JP4970923B2 - 幼児用組立家具 - Google Patents

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Description

本発明は、幼児の遊技用スペースや就寝用スペースを形成するための幼児用組立家具に関する。
従来から、幼児の就寝用スペースや遊技用スペースを形成するための幼児用組立家具(プレイヤード、プレイペン)が提案されている。この幼児用組立家具は、概略的には、中空直方体状の本体を備え、この本体は上面のみが開放状とされている。そして、この開放された上面から幼児を本体の内部に入れることができ、幼児はこの本体によって囲われることで安全に保護される。また、本体の内部には平板状のベッドプレートを吊り下げ状に取り付けることができ、このベッドプレートの上面に幼児を寝かせることができる。さらに、幼児用組立家具は、不要時には折り畳んで収容でき、必要時にのみ組み立てて使用することができる。このように、幼児用組立家具は、幼児の遊技用スペースと就寝用スペースとの両方を容易に形成できると共に、不要時には折り畳んで設置スペースを有効利用できるという利点を有する。
このような従来の幼児用組立家具の具体的構成は、以下の通りである。すなわち、直方体状の本体は、4本の縦枠と、この縦枠の上方に連結された4本の上横枠と、この縦枠の下方に連結された4本の下横枠とを備えて構成されており、隣接する縦枠の相互間には側面シートがそれぞれが張設され、下横枠の相互間には底板が張設されていた。
ここで、各上横枠の長手方向の中央部は、下方に向けて折り畳み自在に構成されていた。従って、幼児用組立家具の不要時には、まず底板を本体から取り外し、各上横枠をその中央部において下方に折り畳むことで、4本の縦枠を平面略中央位置に寄せ集め、幼児用組立家具を折り畳むことが可能であった。また、幼児用組立家具の使用時には、縦枠を左右外側に押し広げ、各上横枠の中央部を上方に持ち上げて直線状に戻し、底板を本体に取り付けることが可能であった(例えば、特許文献1参照)。
米国特許第7043779号明細書
しかしながら、このような従来の幼児用組立家具は、折り畳み時には底板を本体から取り外す必要があり、逆に、組立て時には底板を本体に取り付ける必要があったので、折り畳み作業や組み立て作業に手間を要していた。また、4本の縦枠を中央位置に寄せ集める構造であったため、幼児が縦枠の間に誤って挟まれてしまう可能性があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、折り畳み作業性や、幼児の安全性を向上させることができる、幼児用組立家具を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係る幼児用組立家具は、例えば、下記のように構成されている。なお、以下の括弧内には、本発明に係る後述する実施の形態において説明する構成要件の符号のうちの一部を例示するが、括弧内の符号はあくまで例示であり、実施の形態において説明した構成要件のうちで括弧内の符号にて示されていない構成要件や、実施の形態において説明していない構成要件についても、本発明の構成要件に対応し得る。
幼児用組立家具(1)は、幼児を収容するための収容空間を形成するフレーム(11、100、200)を備え、このフレームには、複数の枠材(30、110、310、40、41、120、121、320、321、50、51、130、330、331)と、当該枠体の下方に配置された底板(60、340)とを設け、複数の枠材を、底板に沿った平面状に折り畳み自在とし、底板に沿った平面状に折り畳まれた複数の枠材と、底板とを、相互に一体的に折り畳み自在として構成されている。
また、複数の枠材として、複数の縦枠(30、110、310)と、これら複数の縦枠の上部に配置された上横枠(40、41、120、121、320、321)と、これら複数の縦枠の下部に配置された下横枠(50、51、130、330、331)とを設け、上横枠、下横枠、及び、底板を、相互に略平行に配置し、縦枠には、当該縦枠を折り畳み自在とすることにより、上横枠、下横枠、及び、底板を、相互に平行な状態を維持しつつ、相互に近接する位置に配置自在とする第1の折り畳み部(31、111、311)を設け、上横枠、下横枠、及び、底板の相互に略対応する位置には、当該上横枠、当該下横枠、及び、当該底板を、相互に略同一方向に向けて折り畳み自在とすることにより第2の折り畳み部(42、52、61、122、132、141、322、332、341)を設ける。
また、下横枠(50)の操作部(53)を上方から保持可能とすると共に、この操作部(53)の上方に、上横枠(40)の中央枠(44)及び底板(60)の中央面部(63)を配置することにより、下横枠の操作部を持ち上げて折り畳むことにより、上横枠及び底板を一括して折り畳み自在とする。
この発明によれば、底板を取り外すことなく折り畳むことができるので、幼児用組立家具を極めて容易に折り畳むことができる。また逆に、幼児用組立家具を組み立てる際には、底板を取り付ける必要がないため、幼児用組立家具を極めて容易に組み立てることができる。さらに、平面状とした複数の枠材と底板とを一体に折り畳む構造であり、従来のように枠材を中央位置に寄せ集める構造ではないので、枠材の間に幼児が挟まれる危険性を低減し、安全性を向上させることができる。
また、この発明によれば、縦枠を第1の折り畳み部にて折り畳むことで、上横枠、下横枠、及び、底板を、相互に略平行に配置でき、これら上横枠、下横枠、及び、底板を第2の折り畳み部にて一体に折り畳むことができる。
また、この発明によれば、下横枠の操作部を持ち上げるという一つの動作により、上横枠及び底板を一括して連動させて折り畳むことができ、折り畳み作業が一層容易になる。
あるいは、縦枠(30、110、310)の第1の折り畳み部(31、111、311)を、当該縦枠の長手方向の略中央位置に配置してもよい。
この発明によれば、縦枠を折り畳んだ状態においては、この第1の折り畳み部を中心として縦枠を上下略均等な長さで2つ折り状に折り曲げることができ、縦枠を最もコンパクトに折り畳むことができる。さらに、このように縦枠を上下略均等な長さで折り曲げることで、上横枠の平面形状を維持したまま下横枠の上方に位置させることができる。
また本発明では、底板(60)に開閉自在の開口(63a)を形成すると共に、この開口の下方位置に下横枠(50)の操作部(53)を配置し、当該開口を介して下横枠の操作部を上方から保持可能としてもよい。
この発明によれば、底板の開口を介して下横枠の操作部を保持でき、この操作部を持ち上げて折り畳み操作を行うことができるので、底板を取り外さなくても容易に折り畳み作業を行うことができる。
また本発明では、下横枠(50)の操作部(53)に、当該下横枠の折り畳み操作を行なうと共に、折り畳み状態の当該幼児用組立家具(1)を保持するための操作用ハンドル(55)を設けてもよい。
この発明によれば、操作用ハンドルを用いて横枠の折り畳み操作を行なうことができると共に、折り畳み状態の幼児用組立家具を操作用ハンドルを用いて容易に取り扱うことができる。
また、幼児を寝かせるためのベッドプレート(20)を、フレーム(11)に対して着脱自在に設けてもよい。
この発明によれば、フレームに取り付けたベッドプレートに幼児を載置させ、安全に寝かせることができる。また、ベッドプレートは、不要時にはフレームから取り外すことができる。
また、このようなベッドプレート(400)を、底板(60)に沿った平面状に折り畳み自在としてもよい。
この発明によれば、幼児用組立家具の折り畳み時に、ベッドプレートを底板(60)に沿って折り畳むことができるので、ベッドプレートを取り外すことが不要になる。
さらに、このベッドプレート(20)には、幼児を囲繞可能な保護カバー(23)を設けてもよい。
この発明によれば、幼児を保護カバーにて囲繞することで、幼児を一層安全に保護できる。
また、フレーム(11)の下方に、当該幼児用組立家具(1)を移動自在とするためのローラ(72)を設けてもよい。
この発明によれば、ローラを用いて幼児用組立家具を容易に移動させることができる。
さらに、このフレーム(11)に、当該幼児用組立家具(1)を引き回し保持するための移動用ハンドル(56)を設けてもよい。
この発明によれば、移動用ハンドルを用いて幼児用組立家具を容易に引き回すことができる。
また、この移動用ハンドル(56)を、フレーム(11)に対して取り出し自在に収容してもよい。
この発明によれば、移動用ハンドルを、必要時にのみフレームから取り出し、不要時にはフレームに収容できるので、移動用ハンドルの利便性を高めることができる。
また、移動用ハンドル(500)を、フレーム(11)に対して着脱自在としてもよい。
この発明によれば、移動用ハンドルは必要時にのみ取り付ければよく、不要時には取り外してフレームに取り付けることができるので、その取扱いが一層容易になる。
この移動用ハンドル(56)には、当該移動用ハンドルを伸縮自在とする伸縮機構を設けてもよい。
この発明によれば、移動用ハンドルを、必要時にのみ伸ばし、不要時には短くしてフレームに収容できるので、移動用ハンドルの利便性を一層高めることができる。
この発明によれば、底板を取り外すことなく折り畳むことができるので、幼児用組立家具を極めて容易に折り畳むことができる。また逆に、幼児用組立家具を組み立てる際には、底板を取り付ける必要がないため、幼児用組立家具を極めて容易に組み立てることができる。さらに、平面状とした複数の枠材と底板とを一体に折り畳む構造であり、従来のように枠材を中央位置に寄せ集める構造ではないので、枠材の間に幼児が挟まれる危険性を低減し、安全性を向上させることができる。特に、下横枠の操作部を持ち上げるという一つの動作により、上横枠及び底板を一括して連動させて折り畳むことができ、折り畳み作業が一層容易になる。また、底板の開口を介して下横枠の操作部を保持でき、この操作部を持ち上げて折り畳み操作を行うことができるので、底板を取り外さなくても容易に折り畳み作業を行うことができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る幼児用組立家具の各実施の形態を詳細に説明する。ただし、各実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
〔実施の形態1〕
まず、実施の形態1に係る幼児用組立家具について説明する。この形態は、複数の枠材を底板に沿った平面状に折り畳み自在とし、これらを相互に一体的に折り畳み自在とした形態である。
(幼児用組立家具の全体構成)
最初に、幼児用組立家具の全体構成について説明する。図1は幼児用組立家具の使用状態における全体斜視図である。この幼児用組立家具1は、概略的には、家具本体10とベッドプレート20とを備える。
家具本体10は、幼児用組立家具1の基本構造体であり、全体として中空の直方体状に構成され、その内部には幼児を収容するための十分なスペースを有する。この家具本体10は、概略的に、枠体であるフレーム11と、このフレーム11を覆うフレームカバー12とを備える。
このフレーム11の各面は、基本的には開放状とされているが、その側面に上述のフレームカバー12を張設すると共に、その底面に後述する底板60を敷設することによって、これら側面及び底面を閉鎖状としている。このことにより、家具本体10の内部に収容した幼児が不用意に外部に出ることがない保護環境を構築している。
また、フレームカバー12の具体的構成は任意であるが、例えば平布又はメッシュ状の布体にて構成されている。そして、フレーム11に対してフレームカバー12の端部を巻き付け、この巻き付けた端部を、縫製の如き固定手段にて取り外し不能に、あるいは、ファスナーやボタンの如き固定手段にて取り外し可能に、フレーム11に対して固定している。このフレームカバー12は、特記する部分を除いては従来と同様に構成することができるため、以下では、このフレームカバー12についての説明を省略する。
ベッドプレート20は、その上面に幼児を寝かせるための平面を形成するもので、家具本体10に着脱自在に取り付けられている。図2はベッドプレート20を取り外した状態における幼児用組立家具1の分解斜視図である。このベッドプレート20は、家具本体10と略同様の平面形状(例えば長方形状)の平板状に形成されている。
このベッドプレート20の周辺には、複数の連結ベルト21を設けており、この連結ベルト21の上端部にはフック22を設けている。そして、このベッドプレート20を、家具本体10の開放状の上面から内部に差し入れ、フック22をフレーム11に係脱自在に係止させることで、家具本体10に対してベッドプレート20を着脱自在に吊り下げることができる。また、ベッドプレート20は、当該ベッドプレート20が不要な場合(幼児をフレーム11の内部スペースに収容したい場合)や、幼児用組立家具1を折り畳みたい場合には、上記取り付け時と逆の手順により、家具本体10から容易に取り外すことができる。
ここで、ベッドプレート20には、保護カバー23が載置されている。この保護カバー23は、ベッドプレート20の上面において幼児を囲繞することにより保護するもので、幼児を収容するのに好適な立体形状(例えば幼児の平均的な体型に即した、短尺の中空円柱状)に形成されている。この保護カバー23の上面周縁と側面とにはファスナー等にて構成された開閉部24が設けられており、この開閉部24を開閉させて、保護カバー23の内部に幼児を寝かせることができる。この保護カバー23の材質は任意であるが、柔軟性に優れた素材にて構成することが好ましく、例えばウレタンパッドを用いて構成することができる。なお、ここでは、ベッドプレート20に保護カバー23を載置しているが、保護カバー23の周囲に連結ベルト21を直接取り付け、この保護カバー23をフレーム11に直接的に係止してもよい。
(幼児用組立家具1の折り畳み構造の概要)
次に、家具本体10の折り畳み構造の概要について詳細に説明する。図3は、折り畳んだ状態における家具本体10の全体斜視図、図4は、図3の家具本体10の移動状態を示す全体斜視図、図5は、フレーム11の全体斜視図、図6は、底板60を取り外した状態におけるフレーム11の全体斜視図、図7、8は、折り畳みの途中の状態におけるフレーム11の全体斜視図、図9は、折り畳んだ状態におけるフレーム11の全体斜視図である。なお、図5では、フレームカバー12を取り外した状態を示しており、図6〜9では、フレームカバー12及び底板60を取り外した状態を示している。
図5〜9に示すように、本実施の形態1に係るフレーム11は、相互に間隔を隔てて配置された4本の縦枠30と、これら縦枠30の上部に配置された4本の上横枠40、41と、これら縦枠30の下部に配置された4本の下横枠50、51と、これら下横枠50、51の上方に敷設された底板60とを備えて構成されている。各縦枠30、各上横枠40、41、各下横枠50、51は、それぞれ棒状に形成されており、直方体状のフレーム11における、縦辺、上横辺、下横辺に対応する位置にそれぞれ配置されている。また、底板60は、フレーム11の平面形状(ここでは長方形状)に適合した平面形状の平板状に形成され、直方体状のフレーム11における底面に対応する位置に配置されている。また、これらのことからも明らかなように、上横枠40、41、下横枠50、51、及び、底板60は、相互に略平行に配置されている。
ここで、各縦枠30には、その長手方向の略中央位置に、第1折り畳み部31が設けられている。また、各上横枠40、各下横枠50、及び、底板60には、それぞれ、その長手方向の略中央位置に、第2折り畳み部42、52、61が設けられている。第1折り畳み部31は特許請求の範囲における第1の折り畳み手段に対応し、第2折り畳み部42、52、61は特許請求の範囲における第2の折り畳み手段に対応する。これら第1折り畳み部31と第2折り畳み部42、52、61との具体的機能や構造については後述する。
また、各縦枠30と各上横枠40、41とは、連結部70を介して相互に連結されている。この連結部70は、図示しない公知の回動機構を内蔵しており、各縦枠30は連結部70に対して回動自在とされている。また、各下横枠50は、縦枠30の下端近傍に回動自在に軸支されている。なお、各縦枠30と下横枠51とは、連結部71を介して相互に固定的に連結されており、各縦枠30と一部の下横枠51とは、それぞれローラ72に連結されている。
このような構成において、概略的には、各縦枠30を所定の折り畳み方向(図6の矢印方向であり、フレーム11にて形成される直方体の幅広側の側面における面内中央方向)に向けて折り畳むことで、図7の状態にすることができる。この状態では、各縦枠30が連結部70及び下横枠50に対して回動しつつ斜めに傾けられ、上横枠40、41がその平面形状を維持したまま下方に移動して下横枠50、51に近接し、最終的には図8の状態になる。この状態では、縦枠30、上横枠40、41、及び、下横枠50、51が相互に重畳され、フレーム11が全体として1枚の略平板体に折り畳まれる。その後、下横枠50の第2折り畳み部52を持ち上げることで、この第2折り畳み部52に対して下横枠50が回動すると共に、上横枠40が第2折り畳み部42にて折り畳まれ、図9の状態になる。従って、幼児用組立家具1を、床面に対して立設された1枚の平板状(又は薄厚の直方体状)に折り畳むことができ、コンパクトな状態として、狭いスペースにも容易に収容できる。
ここで、上述したように、図5では、フレームカバー12を取り外した状態を示しており、図6〜9では、フレームカバー12及び底板60を取り外した状態を示しているが、実際にはフレームカバー12及び底板60を取り付けた状態で折り畳みが行われる。すなわち、実際には、図8の状態では、底板60が上横枠40、41と下横枠50、51との間に挟持され、底板60を含めたフレーム11が、全体として1枚の略平板体に折り畳まれる。そして、上述のように、下横枠50の第2折り畳み部52を持ち上げることで、上横枠40、41と共に、底板60が第2折り畳み部61にて折り畳まれ、図10の状態になる。
(幼児用組立家具1の折り畳み構造の詳細)
次に、このような折り畳みを可能とする各部の構造について詳述する。ただし、各部の折り畳み構造は、特記する点を除いては必ずしも以下説明する構造に限定されず、当該構造と略同一の機能を有する公知の構造にて置換することができる。
まず、縦枠30の折り畳み構造について説明する。図11は、縦枠30の要部の拡大斜視図であり、(a)は折り畳み前の状態、(b)は折り畳み可能になった状態を、それぞれ示す。また、図12は、縦枠30の要部の分解斜視図である。縦枠30は、上主管32と下主管33とに上下に2分割されており、これら上主管32と下主管33とが、これらの相互間に配置された連結ステー34に対して、回動自在に連結されている。また、上主管32の外部には操作管35、上主管32の内部には操作ステー36が、当該上主管32の長手方向に沿って、かつ、当該上主管32と同心状に、それぞれ配置されている。そして、これら連結ステー34、操作管35、及び、操作ステー36により、縦枠30の第1折り畳み部31が構成されている。
ここで、上主管32、操作管35、及び、操作ステー36には、それぞれネジ孔32a、35a、36aが複数形成されており、これら各ネジ孔32a、35a、36aには、それぞれ共通の連結ネジ37がネジ込まれている。ここで、上主管32に形成されたネジ孔32aは、当該上主管32の長手方向に沿った長孔状とされている。従って、操作管35を上下動させると、この動きに対して、上主管32は連動せずに同一位置に留まり、操作ステー36のみが連結ネジ37を介して操作管35に連動して上下動される。この操作ステー36は、初期位置では、連結ステー34の中空内部を通って下主管33の上端部に延在しており、この状態では、操作ステー36が心材となって、連結ステー34に対する上主管32及び下主管33の回動を規制し、図6に示すように縦枠30の立設状態が維持される。
一方、操作管35を保持して上方にスライドさせると、この動作に伴って連結ステー34が上方にスライドされ、連結ステー34が連結ステー34及び下主管33の内部から引き抜かれる。従って、連結ステー34に対する上主管32及び下主管33の回動が可能になり、この状態で縦枠30を図6の矢印方向に押圧することにより、図7に示すように縦枠30を連結ステー34を支点としてほぼ2つ折り状に折り畳むことが可能になる。また、図11、12において、操作管35の上端部は、広幅されて袋状になっており、この袋状の空間部には、上主管32と略同心状の巻きネジ38が配置されている。そして、この巻きネジ38によって操作管35が下方に向けて付勢されており、操作管35から手を離した状態では、この操作管35が初期位置に維持される。
次に、上横枠40の折り畳み構造について説明する。図13は、上横枠40の第2折り畳み部42の端部周辺の拡大斜視図であり、(a)は折り畳み前の状態、(b)は折り畳み途中の状態、(c)は折り畳み後の状態を、それぞれ示す。上横枠40は、左右の側枠43と、この側枠43の相互間に配置された中央枠44とを備えて構成されており、中央枠44の両端において側枠43を連結ネジ45にて回動自在に軸支することで、この上横枠40の第2折り畳み部42が構成されている(なお、図13(b)(c)には側枠43を片方のみ示す)。従って、中央枠44を持ち上げることで、図9に示すように、この中央枠44に対して側枠43を略直交する回動させて、上横枠40を折り畳むことができる。
次に、下横枠50の折り畳み構造について説明する。図6に示すように、下横枠50は、第2折り畳み部52として機能する操作部53を介して連結されている。図14は、操作部53の分解斜視図、図15は、操作前の状態における操作部53の内部の平面図、図16は、操作後の状態における操作部53の内部の平面図である。この操作部53は、上部筐体54a及び下部筐体54bから構成される筐体54を備えている。このうち、上部筐体54aの上面には、操作用ハンドル55及び移動用ハンドル56が引き出し自在に収容され、下部筐体54bの内部には、回転円盤57と嵌合ロッド58とが収容されている。
回転円盤57は、当該回転円盤57の平面中心位置を軸心として、略水平な面内において回転自在に設けられている。この回転円盤57には左右一対の突部57aが形成されており、各突部57aに、上述した嵌合ロッド58が連結されている。ここで、筐体54には下横枠50が貫通するように配置されており、この下横枠50には孔部50aが形成されている。この孔部50aは、嵌合ロッド58に対応する位置及び形状で形成されており、この孔部50aに対して嵌合ロッド58を挿脱自在に挿入することができる。
このような状態において、初期位置では、嵌合ロッド58が下横枠50の孔部50aに挿入されており、この嵌合ロッド58を介して、下横枠50、51が操作部53に対して回動不能に固定されている。一方、操作用ハンドル55を介して回転円盤57を回転させると、この回転に伴って嵌合ロッド58が下横枠50、51から引き出され、下横枠50、51と操作部53との連結が解除される。この状態で操作部53を持ち上げると、図7〜9に示すように、操作部53に対して下横枠50が回動し、この下横枠50を折り畳むことができる。なお、下部筐体54bには、嵌合ロッド58と略同心状の巻きネジ59が配置されている。そして、この巻きネジ59によって嵌合ロッド58が下横枠50、51に向けて付勢されており、操作用ハンドル55から手を離した状態では、この嵌合ロッド58が初期位置に維持される。
次に、底板60の折り畳み構造について説明する。図17は、底板60を操作部53と共に示す斜視図、図18は、一部を開いた状態における底板60を操作部53と共に示す斜視図である。底板60は、一対の側面部62と、これら一対の側面部62の間に設けられた中央面部63、この中央面部63の上方に設けられた開閉面部64とを備えて構成されている。側面部62及び開閉面部64は、その上面に載置された幼児の快適性を保てる素材、例えばウレタンパッドにて形成されている。開閉面部64は、その一側面において側面部62に縫製にて固定されており、この縫製ラインを中心として開閉自在とされている。中央面部63は、例えば薄厚の布体にて構成されており、その両側面において側面部62に縫製されている。また、開閉面部64と中央面部63とには、相互に対抗する面に面ファスナー65が設けられており、開閉面部64を閉じた状態においては、開閉面部64と中央面部63とが相互に面ファスナー65にて固定され、開閉面部64が不用意に開くことが防止されている。
このような構造において、開閉面部64を閉じた状態においては、この開閉面部64の上面と側面部62の上面とが相互に略面一状になり、底板60の上面が全体として略平坦になる。従って、この上面に載置した幼児の快適性を維持できる。一方、開閉面部64を開いた状態においては、側面部62の間から中央面部63が露出する。ここで、中央面部63と、下横枠50、51を連結する操作部53とは、相互に対応する平面位置に配置されており、中央面部63に形成した開口63aを介して、操作部53の上面に設けた操作用ハンドル55や移動用ハンドル56を保持することができる。従って、底板60を取り外すことなく、開閉面部64を開くだけで、操作用ハンドル55や移動用ハンドル56にアクセスでき、家具本体10の折り畳み操作や移動を容易に行うことができる。
ここで、側面部62と中央面部63とは縫製ラインを介して相互に接続されており、この縫製ラインを中心として、中央面部63を水平状に維持したまま、側面部62のみを下方に折り畳むことが可能である。このような折り畳み構造により、底板60の第2折り畳み部61が実質的に構成されている。
次に、第1折り畳み部31と第2折り畳み部42、52、61との相互関係について詳述する。図5に示すように、縦枠30の第1折り畳み部31の連結ステー34は、当該縦枠30の長手方向における略中央位置に設けられている。従って、縦枠30を折り畳んだ状態においては、この連結ステー34を中心として縦枠30を上下略均等な長さで2つ折り状に折り曲げることができ、縦枠30を最もコンパクトに折り畳むことができる。さらに、このように縦枠30を上下略均等な長さで折り曲げることで、図6〜8のいずれの状態においても、連結部70の平面上の位置を同一位置に維持したまま折り畳みを行うことが可能になり、上横枠40、41の平面形状を維持したまま、これら上横枠40、41を下横枠50、51の上方に位置させることができる。
また、図8に示すように、上横枠40の第2折り畳み部42(ここでは中央枠44)、下横枠50の第2折り畳み部52(ここでは操作部53)、及び、底板60の第2折り畳み部61(ここでは中央面部63、ただし図8では図示せず)は、相互に、それぞれの長手方向における略同一位置に配置されており、かつ、略同一幅で形成されている。また、これら第2折り畳み部42、52、61は、相互に同一の折り畳み方向(ここでは上方)に向けて折り畳むことができる。従って、これら第2折り畳み部42、52、61のうち、最下方に配置されている第2折り畳み部52(ここでは下横枠50の操作部53)を折り畳み方向(ここでは上方)に持ち上げると、この動作に連動して、他の全ての第2折り畳み部42、61(ここでは中央枠44及び中央面部63)もこれに連動して同一の折り畳み方向に持ち上げられる。従って、最下方に配置されている第2折り畳み部52を持ち上げるという一つの動作を行なうことで、全ての第2折り畳み部42、52、61を一括して同時に折り畳むことができ、図8の状態から図9の状態に容易に移行して、折り畳みを完了することができる。ただし、このような効果を要しない場合には、各第2折り畳み部42、52、61の平面位置や幅を相互に異なるものとしてもよく、この場合には、各第2折り畳み部42、52、61を個別的に折り畳むことで、折り畳みを完了させてもよい。
(幼児用組立家具1の折り畳み状態における移動構造)
最後に、折り畳まれた状態の幼児用組立家具1の移動を一層容易にするための移動構造について説明する。図6に示すように、各縦枠30と下横枠50とは、それぞれローラ72に連結されている。このローラ72は、図3に示すように、フレーム11を折り畳んだ状態においては、このフレーム11の下端の一側方に位置する。従って、図4に示すように、幼児用組立家具1を全体的に傾けてローラ72の上方に移動し、このローラ72を支点として幼児用組立家具1を手で引っ張ることで、幼児用組立家具1をローラ72を介して容易に移動できる。
ここで、底板60には、図4に示すように、移動用ハンドル56が引き出し自在に設けられており、この移動用ハンドル56を保持して引き回すことで、幼児用組立家具1を一層容易に取り回すことができる。特に、この移動用ハンドル56は、径の異なる複数の管体を相互に重合させて構成され、必要に応じて内側の管体を外側の管体の内部に出し入れすることで、伸縮自在に構成されている。従って、図4に想像線にて示すように、移動用ハンドル56を必要時に伸ばすことができ、移動用ハンドル56の保持が一層容易になる。
(実施の形態1の効果)
これまで説明したように、実施の形態1に係る本発明によれば、縦枠30を折り畳むことで、上横枠40、41、下横枠50、51、及び、底板60を相互に略平行かつ近接位置に配置し、さらに、上横枠40、41、下横枠50、51、及び、底板60を一体に折り畳むことで、幼児用組立家具1の折り畳みが完了する。このように、底板60を取り外すことなく折り畳むことができるので、幼児用組立家具1を極めて容易に折り畳むことができる。また逆に、幼児用組立家具1を組み立てる際には、底板60を取り付ける必要がないため、幼児用組立家具1を極めて容易に組み立てることができる。また、縦枠30を中央位置に寄せ集める構造ではないので、幼児が縦枠30の間に挟まれる危険がなく、安全性を高めることができる。さらに、ベッドプレート20や保護カバーを23を設けることで、幼児を一層安全に寝かせることができる。さらにまた、ローラ72や移動用ハンドル56を用いて、折り畳んだ状態の幼児用組立家具1を容易に移動させることができる。
〔実施の形態2〕
次に、本発明に係る実施の形態2の具体的内容について説明する。この実施の形態2は、縦枠を実施の形態1とは異なる方向に折り畳み自在とした形態である。なお、実施の形態2の構成は、特記する場合を除いて実施の形態1の構成と略同一であり、実施の形態1の構成と略同一の構成についてはこの実施の形態1で用いたのと同一の名称又は符号を必要に応じて付して、その説明を省略する。特に、ベッドプレート及び保護カバーの構造は実施の形態1と同様であるために省略し、以下では、フレームの構成のみを説明する(以下の実施の形態3、4も同じ)。
(幼児用組立家具の折り畳み構造の概要)
最初に、折り畳み構造の概要について詳細に説明する。図19は、実施の形態2に係る幼児用組立家具のフレームの全体斜視図、図20は、底板を取り外した状態におけるフレームの全体斜視図、図21、22は、折り畳みの途中の状態におけるフレームの全体斜視図、図23は、折り畳んだ状態におけるフレームの全体斜視図である。これら各図に示すように、本実施の形態2に係るフレーム100は、相互に間隔を隔てて配置された4本の縦枠110と、これら縦枠110の上部に連結された4本の上横枠120、121と、これら縦枠110の下部に連結された2本の下横枠130と、これら下横枠130の相互間に配置された下中央枠131と、これら下横枠130及び下中央枠131の上方に敷設された底板140とを備えて構成されている。
ここで、各縦枠110には、その長手方向の略中央位置に、第1折り畳み部111が設けられている。また、各上横枠120、各下横枠130、及び、底板140には、それぞれ、その長手方向の略中央位置に、第2折り畳み部122、132、141が設けられている。第1折り畳み部111は特許請求の範囲における第1の折り畳み手段に対応し、第2折り畳み部122、132、141は特許請求の範囲における第2の折り畳み手段に対応する。そして、概略的には、これら第1折り畳み部111と、第2折り畳み部122、132、141とを用いて、それぞれ、各縦枠110、各上横枠120、各下横枠130、底板140を、その長手方向の中央位置において、2つ折り状に折り畳むことができる。
また、各縦枠110と各上横枠120、121とは、連結部150を介して連結されている。この連結部150は、図示しない公知の回動機構を内蔵しており、各縦枠110はこの連結部150に対して回動自在とされている。また縦枠110と下横枠130は、ここでは、相互に連続する1本の管材から形成されており、これらは折り畳み時に一体になって回動する。また、底板140は、一対の側面部142と、これら一対の側面部142の間に設けられた中央面部143とを備えて構成されている。底板140の側面部142の下方と下中央枠131とには、脚部151が設けられており、この脚部151を床面に当接させることで、フレーム100を安定的に保持することができる。
このような構成において、各縦枠110を所定の折り畳み方向(図20の矢印方向であり、フレーム100にて形成される直方体の幅狭側の側面における中央方向)に押圧することで、各縦枠110を第1折り畳み部111にて2つ折り状に折り畳み、図21の状態にすることができる。この状態では、各縦枠110の上部が連結部150に対して回動すると共に、各縦枠110の下部が下横枠130と一体になって回動しつつ、上横枠120がその平面形状を維持したまま下方に移動して下横枠130に近接し、最終的には図22の状態になる。この状態では、上横枠120下横枠130とが相互に重畳され、フレーム100が全体として1枚の略平板体になる。その後、下横枠130を持ち上げることで、上横枠120、下横枠130、及び、底板140が、第2折り畳み部122、132、141にて2つ折り状に折り畳まれ、図23の状態になる。なお、図19では、フレームカバー12を取り外した状態を示しており、図20〜23では、フレームカバー12及び底板140を取り外した状態を示しているが、これは説明の都合上の図示であり、実際には、フレームカバー12及び底板140を取付けた状態のまま、フレーム100を折り畳み可能である。
次に、折り畳みを可能とする各部の構造の位置及び相互関係について詳述する。上横枠120の第2折り畳み部122、下横枠130の第2折り畳み部132、及び、底板140の第2折り畳み部141は、相互に、それぞれの長手方向における略同一位置に配置されており、かつ、略同一幅で形成されている。従って、これら第2折り畳み部122、132、141のうち、最下方に配置されている第2折り畳み部(ここでは下横枠130の第2折り畳み部132)を上方に持ち上げつつ折り畳むと、この動作に連動して、他の全ての第2折り畳み部(ここでは、上横枠120の第2折り畳み部122及び底板140の第2折り畳み部141)についても平面の略同一位置において同幅で折り畳まれる。従って、1つの第2折り畳み部を持ち上げるという一つの動作を行なうことで、図22の状態から図23の状態に容易に移行して、折り畳みを完了することができる。
特に、この実施の形態2では、第2折り畳み部122、132、141が、上横枠120、下横枠130、及び、底板140を2つ折り状に折り畳むように構成されており、折り畳み状態における水平幅Wを実質的になくしている。従って、折り畳み状態においては、実施の形態1に比べて、一層コンパクトに折り畳むことができる。
(実施の形態2の効果)
これまで説明したように、実施の形態2に係る本発明によれば、実施の形態1とは異なる構造にて幼児用組立家具を折り畳み自在とすることができ、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。また、折り畳み幅をなくしたことで、一層コンパクトに折り畳むことができる。
〔実施の形態3〕
次に、本発明に係る実施の形態3の具体的内容について説明する。この実施の形態3は、実施の形態2と類似の折り畳み構造を有する形態であり、折り畳み幅を持たせた形態である。なお、実施の形態3の構成は、特記する場合を除いて実施の形態2の構成と略同一であり、実施の形態2の構成と略同一の構成についてはこの実施の形態2で用いたのと同一の名称又は符号を必要に応じて付して、その説明を省略する。
(幼児用組立家具の折り畳み構造の概要)
最初に、家具本体の折り畳み構造の概要について詳細に説明する。図24は、実施の形態3に係る幼児用組立家具のフレームの全体斜視図、図25は、底板を取り外した状態におけるフレームの全体斜視図、図26は、折り畳みの途中の状態におけるフレームの全体斜視図、図27は、折り畳んだ状態におけるフレームの全体斜視図である。これら各図に示すように、本実施の形態3に係るフレーム200は、基本的には実施の形態2と同様に構成されているが、上横枠120の第2折り畳み部122は、実施の形態1の第2折り畳み部42と同様に、一対の側枠123と、この側枠123の間に配置された中央枠124とから構成されている。また同様に、下横枠130の第2折り畳み部132は、一対の側枠133と、この側枠133の間に配置された中央枠134とから構成されている。また、下中央枠131が複数設けられている。
このような構成において、本実施の形態3に係るフレーム200は、基本的には実施の形態2と同様に折り畳み可能である。すなわち、各縦枠110を図25の矢印方向に押圧することで、各縦枠110を第1折り畳み部111にて2つ折り状に折り畳み、最終的には図26の状態とすることができる。この状態では、上横枠120下横枠130とが相互に重畳され、フレーム200が全体として1枚の略平板体になる。その後、下横枠130を持ち上げることで、上横枠120、下横枠130、及び、底板140が、第2折り畳み部122、132、141にて2つ折り状に折り畳まれ、図27の状態になる。なお、図24では、フレームカバー12を取り外した状態を示しており、図25〜27では、フレームカバー12及び底板140を取り外した状態を示しているが、これは説明の都合上の図示であり、実際には、フレームカバー12及び底板140を取付けた状態のまま、フレーム200を折り畳み可能である。
ここで、この実施の形態2では、上横枠120の第2折り畳み部122に中央枠124を設け、下横枠130の第2折り畳み部132に中央枠134を設けているので、折り畳み後の状態においても、これら中央枠124と中央枠134とがそれぞれ水平状に維持され、実施の形態1と同様に、所定の折り畳み幅を維持する。従って、幅広の安定的な折り畳み状態を構成できる。
(実施の形態3の効果)
これまで説明したように、実施の形態3に係る本発明によれば、実施の形態2と同様の基本的効果に加えて、所定の折り畳み幅を形成することで、この折り畳み幅を維持した幅広の安定的な折り畳み状態を構成できる。
〔実施の形態4〕
次に、本発明に係る実施の形態4の具体的内容について説明する。この実施の形態4は、縦枠を実施の形態1とは異なる方向に折り畳み自在とした形態である。なお、実施の形態4の構成は、特記する場合を除いて実施の形態1の構成と略同一であり、実施の形態1の構成と略同一の構成についてはこの実施の形態1で用いたのと同一の名称又は符号を必要に応じて付して、その説明を省略する。
(幼児用組立家具の折り畳み構造の概要)
最初に、家具本体の折り畳み構造の概要について詳細に説明する。図28は、実施の形態4に係る幼児用組立家具のフレームの全体斜視図、図29は、底板を取り外した状態におけるフレームの全体斜視図、図30は、折り畳みの途中の状態におけるフレームの全体斜視図、図31は、折り畳んだ状態におけるフレームの全体斜視図である。これら各図に示すように、本実施の形態4に係るフレーム300は、相互に間隔を隔てて配置された4本の縦枠310と、これら縦枠310の上部に連結された4本の上横枠320、321と、これら縦枠310の下部に連結された4本の下横枠330、331と、これら下横枠330、331の上方に敷設された底板340とを備えて構成されている。
このうち、縦枠310は、実施の形態2の縦枠110とほぼ同様に構成されているが、その第1折り畳み部311の折り曲げ方向が異なる。また、上横枠320、321、下横枠330、331、底板340は、それぞれ、実施の形態1の上横枠40、41、下横枠50、51、底板60と、同様の構造にて構成されており、それぞれ第2折り畳み部322、332、341を備える(なお、実施の形態4では、第2折り畳み部332の操作用ハンドル55及び移動用ハンドル56を省略して示す)。第1折り畳み部311は特許請求の範囲における第1の折り畳み手段に対応し、第2折り畳み部322、332、341は特許請求の範囲における第2の折り畳み手段に対応する。また、各縦枠310は各上横枠320に対して、側面略T字型の連結部340を介して、回動自在に連結されている。さらにまた、各縦枠310は各下横枠330に対して、連結部341を介して、回動自在に連結されている。
このような構成において、各縦枠310を所定の折り畳み方向(図29の矢印方向であり、フレーム300にて形成される直方体の内部中央方向)に押圧することで、各縦枠310を第1折り畳み部311にて2つ折り状に折り畳むことができる。この状態では、各縦枠310が上横枠320及び下横枠330に対して回動しつつ、上横枠320がその平面形状を維持したまま下方に移動して下横枠330に近接し、最終的には図30の状態になる。この状態では、上横枠320と下横枠330とが相互に重畳され、フレーム300が全体として1枚の略平板体になる。その後、下横枠330の第2折り畳み部332を持ち上げることで、上横枠320及び下横枠330が第2折り畳み部322、332にて折り畳まれ、図31の状態になる。なお、図28では、フレームカバー12を取り外した状態を示しており、図29〜31では、フレームカバー12及び底板60を取り外した状態を示しているが、これは説明の都合上の図示であり、実際には、フレームカバー12及び底板60を取付けた状態のまま、フレーム300を折り畳み可能である。
ここで、この実施の形態4では、上横枠320の第2折り畳み部322に中央枠323を設け、下横枠330の第2折り畳み部332に操作部53を設けているので、折り畳み後の状態においても、これら中央枠323と操作部53とがそれぞれ水平状に維持され、実施の形態1、3と同様に、所定の折り畳み幅を維持する。従って、幅広の安定的な折り畳み状態を構成できる。
(実施の形態4の効果)
これまで説明したように、実施の形態4に係る本発明によれば、実施の形態1とは異なる構造にて幼児用組立家具を折り畳み自在とすることができ、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。また、所定の折り畳み幅を形成することで、この折り畳み幅を維持した幅広の安定的な折り畳み状態を構成できる。
〔実施の形態5〕
次に、本発明に係る実施の形態5の具体的内容について説明する。この実施の形態5は、幼児を寝かせるためのベッドプレートを、底板に沿った平面状に折り畳み自在とした形態である。なお、実施の形態5の構成は、特記する場合を除いて実施の形態1の構成と略同一であり、実施の形態1の構成と略同一の構成についてはこの実施の形態1で用いたのと同一の名称又は符号を必要に応じて付して、その説明を省略する。
図32は、実施の形態5に係る幼児用組立家具のフレームの全体斜視図、図33は、図32の分解斜視図である。これら各図に示すように、本実施の形態5に係るオムツ替えシート(ベッドプレート)400は、主として幼児をその上面に寝かせてオムツの交換等を行なうためのものであり、家具本体10に着脱自在に取り付けられている。
図34は、オムツ替えシート400の平面図、図35は、オムツ替えシート400の側面図である。このオムツ替えシート400は、フレーム401、サイドシート402、及び、底板403を備えて構成されている。
フレーム401は、オムツ替えシート400の基本構造体であり、硬質樹脂や金属を用いて、平面略方形環状に形成されている。このフレーム401の外面の3箇所には、逆U字状のフック401aが固定されており、このフック401aを家具本体10のフレーム11(具体的には上横枠40、41)に着脱自在に係止させることで、図32に示すようにオムツ替えシート400を家具本体10に取り付けることができる。このフレーム401の一対の長辺の各々には、その略中央位置にヒンジ401bが設けられており、このヒンジ401bを介してフレーム401を折り曲げることができる。なお、ヒンジ401bには、不用意な折り曲げを防止するためのロック機構が設けられているが、このロック機構としては、家具の折り畳みに使用されるヒンジ401bの公知のロック機構を適用できるので、その詳細な説明及び図示を省略する。
サイドシート402は、フレーム401と底板403との間に張設された布体であり、フレーム401の下縁の全周から延出し、底板403の上縁の全周に至る。このように、フレーム401と底板403とをサイドシート402で連結することで、オムツ替えシート400を折り畳むことが容易になる。
底板403は、幼児を寝かせるための載置面を形成するもので、硬質樹脂板や金属板を用いて、フレーム401と略同様の方形状に形成されている。この底板403は、その長辺の略中央位置(平面的には、フレーム401のヒンジ401bに対応する位置)を結ぶ分割線403aを中心として、2つに折り曲げ可能となっている。
ここで、オムツ替えシート400は家具本体10に着脱自在であるため、オムツ替えシート400を家具本体10から取り外した状態で、家具本体10を実施の形態1と同様に折り畳むことができるが、ここではさらに、オムツ替えシート400を家具本体10から取り外すことなく、家具本体10を折り畳むことも可能である。すなわち、図32に示すように、家具本体10に対するオムツ替えシート400のフック401aの取り付け位置は、家具本体10をその長手方向の略中央位置(第2折り畳み部の位置)で2分割した際のいずれか一方寄りの位置(図32では右側寄りの位置)とされている。従って、家具本体10を実施の形態1と同様の方法で第2折り畳み部を介して折り畳んだ場合においても、このフック401aが第2折り畳み部における折り畳みの障害になることなく、家具本体10の折り畳みを行うことができる。この折り畳み後の状態を図36に示す。
ここで、オムツ替えシート400の長手方向の全長は、家具本体10の長手方向の半分より若干長くなるように決定されているため、図36の状態においては、オムツ替えシート400の上端部が家具本体10の上端部よりも上方に突出することになり、家具本体10の可搬性や収納性を低下させる可能性がある。これを防止するため、本実施の形態5では、オムツ替えシート400を2つに折り曲げ、図37の状態とすることができる。具体的には、図36の状態において、ヒンジ401bのロック機構を公知の方法で解除し、オムツ替えシート400の上端部を、図示右手前方向に引っ張る。すると、3箇所のフック401aのうち、上横枠40に係止していた2箇所のフック401aが外れ、さらに底板403が分割線403aを中心として2つに折り曲げられ、またこのような動作に追従してサイドシート402が変形して、最終的には図37の状態になる。この状態では、オムツ替えシート400の上端部が家具本体10の上端部よりも下方に位置するので、幼児用組立家具1の全体としての収容高さを低くすることができ、可搬性や収納性を向上させることができる。特に、オムツ替えシート400を家具本体10から取り外すことなく、これらオムツ替えシート400や家具本体10を折り畳むことができるので、折り畳み作業を簡易かつスムーズに行うことができる。ただし、オムツ替えシート400の長手方向の全長を、家具本体10の長手方向の半分以下とした場合には、図36の状態においてもオムツ替えシート400の上端部が家具本体10の上端部よりも上方に突出しないことになるので、オムツ替えシート400の折り畳み機能を省略してもよい。
(実施の形態5の効果)
これまで説明したように、実施の形態5に係る本発明によれば、オムツ替えシート400を取り付けた状態で家具本体10を折り畳むことができ、折り畳み作業を簡易かつスムーズに行うことができる。また、幼児用組立家具1の全体としての収容高さを低くすることができ、可搬性や収納性を向上させることができる。
〔実施の形態6〕
次に、本発明に係る実施の形態6の具体的内容について説明する。この実施の形態6は、移動用ハンドルを、枠体に対して取り出し自在に収容した形態である。なお、実施の形態6の構成は、特記する場合を除いて実施の形態1の構成と略同一であり、実施の形態1の構成と略同一の構成についてはこの実施の形態1で用いたのと同一の名称又は符号を必要に応じて付して、その説明を省略する。
図38は、実施の形態6に係る底板を操作部と共に示す斜視図、図39は、一部を開いた状態における底板を操作部と共に示す斜視図である。これら各図に示すように、実施の形態6においては、実施の形態1の移動用ハンドル56に代えて、移動用ハンドル500が設けられている。この移動用ハンドル500は、図39に示すように、開閉面部64の裏面(中央面部63に対向する面)に、取り付けフック501を介して着脱自在に取り付けられている。
そして、概略的には、移動用ハンドル500を、開閉面部64から取り外し、中央面部63及び操作部53に着脱自在に取り付けることで、図40に示すように、この移動用ハンドル500を保持して引き回すことで、幼児用組立家具1を一層容易に取り回すことができる。
次に、移動用ハンドル500の着脱構造について説明する。図41は、移動用ハンドル500及びその周辺部を拡大して示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。図42は、移動用ハンドル500の着脱機構周辺の拡大斜視図である。これら各図に示すように、中央面部63及び操作部53には、取り付け穴502が設けられており、この取り付け穴502に移動用ハンドル500の2本のロッド503をそれぞれ挿通させることができる。
ここで、移動用ハンドル500には、2本のロッド503を相互に連結する連結ロッド504が設けられており、この連結ロッド504には、着脱機構505が設けられている。この着脱機構505は、図42に示すように、連結ロッド504に回転自在に挿通された回転軸505aの端部に、操作ツマミ505bと係止部505cとを備えて構成されている。一方、中央面部63には、係止部505cに対応する位置に、係止部505cと同一形状の貫通孔63bが穿設されている。また、操作部53には、貫通孔63bと連通するものであって、係止部505cを収容可能な略円筒形の空間部53aが形成されている。
このような構成において、移動用ハンドル500の2本のロッド503を取り付け穴502に挿通させると、これに伴って、係止部505cが貫通孔63bを通って空間部53aに挿通される。この状態で、操作ツマミ505bを所定方向(図42の矢印方向)に回転させると、係止部505cが空間部53aの内部において回転し、貫通孔63bと非対応する位置に移動することになり、この貫通孔63bに対して挿通不能になる。従って、移動用ハンドル500を中央面部63及び操作部53に容易に取り付けることができる。また、取り付け時とは逆の動作を行なうことで、移動用ハンドル500を中央面部63及び操作部53から容易に取り外すことができる。従って、必要時にのみ移動用ハンドル500を幼児用組立家具1に取り付けて、幼児用組立家具1を取り回すことができ、不要時には移動用ハンドル500を開閉面部64に取り付けて、非露出状に収容することができる。
(実施の形態6の効果)
これまで説明したように、実施の形態6に係る本発明によれば、必要時にのみ移動用ハンドル500を幼児用組立家具1に取り付けて、幼児用組立家具1を取り回すことができるので、移動用ハンドル500が収納の障害になるようなことを防止できる。
〔III〕実施の形態に対する変形例
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良できる。
(構成、製造方法、又は、使用方法について)
前記文書中や図面中で示した各構成や使用方法は、あくまで例示であり、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
(各実施の形態の相互の関係)
各実施の形態に示した構造は、相互に他の実施の形態に適用可能である。例えば、実施の形態1の連結部やローラを、実施の形態2〜6に適用してもよい。
この発明は、幼幼児の遊技用スペースや就寝用スペースを形成するための幼児用組立家具に適用でき、折り畳みの作業性や安全性を向上させることによって、使用者の利便性を一層向上させること等に有用である。
本発明の実施の形態1に係る幼児用組立家具の使用状態における全体斜視図である。 ベッドプレートを取り外した状態における幼児用組立家具の分解斜視図である。 折り畳んだ状態における家具本体の全体斜視図である。 図3の家具本体の移動状態を示す全体斜視図である。 フレームの全体斜視図である。 底板を取り外した状態におけるフレームの全体斜視図である。 折り畳みの途中の状態におけるフレームの全体斜視図である。 折り畳みの途中の状態におけるフレームの全体斜視図である。 折り畳んだ状態におけるフレームの全体斜視図である。 底板と共に折り畳んだ状態におけるフレームの全体斜視図である。 縦枠の要部の拡大斜視図であり、(a)は折り畳み前の状態、(b)は折り畳み可能になった状態を示す図である。 縦枠の要部の分解斜視図である。 上横枠の第2折り畳み部の端部周辺の拡大斜視図であり、(a)は折り畳み前の状態、(b)は折り畳み途中の状態、(c)は折り畳み後の状態を示す図である。 操作部の分解斜視図である。 操作前の状態における操作部の内部の平面図である。 操作後の状態における操作部の内部の平面図である。 底板を、操作部と共に示す斜視図である。 一部を開いた状態における底板を、操作部と共に示す斜視図である。 実施の形態2に係る幼児用組立家具のフレームの全体斜視図である。 底板を取り外した状態におけるフレームの全体斜視図である。 折り畳みの途中の状態におけるフレームの全体斜視図である。 折り畳みの途中の状態におけるフレームの全体斜視図である。 折り畳んだ状態におけるフレームの全体斜視図である。 実施の形態3に係る幼児用組立家具のフレームの全体斜視図である。 底板を取り外した状態におけるフレームの全体斜視図である。 折り畳みの途中の状態におけるフレームの全体斜視図である。 折り畳んだ状態におけるフレームの全体斜視図である。 実施の形態4に係る幼児用組立家具のフレームの全体斜視図である。 底板を取り外した状態におけるフレームの全体斜視図である。 折り畳みの途中の状態におけるフレームの全体斜視図である。 折り畳んだ状態におけるフレームの全体斜視図である。 実施の形態5に係る幼児用組立家具のフレームの全体斜視図である。 図32の分解斜視図である。 オムツ替えシートの平面図である。 オムツ替えシートの側面図である。 家具本体の折り畳み後の状態を示す斜視図である。 図36に続く、家具本体の折り畳み後の状態を示す斜視図である。 実施の形態6に係る底板を操作部と共に示す斜視図である。 一部を開いた状態における底板を操作部と共に示す斜視図である。 家具本体の移動状態を示す全体斜視図である。 移動用ハンドル及びその周辺部を拡大して示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 移動用ハンドルの着脱機構周辺の拡大斜視図である。
符号の説明
1 幼児用組立家具
10 家具本体
11、100、200、401 フレーム
12 フレームカバー
20、400 ベッドプレート
21 連結ベルト
22、401a フック
23 保護カバー
24 開閉部
30、110、310 縦枠
31、111、311 第1折り畳み部
32 上主管
32a、35a、36a ネジ孔
33 下主管
34 連結ステー
35 操作管
36 操作ステー
37、45 連結ネジ
38、59 巻きネジ
40、41、120、121、320、321 上横枠
42、52、61、122、132、141、322、332、341 第2折り畳み部
43、123、133、323 側枠
44、124、134、323 中央枠
50、51、130、330、331 下横枠
50a 孔部
53 操作部
53a 空間部
54 筐体
54a 上部筐体
54b 下部筐体
55 操作用ハンドル
56、500 移動用ハンドル
57 回転円盤
57a 突部
58 嵌合ロッド
60、140、340、403 底板
62、142 側面部
63、143 中央面部
63a 開口
63b 貫通孔
64 開閉面部
70、71、150、340、341 連結部
72 ローラ
131 下中央枠
400 オムツ替えシート
401b ヒンジ
402 サイドシート
403a 分割線
502 取り付け穴
503 ロッド
504 連結ロッド
505 着脱機構
505a 回転軸
505b 操作ツマミ
505c 係止部

Claims (12)

  1. 幼児を収容するための収容空間を形成する枠体を備え、
    前記枠体には、複数の枠材と、当該枠体の下方に配置された底板とを設け、
    前記複数の枠材を、前記底板に沿った平面状に折り畳み自在とし、
    前記底板に沿った平面状に折り畳まれた前記複数の枠材と、前記底板とを、相互に一体的に折り畳み自在とし、
    前記複数の枠材として、複数の縦枠と、これら複数の縦枠の上部に配置された上横枠と、これら複数の縦枠の下部に配置された下横枠とを設け、
    前記上横枠、前記下横枠、及び、前記底板を、相互に略平行に配置し、
    前記縦枠には、当該縦枠を折り畳み自在とすることにより、前記上横枠、前記下横枠、及び、前記底板を、相互に平行な状態を維持しつつ、相互に近接する位置に配置自在とする第1の折り畳み手段を設け、
    前記上横枠、前記下横枠、及び、前記底板の相互に略対応する位置には、当該上横枠、当該下横枠、及び、当該底板を、相互に略同一方向に向けて折り畳み自在とすることにより第2の折り畳み手段を設け、
    前記下横枠の前記第2の折り畳み手段を上方から保持可能とすると共に、この前記第2の折り畳み手段の上方に、前記上横枠の前記第2の折り畳み手段及び前記底板の前記第2の折り畳み手段を配置することにより、前記下横枠の前記第2の折り畳み手段を持ち上げて折り畳むことにより、前記上横枠の前記第2の折り畳み手段及び前記底板の前記第2の折り畳み手段を一括して折り畳み自在としたこと、
    を特徴とする幼児用組立家具。
  2. 前記縦枠の前記第1の折り畳み手段を、当該縦枠の長手方向の略中央位置に配置したこと、
    を特徴とする請求項1に記載の幼児用組立家具。
  3. 前記底板には開閉自在の開口を形成すると共に、この開口の下方位置に前記下横枠の前記第2の折り畳み手段を配置し、当該開口を介して前記下横枠の前記第2の折り畳み手段を上方から保持可能としたこと、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の幼児用組立家具。
  4. 前記下横枠の前記第2の折り畳み手段には、当該下横枠の折り畳み操作を行なうと共に、折り畳み状態の当該幼児用組立家具を保持するための操作用ハンドルを設けたこと、
    を特徴とする1から3のいずれか一項に記載の幼児用組立家具。
  5. 幼児を寝かせるためのベッドプレートを、前記枠体に対して着脱自在に設けたこと、
    を特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の幼児用組立家具。
  6. 幼児を寝かせるためのベッドプレートを、前記底板に沿った平面状に折り畳み自在としたこと、
    を特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の幼児用組立家具。
  7. 前記ベッドプレートには、幼児を囲繞可能な保護カバーを設けたこと、
    を特徴とする請求項5又は6に記載の幼児用組立家具。
  8. 前記枠体の下方に、当該幼児用組立家具を移動自在とするためのローラを設けたこと、
    を特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の幼児用組立家具。
  9. 前記枠体に、当該幼児用組立家具を引き回し保持するための移動用ハンドルを設けたこと、
    を特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の幼児用組立家具。
  10. 前記移動用ハンドルを、前記枠体に対して取り出し自在に収容したこと、
    を特徴とする請求項9に記載の幼児用組立家具。
  11. 前記移動用ハンドルを、前記枠体に対して着脱自在としたこと、
    を特徴とする請求項9又は10に記載の幼児用組立家具。
  12. 前記移動用ハンドルには、当該移動用ハンドルを伸縮自在とする伸縮機構を設けたこと、
    を特徴とする請求項9から11のいずれか一項に記載の幼児用組立家具。
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