JPH0747803Y2 - 導電接続装置 - Google Patents

導電接続装置

Info

Publication number
JPH0747803Y2
JPH0747803Y2 JP1990091113U JP9111390U JPH0747803Y2 JP H0747803 Y2 JPH0747803 Y2 JP H0747803Y2 JP 1990091113 U JP1990091113 U JP 1990091113U JP 9111390 U JP9111390 U JP 9111390U JP H0747803 Y2 JPH0747803 Y2 JP H0747803Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive
mounting
hole
screw
bent piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990091113U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0449460U (ja
Inventor
恒助 高野
康一 新沢
英昭 坂本
Original Assignee
第一電装部品株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 第一電装部品株式会社 filed Critical 第一電装部品株式会社
Priority to JP1990091113U priority Critical patent/JPH0747803Y2/ja
Priority to GB9115915A priority patent/GB2247575B/en
Priority to US07/736,239 priority patent/US5108296A/en
Priority to ITMI912193A priority patent/IT1251050B/it
Priority to DE4125939A priority patent/DE4125939C2/de
Priority to MYPI91001416A priority patent/MY107612A/en
Publication of JPH0449460U publication Critical patent/JPH0449460U/ja
Priority to SG16295A priority patent/SG16295G/en
Priority to HK52695A priority patent/HK52695A/xx
Application granted granted Critical
Publication of JPH0747803Y2 publication Critical patent/JPH0747803Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は導電接続装置に係り、さらに詳しくは、自動
車のボデイ内面等の導電板の塗装面に室内灯などの電装
部品を取付けてボデイアースをとる際に適用して好適な
導電接続装置に関する。
[従来の技術] この種の従来の技術としては、自動車ボデイのような導
電性取付体の塗装面に孔を明けてリード線をラグ片など
を介しネジ止めすることでボデイアースをとっていた。
また室内灯などを車体にネジ止めして取付けるに当って
は、プラスチック製の被取付体の取付孔の周辺が止めネ
ジの強力な捻じ込み力でヒビ割れしたり、削りむしり取
られたりして必ずしも充分に満足のゆく取付実装ができ
ないものが多く存在する。
[考案が解決しようとする課題] 前記した従来の技術は人目に付かない場所ならば兎も
角、室内灯などルーム内の電装部品やドアスイッチ等の
人目に付く場所においてはリード線処理が面倒である
し、ネジ止め不完全による多くの問題点が生じている。
このため前記ネジ止めによる被取付体の部分破損を取付
孔に沿わせて補強リングをインサート成形により埋込む
ことで防ぐものも有るが、このものではプラスチックの
インサート成形という手段が必要のため、成形コストが
高くなる問題が有る。
そこで上記取付孔に単に補強リングを圧嵌めしたり、ユ
ル嵌めすることも考えられるが、圧嵌めではプレス機を
必要とし、かつ作業性悪く、ユル嵌めはリングが外部に
容易に脱落してしまうという問題点があった。
この考案は前記した各問題点を除去するために、取付孔
に沿わせて配設したバスバーの中間部分の弾力で、補強
筒を仮止めしてその脱落を阻止すると共に、取付体と導
体ネジとの間にバスバー等の導電部材をネジ止め後にお
いて強固挟持することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記したこの考案の目的は、絶縁性の被取付体の面に配
設した導電部材を導電取付体に導通させて取付ける装置
においてプラスチック等で作った絶縁性の被取付体に形
成した取付孔の内周面に対向して配置した折曲片を有す
る導電部材を前記被取付体の面に先端を突出させて配設
し、また前記取付孔内に前記折曲片の弾力に抗して補強
筒を嵌入するとともに、前記被取付体の導電部材配設面
を導電取付体に接面してこの導電取付体の孔に前記補強
筒を経て螺入する導体ネジの螺入力で前記折曲片の先端
突出部を削り込みながら、前記被取付体を導電取付体に
きつく螺着することで、前記導電部材の折曲片の先端を
前記導体ネジに密着導通させ、この導体ネジで前記導電
取付体の孔の内周面に前記導電部材を導通接続したこと
で達成できた。
[作用] 被取付体の取付孔内に補強筒を導電部材の弾力に抗して
嵌入することで補強筒は取付孔内にシッカリと仮止めさ
れ、外部に妄りに抜け出さない。
一方導電取付体に形成した孔の内周面はそのドリル孔明
け時またはバーリング孔明け時に塗装が剥される結果、
上記の孔の内周面は導電状態となる。
また前記取付孔内に仮止めしてある補強筒内に挿通した
導体ネジで被取付体を導電取付体の孔に螺着する際には
被取付体の取付孔内に補強筒が存在することで、取付孔
の周辺部は導体ネジのねじ込み力で削りムシリ取られた
り、ヒビ割れ等破損することがなく、被取付体を導電取
付体の塗装面に強固に螺着することができる。
そしてこの螺着時には導体ネジの捻じ込み力で導電部材
の折曲片と補強筒を導電取付体の塗装面に押し付けつつ
折曲片の突出部分を導体ネジの頭部内側面で強引に削り
込みながら導体ネジが取付孔に螺入するため導体ネジは
導電取付体に直角にネジ止めされる。
すなわち上記折曲片はその突出部分のほぼ半分が削除さ
れた状態で導体ネジの頭部内側と導電取付体の塗装面と
の間にきつく挟まれた結果となり、前記導電部材はその
折曲片を介し導体ネジを経て導電取付体にその孔の内周
面で良好に導通接続される。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
先ずこの考案の基本構成は、絶縁性の被取付体の面に配
設した導電部材を導電取付体に導通させて取付けるに当
り、第2図に示すようにプラスチック等で作った絶縁性
の被取付体1に形成した取付孔2の内周面に対向して配
置した折曲片3を有する銅などの導電部材5を前記被取
付体1の面に形成した埋込み溝1a内に第3図に示すよう
に配設する。
また前記取付孔2内に第3図に示すように前記折曲片3
の弾力に抗して例えば金属製の補強筒6を第4図および
第6図に示すように嵌入する。
さらに前記被取付体1の導電部材配設面を第9図に示す
ように金属製の導電取付体7に接面して第10図に示すよ
うにこの導電取付体7の孔8に前記補強筒6を経て挿通
した導体ネジ9で第1図に示すように前記被取付体1を
きつく螺着することで、前記導電部材5の折曲片3の先
端を前記導体ネジ9で前記導電取付体7の孔8の内周面
に導通接続することができる。
次にこの考案の作用について説明する。
第2図に示すような被取付体1の取付孔2内に第7図、
第8図および第3図に示す状態を経て補強筒6を折曲片
3の弾力に抗して嵌入することで補強筒6は第4図、第
6図および第9図に示すように取付孔2内にシッカリと
仮止めされ、外部に妄りに抜け出さない。
一方第9図に示すように導電取付体7に形成した孔8の
内周面はそのドリル孔明け時またはバーリング孔明け時
に塗装が剥される結果、上記の孔8の内周面は導電状態
となっている。
また前記取付孔2内に仮止めしてある補強筒6内に第10
図に示すように挿通した導体ネジ9で被取付体1を導電
取付体7の孔8に螺着する際には被取付体1の取付孔2
内に補強筒6が存在することで、取付孔2の周辺部は導
体ネジ9のねじ込み力で削りむしり取られたり破損する
ことなく、第1図に示すように被取付体1を導電取付体
7の塗装面7aに強固に螺着することができる。
そしてこの螺着時には導体ネジ9の捻じ込み力で導電部
材5の折曲片3と補強筒6を導電取付体7の塗装面7aに
押し付けつつ折曲片3の突出部分3aを導体ネジ9の頭部
内側面で強引に削り込みながら導体ネジ9が取付孔2に
螺入するため導体ネジ9は導電取付体7に第1図に示す
ように直角にネジ止めされる。
すなわち上記折曲片3の突出部分3aは第1図に示すよう
にほぼ半分が削除された状態で導体ネジ9の頭部内側と
導電取付体7の塗装面7aとの間にきつく挟まれた結果と
なり、前記導電部材5はその折曲片3を介し導体ネジ9
を経て導電取付体7にその孔8の内周面で第1図に示す
ように良好に導通接続される。
なお第11図に示す例は第8図に示す基本実施例の他の実
施例を示すもので、折曲片3の縦断面形状をゆるい円弧
状にして補強筒6に弾力付与するようにした例である。
また、第12図に示す例は導電部材5を丸棒状にした例を
示すものである。
[考案の効果] この考案は以上説明したように構成されているので、以
下に記載する効果を奏する。
先ず被取付体1の取付孔2内に補強筒6を折曲片3の弾
力に抗して嵌入するだけで補強筒6は取付孔2内にシッ
カリと仮止めされ、外部に妄りに抜け出さないので、後
工程作業現場への搬送が確実に実行でき、後加工や実装
が容易に実行できるといった第1の効果が有る。
また上記の後工程では前記取付孔2内に仮止めしてある
補強筒6内に挿通した導体ネジ9で被取付体1を導電取
付体7の孔8に電動トルクドライバーなどで螺着する際
に、被取付体1の取付孔2内に補強筒6が予じめ存在し
ていることで、取付孔2の周辺部は導体ネジ9のねじ込
み力で削除破損することなく、被取付体1を導電取付体
7の塗装面7aに強固に螺着することができ、したがって
無造作に螺着作業を行なっても被取付体1の原形を損な
うことなく美しい姿形で実装できるという第2の効果も
有る。
被取付体1の取付孔2内に挿通した導体ネジ9で被取付
体1を導電取付体7の孔8に電動ドライバーなどで螺着
する際に、被取付体1の埋込み溝1a内に折曲片3が予じ
め存在していることで、折曲片3の周辺部は部分的に補
強され、導体ネジ9のねじ込み力で折損することなく、
被取付体1を導電取付体7の塗装面7aに強固に螺着する
ことができ、この螺着時には、導体ネジ9の捻じ込み力
で導電部材5の折曲片3を導電取付体7の塗装面7aに押
し付けつつ折曲片3の突出部分3aを導体ネジ9の頭部内
側面で強引に削り込みながら導体ネジ9が取付孔2に螺
入するため導体ネジ9は導電取付体7に直角にネジ止め
される結果、折曲片3の先端と導体ネジ9の頭部内面と
にクロメート処理等による絶縁被膜が有ったとしてもこ
の被膜を除去しながら無理なく強固な螺着を実現できる
第3の効果が有る。
すなわち上記折曲片3はその突出部分3aのほぼ半分がク
ロメート処理による絶縁被膜と共に削除された状態で導
体ネジ9の上記頭部内側の絶縁被膜除去面と導電取付体
7の塗装面7aとの間にきつく挟まれた結果となり、前記
導電部材5はその折曲片3を介し導体ネジ9を経て導電
取付体7にその孔8の内周面で良好に導通接続され、し
たがって低電圧でも大電流の例えばボデイアース用接続
部が実現できるといった第4の効果も有る。
そして、導体ネジ9の頭部内側と導電取付体7の塗装面
7aとの間にきつく挟まれた折曲片3の剛性によるツッパ
リ力による強い摩擦力で導体ネジ9は強力に回転止めが
実現できるから、本考案装置を自動車に搭載して使用し
ても、その振動等の外乱では妄りにねじユルミは生じな
いので、スプリングワッシャとかネジのペイントロック
は不要であり、作業性とコストの面で有利であるという
第5の効果も有る。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの考案の1実施例を示すもので、第1図
は導電接続装置の断面図、第2図は被取付体の下方斜視
図、第3図および第4図は被取付体に導電部材および補
強筒を嵌入した状態の要部を断面とした下方斜視図、第
5図は被取付体の横断平面図、第6図は第4図に示すも
のの横断平面図、第7図、第8図、第9図および第10図
はそれぞれ被取付体を導電部材、補強筒を介して導電取
付体に導体ネジで取付ける手順を示す断面図、第11図は
導電部材の他の実施例を示す被取付体と補強筒の断面
図、第12図は同じく導電部材と被取付体の下方斜視図で
る。 1……被取付体、6……補強筒 2……取付孔、7……導電取付体 3……折曲片、8……孔 5……導電部材、9……導体ネジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁性の被取付体の面に配設した導電部材
    を導電取付体に導通させて取付ける装置において、プラ
    スチック等で作った絶縁性の被取付体1に形成した取付
    孔2の内周面に対向して配置した折曲片3を有する導電
    部材5を前記被取付体1の面に先端を突出させて配設
    し、また前記取付孔2内に前記折曲片3の弾力に抗して
    補強筒6を嵌入するとともに、前記被取付体1の導電部
    材配設面を導電取付体7に接面してこの導電取付体7の
    孔8に前記補強筒6を経て螺入する導体ネジ9の螺入力
    で前記折曲片3の先端突出部3aを削り込みながら、前記
    被取付体1を導電取付体7にきつく螺着することで、前
    記導電部材5の折曲片3の先端を前記導体ネジ9に密着
    導通させ、この導体ネジ9で前記導電取付体7の孔8の
    内周面に前記導電部材5を導通接続してなる導電接続装
    置。
JP1990091113U 1990-08-07 1990-08-30 導電接続装置 Expired - Lifetime JPH0747803Y2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990091113U JPH0747803Y2 (ja) 1990-08-30 1990-08-30 導電接続装置
GB9115915A GB2247575B (en) 1990-08-07 1991-07-23 Conducting connector device
US07/736,239 US5108296A (en) 1990-08-07 1991-07-26 Mounting and grounding connectors for electrical components
ITMI912193A IT1251050B (it) 1990-08-07 1991-08-02 Dispositivo di collegamento conduttivo
DE4125939A DE4125939C2 (de) 1990-08-07 1991-08-05 Leitende Verbindervorrichtung
MYPI91001416A MY107612A (en) 1990-08-07 1991-08-05 Mounting and grouding connectors for electrical components.
SG16295A SG16295G (en) 1990-08-07 1995-02-04 Conducting connector device
HK52695A HK52695A (en) 1990-08-07 1995-04-06 Conducting connector device.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990091113U JPH0747803Y2 (ja) 1990-08-30 1990-08-30 導電接続装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0449460U JPH0449460U (ja) 1992-04-27
JPH0747803Y2 true JPH0747803Y2 (ja) 1995-11-01

Family

ID=31826432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990091113U Expired - Lifetime JPH0747803Y2 (ja) 1990-08-07 1990-08-30 導電接続装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0747803Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6245523B2 (ja) * 2014-07-18 2017-12-13 株式会社デンソー 導通構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6149983U (ja) * 1984-09-04 1986-04-03
JPS61136471U (ja) * 1985-02-15 1986-08-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0449460U (ja) 1992-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2073744A1 (en) Electrical grounding stud
JP3899185B2 (ja) マイクロホンの出力コネクター装置
GB2247575A (en) Conducting earth continuity connection device.
JP2816800B2 (ja) 導電接続装置
JPH0747803Y2 (ja) 導電接続装置
JPH0747804Y2 (ja) 導電接続装置
JPH076625Y2 (ja) 導電接続装置
JP3627974B2 (ja) パネル貫通型コネクタの防水構造及び組付方法
JPH0622934Y2 (ja) 導電接続装置
JPH0622933Y2 (ja) 導電接続装置
JPH0716366U (ja) 導電接続装置
JP3628567B2 (ja) 車両用補機の固定構造
JPH02295199A (ja) ノイズ防止具及びその製造方法
JPH0321049Y2 (ja)
JP2576283Y2 (ja) 感知器用埋込ベース
JPH0220762Y2 (ja)
JPH0145136Y2 (ja)
JPS5936099Y2 (ja) 配線器具の取付装置
JPS6217932Y2 (ja)
JPH0134287Y2 (ja)
JPH103954A (ja) アース線の接続構造
JPS631451Y2 (ja)
JPS6010303Y2 (ja) 端子台取付装置
JPS584196Y2 (ja) 電気回路収納用ケ−ス
JPH056753U (ja) 電子機器ケース部体