JPH0145136Y2 - - Google Patents

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JPH0145136Y2
JPH0145136Y2 JP11329685U JP11329685U JPH0145136Y2 JP H0145136 Y2 JPH0145136 Y2 JP H0145136Y2 JP 11329685 U JP11329685 U JP 11329685U JP 11329685 U JP11329685 U JP 11329685U JP H0145136 Y2 JPH0145136 Y2 JP H0145136Y2
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JP
Japan
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antenna
vehicle body
outer panel
clip
antenna base
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車用アンテナを備えたアンテナ
ベースの取付構造に関する。
(従来の技術) 従来、自動車用のアンテナを備えたアンテナベ
ースの車体外板に対する取付構造としては、第4
図、第5図に示すものがある。すなわち、アンテ
ナの取り付けられる車体外板13にアンテナベー
ス1を当接して、このベース1取り付け用のビス
6をアンテナベース1の裏面側にあるアースプレ
ート4の小孔5を通して車体外板13の穴13a
にねじ込み、この取付ビス6を介してアースプレ
ート4を車体外板13にアースしていた。
併し、上記従来のアンテナベースの取付におい
ては、取付ビス6を塗装された車体外板13の穴
13aにねじ込む際、車体外板13表面の塗装を
取付ビス6により傷つけるようになつていた。こ
のように、車体外板13表面の塗装に傷がつく
と、取付ビス6を経て侵入した雨水等がこの部に
錆の発生を促進させるため、車体外板13の下方
へ錆を含んだ水が流れ出し、車体外板13の品質
を著しく損なうという問題があつた。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は上記従来技術における問題を解決
し、アンテナを車体外板にアースする際、車体外
板の外側部分の塗装に傷をつけることのない自動
車用アンテナベースの取付構造の提供を目的とす
るものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、この考案はアンテ
ナ用のアースを備えたアンテナベースを結合部材
により車体外板部に取り付ける自動車において、
アンテナ及びアンテナアースを備えたアンテナベ
ースをアンテナアースに当接するビスにより車体
外板部に取り付ける自動車において、アンテナベ
ースの取付位置の車体外板に開けた挿入孔からそ
の裏面側に挿入される下片部と、絶縁部材を介し
て車体外板とアンテナアースとの間に介装される
上片部とを有し、アンテナベース側から車体外板
に設けた穴を挿通して前記ビスが下片部の穴にね
じ込まれると、前記下片部の一部が前記外板部の
裏面に電気的に接触するアースコンタクトクリツ
プを設けたものである。
(作用) アンテナベースと車体外板との間に介装された
アースコンタクトクリツプはその上片部が絶縁性
部材により両者の導通を遮断する。そして、アン
テナベース側からクリツプの上片部及び車体外板
に設けた穴を挿通して、クリツプの下片部の穴に
ビスがねじ込まれると、クリツプの下片部の一部
が車体外板の裏面に電気的に接触して、車体外
板、クリツプの下片部、ビス及びアンテナアース
とにより電気回路を形成する。この時、ビス車体
外板の表面に疵をつけることはない。
(実施例) つぎに、この考案を図面に示す実施例に基づい
て説明する。
第1図、第2図において、自動車の車体外板1
3に取り付けられるアンテナベース1は合成樹脂
により製作されており、その下面に形成された凹
部1aには、アンテナ本体(図示せず)のアース
回路に接続されたアースプレート4がアンテナベ
ース1と一体的に成形されている。アンテナベー
ス1はその一端部に、肉厚の薄くなつた取付部2
があり、この取付部2にはアンテナベース1を車
体外板13に取り付ける取付ビス6の頭部6aの
嵌挿されるビス穴3が、アースプレート4の上面
まで開けられている。そして、アースプレート4
はそのビス穴3に露出した部分の中心部に、取付
ビス6のねじ部6bの挿通される小孔5が開けら
れている。
アースコンタクトクリツプ(以下クリツプとい
う)は金属製でU形をしており、上片7a、下片
7b及び湾曲部7cを有している。このクリツプ
7はその幅がアンテナベース1の凹部1aの幅よ
り狭くなつている。又、クリツプ7はその上片7
aに取付ビス6のねじ部6bの挿通される穴が開
けられており、この穴部を含めて上片7aの全面
には絶縁性の合成樹脂によるコーテイング部9が
形成されている。そして、このクリツプ7の下片
7bには、上片7aのコーテイングされたビス挿
入孔8から挿入された取付ビス6のねじ込まれる
ねじ込み穴10が設けられている。この下片7b
は、その開放側端部並びにこの端部に続く両側部
が所定の高さ上片7a方向に折曲されて縁部11
が形成されており、この縁部11の上面で、端部
中央と両側中央に山形の突部12(2個だけを示
す)がそれぞれ形成されている。
アンテナベース1を取り付ける車体外板13
(例えばフロントウインドウ側部の外板)にはク
リツプ7の幅並びに長さより僅かに大きな長方形
のクリツプ挿入孔14が開けられている。そし
て、このクリツプ挿入孔14の一辺側(フロント
ウインドウの側部外板の場合は上側)には取付ビ
ス6を挿通する角穴15が開けられている。
上記の構成において、アンテナベース1を車体
外板13に取り付けるには、先ずクリツプ7の開
口部を第1図に示すように上にし、かつその上片
7aを外側にして、矢印Aで示すように車体外板
13のクリツプ挿入孔14に挿入する。そして、
このクリツプ7の上、不片7a,7bにより車体
外板13を挾む形にして、クリツプ7のビス挿入
孔8を車体外板13の角穴15に合せる。つい
で、アンテナベース1のビス穴3から小孔5に挿
入された取付ビス6をクリツプ7のビス挿入孔8
に押し込み、クリツプ7のねじ込み穴10にねじ
込む。
このようにして、取付ビス6をねじ込み穴10
にねじ込むと、取付ビス6の頭部6aの下面がア
ースプレート4の上面に押圧されるとともに、ク
リツプ7の下片7bの3個の突部12の先端を車
体外板13の裏面に喰い込ませるので、アースプ
レート4が車体外板13方向へ押圧される。これ
によりクリツプ7のコーテイング部9がアースプ
レート4と車体外板13とにより締め付け固定さ
れる。
このため、アースプレート4は車体外板13の
表面とはコーテイング部9により電気的に絶縁さ
れるが、取付ボルト6、クリツプ7の下片7b及
びその3個の突部12を介して、車体外板13の
裏面と電気的に接触するので、アースプレート4
は車体外板13にアースされてアンテナアース回
路が形成される。
すなわち、この実施例においては、クリツプ7
の下片7bの各突片12により車体外板13の裏
面の塗装に疵をつけたものであり、車体外板13
の表面に疵をつけることがないので、従来のよう
に車体表面に疵をつけて錆を発生させ車体外板の
品質を低下させるようなことがない。
第3図はこの考案の第2実施例を示す。この図
において、アースコンタクトクリツプ16はクリ
ツプ7と同様にU形をした金属製の部材である
が、その上片16aには樹脂のコーテイング部が
ない。そして、アンテナベース1を車体外板13
に取り付けるには、車体外板13の角穴15に、
この角穴15より大きなサイズの角板状の頭部1
8aと角穴15に挿入された一対の脚部18b,
18bを有する樹脂製のグロメツト18を嵌着す
る。そして、このグロメツト18を両面から挾む
形で取り付けたクリツプ16の上片16aと下片
16bとを第1実施例の場合と同様に、取付ボル
ト6により締め付けて、クリツプ16の下片16
bに形成された山形の2個の突部17,17の先
端を車体外板13の裏面に喰い込ませる。これに
よりアースプレート4と車体外板13とはクリツ
プ16及び取付ボルト6を介してアンテナアース
回路が形成される。
すなわち、この実施例においては、グロメツト
18の頭部18aが第1実施例のクリツプ7のコ
ーテイング部9の作用をし、又クリツプ16のそ
の突部17,17がクリツプ7の各突部12と同
様の作用をするものである。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、この考案はア
ンテナを備えたアンテナベースを車体外板に取り
付けるにあたり、車体外板の裏面にのみ疵をつけ
て車体外板とアンテナベースのアースプレートと
を電気的に導通させるアースコンタクトクリツプ
を介して取り付けることとしたので、アンテナを
車体外板に取り付ける際、車体外板表面の塗装に
疵をつけることがないので、従来のような車体外
板の錆の発生を防止して、アンテナ取付部の車体
外板の外観品質を従来より向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はこの考案の第1実施例を示
し、第1図は車体外板にアンテナベース(一部を
示す)を取り付ける状態を示す斜視図、第2図は
第1図のアンテナベースを車体外板に取り付けた
状態の縦断面図、第3図はこの考案の第2実施例
を示し、第1図に対応する図である。第4図、第
5図は従来の例を示し、第4図は第1図に対応す
る図、第5図は第2図に対応する図である。 1……アンテナベース、4……アースプレー
ト、6……取付ビス、7……アースコンタクトク
リツプ、7a……上片、7b……下片、8……ビ
ス挿入孔、9……コーテイング部、12……突
部、13……車体外板、14……クリツプ挿入
孔、15……角穴、16……アースコンタクトク
リツプ、16a……上片、16b……下片、17
……突部、18……グロメツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アンテナ及びアンテナアースを備えたアンテナ
    ベースをアンテナアースに当接するビスにより車
    体外板部に取り付ける自動車において、アンテナ
    ベースの取付位置の車体外板に開けた挿入孔から
    その裏面側に挿入される下片部と、絶縁部材を介
    して車体外板とアンテナアースとの間に介装され
    る上片部とを有し、アンテナベース側から車体外
    板に設けた穴を挿通して前記ビスが下片部の穴に
    ねじ込まれると、前記下片部の一部が前記外板部
    の裏面に電気的に接触するアースコンタクトクリ
    ツプを設けたことを特徴とする自動車用アンテナ
    ベースの取付構造。
JP11329685U 1985-07-24 1985-07-24 Expired JPH0145136Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11329685U JPH0145136Y2 (ja) 1985-07-24 1985-07-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11329685U JPH0145136Y2 (ja) 1985-07-24 1985-07-24

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Publication Number Publication Date
JPS6221607U JPS6221607U (ja) 1987-02-09
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JP11329685U Expired JPH0145136Y2 (ja) 1985-07-24 1985-07-24

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JPH0633694Y2 (ja) * 1987-04-20 1994-08-31 マツダ株式会社 車両用アンテナ取付構造

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JPS6221607U (ja) 1987-02-09

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