JPH0427401Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0427401Y2 JPH0427401Y2 JP9596887U JP9596887U JPH0427401Y2 JP H0427401 Y2 JPH0427401 Y2 JP H0427401Y2 JP 9596887 U JP9596887 U JP 9596887U JP 9596887 U JP9596887 U JP 9596887U JP H0427401 Y2 JPH0427401 Y2 JP H0427401Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine cover
- seat cushion
- carpet
- seat
- trim
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Carpets (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
この考案は、キヤブオーバタイプの車両のエン
ジンカバーに載置固定される車両用シートに関す
る。
ジンカバーに載置固定される車両用シートに関す
る。
《従来の技術》
キヤブオーバタイプの車両は、キヤビン（運転
室）内のフロアパネル下方にエンジンが配置され
ており、エンジンの保持点検のために、フロアパ
ネルに設けられたエンジンカバーを開閉できるよ
うになつている。
室）内のフロアパネル下方にエンジンが配置され
ており、エンジンの保持点検のために、フロアパ
ネルに設けられたエンジンカバーを開閉できるよ
うになつている。
運転室には、第３図に示すように、ドライバー
用のシート１と補助シート２が設けられており、
補助シート２がエンジンカバー３上に載置固定さ
れている。エンジンカバー３は、その後部におい
てフロアパネル４にヒンジにより開閉可能に取り
付けられている。エンジンカバー３を開ける場合
は、補助シート２のシートバツク５を取り外して
から、エンジンカバー３をシートクツシヨン６を
載置固定したまま開ける。
用のシート１と補助シート２が設けられており、
補助シート２がエンジンカバー３上に載置固定さ
れている。エンジンカバー３は、その後部におい
てフロアパネル４にヒンジにより開閉可能に取り
付けられている。エンジンカバー３を開ける場合
は、補助シート２のシートバツク５を取り外して
から、エンジンカバー３をシートクツシヨン６を
載置固定したまま開ける。
《考案が解決しようとする問題点》
このようなキヤブオーバタイプの車両も、居住
性を高めるために年々豪華になつており、エンジ
ンカバー３やフロアパネル４の表面にカーペツト
が敷設されることがある。
性を高めるために年々豪華になつており、エンジ
ンカバー３やフロアパネル４の表面にカーペツト
が敷設されることがある。
従来、エンジンカバー３上にカーペツトを敷設
する場合、エンジンカバー３の露出部を覆うよう
にカーペツトをマジツクフアスナーによりエンジ
ンカバー３接着固定していた。このため、特にエ
ンジンカバー３に段部等がある場合に、その段部
形状に密着させることが難しく、形状出し作業に
手間がかかつていた。また、シートクツシヨン６
の下方とエンジンカバー３との間に隙間ができる
ので、その隙間に物が落ちたり、入つたりして取
り出すのが面倒であつた。
する場合、エンジンカバー３の露出部を覆うよう
にカーペツトをマジツクフアスナーによりエンジ
ンカバー３接着固定していた。このため、特にエ
ンジンカバー３に段部等がある場合に、その段部
形状に密着させることが難しく、形状出し作業に
手間がかかつていた。また、シートクツシヨン６
の下方とエンジンカバー３との間に隙間ができる
ので、その隙間に物が落ちたり、入つたりして取
り出すのが面倒であつた。
そこでこの考案の目的は、エンジンカバーに敷
設されるカーペツトの形状出しが容易であり、ま
たシートクツシヨン下方に物が入つたりするのを
防止できる改良された車両用シートを提供するこ
とにある。
設されるカーペツトの形状出しが容易であり、ま
たシートクツシヨン下方に物が入つたりするのを
防止できる改良された車両用シートを提供するこ
とにある。
《問題点を解決するための手段》
この考案による車両用シートは、シートクツシ
ヨントリムの端末にエンジンカバーの露出部を覆
うカーペツトを一体に縫製したことを特徴とす
る。
ヨントリムの端末にエンジンカバーの露出部を覆
うカーペツトを一体に縫製したことを特徴とす
る。
《作用》
シートクツシヨントリムの端末とカーペツトが
一体に縫製されているため、カーペツトの形状出
しが容易になるとともに、シートクツシヨン下方
の隙間が閉がれる。
一体に縫製されているため、カーペツトの形状出
しが容易になるとともに、シートクツシヨン下方
の隙間が閉がれる。
《実施例》
第１図には、この考案の一実施例が示されてい
る。エンジンカバー１１は、板金によりフロアパ
ネルのトンネル部を覆う部分が高くなつた階段状
にプレス成形され、後部は立ち上がつてその縁端
部にフロアパネルにヒンジ結合するためのヒンジ
１２が固着されている。
る。エンジンカバー１１は、板金によりフロアパ
ネルのトンネル部を覆う部分が高くなつた階段状
にプレス成形され、後部は立ち上がつてその縁端
部にフロアパネルにヒンジ結合するためのヒンジ
１２が固着されている。
エンジンカバー１１の表面には、係止ワイヤ１
３がその周囲に沿つてエンジンカバー１３の表面
から浮くように適宜箇所で溶接されている。
３がその周囲に沿つてエンジンカバー１３の表面
から浮くように適宜箇所で溶接されている。
一方、シートクツシヨン１４は、第２図に示す
ように、そのトリム（表皮）１５の内側に折り返
された端末が、エンジンカバー１１の露出部より
も少し大き目に形成されたカーペツト１６の開口
端末すなわちシートクツシヨン１４が載置される
部分の開口の端末に一体に縫製されている。そし
て、トリム１５の端末全周に縫い込まれたトリム
ワイヤ１７と、前記したエンジンカバー１１表面
に設けられた係止ワイヤ１３とをホグリング１８
により結合してシートクツシヨン１４をエンジン
カバー１１上に固定するとともに、カーペツト１
６をエンジンカバー１１上に接着する。
ように、そのトリム（表皮）１５の内側に折り返
された端末が、エンジンカバー１１の露出部より
も少し大き目に形成されたカーペツト１６の開口
端末すなわちシートクツシヨン１４が載置される
部分の開口の端末に一体に縫製されている。そし
て、トリム１５の端末全周に縫い込まれたトリム
ワイヤ１７と、前記したエンジンカバー１１表面
に設けられた係止ワイヤ１３とをホグリング１８
により結合してシートクツシヨン１４をエンジン
カバー１１上に固定するとともに、カーペツト１
６をエンジンカバー１１上に接着する。
このようにシートクツシヨン１４の端末とカー
ペツト１６とを一体に縫製することにより、カー
ペツト１６はシートクツシヨン１４の底部形状す
なわちエンジンカバー１１の表面形状に沿うよう
になるので、カーペツト１６をエンジンカバー１
１の表面に接着するときに容易にその形状出しを
行なうことができる。また。シートクツシヨン１
４の下方の隙間が塞がれるので、物などの入り込
む余地がない。
ペツト１６とを一体に縫製することにより、カー
ペツト１６はシートクツシヨン１４の底部形状す
なわちエンジンカバー１１の表面形状に沿うよう
になるので、カーペツト１６をエンジンカバー１
１の表面に接着するときに容易にその形状出しを
行なうことができる。また。シートクツシヨン１
４の下方の隙間が塞がれるので、物などの入り込
む余地がない。
《考案の効果》
以上のように、この考案による車両用シート
は、シートクツシヨントリムの端末をエンジンカ
バーを覆うカーペツトに一体に縫製したので、カ
ーペツトがエンジンカバーの表面形状になじみや
すくなつて形状出しが容易になるとともに、シー
トクツシヨン下方の隙間が塞がれるので、物など
が入り込むことがない。
は、シートクツシヨントリムの端末をエンジンカ
バーを覆うカーペツトに一体に縫製したので、カ
ーペツトがエンジンカバーの表面形状になじみや
すくなつて形状出しが容易になるとともに、シー
トクツシヨン下方の隙間が塞がれるので、物など
が入り込むことがない。
第１図は、この考案の一実施例を示すカーペツ
トを縫製したシートクツシヨンとエンジンカバー
の斜視図、第２図は、同実施例における組立部分
断面図、第３図は、従来の車両用シートの一例を
示す斜視図である。 １１……エンジンカバー、１２……ヒンジ、１
３……係止ワイヤ、１４……シートクツシヨン、
１５……シートクツシヨントリム、１６……カー
ペツト、１７……トリムワイヤ、１８……ホグリ
ング。
トを縫製したシートクツシヨンとエンジンカバー
の斜視図、第２図は、同実施例における組立部分
断面図、第３図は、従来の車両用シートの一例を
示す斜視図である。 １１……エンジンカバー、１２……ヒンジ、１
３……係止ワイヤ、１４……シートクツシヨン、
１５……シートクツシヨントリム、１６……カー
ペツト、１７……トリムワイヤ、１８……ホグリ
ング。
Claims (1)
- キヤブオーバタイプの車両のエンジンカバー上
に載置固定される車両用シートであつて、前記シ
ートのシートクツシヨントリムの端末を前記エン
ジンカバーの露出部を覆うカーペツトと一体に縫
製したことを特徴とする車両用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9596887U JPH0427401Y2 (ja) | 1987-06-24 | 1987-06-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9596887U JPH0427401Y2 (ja) | 1987-06-24 | 1987-06-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS641553U JPS641553U (ja) | 1989-01-06 |
| JPH0427401Y2 true JPH0427401Y2 (ja) | 1992-07-01 |
Family
ID=30961171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9596887U Expired JPH0427401Y2 (ja) | 1987-06-24 | 1987-06-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0427401Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-24 JP JP9596887U patent/JPH0427401Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS641553U (ja) | 1989-01-06 |
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