JP6681254B2 - コネクタ用バスバー - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタハウジング内に組み付けられるバスバーに関する。
例えば、車両のオイルタンクにおいてオイル液面を検出する際に、液面のフロートに設けた磁石の磁力によりオンオフされるリードスイッチをコネクタハウジング内に収容した液面センサが用いられることがある。この種の液面センサでは、例えば、コネクタハウジング内に組み付けた一対のバスバーにそれぞれ設けた端子保持部によって、リードスイッチの一対の端子が保持される。
そこで、プレス装置による抜き加工でフープ材やコイル材等のロール状の薄板材から一対のバスバーをつなげた状態で形成し、コネクタハウジング内への組み付け後に一対のバスバーを接続部分の切断により分離させる技術が提案されている。この提案の技術では、抜き加工の際にプレス装置のパイロットピンを挿入する位置決め用のパイロット孔が、抜き加工後のバスバー部分に残るようにしている(例えば、特許文献1)。
特開2011−198684号公報
上述した提案の技術では、バスバーを抜き加工した後の薄板材の残余部分にパイロット孔を形成するよりも、薄板材からバスバーを製造する際の歩留まりをよくすることができる。その代わり、必要な大きさの電流がバスバーを流れるように、パイロット孔を形成した部分において、バスバーの幅を周辺の部分よりも幅広とする必要があるので、バスバー自身やバスバーを組み付けるコネクタハウジング内のスペースを大型化する必要が生じる。
本発明は前記事情に鑑みなされたもので、本発明の目的は、プレス装置による薄板材からの抜き加工に用いたパイロット孔を抜き加工後のバスバーに残す構造とするのに当たり、パイロット孔がない場合よりもバスバーの幅を広くする必要をなくすことができるコネクタ用バスバーを提供することにある。
即ち、液面センサのような、一対のコネクタ端子を有するコネクタハウジング内に一対のバスバーを組み付けてコネクタハウジング内の電気素子の一対の端子をバスバーにより一対のコネクタ端子にそれぞれ接続するコネクタにおいて、電気素子の故障を判断できるようにする要求が発生した。
そこで、本発明者らは、一対のコネクタ端子間の通電確認用抵抗をコネクタハウジング内に追加して設け、この通電確認用抵抗を電気素子と並列に接続するために、一対のバスバーに、通電確認用抵抗の一対の端子を保持する端子保持部とそれを対応するコネクタ端子に接続する回路部を追加して設けることを考えるに至った。
この場合、電気素子を流れる電流を必要以上に低下させないように、通電確認用抵抗には抵抗値が十分に高い抵抗を用いるので、通電確認用抵抗に対応してバスバーに追加する回路部は微弱な電流が流れる程度の幅でよい。この点に着目して、本発明者は本発明をするに至った。
そして、上記目的を達成するため本発明の第1の態様によるコネクタ用バスバーは、
一対のコネクタ端子を有するコネクタハウジング内に組み付けられて、該コネクタハウジング内の電気素子の一対の端子を前記一対のコネクタ端子にそれぞれ接続するコネクタ用バスバーであって、
前記電気素子の前記一対の端子のうち一方の端子を保持する第1の素子端子保持部と、前記電気素子と並列に接続される前記一対のコネクタ端子間の通電確認用抵抗の一対の端子のうち一方の端子を保持する第1の抵抗端子保持部と、前記第1の素子端子保持部及び前記第1の抵抗端子保持部を前記一対のコネクタ端子のうち一方のコネクタ端子にそれぞれ接続する第1の素子回路部及び第1の抵抗回路部とを有する第1のバスバーと、
前記電気素子の前記一対の端子のうち他方の端子を保持する第2の素子端子保持部と、前記通電確認用抵抗の前記一対の端子のうち他方の端子を保持する第2の抵抗端子保持部と、前記第2の素子端子保持部及び前記第2の抵抗端子保持部を前記一対のコネクタ端子のうち他方のコネクタ端子にそれぞれ接続する第2の素子回路部及び第2の抵抗回路部とを有する第2のバスバーと、
前記第1のバスバーと前記第2のバスバーとを前記コネクタハウジング内における配置に応じた相対位置関係で連結し、前記第1のバスバーと前記第2のバスバーとを前記コネクタハウジング内に組み付けた状態で切断されて前記第1のバスバー及び前記第2のバスバーを分離させる連結部と、
薄板材からの前記コネクタ用バスバーの抜き加工において用いるパイロット孔とを備え、
前記パイロット孔は、前記第1の抵抗回路部及び前記第2の抵抗回路部のどちらか一方又は両方のみに形成されている。
本発明の第1の態様によるコネクタ用バスバーによれば、薄板材からコネクタ用バスバーを抜き加工する際にプレス装置のパイロットピンを挿入する位置決め用のパイロット孔が、第1のバスバーの第1の素子回路部や第2のバスバーの第2の素子回路部には形成されない。したがって、第1の素子回路部や第2の素子回路部の幅がパイロット孔によって狭くなって電気素子を流れる電流が低下することはない。
一方、パイロット孔が形成される第1のバスバーの第1の抵抗回路部や第2のバスバーの第2の抵抗回路部には、これらに接続される通電確認用抵抗の抵抗値が十分に高く微弱な電流しか流れない。したがって、第1の抵抗回路部や第2の抵抗回路部の幅がパイロット孔によって狭くなっても、通電確認用抵抗を流れる電流を第1の抵抗回路部や第2の抵抗回路部に流れさせるのに十分な幅は確保できる。
このため、プレス装置による薄板材からの抜き加工に用いたパイロット孔を抜き加工後のバスバーに残す構造とするのに当たり、パイロット孔がない場合よりもバスバーの幅を広くする必要をなくすことができる。
また、本発明の第2の態様によるコネクタ用バスバーは、本発明の第1の態様によるコネクタ用バスバーにおいて、前記第1のバスバ及び前記第2のバスバは、前記第1の素子端子保持部及び前記第2の素子端子保持部にそれぞれ保持された前記電気素子の前記一対の端子の間隔方向と、前記第1の抵抗端子保持部及び前記第2の抵抗端子保持部にそれぞれ保持された前記通電確認用抵抗の前記一対の端子の間隔方向とが平行となるように、前記コネクタハウジング内に配置される。
本発明の第2の態様によるコネクタ用バスバーによれば、本発明の第1の態様によるコネクタ用バスバーにおいて、通電確認用抵抗の一対の端子の間隔方向を電気素子の一対の端子の間隔方向と平行にすると、通電確認用抵抗が電気素子と向きを揃えてコネクタハウジング内に配置される。
このため、通電確認用抵抗やそれに関連する端子保持部及び回路部を、コネクタハウジング内の電気素子の周辺に存在する余剰スペースを利用して配置し易くし、コネクタハウジングの大きさを変えずに通電確認用抵抗による一対のコネクタ端子間の通電確認機能を追加し易い構成とすることができる。
本発明によれば、プレス装置による薄板材からの抜き加工に用いたパイロット孔を抜き加工後のバスバーに残す構造とするのに当たり、パイロット孔がない場合よりもバスバーの幅を広くする必要をなくすことができる。
本発明の一実施形態に係るコネクタ用バスバーをコネクタハウジング内に組み付けた液面センサの概略構成を示す斜視図である。 図1の液面センサの平面図である。 図1の液面センサの正面図である。 図1の液面センサの底面図である。 図1の液面センサの側面図である。 図1のコネクタ用バスバーの展開図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。各図面を通じて同一もしくは同等の部位や構成要素には、同一もしくは同等の符号を付している。
以下に示す実施形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
図1は本発明の一実施形態に係るコネクタ用バスバーをコネクタハウジング内に組み付けた液面センサの概略構成を示す斜視図、図2乃至図5は同平面図、正面図、底面図及び側面図である。
図1乃至図5に示す本実施形態の液面センサ1は、例えば、不図示のオイルタンクに取り付けられてオイル液面を検出するのに用いられる。
そして、本実施形態の液面センサ1は、図1に示すように、コネクタハウジング10と、コネクタハウジング10の内部に収容したリードスイッチ11(請求項中の電気素子に相当)及び通電確認用抵抗13と、コネクタハウジング10の外部に露出する外部接続用の一対のコネクタ端子15a,17aと、各コネクタ端子15a,17aをリードスイッチ11及び通電確認用抵抗13に接続する一対のバスバー15,17(図4参照)と、コネクタハウジング10の内部に収容されてバスバー15,17が取り付けられるサポートプレート19とを有している。
コネクタハウジング10は、樹脂成形により形成された、不図示のオイルタンク内に配置されるセンサ収容部10aとオイルタンク外に露出して相手側コネクタ(図示せず)に嵌合される筒状の雄コネクタ部10bとを有している。
センサ収容部10aの底面には、図3の正面図及び図4の底面図に示すように、センサ収容部10aをオイルタンク内に配置した状態でオイルタンク側のロックアームが係合するロック部10cが突設されている。雄コネクタ部10bの両側面には、不図示の相手側コネクタとの誤嵌合を防ぐためのリブ10d,10dが突設されている。
図1及び図2の平面図に示すリードスイッチ11は、磁石の磁力により内部接点がオンオフするもので、内部接点に接続された一対の端子11a,11bを有している。通電確認用抵抗13は、リードスイッチ11の故障判断に利用するコネクタ端子15a,17a間の通電を確認するためのもので、リードスイッチ11と並列に接続される一対の端子13a,13bを有している。この通電確認用抵抗13には、リードスイッチ11を流れる電流を必要以上に低下させないように、抵抗値が十分に高い抵抗が用いられる。
コネクタ端子15a,17aは、導電性材料により、図4に示すように、バスバー15,17と一体に形成されている。これらのコネクタ端子15a,17aは、図1に示すように、樹脂成形により形成されてコネクタハウジング10のセンサ収容部10aに収容されたサポートプレート19の、センサ収容部10aと雄コネクタ部10bとを仕切る隔壁19aを貫通して、図5の側面図に示すように、雄コネクタ部10bの開口10e内に露出している。
図4に示すように、バスバー15(請求項中の第1のバスバーに相当)は、センサ収容部10aのサポートプレート19の裏面19bに、2箇所の熱加締め19cによって取り付けられている。
このバスバー15は、コネクタ端子15aに連なる直線状の抵抗回路部15b(請求項中の第1の抵抗回路部に相当)と、抵抗回路部15bの途中箇所から分岐されて抵抗回路部15bと平行に位置する素子回路部15c(請求項中の第1の素子回路部に相当)とを有している。これら抵抗回路部15b及び素子回路部15cの各先端は、折曲されてサポートプレート19の貫通孔19d,19eにそれぞれ挿入されている。
もう一つのバスバー17(請求項中の第2のバスバーに相当)も、センサ収容部10aのサポートプレート19の裏面19bに、4箇所の熱加締め19fによって取り付けられている。
このバスバー17は、コネクタ端子17aに連なるクランク状の素子回路部17b(請求項中の第2の素子回路部に相当)と、素子回路部17bの途中のクランク部分から分岐されて素子回路部17bの先端側と平行に位置する抵抗回路部17c(請求項中の第2の抵抗回路部に相当)とを有している。これら素子回路部17b及び抵抗回路部17cの各先端は、折曲されてサポートプレート19の貫通孔19g,19hにそれぞれ挿入されている。
サポートプレート19の貫通孔19d,19eは、図2に示すように、サポートプレート19の表面19iに貫通しており、この貫通孔19d,19eに挿入された抵抗回路部15b及び素子回路部15cの各先端は、図3に示すように、サポートプレート19の表面19iから突出し、通電確認用抵抗13とリードスイッチ11の一方の端子13a,11aをそれぞれ保持する二股状の端子保持部15d,15e(請求項中の第1の抵抗端子保持部、第1の素子端子保持部に相当)を構成している。
同様に、サポートプレート19の貫通孔19g,19hは、図2に示すように、サポートプレート19の表面19iに貫通しており、この貫通孔19g,19hに挿入された素子回路部17b及び抵抗回路部17cの各先端は、図3に示すように、サポートプレート19の表面19iから突出し、リードスイッチ11と通電確認用抵抗13の他方の端子11b,13aをそれぞれ保持する二股状の端子保持部17d,17e(請求項中の第2の素子端子保持部、第2の抵抗端子保持部に相当)を構成している。
なお、リードスイッチ11の各端子11a,11bは、サポートプレート19の表面19iに突設された端子保持部材19j,19jにも保持されている。また、リードスイッチ11自身も、サポートプレート19の表面19iに突設された保持部材19k,19kによって保持されている。
上述したバスバー15,17及びコネクタ端子15a,17aは、不図示のプレス装置による抜き加工でフープ材やコイル材等のロール状の薄板材(図示せず)から、図6の展開図に示すように、それぞれの素子回路部15c,17b同士を連結部21において連結した、一体の端子金具23(請求項中コネクタ用バスバーに相当)として形成される。
このため、不図示のプレス装置により薄板材から打ち抜き加工した後の端子金具23には、抜き加工の際にプレス装置のパイロットピン(図示せず)を挿入するために薄板材に形成した位置決め用のパイロット孔17gが、バスバー17の抵抗回路部17cの部分に残っている。
この端子金具23は、バスバー15の抵抗回路部15b及び素子回路部15cや、バスバー17の素子回路部17b及び抵抗回路部17cの各先端を折曲した状態で、コネクタハウジング10のセンサ収容部10aに収容する前のサポートプレート19の裏面19bに取り付けられる。
サポートプレート19の裏面19bに端子金具23を取り付ける際には、折曲箇所よりも先端側の端子保持部15d,15eや端子保持部17d,17eを、図4に示すように、サポートプレート19の対応する各貫通孔19d,19e及び貫通孔19d,19eに挿入する。
また、端子金具23の取り付けの際には、図6に示すようにバスバー15,17の各所に形成した取付孔15f,17fに、サポートプレート19の裏面19bの対応する箇所から突設された複数の取付ピン(図示せず)をそれぞれ挿通させる。そして、取付孔15f,17fを貫通した各取り付けピンの先端を加熱して、図4に示す熱加締め19c,19fとする。
これにより、サポートプレート19の裏面19bに端子金具23が取り付けられ、サポートプレート19の対応する各貫通孔19d,19e及び貫通孔19d,19eに挿入したバスバー15,17の端子保持部15d,15eや端子保持部17d,17eが、図1及び図2に示すように、サポートプレート19の表面19i側に突出して配設される。
この状態で、バスバー15,17の端子保持部15d,15eや端子保持部17d,17eは、端子保持部15e,17dがそれぞれ保持するリードスイッチ11の一対の端子11a,11bの間隔方向Xと、バスバー17,15の端子保持部15d,17eがそれぞれ保持する通電確認用抵抗13の一対の端子13a,13bの間隔方向Yとが平行となるように、サポートプレート19の表面19i上に配置される。
なお、サポートプレート19の裏面19bに端子金具23が取り付けられると、バスバー15,17と一体のコネクタ端子15a,17aが、サポートプレート19の隔壁19aからサポートプレート19の外側に突出する。
また、サポートプレート19の裏面19bに端子金具23が取り付けられると、端子金具23の連結部21は、図4に示す、サポートプレート19に形成された貫通孔19lに臨む位置に配置される。そこで、端子金具23の連結部21を不図示の治具を用いて貫通孔19l側に打ち抜いて切断し、バスバー15とバスバー17とを分離する。
このバスバー15とバスバー17との分離と前後して(好ましくは分離後に)、図2に示すように、サポートプレート19の表面19iから突出したバスバー15,17の端子保持部15e,17dに、リードスイッチ11の一対の端子11a,11bをそれぞれ保持させる。また、表面19iから突出したバスバー17,15の端子保持部15d,17eに、通電確認用抵抗13の一対の端子13a,13bをそれぞれ保持させる。
同時に、リードスイッチ11をサポートプレート19の保持部材19k,19kに保持させると共に、リードスイッチ11の各端子11a,11bをサポートプレート19の端子保持部材19j,19jにも保持させる。
そして、サポートプレート19を、コネクタハウジング10の雄コネクタ部10bの開口10eに、隔壁19aとは反対側から挿入してセンサ収容部10aに収容し、雄コネクタ部10bとを仕切る位置に隔壁19aを配置する。これにより、液面センサ1の組み付けが完了する。
このようにして液面センサ1の組み付けが完了すると、バスバー15の端子保持部15d,15eとバスバー17の端子保持部17d,17eとが、リードスイッチ11の一対の端子11a,11bの間隔方向Xと通電確認用抵抗13の一対の端子13a,13bの間隔方向Yとが平行となるように、コネクタハウジング10のセンサ収容部10a内に配置された状態となる。
このように構成された本実施形態の端子金具23によれば、薄板材から抜き加工する際にプレス装置のパイロットピンを挿入するパイロット孔17gが、バスバー17の抵抗回路部17cの部分に残り、バスバー15,17の素子回路部15c,17bの部分には残らない。
したがって、バスバー15,17の素子回路部15c,17bの部分の幅が、端子金具23に残ったパイロット孔17gによって実質的に狭くなってリードスイッチ11を流れる電流が低下することはない。
一方、抵抗回路部17cの先端の端子保持部17eによって端子13aを保持する通電確認用抵抗13の抵抗値が十分に高いので、パイロット孔17gが残るバスバー17の抵抗回路部17cの部分には微弱な電流しか流れない。したがって、バスバー17の抵抗回路部17cの幅がパイロット孔17gの部分において実質的に狭くなっても、通電確認用抵抗13に流れる電流をバスバー17の抵抗回路部17cのパイロット孔17gの残った部分に流れさせるのに十分な幅は確保できる。
このため、不図示のプレス装置による薄板材からの抜き加工に用いたパイロット孔17gを抜き加工後の端子金具23のバスバー17の抵抗回路部17cの部分に残す構造とするのに当たり、パイロット孔17gがない場合よりも抵抗回路部17cの部分の幅を広くする必要をなくすことができる。
また、コネクタハウジング10のセンサ収容部10a内に配置されたバスバー15の端子保持部15d,15eとバスバー17の端子保持部17d,17eとにより、リードスイッチ11と通電確認用抵抗13とが、それぞれの端子11a,11b及び端子13a,13bの間隔方向X,Yが平行となるように保持される。
このため、コネクタハウジング10のセンサ収容部10a内にリードスイッチ11と通電確認用抵抗13とを、互いの向きを揃えて配置して、通電確認用抵抗13やそれに関連するバスバー15,17の端子保持部15d,17eや抵抗回路部15b,17cを、センサ収容部10a内のリードスイッチ11の周辺に存在する余剰スペースを利用して配置し易くすることができる。よって、コネクタハウジング10の大きさを変えずに通電確認用抵抗13によるコネクタ端子15a,17a間の通電確認機能を追加し易い構成とすることができる。
なお、上述した実施形態では、液面センサ1におけるリードスイッチ11と通電確認用抵抗13とを一対のコネクタ端子15a,17aにそれぞれ接続するバスバー15,17を含む端子金具23を例に取って説明した。
しかし、本発明は、一対のコネクタ端子を有するコネクタハウジング内に組み付けられて、コネクタハウジング内の電気素子の一対の端子を一対のコネクタ端子にそれぞれ接続するコネクタ用バスバーに広く適用可能である。
本発明は、一対のコネクタ端子を有するコネクタハウジング内に組み付けられて、コネクタハウジング内の電気素子の一対の端子を一対のコネクタ端子にそれぞれ接続するコネクタ用バスバーに適用して極めて有用である。
1 液面センサ
10 コネクタハウジング
10a センサ収容部
10b 雄コネクタ部
10c ロック部
10d リブ
10e 開口
11 リードスイッチ(電気素子)
11a リードスイッチ端子(電気素子の一方の端子)
11b リードスイッチ端子(電気素子の他方の端子)
13 通電確認用抵抗
13a 通電確認用抵抗端子(通電確認用抵抗の一方の端子)
13b 通電確認用抵抗端子(通電確認用抵抗の他方の端子)
15 バスバー(第1のバスバー)
15a コネクタ端子(一方のコネクタ端子)
15b 抵抗回路部(第1の抵抗回路部)
15c 素子回路部(第1の素子回路部)
15d 端子保持部(第1の抵抗端子保持部)
15e 端子保持部(第1の素子端子保持部)
15f,17f 取付孔
17 バスバー(第2のバスバー)
17a コネクタ端子(他方のコネクタ端子)
17b 素子回路部(第2の素子回路部)
17c 抵抗回路部(第2の抵抗回路部)
17d 端子保持部(第2の素子端子保持部)
17e 端子保持部(第2の抵抗端子保持部)
17g パイロット孔
19 サポートプレート
19a 隔壁
19b サポートプレート裏面
19c,19f 熱加締め
19d,19e,19g,19h,19l 貫通孔
19i サポートプレート表面
19j 端子保持部材
19k 保持部材
21 連結部
23 端子金具(コネクタ用バスバー)
X,Y 間隔方向

Claims (2)

  1. 一対のコネクタ端子を有するコネクタハウジングに組み付けられて、該コネクタハウジング内の電気素子の一対の端子を前記一対のコネクタ端子にそれぞれ接続するコネクタ用バスバーであって、
    前記電気素子の前記一対の端子のうち一方の端子を保持する第1の素子端子保持部と、前記電気素子と並列に接続される前記一対のコネクタ端子間の通電確認用抵抗の一対の端子のうち一方の端子を保持する第1の抵抗端子保持部と、前記第1の素子端子保持部及び前記第1の抵抗端子保持部を前記一対のコネクタ端子のうち一方のコネクタ端子にそれぞれ接続する第1の素子回路部及び第1の抵抗回路部とを有する第1のバスバーと、
    前記電気素子の前記一対の端子のうち他方の端子を保持する第2の素子端子保持部と、前記通電確認用抵抗の前記一対の端子のうち他方の端子を保持する第2の抵抗端子保持部と、前記第2の素子端子保持部及び前記第2の抵抗端子保持部を前記一対のコネクタ端子のうち他方のコネクタ端子にそれぞれ接続する第2の素子回路部及び第2の抵抗回路部とを有する第2のバスバーと、
    前記第1のバスバーと前記第2のバスバーとを前記コネクタハウジング内における配置に応じた相対位置関係で連結し、前記第1のバスバーと前記第2のバスバーとを前記コネクタハウジング内に組み付けた状態で切断されて前記第1のバスバー及び前記第2のバスバーを分離させる連結部と、
    薄板材からの前記コネクタ用バスバーの抜き加工において用いるパイロット孔とを備え、
    前記パイロット孔は、前記第1の抵抗回路部及び前記第2の抵抗回路部のどちらか一方又は両方のみに形成されている、
    コネクタ用バスバー。
  2. 前記第1のバスバー及び前記第2のバスバーは、前記第1の素子端子保持部及び前記第2の素子端子保持部にそれぞれ保持された前記電気素子の前記一対の端子の間隔方向と、前記第1の抵抗端子保持部及び前記第2の抵抗端子保持部にそれぞれ保持された前記通電確認用抵抗の前記一対の端子の間隔方向とが平行となるように、前記コネクタハウジング内に配置される請求項1記載のコネクタ用バスバー。
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CN208596691U (zh) * 2018-06-29 2019-03-12 山东淄博汉能薄膜太阳能有限公司 一种汇流条穿孔辅助装置及太阳能组件生产线

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