤ噴射部に組み付けることができる。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の実施例について説明
すると、第1図は本考案の一実施例としての自動
車用テールゲート構造の要部を破断して示す斜視
図であり、第1図中、第2,3図と同じ符号はほ
ぼ同様のものを示す。
本実施例においても、自動車用テールゲート1
が、ワンボツクスタイプの自動車の後部開口に設
けられており、このテールゲート1の上部の裏面
のインナパネル1bにハーネス穴3が形成されて
いる(第2図参照)。
このハーネス穴3にはテールゲート1における
電動モータ(電気機器)4に接続されるハーネス
5が貫通しており、ハーネス5はハーネス穴3に
装着されるハーネスグロメツト6によつて係止さ
れている(第1図参照)。
そして、このハーネス穴3を貫通して、ハーネ
スグロメツトに係止されるビニール製ウオツシヤ
チユーブ7が設けられていて、このウオツシヤチ
ユーブ7はテールゲート1の表面のアウタパネル
1aに装着されたウオツシヤ噴射部(ウオツシ
ヤ)8に接続している。
なお、第2図中の符号9はワイパブレードを示
している。
そして、第1図に示すように、ハーネス穴3
は、ウオツシヤ噴射部8の装着位置と対向するよ
うに、ウオツシヤ噴射部8の極く近傍に開口して
いる。
本考案の実施例としての自動車用テールゲート
構造は上述のごとく構成されているので、ウオツ
シヤチユーブ7の先端をウオツシヤ噴射部8へ接
続するには、ハーネス穴3へのハーネスグロメツ
ト6の装着前に、ハーネス穴3を作業穴として用
いて、ウオツシヤチユーブ7の先端をウオツシヤ
噴射部8に組み付けることができる。
すなわち、ハーネス穴3が、ウオツシヤ噴射部
8の装着位置と対向するように開口しているの
で、作業穴として兼用できるのである。
そして、この組み付けの終了後に、ハーネス穴
3にハーネスグロメツト6が装着されて、作業が
終了する。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案の自動車用テール
ゲート構造によれば、自動車用テールゲートの上
部において、同テールゲートの裏面に形成された
ハーネス穴と、上記テールゲートにおける電気機
器に接続されるハーネスを係止して上記ハーネス
穴に装着されるグロメツトとをそなえるととも
に、上記グロメツトに係止されたウオツシヤチユ
ーブと、上記テールゲートの表面に装着されたウ
オツシヤ噴射部とをそなえ、上記ウオツシヤチユ
ーブの先端を上記ウオツシヤ噴射部へ接続するた
めの作業穴として上記ハーネス穴を兼用すべく、
同ハーネス穴が上記ウオツシヤ噴射部の装着位置
と対向するように配設されるという簡素な構造
で、作業穴および作業穴用グロメツトを廃止する
ことができ、作業効率を大幅に向上させることが
できる利点があり、外観を改善し、強度を向上さ
せることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例としての自動車用テ
ールゲート構造の要部を破断して示す斜視図であ
り、第2図は自動車用テールゲートを示す斜視図
であり、第3図は従来の自動車用テールゲート構
造の要部を破断して示す斜視図である。 1……自動車用テールゲート、1a……アウタ
パネル、1b……インナパネル、2……上部ヒン
ジ部、3……ハーネス穴、4……電動モータ(電
気機器)、5……ハーネス、6……ハーネスグロ
メツト、7……ウオツシヤチユーブ、8……ウオ
ツシヤ噴射部(ウオツシヤ)、9……ワイパブレ
ード、10……作業穴、11……作業穴用グロメ
ツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車用テールゲートの上部において、同テー
    ルゲートの裏面に形成されたハーネス穴と、上記
    テールゲートにおける電気機器に接続されるハー
    ネスを係止して上記ハーネス穴に装着されるグロ
    メツトとをそなえるとともに、上記グロメツトに
    係止されたウオツシヤチユーブと、上記テールゲ
    ートの表面に装着されたウオツシヤ噴射部とをそ
    なえ、上記ウオツシヤチユーブの先端を上記ウオ
    ツシヤ噴射部へ接続するための作業穴として上記
    ハーネス穴を兼用すべく、同ハーネス穴が上記ウ
    オツシヤ噴射部の装着位置と対向するように配設
    されたことを特徴とする、自動車用テールゲート
    構造。
JP19900084U 1984-12-29 1984-12-29 Expired JPH0230331Y2 (ja)

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JPS61115723U JPS61115723U (ja) 1986-07-22
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