JP3238247B2 - 作業機用キャノピー - Google Patents

作業機用キャノピー

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JP3238247B2
JP3238247B2 JP16123493A JP16123493A JP3238247B2 JP 3238247 B2 JP3238247 B2 JP 3238247B2 JP 16123493 A JP16123493 A JP 16123493A JP 16123493 A JP16123493 A JP 16123493A JP 3238247 B2 JP3238247 B2 JP 3238247B2
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智 小谷
仁雄 那須
啓一 原
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業装置と運転部とを
備えた作業機の前記運転部の作業装置側の側脇に縦壁を
立設するとともに、この縦壁の上端から運転部の上方に
屋根部を連接した作業機用キャノピーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のキャノピーとしては、縦
壁を不透明部材で形成するとともに、その縦壁に形成し
たその開口に透明窓部材をはめ込んで作業装置透視用の
横窓部を形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の作業機
用キャノピーは、横窓部を構成するのに、不透明部材で
形成された縦壁に開口を形成し、透明部材をはめ込むと
いう加工を施さねばならず、加工が煩雑であるととも
に、コスト高になるという欠点があった。又、横窓部の
外周に取付けるトリムゴムの装着具合によっては外観仕
上がりが悪化する場合もあり、組付けに手数を要するも
のであった。
【0004】又、開口部を形成することで、全体の強度
が低下する不具合があり、このための補強手段の導入も
必要となるものであった。
【0005】本発明の目的は、上記実情に鑑み、簡単な
加工で安価に形成することが出来、かつ、外観仕上がり
が良く、強度の確保が容易な作業機用キャノピーを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下のような構成を採っている。すなわ
ち、請求項1の発明は、縦壁を透明な樹脂材で一体成型
するとともに、前記縦壁は、前記樹脂材に不透明部材を
付設して遮光部を形成するとともに、不透明部材を付設
しない部分で横窓部を形成し、前記横窓部には外周に沿
って突出する凸部を形成してあることを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1の発明の構成によると、縦壁全体を透
明な樹脂材で一体成型し、かつ、横窓部を形成するに、
前記樹脂材に不透明部材を付設して遮光部を形成すると
ともに、不透明部材を付設しない部分をもって横窓部と
するものであるから、従来行わざるを得なかった開口部
の形成、透明窓部材の取付等の煩雑な加工を施さずに済
む。
【0008】しかも、前記横窓部の周部には外周に沿っ
て突出する凸部を形成してあることで、不透明部材を付
設した部分と横窓部との境界部分の外観仕上がりが良好
となる。
【0009】更に、樹脂材に開口を形成せずとも良く、
かつ、前記凸部が縦壁に対して補強用リブとしても働
く。
【0010】
【発明の効果】従って、請求項1の発明によると、単に
樹脂を成型するだけの簡単な加工を施すだけで安価に外
観仕上がりのよい横窓部付きの縦壁を形成することがで
き、しかも樹脂材に開口を形成しないので強度低下を招
くことがない。
【0011】又、凸部によって外観仕上がりが良好にな
るのみならず、補強用リブとして機能させて一層強度の
確保が容易となった。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図1〜3に示すようにドーザ及びクローラ
式走行装置を備えた走行車体1に、旋回台2を全旋回可
能に取付け、この旋回台2前部の左右中央部位に、作業
装置としてのバックホウ装置3の基部を連結するととも
に、旋回台2の前部の横一側部位に運転部4を配備し、
かつ、旋回台の後部上にエンジン等を収納した原動部5
を配設するとともに、原動部5の上部に運転座席6を設
け、かつ、その運転座席6周辺には作業操作用操作部7
を配置してなるドーザ付きバックホウにおいて、作業装
置3側の側脇に縦壁8を立設するとともに、この縦壁8
の上端から運転部4の上方に屋根部9を片持ち状に連設
して、土砂等のふりかかり防止に用いられるキャノピー
Aを構成してある。
【0014】前記縦壁8及び屋根部9は、ポリ塩化ビニ
ル等の高強度の透明樹脂材料で各別に射出形成してあ
り、発泡ポリウレタン等の樹脂材料からなる吸音性の高
い不透明部材11を貼設することで遮光部を形成すると
ともに、不透明部材11を貼設しない領域をもって、縦
壁8においては横窓部8a、屋根部9においては天窓部
9aをそれぞれ形成してある(図4参照)。
【0015】又、これら横窓部8a、天窓部9aの運転
部4側内面には凸部10を、それぞれ横窓部8a、天窓
部9aの外周に沿って設けてある(図5、6参照)。
又、屋根部9には、金属棒材からなる天窓保護部材9b
が天窓部9a上方に架け渡して柵状に並設してあり、屋
根部9の上面に一体形成したボス9dに取付金具9cを
介してボルト連結してある(図3〜5参照)。
【0016】原動部5及び運転部4の前部床部には、金
属パイプからなるキャノピー支持枠12を連結する前後
一対の支持枠取付け部13a,13bが設けてあり、キ
ャノピー支持枠12は、図4に示すように、支持枠取付
け部13a,13bに差込み連結される前後一対の支柱
12aとその上端同士に亘る屋根枠12bとからなる。
【0017】尚、前記キャノピー支持枠12は、以下の
ように取付ける構成になっている。図7に示すように、
旋回台2に支持フレーム14を立設するとともに、その
支持フレーム14の上端には支柱取付用ボス15を設
け、かつ、原動部5のボンネット5aを固定するための
固定金具16を設けて前記支持枠取付け部13aを形成
してある。前記支柱取付用ボス15に、支柱12aを差
込み、抜止用ボルト17で取付けるとともに抑え用ボル
ト18でガタを吸収してある。尚、図示しないが、前側
の支持枠取付け部13bについても同様の構成にしてス
テップ2aの前部に支柱12aを差込み固定可能にして
ある。
【0018】前記縦壁8及び屋根部9は、前記キャノピ
ー支持枠12の各所に設けてある取付け具12cを介し
てキャノピー支持枠12にボルト固定してある(図4〜
6参照)。又、図5に示すように、前記縦壁8及び屋根
部9はトリムゴム19を介してそれぞれの縁部を突き合
わせ接合することで、縦壁8と屋根部9の間で隙間を生
じず、外観上好ましい状態に形成してあり、又、不透明
部材11は、運転部内面において、縦壁8と屋根部9が
面一になるように貼設してあるので美観を損なうことな
く、かつ、運転部内での騒音を吸収低減する効果が期待
できる。
【0019】〔別実施例〕 又、遮光部を形成するのに吸音性の高い不透明部材11
を貼設しているが、これに限るものではなく、不透明な
塗料を塗布するなど、様々な方法で不透明部材11を付
設して遮光部を形成してもよい。
【0020】さらに、縦壁8及び屋根部9はトリムゴム
19を介してそれぞれの縁部を突き合わせ接合したが、
各縁部どうしを重ね合わせて接合してあってもよく、様
々な形態で形成することが出来る。
【0021】又、本発明はバックホウのみならずクレー
ン車にも適用できる。
【0022】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックホウの全体側面図
【図2】要部の正面図
【図3】バックホウの上面図
【図4】キャノピーの分解斜視図
【図5】キャノピーの縦断正面図
【図6】キャノピーにおける屋根部の縦断側面図
【図7】キャノピー支持枠取付部の縦断面図
【符号の説明】
3 作業装置 8 縦壁 8a 横窓部 9 屋根部 10 凸部 11 不透明部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−123785(JP,U) 実開 平2−132758(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業装置(3)と運転部(4)とを備え
    た作業機の前記運転部(4)の作業装置(3)側の側脇
    に縦壁(8)を立設するとともに、この縦壁(8)の上
    端から運転部(4)の上方に屋根部(9)を連接した作
    業機用キャノピーであって、 前記縦壁(8)を透明な樹脂材で一体成型するととも
    に、前記縦壁(8)は、前記樹脂材に不透明部材(1
    1)を付設して遮光部を形成するとともに、不透明部材
    (11)を付設しない部分で横窓部(8a)を形成し、
    前記横窓部(8a)には外周に沿って突出する凸部(1
    0)を形成してある作業機用キャノピー。
JP16123493A 1993-06-30 1993-06-30 作業機用キャノピー Expired - Fee Related JP3238247B2 (ja)

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