JP6245523B2 - 導通構造 - Google Patents
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Description
前記孔に配置され、前記孔の壁面に沿ってリング状に形成された金属製のカラーと、
前記カラーに接触するように前記樹脂部に配置された接地用端子とを備え、
前記カラーは、前記カラーの中空部に挿通された締結手段により、接地電位が与えられた接地部品に前記樹脂部が締結された際に前記接地部品に電気的に導通し、
前記接地用端子は、前記カラーの側面に接触する爪部を有し、かつ、前記爪部以外には前記カラーとは非接触であることを特徴とする。
上記実施形態では、アースターミナルの爪部の形状を三角形状としていたが、この爪部は図4に示すように三角形状以外の形状であっても良い。図4は、変形例1に係るアースターミナルにおけるリング状部20の平面図を示している。図4に示すように、リング状部20の内周縁21には複数の爪部22が形成されている。各爪部22は略四角形状に形成されている。これによっても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
上記実施形態では、アースターミナルのリング状部及び爪部を、フランジ部のブラケット側の表面に配置した例を説明したが、これらをボルト挿入側の表面に配置しても良い。図5は、リング状部及び爪部を、フランジ部のボルト挿入側の表面に配置した場合におけるフランジ部の拡大断面図を示している。図5に示すように、フランジ部10のボルト挿入側の表面10bにアースターミナルのリング状部24を配置するとともに、その表面10b側に貫通孔の大径部23を形成する。そして、その大径部23に爪部25を配置して、その爪部25をカラー13の側面に接触させる。リング状部24は、ボルトの頭部とフランジ部10の間に挟み込まれる形で共締め固定される。これによっても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、図6に示すように、アースターミナルのリング状部及び爪部を、フランジ部の内部に配置しても良い。図6は、変形例3に係るフランジ部の拡大断面図を示している。図6に示すように、フランジ部10の内部には空間部26が形成されており、その空間部26にアースターミナルのリング状部27及び爪部28が配置されている。爪部28は、フランジ部10の内部においてカラー13の側面13cに接触している。これによっても上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
上記実施形態では、カラーが取り除かれた状態で、対向する2つの爪部間の間隔をカラーの外径よりも小さくすることで、カラーの組付け時に爪部に付勢力を付与していたが、図7に示すように、カラーの側面に突起を形成して、その突起に爪部を接触させるようにしても良い。図7は、変形例4に係るフランジ部の拡大断面図を示している。図7に示すように、フランジ部10の貫通孔における大径部29内において、カラー13の側面13cに突起部13dが形成されている。そして、リング状部30の内周縁に接続された爪部31は、大径部29内において突起部13dに接触している。この際、爪部31は、突起部13dから側面13cから離れる方向に力F1を受け、その力F1の反力F2として、爪部31は側面13cを押す方向に付勢される。これによっても上記実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、爪部側に突起部を形成しても良い。
9 アースターミナル(接地用端子)
9c、22、25、28、31 爪部
10 フランジ部(樹脂部)
12 貫通孔(孔)
13 カラー
13c カラーの側面
15 ボルト挿通孔(カラーの中空部)
17 ブラケット(接地部品)
19 ボルト(締結手段)
Claims (7)
- 孔(12)が形成された樹脂部(10)と、
前記孔に配置され、前記孔の壁面に沿ってリング状に形成された金属製のカラー(13)と、
前記カラーに接触するように前記樹脂部に配置された接地用端子(9)とを備え、
前記カラーは、前記カラーの中空部(15)に挿通された締結手段(19)により、接地電位が与えられた接地部品(17)に前記樹脂部が締結された際に前記接地部品に電気的に導通し、
前記接地用端子は、前記カラーの側面(13c)に接触する爪部(9c、22、25、28、31)を有し、かつ、前記爪部以外には前記カラーとは非接触であり、
前記カラーの側面には突起部(13d)が形成されており、
前記爪部(31)は前記突起部に接触することを特徴とする導通構造。 - 前記爪部は、前記カラーの側面を押す方向に付勢された状態で前記側面に接触することを特徴とする請求項1に記載の導通構造。
- 前記接地用端子はリング状部(9b、20、24、27、30)を有し、そのリング状部の内側に前記カラーが配置され、前記爪部は前記リング状部の内周縁(9b、21)に沿って1又は複数形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の導通構造。
- 前記リング状部(9b、24、30)は、前記カラーの一方の端面周りで前記樹脂部の表面(10a、10b)に露出した形で配置され、
前記樹脂部の孔は、前記表面からの一部が前記カラーの外径より大きい孔径に形成され、
前記爪部(9c、25、31)は、前記樹脂部の孔における前記カラーの外径よりも大きい穴径に形成された部分(16、23、29)に配置されたことを特徴とする請求項3に記載の導通構造。 - 前記樹脂部の内部には、前記カラーの側面の周方向に沿うように、且つ前記カラーの側面にまで及んだ空間部(26)が形成されており、
前記リング状部(27)及び前記爪部(28)は前記空間部において前記樹脂部の表面に非露出に配置されたことを特徴とする請求項3に記載の導通構造。 - 前記爪部は、一辺が前記内周縁に接続された三角形状に形成されたことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の導通構造。
- 前記樹脂部は、エンジンの潤滑のためのオイルの液面レベルを検出するオイルレベルセンサに接続されており、
前記接地部品は、接地電位が与えられたエンジンブロックに接続された金属部材又は前記エンジンブロックであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の導通構造。
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