JP2560546Y2 - ミニバックホーのキャビン・キャノピー - Google Patents

ミニバックホーのキャビン・キャノピー

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Publication number
JP2560546Y2
JP2560546Y2 JP1991036631U JP3663191U JP2560546Y2 JP 2560546 Y2 JP2560546 Y2 JP 2560546Y2 JP 1991036631 U JP1991036631 U JP 1991036631U JP 3663191 U JP3663191 U JP 3663191U JP 2560546 Y2 JP2560546 Y2 JP 2560546Y2
Authority
JP
Japan
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driver
seat
canopy
cabin
bucket arm
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991036631U
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JPH04123786U (ja
Inventor
正昭 久保
善彦 北舘
Original Assignee
石川島建機株式会社
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Publication date
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、居住空間の改善を図っ
たミニバックホーのキャビン・キャノピーに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、ミニバックホーにおいては、軽度
の風雨を凌ぎ、作動するバケットやバケットアームから
飛散する土石に対して運転者の安全を確保するため、図
2に示すようなキャビン・キャノピーが設けられてい
る。
【0003】即ち、旋回フレーム1上に設けられた運転
席2とバケットアーム3との間に、運転席2前後方向に
所定の間隔を置き互いに平行して直立する所定高さの支
柱4,4を設け、該各支柱4,4の頂部から運転席2上
方空間へ互いに平行して張り出し且つその張り出した先
端部を、旋回フレーム1外周と略同じ曲率で運転席2前
後方向水平に延びる部材5aにより連結して成る屋根枠
5を設け、該屋根枠5先端部を支持するため、旋回フレ
ーム1外周に沿う運転席2後部付近の旋回フレーム1上
面に支柱6を設けて前記部材5aに連結し、上半分に透
明樹脂板を嵌め込んだ窓7を有する保護壁8を前記支柱
4のバケットアーム3側側面に取付け、運転席2前方の
上部位置に透明樹脂板を嵌め込んだ天窓9を有する屋根
10を前記屋根枠5上面に取付けている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ミニバックホーのキャビン・キャノピーは、狭溢な作業
場所に置いて自在に作動し得るミニバックホーを求める
ユーザーの要求に応じて小型化されており、従って、旋
回フレーム1上のバケットアーム3後方に配設されてい
るエンジンの設置床面部分を除いた残余のスペースに設
けられた運転席2は幅が狭いので、運転者の足回りが窮
屈であり、操作用機器の配置間隔を広くとることができ
ず、ペダルを踏み間違えるという誤操作が生じることが
考えられる。
【0005】本考案は、前述の実情に鑑み、運転者の足
元を拡幅したミニバックホーのキャビン・キャノピーを
提供することを目的としてなしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案のミニバックホーのキャビン・キャノピーで
は、運転席とバケットアームとを仕切るように旋回フレ
ーム上に立設した保護壁と、該保護壁の上端部から運転
席の上方空間側へ張り出した屋根とを備えたミニバック
ホーのキャビン・キャノピーにおいて、前記保護壁の下
部を運転席に着席した運転者の脚部が入り込み得るよう
バケットアーム側へ張り出す形状に形成している。
【0007】
【作用】本考案のミニバックホーのキャビン・キャノピ
ーにおいては、運転席に着席した運転者の脚部が入り込
み得るように、運転席とバケットアームとを仕切る保護
壁の下部をバケットアーム側へ張り出す形状に形成し、
運転席前部床面の拡幅を図る。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0009】図1は本考案のミニバックホーのキャビン
・キャノピーの概略を表す斜視図である。基本的構成は
図2に示した従来のミニバックホーのキャビン・キャノ
ピーと略同様であり、図中、図2と同じものには同じ符
号が付してある。
【0010】保護壁8に設けた窓7の下縁より僅かに低
い運転席2前部側支柱4部分をバケットアーム3側へ折
り曲げ、さらに下向きに折り曲げることにより、バケッ
トアーム3に接触しない適度の隙間を形成し得る程度に
支柱4下部をバケットアーム3側へ張り出し、運転席2
の前部側方部分に位置する保護壁8の下部を窓7の下縁
下方より折り曲げ、前記支柱4と同じように形成するこ
とにより、バケットアーム3と接触しない適度の隙間を
保ち得る程度に保護壁8の下部を張り出す。
【0011】運転席2前部の支柱4下部と保護壁8下部
とをバケットアーム3側へ張り出したことにより、操作
用機器が拡幅された運転席2前部床面に空間的余裕を以
て配置され、また運転者の足元に余裕が生れる。
【0012】上述した構成によれば、運転席前部床面を
拡幅したので、操作用機器を空間的な余裕を以て適宜の
間隔で配置することが可能となり、運転者の操作用機器
の誤操作を防止し得られ、また、運転者の足元が自由に
なるので、リラックスした運転姿勢をとることができ作
業能率が向上する。
【0013】なお、本考案は前述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0014】
【考案の効果】本考案のミニバックホーのキャビン・キ
ャノピーによれば、下記のごとき種々の優れた効果を奏
し得る。
【0015】I) 運転席に着席した運転者の脚部が入
り込み得るように、運転席とバケットアームとを仕切る
保護壁の下部をバケットアーム側へ張り出す形状に形成
し、運転席前部床面の拡幅を図っているので、空間的に
余裕のある操作用機器の配置が可能となり、ペダルの踏
み違いのような誤操作の発生を防止することができる。
【0016】II)運転者の足元が広くなるので楽な運
転姿勢を保つことができるなど作業環境が改善され、作
業能率の向上を図り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のミニバックホーのキャビン・キャノピ
ーの概略を表す斜視図である。
【図2】従来のミニバックホーのキャビン・キャノピー
の一例の概略を表す斜視図である。
【符号の説明】
1 旋回フレーム 2 運転席 3 バケットアーム 8 保護壁 10 屋根

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席とバケットアームとを仕切るよう
    に旋回フレーム上に立設した保護壁と、該保護壁の上端
    部から運転席の上方空間側へ張り出した屋根とを備えた
    ミニバックホーのキャビン・キャノピーにおいて、前記
    保護壁の下部を運転席に着席した運転者の脚部が入り込
    み得るようにバケットアーム側へ張り出す形状に形成し
    ことを特徴とするミニバックホーのキャビン・キャノ
    ピー。
JP1991036631U 1991-04-22 1991-04-22 ミニバックホーのキャビン・キャノピー Expired - Lifetime JP2560546Y2 (ja)

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