JPH0221764Y2 - - Google Patents

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JPH0221764Y2
JPH0221764Y2 JP1982162781U JP16278182U JPH0221764Y2 JP H0221764 Y2 JPH0221764 Y2 JP H0221764Y2 JP 1982162781 U JP1982162781 U JP 1982162781U JP 16278182 U JP16278182 U JP 16278182U JP H0221764 Y2 JPH0221764 Y2 JP H0221764Y2
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JP
Japan
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antenna
base
body panel
vehicle body
mounting opening
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JP1982162781U
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JPS5967005U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車の放送波受信用アンテナ装置
に関するものである。
従来、伸縮自在なポールアンテナが、車体ボデ
イパネルの外面に沿つて設けられている自動車の
アンテナ装置はすでに周知である(たとえば実開
昭52−161041号)。
しかしながら、この種の従来のアンテナ装置
は、アンテナを支持するアンテナベースが、アー
スを取るために車体ボデイパネルにねじ込まれる
タツピングねじ部材によつてボデイパネルの外面
に固定されているから、タツピングねじ部材が螺
合しているボデイパネルのねじ孔は防錆塗料が剥
離された状態になつている。しかも、この螺合部
分は防水機能を有していないアンテナベースによ
つて覆われているだけであるから、洗車時の洗浄
水や雨水などが浸入し易く、電食反応による錆が
発生する欠点がある。
この考案は上記従来の欠点に鑑みなされたもの
で、その目的は、錆の発生を防止することができ
る自動車のアンテナ装置を提供することにある。
かかる目的を達成するために本考案にあつて
は、車体ボデイパネル外側に、該車体ボデイパネ
ルに設けられたアンテナ取付用開口を閉塞するよ
うにして配設され、該車体ボデイパネル外側にお
いてアンテナを支持するアンテナベースと、 前記アンテナベースの下面に前記アンテナ取付
用開口を囲むようにして設けられるシール部材
と、 前記アンテナベースの下面に前記アンテナ取付
用開口内に配置されるようにして取付けられ、ア
ンテナフイーダ線を雑音シールドするアース金具
と、 前記アース金具を前記車体ボデイパネルの裏面
にかみ込ませて、前記アンテナベースを前記車体
ボデイパネルの外面に対して、前記シール部材を
該車体ボデイパネルの外面に密着するようにした
状態で固定する締付具と、 からなることを特徴とする自動車のアンテナ装置
として構成としてある。
以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図はこの考案に係るアンテナ装置を適用し
た自動車の正面図を示し、同図において、1は車
体、2は伸縮自在なポールアンテナを示す。この
アンテナ2はポールベース3に取り付けられ、こ
のポールベース3が取り付けられるアンテナベー
ス4を介して車体ボデイパネル5に支持されてい
る。ポールベース3は合成樹脂からなり、第2図
で示されるように座面3aと該座面3aの一側に
形成されたポールアンテナ取付筒部3bを備え、
取付筒部3b内にポールアンテナ2の基管2aの
下端部が嵌入固定されている。そして、座面3a
に形成されている1対の透孔5a,5bのうちの
一方の透孔5bに、第4図に明瞭に示すように、
孔6aを一端部に設けた導電板6が嵌め込まれ、
この導電板6の他端部がポールアンテナ2の基管
2aに対して電気的に導通可能に接続されてい
る。
アンテナベース4は合成樹脂からなり、第3図
および第4図で示されるように、ベース本体部4
Aと該ベース本体部4Aの下面中央部に下向きに
延出された受部4Bとで構成され、ベース本体部
4Aの周縁下面には環状溝形のシールリブ7が下
向きに形成され、シールリブ7の溝7a内にゴム
製のシールリング8が嵌め込まれている。そし
て、ベース本体部4Aの中心部を上下に貫通して
孔9が穿設され、この孔9の上端外周が環状溝形
のシールリブ10によつて囲まれ、シールリブ1
0の溝10a内にゴム製のシールリング11が嵌
め込まれている。
上記孔9の一側方には、上面に開口を有する有
底のねじ孔12が形成され、孔9の他側方には雌
ねじ部13aを設けた上面に開口を有する有底の
導電体13がベース本体部4Aに一体成形によつ
て組み込まれている。そして、上記ねじ孔12が
ポールベース3の透孔5aと同軸に配置され、導
電体13の雌ねじ部13aが透孔5bに嵌め込ま
れている導電板6の孔6aと同軸に配置されてい
る。
アンテナベース4の受部4Bは孔9の両側から
下方に延出された相対向する側板4b1,4b2と、
これら側板4b1,4b2の下端を連結する横板4b2
とからなり、横板4b3には上記孔との同軸の孔1
4が穿設されている。そして、横板4b3の上面に
は、アース金具15が、側板4b1,4b2で案内さ
れて上下移動可能に支持されている。このアース
金具15は、第5図で示されるように、その両端
が上方に折曲されて上向きの歯部15a,15b
が形成され、中央部にねじ孔15cを設けてい
る。また、両側端面には側方に突出した1対の規
制突起16a,16bが形成され、アース金具1
5がアンテナベース4の受部4Bにおける横板4
b3上に支持されたとき、側板4b1,4b2が規制突
起16a,16b間に挟まれた状態となり、アー
ス金具15は長手方向および幅方向に移動するこ
となく、上下方向にのみ移動可能になされてい
る。
17はアンテナフイーダ線で、芯線(給電線)
17aは導電体13の下面に、アース線17bは
アース金具15の裏面に、それぞれ半田などのろ
う付け手段18によつて電気的に接続されてい
る。19は締付具を示し、該締付具19はアンテ
ナベース4の孔9を貫通してアース金具15のね
じ孔15cに螺合されるビスである。
つぎに、この考案に係るアンテナ装置の組み付
け手順について説明する。まず、第6図に示され
るように、車体1のピラーなどのボデイパネル5
に形成された矩形状のアンテナ取付用開口20に
対して、アンテナベース4を交叉状に対応させ
る。この場合、アンテナベース4の幅W1と長さ
L1はアンテナ取付用開口20の幅W2と長さL2
りも大きく設定され、アース金具15の長さL3
(第5図参照)はアンテナ取付用開口20の幅W2
よりも大きく、長さL2よりも小さく設定されて
いる。このようにアンテナベース4をアンテナ取
付用開口20に対して交叉状に対応させたのち、
アンテナベース4を第6図の矢印A方向へ移動さ
せて、第7図で示されるようにアンテナベース4
が交叉状にアンテナ取付用開口20を跨ぎ、かつ
アース金具15がアンテナ取付用開口20内に挿
入された状態を得る。つぎに、この状態からアン
テナベース4を、たとえば矢印B方向(勿論、矢
印Bの反対方向でもよい)へ90度回転させて、第
8図で示される状態、つまりアンテナベース4が
アンテナ取付用開口20を閉塞し、かつ第9図の
ようにアース金具15がアンテナ取付用開口20
内に配置されて、上向きの歯部15a,15bが
ボデイパネル5の裏面に対向した状態を得る。
ついで、締付具19をアンテナベース4の上方
から孔9に貫通させ、アース金具15のねじ孔1
5cに螺合させ、さらに締付具19を締め付ける
ことで、アース金具15がベース本体部4Aの方
向へ移動し、アース金具15の歯部15a,15
bがボデイパネル5の裏面に形成されている塗膜
(図示省略)を突き破つてボデイパネル5の裏面
にかみ込み、アース電路が形成されるとともに、
ベース本体部4Aの周縁部下面に形成されている
シールリブ7の溝7aに嵌め込まれたシールリン
グ8が、ボデイパネル5の外面に密着した第10
図のような状態でアンテナベース4がボデイパネ
ル5の外面に固定される。
さらに、ポールベース3の座面3aに形成され
ている透孔5aをベース本体部4Aのねじ孔12
に、透孔5bに嵌め込まれた導電板6の孔6aを
ベース本体部4Aに組み込まれた導電体13の雌
ねじ部13aにそれぞれ同軸に配置し、ビス21
a,21bをポールベース3の座面3a側からね
じ孔12および雌ねじ部13aに螺合することに
より、アンテナベース4に対してポールベース3
を固定し、アンテナ電路を形成することができる
(第11図参照)。
上記構成において、締付具19を締め付けるこ
とでアース金具15の両端に上向きに形成された
アース金具15の歯部15a,15bがボデイパ
ネル5にかみ込み、塗膜を突き破つてアース電路
を形成した状態でボデイパネル5に接触する位置
は、ボデイパネル5の裏面である上、アンテナ取
付用開口20の外周側のボデイパネル5の外面に
は、締付具19を締め付けることでベース本体部
4Aの周縁部下面に形成されているシールリブ7
の溝7aに嵌め込まれているシールリング8が密
着してシール性を確保しているから、上記アース
金具15の歯部15a,15bと接触して塗膜が
剥離されているボデイパネル5の部分に、洗車時
の洗浄水や雨水などが浸入することがなく、この
部分の錆の発生を有効に防止することができる。
なお、第11図に示すように、ビス21a,2
1bによつてポールベース3をアンテナベース4
に固定することで、シールリブ10の溝10a
(第4図参照)内に嵌め込まれているシールリン
グ11がポールベース3の裏面に密着して孔9内
への浸水を防止することができる。
以上説明したように、この考案によれば車体ボ
デイパネルに設けたアンテナ取付用開口をアンテ
ナベースとシール部材とによつて密閉するととも
に、アンテナ取付用開口内に配置されるアース金
具を車体ボデイパネルの裏面にかみ込ませてアン
テナベースをボデイパネルの外面に締付け固定す
るように構成しているから、塗膜が剥離された部
分への防水性が向上し、錆の発生を有効に防止で
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るアンテナ装置を適用し
た自動車の正面図、第2図はアンテナとポールベ
ースとの関連を示す斜視図、第3図はアンテナベ
ースを裏側から示した斜視図、第4図はアンテナ
ベースとポールベースとの関連を示す分解断面
図、第5図はアース金具の斜視図、第6図はアン
テナ取付用開口に対応するアンテナベースの組立
て挿入方向を示す斜視図、第7図はアンテナベー
スがアンテナ取付用開口を跨いだ状態を示す斜視
図、第8図はアンテナベースを90度回動させてア
ンテナ取付用開口を閉塞した状態を示す斜視図、
第9図は第8図におけるX−X線に沿つた断面
図、第10図はアンテナベースがボデイパネルに
固定された状態を示す断面図、第11図はアンテ
ナベースにポールベースが取り付けられた状態を
示す断面図である。 1……車体、2……アンテナ、4……アンテナ
ベース、5……車体ボデイパネル、15……アー
ス金具、17……アンテナフイーダ線、19……
締付具、20……アンテナ取付用開口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体ボデイパネル外側に、該車体ボデイパネル
    に設けられたアンテナ取付用開口を閉塞するよう
    にして配設され、該車体ボデイパネル外側におい
    てアンテナを支持するアンテナベースと、 前記アンテナベースの下面に前記アンテナ取付
    用開口を囲むようにして設けられるシール部材
    と、 前記アンテナベースの下面に前記アンテナ取付
    用開口内に配置されるようにして取付けられ、ア
    ンテナフイーダ線を雑音シールドするアース金具
    と、 前記アース金具を前記車体ボデイパネルの裏面
    にかみ込ませて、前記アンテナベースを前記車体
    ボデイパネルの外面に対して、前記シール部材を
    該車体ボデイパネルの外面に密着するようにした
    状態で固定する締付具と、 からなることを特徴とする自動車のアンテナ装
    置。
JP16278182U 1982-10-26 1982-10-26 自動車のアンテナ装置 Granted JPS5967005U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16278182U JPS5967005U (ja) 1982-10-26 1982-10-26 自動車のアンテナ装置

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JP16278182U JPS5967005U (ja) 1982-10-26 1982-10-26 自動車のアンテナ装置

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Publication Number Publication Date
JPS5967005U JPS5967005U (ja) 1984-05-07
JPH0221764Y2 true JPH0221764Y2 (ja) 1990-06-12

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JP16278182U Granted JPS5967005U (ja) 1982-10-26 1982-10-26 自動車のアンテナ装置

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JPS5967005U (ja) 1984-05-07

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