JPH0730422Y2 - 車両用シートの取付部構造 - Google Patents
車両用シートの取付部構造Info
- Publication number
- JPH0730422Y2 JPH0730422Y2 JP1989098910U JP9891089U JPH0730422Y2 JP H0730422 Y2 JPH0730422 Y2 JP H0730422Y2 JP 1989098910 U JP1989098910 U JP 1989098910U JP 9891089 U JP9891089 U JP 9891089U JP H0730422 Y2 JPH0730422 Y2 JP H0730422Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting
- seat
- body panel
- bracket
- floor mat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seats For Vehicles (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両用シートの取付部構造に関するものであ
る。
る。
従来の車両用シートの取付部構造としては例えば第5図
に示すようなものがある(実開昭59-155235号公報参
照)。
に示すようなものがある(実開昭59-155235号公報参
照)。
すなわち、図において、フロントシート1のシートスラ
イド2は取付用レッグブラケット3を介してクロスメン
バー4に取付ボルト5により取り付けられている。な
お、7はフロア8に貼設したフロアカーペット、9はこ
のフロアカーペット7上に敷設したフロアマットであ
る。
イド2は取付用レッグブラケット3を介してクロスメン
バー4に取付ボルト5により取り付けられている。な
お、7はフロア8に貼設したフロアカーペット、9はこ
のフロアカーペット7上に敷設したフロアマットであ
る。
この場合取付ボルト5の頭部5aが露出し見栄えが悪くな
るため、これを隠す手段として第6図に示すように、取
付ボルト5の頭部5aを覆うカバー10を設定している。
るため、これを隠す手段として第6図に示すように、取
付ボルト5の頭部5aを覆うカバー10を設定している。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかしながら、このような従来の構造にあっては、取付
ボルト5の頭部5aを覆うカバー10を設定する構造となっ
ていたため、フロントシート1の取り付け、取り外しに
時間がかかり作業性が悪いとともに、コストアップとな
り、またレッグブラケット3部分がカバー10の厚さ分フ
ロア8面から異常に凸起するため非常に見栄えが悪くな
るという課題があった。
ボルト5の頭部5aを覆うカバー10を設定する構造となっ
ていたため、フロントシート1の取り付け、取り外しに
時間がかかり作業性が悪いとともに、コストアップとな
り、またレッグブラケット3部分がカバー10の厚さ分フ
ロア8面から異常に凸起するため非常に見栄えが悪くな
るという課題があった。
本考案はこのような従来の課題に着目してなされたもの
で、シートの取り付け、取り外しの作業性が良好で、か
つコストダウンが図れ、しかも見栄えの良好な車両用シ
ートの取付部構造を提供することを目的とする。
で、シートの取り付け、取り外しの作業性が良好で、か
つコストダウンが図れ、しかも見栄えの良好な車両用シ
ートの取付部構造を提供することを目的とする。
本考案はかかる目的を達成するため、シートに設けられ
たブラケットを介して取付ボルトにより車体パネルに取
付けてなると共に、該車体パネル上に敷設したフロアマ
ットにより前記ブラケット及び取付ボルトを覆ってなる
車両用シートの取付部構造において、前記車体パネルに
おける前記シートの取付部を、前記取付ボルトの頭部頭
頂面が車体パネルの一般面と略面一となるように陥凹さ
せ、前記ブラケットには前記フロアマットの縁部裏面に
固定した掛止部に掛止するフックを突設してなることを
特徴とするものである。
たブラケットを介して取付ボルトにより車体パネルに取
付けてなると共に、該車体パネル上に敷設したフロアマ
ットにより前記ブラケット及び取付ボルトを覆ってなる
車両用シートの取付部構造において、前記車体パネルに
おける前記シートの取付部を、前記取付ボルトの頭部頭
頂面が車体パネルの一般面と略面一となるように陥凹さ
せ、前記ブラケットには前記フロアマットの縁部裏面に
固定した掛止部に掛止するフックを突設してなることを
特徴とするものである。
取付ボルトの頭部頭頂面が車体パネルの一般面と略面一
であり、しかもフロアマットの縁部によってシートの取
付部が覆われ、フロアマットが平らに敷設されるため、
見栄えが良い。また、掛止部の係脱によるフロアマット
の脱着でシートの取付、取り外しが可能となる。
であり、しかもフロアマットの縁部によってシートの取
付部が覆われ、フロアマットが平らに敷設されるため、
見栄えが良い。また、掛止部の係脱によるフロアマット
の脱着でシートの取付、取り外しが可能となる。
以下図面を参照して本考案の一実施例を従来と同一の部
品には同一符号を付して説明する。
品には同一符号を付して説明する。
第1図ないし第4図において、フロントシート1のシー
トスライド2はブラケットとしての取付用レッグブラケ
ット3を介してクロスメンバー4に取付ボルト5により
取り付けられている。フロア8にはフロアカーペット7
が貼設され、このフロアカーペット7上にはフロアマッ
ト9が敷設されている。
トスライド2はブラケットとしての取付用レッグブラケ
ット3を介してクロスメンバー4に取付ボルト5により
取り付けられている。フロア8にはフロアカーペット7
が貼設され、このフロアカーペット7上にはフロアマッ
ト9が敷設されている。
この取付マット9の後縁部の裏面には前記レッグブラケ
ット3に掛止する掛止部としての掛止部材11,11が取付
けられ、この掛止部材11,11を介して前記フロアマット
9はブラケット3に固定されているとともに、前記シー
トスライド2のレッグブラケット3および取付ボルト5
の存する取付部4aを覆っている。
ット3に掛止する掛止部としての掛止部材11,11が取付
けられ、この掛止部材11,11を介して前記フロアマット
9はブラケット3に固定されているとともに、前記シー
トスライド2のレッグブラケット3および取付ボルト5
の存する取付部4aを覆っている。
掛止部材11は前記レッグブラケット3の側縁に形成した
舌片状フック11aと、このフック11aが着脱自在に掛止さ
れかつ前記フロアマット9の前縁部における裏面側に取
り付けたフランジ付コ字形フック11bとにより構成され
ている。
舌片状フック11aと、このフック11aが着脱自在に掛止さ
れかつ前記フロアマット9の前縁部における裏面側に取
り付けたフランジ付コ字形フック11bとにより構成され
ている。
車体パネルの一部である前記クロスメンバー4における
前記レッグブラケット3の取付部4aは取付ボルト5の頭
部5aの取付面からの略高さ分だけ陥凹している。すなわ
ち、取付ボルト5の頭部5aにおける頭頂面はクロスメン
バー4の一般面4bと略面一になっている。そして、フロ
アカーペット7がクロスメンバー4上を覆う場合、取付
ボルト5の頭部5aにおける頭頂面は、クロスメンバー4
の一般面4bを覆うフロアカーペット7の表面と略面一に
なるのが望ましい。
前記レッグブラケット3の取付部4aは取付ボルト5の頭
部5aの取付面からの略高さ分だけ陥凹している。すなわ
ち、取付ボルト5の頭部5aにおける頭頂面はクロスメン
バー4の一般面4bと略面一になっている。そして、フロ
アカーペット7がクロスメンバー4上を覆う場合、取付
ボルト5の頭部5aにおける頭頂面は、クロスメンバー4
の一般面4bを覆うフロアカーペット7の表面と略面一に
なるのが望ましい。
なお、12はフロア8とフロアカーペット7との間に介在
したインシュレータである。
したインシュレータである。
かかる構成につき、フロアマット9を敷設した状態では
該フロアマット9の後縁部によってシートスライド2の
レッグブラケット3および取付ボルト5が存する取付部
4aが覆われ、しかも取付ボルト5の頭部5aにおける頭頂
面がクロスメンバー4の一般面4bと略面一になっている
ため、フロアマット9はクロスメンバー4上に平らに敷
設されることになり、非常に見栄えが良くなる。
該フロアマット9の後縁部によってシートスライド2の
レッグブラケット3および取付ボルト5が存する取付部
4aが覆われ、しかも取付ボルト5の頭部5aにおける頭頂
面がクロスメンバー4の一般面4bと略面一になっている
ため、フロアマット9はクロスメンバー4上に平らに敷
設されることになり、非常に見栄えが良くなる。
また、フロントシート1の取付け、取り外しが掛止部材
11の係脱によるフロアマット9の脱着だけで行うことが
できるため非常に作業性が良好である。
11の係脱によるフロアマット9の脱着だけで行うことが
できるため非常に作業性が良好である。
さらに、シートスライド2の取付部はフロアマット9の
後縁部で覆われ、従来のようなカバー10が必要ないた
め、コストダウンが図れる訳である。
後縁部で覆われ、従来のようなカバー10が必要ないた
め、コストダウンが図れる訳である。
なお、掛止部材11はフロアマット9の敷設状態で該フロ
アマット9により隠れるため、見栄えの悪化をきたすこ
とがない。
アマット9により隠れるため、見栄えの悪化をきたすこ
とがない。
尚、本考案では、フロントシートの前側の取付部を一実
施例として例示したが、これに限定されるものではな
く、例えばフロントシートの後側の取付部、リアシート
の取付部等にも適用できる。また、掛止部材11は、レッ
グブラケット3に掛止するようにしたが、これに限ら
ず、例えば取付ボルト5の頭部5aに掛止してもよく、さ
らには車体パネルであるクロスメンバー4に対して不動
に固定されるシートスライド2(特にロア側のレール)
に掛止するようにしてもよい。
施例として例示したが、これに限定されるものではな
く、例えばフロントシートの後側の取付部、リアシート
の取付部等にも適用できる。また、掛止部材11は、レッ
グブラケット3に掛止するようにしたが、これに限ら
ず、例えば取付ボルト5の頭部5aに掛止してもよく、さ
らには車体パネルであるクロスメンバー4に対して不動
に固定されるシートスライド2(特にロア側のレール)
に掛止するようにしてもよい。
以上説明してきたように、本考案によれば、シートに設
けられたブラケットを介して取付ボルトにより車体パネ
ルに取付けてなると共に、該車体パネル上に敷設したフ
ロアマットにより前記ブラケット及び取付ボルトを覆っ
てなる車両用シートの取付部構造において、前記車体パ
ネルにおける前記シートの取付部を、前記取付ボルトの
頭部頭頂面が車体パネルの一般面と略面一となるように
陥凹させ、前記ブラケットには前記フロアマットの縁部
裏面に固定した掛止部に掛止するフックを突設してなる
ことを特徴とするものであるから、シートの取り付け、
取り外しの作業性が良好となるばかりでなく、コストダ
ウンと見栄えの向上が図れるという効果が得られる。
けられたブラケットを介して取付ボルトにより車体パネ
ルに取付けてなると共に、該車体パネル上に敷設したフ
ロアマットにより前記ブラケット及び取付ボルトを覆っ
てなる車両用シートの取付部構造において、前記車体パ
ネルにおける前記シートの取付部を、前記取付ボルトの
頭部頭頂面が車体パネルの一般面と略面一となるように
陥凹させ、前記ブラケットには前記フロアマットの縁部
裏面に固定した掛止部に掛止するフックを突設してなる
ことを特徴とするものであるから、シートの取り付け、
取り外しの作業性が良好となるばかりでなく、コストダ
ウンと見栄えの向上が図れるという効果が得られる。
第1図はフロアマットの一部を折り返して示した本考案
の一実施例を示す一部切欠斜視図、第2図は第1図の丸
IIで囲んだ部分の一部切欠斜視図、第3図は同じく第1
図の丸IIIで囲んだ部分の斜視図、第4図は同じく第1
図の要部縦断側面図、第5図は従来例を示す斜視図、第
6図は従来例の改良例を示す要部斜視図である。 1……フロントシート(シート)、2……シートスライ
ド、3……取付用レッグブラケット(ブラケット)、4
……クロスメンバー(車体パネル)、4a……取付部、4b
……一般面、5……取付ボルト、5a……頭部、9……フ
ロアマット、11……掛止部材。
の一実施例を示す一部切欠斜視図、第2図は第1図の丸
IIで囲んだ部分の一部切欠斜視図、第3図は同じく第1
図の丸IIIで囲んだ部分の斜視図、第4図は同じく第1
図の要部縦断側面図、第5図は従来例を示す斜視図、第
6図は従来例の改良例を示す要部斜視図である。 1……フロントシート(シート)、2……シートスライ
ド、3……取付用レッグブラケット(ブラケット)、4
……クロスメンバー(車体パネル)、4a……取付部、4b
……一般面、5……取付ボルト、5a……頭部、9……フ
ロアマット、11……掛止部材。
Claims (1)
- 【請求項1】シートに設けられたブラケットを介して取
付ボルトにより車体パネルに取付けてなると共に、該車
体パネル上に敷設したフロアマットにより前記ブラケッ
ト及び取付ボルトを覆ってなる車両用シートの取付部構
造において、 前記車体パネルにおける前記シートの取付部を、前記取
付ボルトの頭部頭頂面が車体パネルの一般面と略面一と
なるように陥凹させ、前記ブラケットには前記フロアマ
ットの縁部裏面に固定した掛止部に掛止するフックを突
設してなることを特徴とする車両用シートの取付部構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989098910U JPH0730422Y2 (ja) | 1989-08-23 | 1989-08-23 | 車両用シートの取付部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989098910U JPH0730422Y2 (ja) | 1989-08-23 | 1989-08-23 | 車両用シートの取付部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0337026U JPH0337026U (ja) | 1991-04-10 |
JPH0730422Y2 true JPH0730422Y2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=31647988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989098910U Expired - Lifetime JPH0730422Y2 (ja) | 1989-08-23 | 1989-08-23 | 車両用シートの取付部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0730422Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4970923B2 (ja) * | 2006-12-22 | 2012-07-11 | コンビ株式会社 | 幼児用組立家具 |
JP5491820B2 (ja) * | 2009-10-05 | 2014-05-14 | 本田技研工業株式会社 | 車両のフロア構造 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS596532U (ja) * | 1982-07-06 | 1984-01-17 | 日産自動車株式会社 | シ−トスライド取付部構造 |
JPS6075128U (ja) * | 1983-10-29 | 1985-05-27 | ダイハツ工業株式会社 | 自動車用後部座席の取付構造 |
JPS638034A (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-13 | Yamato:Kk | 車輛用床マツトのズレ防止金具 |
JPH0537857Y2 (ja) * | 1986-11-26 | 1993-09-24 |
-
1989
- 1989-08-23 JP JP1989098910U patent/JPH0730422Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0337026U (ja) | 1991-04-10 |
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