JPH019691Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH019691Y2
JPH019691Y2 JP18213382U JP18213382U JPH019691Y2 JP H019691 Y2 JPH019691 Y2 JP H019691Y2 JP 18213382 U JP18213382 U JP 18213382U JP 18213382 U JP18213382 U JP 18213382U JP H019691 Y2 JPH019691 Y2 JP H019691Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
harness
frame portion
back door
guide plate
side frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18213382U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5985720U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18213382U priority Critical patent/JPS5985720U/ja
Publication of JPS5985720U publication Critical patent/JPS5985720U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH019691Y2 publication Critical patent/JPH019691Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車のバツクドア構造、詳しくは
アウターパネルとインナーパネルとから成り、こ
れらパネルを結合して閉鎖断面とし、中央上方に
窓孔を設けて、その上枠部分から側枠部分を介し
て下枠部分にハーネスを導通するごとくした自動
車のバツクドア構造に関する。
一般にこの種自動車のバツクドア構造におい
て、下枠部分に装着するワイパーなどの電気部品
に通電する場合、前記下枠部分のインナーパネル
側に作業孔を設ける一方、自動車の車体側から延
びるハーネスをバツクドアの上枠部分から側枠部
分を介して前記作業孔へと導通させ、また前記電
気部品側から延びるハーネスを前記作業孔へと導
通させて、これら各ハーネスを作業孔において結
合させることにより、前記電気部品に給電させる
べくしている。
ところで前記ハーネスを作業孔へと導通させる
とき、前記側枠部分がアウターパネルとインナー
パネルとにより、中空閉鎖断面とされていること
を利用し、この内部空間を介して上枠部分から挿
入されたハーネスを下方へ誘導し、該ハーネスの
先端を側枠部分と下枠部分との境界部において側
方へ屈曲させ、作業孔へと誘導させるのである
が、前記側枠部分の外側は、概略L形の中空断面
とされ、この中空部が前記ハーネス誘導用の内部
空間と連通されており、従つてハーネスの作業孔
への誘導時に、特に側枠部分と下枠部分との境界
部においてハーネスを作業孔側に屈曲誘導させる
とき、ハーネスが側枠部分の外側中空部に落込ん
で、ハーネスの導通作業が非常に行いにくい問題
があつた。
本考案は以上のごとき問題に鑑みて考案したも
ので、側枠部分と下枠部分との境界部に、ハーネ
スを作業孔側に案内するガイドプレートを内装さ
せて、該ガイドプレートによりハーネスが側枠部
分の外側中空部に落込むのを阻止し、かつハーネ
スを作業孔側へ誘導させて、ハーネスの作業孔へ
の導通作業をスムーズに行なわんとするものであ
る。
さらに詳しくは、前記側枠部分から下枠部分に
至る部位に、前記ハーネスを案内し、前記側枠部
分における外側への移行を阻止する阻止壁をもつ
たガイドプレートを内装して、該ガイドプレート
を前記窓孔側で結合する前記各パネルの結合部に
固定したことを特徴とするものである。
以下本考案にかゝる自動車のバツクドア構造を
図面の実施例によつて説明する。
図中1は自動車における車体aの後部に開閉自
由に取付けたバツクドアであつて、アウターパネ
ル2とインナーパネル3とから成り、これらパネ
ル2,3の中央上部を開口させて窓孔4を形成す
ると共に、該窓孔4の周縁部と各パネル2,3の
外周縁部とをそれぞれ結合させて、バツクドア全
体を中空閉鎖断面となし、つまり前記窓孔4の上
部に中空の上枠部分5を窓孔4の両側部に中空の
側枠部分6を、また窓孔4の下部に中空の下枠部
分7をそれぞれ形成している。
前記側枠部分6の外側には、断面概略L形の脚
片8を一体形成して、該脚片8内に前記側枠部分
6の内部空間6aに連通する中空部8aを形成す
ると共に、この側枠部分6の脚片8を車体aのク
オータパネルbに取付けたウエザーストリツプc
に密接させることにより、バツクドア1を気密状
に閉鎖させるべくしている。
また前記バツクドア1の下枠部分7には、電気
部品例えばワイパー9などを備え、該ワイパー9
のモータ10を前記下枠部分7の内部空間に内装
すると共に、この下枠部分7のインナーパネル3
側に作業孔11を形成している。
斯くして前記車体a側から延びるハーネス12
を、バツクドア1の上枠部分5に設けた挿通孔5
aから内部へと挿通させ、この上枠部分5から側
枠部分6の内部空間6aを介して作業孔11へと
導通させ、また前記モータ10から延びるハーネ
ス13を前記作業孔11へと導通させて、該作業
孔11において前記各ハーネス12,13を連結
具14を介して接続させることにより、前記モー
タ10に給電させてワイパー9を駆動させるべく
している。
しかして前記バツクドア構造において、側枠部
分6から下枠部分7に至る部位に、この側枠部分
6の内部空間6aに沿つて導通されるハーネス1
2を作業孔11側に案内し、かつ側枠部分6の外
側に形成した脚片8側に移行するのを阻止する阻
止壁15をもつたガイドプレート16を内装さ
せ、該ガイドプレート16を前記窓孔4を形成す
る各パネル2,3の周縁結合部2a,3aに固定
させたのである。
具体的には、前記ガイドプレート16を第4図
に詳しく示す如く形成するのであり、即ちガイド
プレート本体17の外部側に、上端から中間位置
までは垂直状に延び、中間位置から下端にかけて
下枠部分7の幅方向内方側つまり作業孔11側に
湾曲する阻止壁15を一体に起立形成すると共
に、前記本体17の内部側に、中間位置までは前
記阻止壁15と対向状に平行に延び、中間位置か
ら内側方に向つて直交状に延びる取付壁18を一
体に起立形成し、該取付壁18の起立方向先端に
外方に延びる鍔部19を一体形成するのである。
斯くして前記ガイドプレート本体17における
取付壁18の鍔部19を、窓孔4を形成する各パ
ネル2,3の周縁結合部2a,3aに介在させて
一体に結合させると共に、前記ガイドプレート本
体17の阻止壁15と取付壁18との中間上部側
を、側枠部分6の内部空間6aを形成する両側壁
に沿わせて内装させ、このガイドプレート本体1
7の阻止壁15と取付壁18との間でハーネス1
2を案内させて、該ハーネス12が前記側枠部分
6の外側に設ける脚片8の中空部8aに落込むの
を防止し、かつハーネス12を下枠部分7の内方
で作業孔11側に案内させるべくしたのである。
図の実施例では、車体aとバツクドア1との間
に介装するバツクドア開放用ステー20の取付ブ
ラケツトと前記ガイドプレート16とを兼用させ
ている。
具体的には、ガイドプレート本体17にステー
20の取付部21を固着して、該取付部21に支
持具22を介してステー20を取付けることによ
り、ガイドプレート16を利用してステー20の
取付強度を強化すべくしている。
本考案は以上の如く構成したもので、車体a側
から延びるハーネス12を作業孔11に導通させ
るときには、バツクドア1の上枠部分5に設けた
挿通孔5aから内部へとハーネス12を挿通さ
せ、この上枠部分5から側枠部分6の内部空間6
aへと導通させるのであり、斯くしてハーネス1
2が側枠部分6と下枠部分7との境界部近くに至
ると、ガイドプレート16の阻止壁15を介し
て、前記ハーネス12が側枠部分6の外側に設け
た脚片8の中空部8aに落込むのが阻止され、か
つハーネス12は阻止壁15により下枠部分7の
内方側つまり作業孔11側へと案内されて、ハー
ネス12の導通作業がスムーズに行なわれるので
ある。
前記ハーネス12の作業孔11への導通後に
は、モータ10側のハーネス13を前記作業孔1
1へと導通させて、これら各ハーネス12,13
を作業孔11においてコネクター14により接続
させるのである。
以上説明した如く本考案のバツクドア構造で
は、側枠部分から下枠部分に至る部位に、上枠部
分から側枠部分を介して電気部品へと導通される
ハーネスを案内し、側枠部分の外側への移行を阻
止する阻止壁をもつたガイドプレートを内装させ
たから、前記ハーネスの作業孔への導通作業をス
ムーズに行い得て、作業性を著しく高め得るに至
つたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のバツクドア構造を実施した自
動車の側面図、第2図は同要部の拡大横断面図、
第3図はバツクドア構造の一部切欠斜面図、第4
図はガイドプレートの斜面図である。 2…アウターパネル、3…インナーパネル、2
a,3a…結合部、4…窓孔、5…上枠部分、6
…側枠部分、7…下枠部分、9…ワイパー、12
…ハーネス、15…阻止壁、16…ガイドプレー
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アウターパネルとインナーパネルとから成り、
    これらパネルを結合して閉鎖断面とし、中央上方
    に窓孔を設けて、その上枠部分から側枠部分を介
    して下枠部分に、ワイパーなどの電気部品に給電
    するハーネスを導通するごとくした自動車のバツ
    クドア構造であつて、前記側枠部分から下枠部分
    に至る部位に、前記ハーネスを案内し、前記側枠
    部分における外側への移行を阻止する阻止壁をも
    つたガイドプレートを内装して、該ガイドプレー
    トを、前記窓孔側で結合する前記各パネルの結合
    部に固定したことを特徴とする自動車のバツクド
    ア構造。
JP18213382U 1982-11-30 1982-11-30 自動車のバツクドア構造 Granted JPS5985720U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18213382U JPS5985720U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 自動車のバツクドア構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18213382U JPS5985720U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 自動車のバツクドア構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5985720U JPS5985720U (ja) 1984-06-09
JPH019691Y2 true JPH019691Y2 (ja) 1989-03-17

Family

ID=30394506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18213382U Granted JPS5985720U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 自動車のバツクドア構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5985720U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH057063Y2 (ja) * 1986-06-26 1993-02-23
JP3823834B2 (ja) * 2002-01-23 2006-09-20 日産自動車株式会社 車両用開閉体の内部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5985720U (ja) 1984-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH019691Y2 (ja)
JPH0777849B2 (ja) 車両のキヤンバストツプ
JPS5848228Y2 (ja) ライトバンの車体構造
JPH0143951Y2 (ja)
JPH0268218A (ja) スライドドアの支持構造
JPH022664Y2 (ja)
JP2599909B2 (ja) キヤンバスルーフのサイド部構造
JPS624013Y2 (ja)
JPS633543Y2 (ja)
JPS58110165U (ja) 車窓構造
KR200150842Y1 (ko) 차량용 도어 프레임
JPH048012Y2 (ja)
JPS6122008Y2 (ja)
JPS5919613Y2 (ja) 自動車用換気グリル取付構造
JPS60174621U (ja) 自動車のバツクドア構造
KR19980048001A (ko) 차량용 루프 사이드 패널과 도어 프레임 구조
JPH0437014U (ja)
JPS5972171U (ja) フロントドアアツパヒンジの取付部構造
JPH0459513U (ja)
JPH01147178U (ja)
JPH0437015U (ja)
JPS62115970U (ja)
JPH02115716U (ja)
KR19990043259A (ko) 버스의 커텐레일
JPH05162593A (ja) 自動車