JPS5834790Y2 - 部品取付装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案は例えばキャビネットの前面に装飾板を取付けると
きキャビネットに取付は孔を穿設し、その取付は孔を塞
ぐ様にキャビネットの表面に装飾板を配置し、その取付
は孔の裏面にその取付は孔を跨ぐ取付は板を配置し、そ
の取付は板と取付は孔を通して装飾板にネジを挿入する
ことによって装飾板を取付は板でキャビネットに挟着さ
せる場合等に適した取付は装置に関する。

従来上述の様な取付は装置において挟着を確実にする為
取付は板に弾力性を付与する手段は種々考えられていた
が、いずれも寿命が短く、経年変形でその弾力性が減少
し、かつ取付は位置ずれを起し易い欠点があった。

本案はか・る点に鑑み提案されたもので簡単な構造で、
かつ経年変形によっても取付は位置のずれが生じ難いも
のを提供するものである。

第１図は本案一実施例の断面図、第２図は第１図の裏面
から見た平面図、第３図は取付は板の斜視図を示す。

図において１０はキャビネット等の取付は本体で、取付
は口１１が穿設されている。

１２は装飾板等の取付は部品で、取付は本体１０の表面
に取付は口１１を塞ぐ様に配置される。

取付は部品１２は取付は口１１に対向する位置に突起１
３が一体に形成されており、突起１３にはネジ取付は孔
１４が穿設されている。

１５は弾性取付は板で、金属等で形成される。

取付は板１５は取付は口１１より長い帯状板より戒り、
中間にネジ挿入孔１６が穿設され、両端部１７゜１７は
捩り部１８．１８を有する。

捩り部１８．１８の捩り角は略９０°で、ネジ挿入孔１
６を有する中間部と両端部１７は互いに直行する関係に
なっている。

両端の捩り部１８．１８はネジ挿入孔１８を中心点とす
る点対称になる様な方向に捩られている。

かくして取付は本体１０の表面に装飾板１２を、又裏面
に弾性取付は板１５を夫々配置し、それらの取付は部材
であるネジ１９を裏面の取付は板１５の挿入孔１６から
取付は本体１０の取付は口１１を通して取付は部品１２
の突起１３の取付は孔１４に挿着する。

すると、取付は板１５は、最初に両端部１７の端面２０
．２０が取付は本体１０の裏面に衝合し、挿入孔１６を
有する中間部が取付は本体１０の裏面との間に間隙が生
じる。

この間隙を無くする様にネジ１９を取付は孔１４にネジ
込むことによって取付は板１５は装飾板１２を取付は本
体１０に強く挟着するところとなる。

このとき捩り部１８．１８は取付は板１５の弾力性を長
期間にわたって維持させる効果を有する。

又端面２０ 、２０が裏面に衝合し、それが著しい場合
は裏面にくい込む様な恰好となり、振動等により位置が
ずれる様なことを防ぐ効果を有する。

この効果を更に良くする場合は裏面に端面２０ 、２０
が嵌合する溝を形成することも考えられる。

以上の様に本案によると、取付は板１５に捩り部１８を
形成するという簡単な構造によって取付は板１５の弾力
性を長期にわたって付与させることができ、かつ捩り部
１８によって端面２０を裏面に衝合させることができ、
そのエツジ部の滑り止め効果を利用できる等の実用的効
果を有する。

尚弾性取付は板の変形は種々考えられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本案一実施例の断面図、第２図は第１図の下面
から見た平面図、第３図は弾性取付は板の斜視図である
。 １０は板状部材、１１は取付は口、１２は被取付は部品
、１５は弾性取付は板、１９は取付は部材、１８は捩り
部を示す。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 取付は口を有するキャビネット等の板状部材と、前記取
   付は日付近の前記板状部材の一面に配置される装飾板等
   の被取付は部品と、前記取付は口付近の前記板状部材の
   他面に配置される弾性取付は板と、前記取付は口を通し
   て前記被取付は部品と前記取付は板を前記板状部材の夫
   々の面に圧着させるネジ等の取付は部材とから成る部品
   取付は装置において、前記取付は板は前記取付は部材が
   配置される位置から端部の間に捩り部を有することを特
   長とする部品取付は装置。