JP3093163U - 電動車椅子用風防屋根 - Google Patents

電動車椅子用風防屋根

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JP3093163U
JP3093163U JP2002006211U JP2002006211U JP3093163U JP 3093163 U JP3093163 U JP 3093163U JP 2002006211 U JP2002006211 U JP 2002006211U JP 2002006211 U JP2002006211 U JP 2002006211U JP 3093163 U JP3093163 U JP 3093163U
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淳 青木
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青木精密工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電動車椅子の正面及び屋根にカバーを設けるこ
とによって雨や風による視界の妨げを防止するようにし
た電動車椅子用風防屋根を提供する。 【解決手段】電動車椅子の正面と屋根に設ける電動車椅
子用風防屋根1において、所定幅で車体2の正面から上
部全体を連続的に覆う形状の合成樹脂製カバー3の両端
を車体に固定した左右の金属製パイプフレーム4、4の
凹溝6、6に嵌め込むことにより固定した構造を有する
もので、合成樹脂製カバー3の天井面は紫外線を防止す
る遮光部としてもよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、電動車椅子の正面及び屋根にカバーを設けることによって雨や風に よる視界の妨げを防止するようにした電動車椅子用風防屋根に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来の電動車椅子においては、小型軽量を図るために、車体正面の風防、また は屋根が設けられていないのが通常であったが、雨や風を少しでも緩和するもの として、屋根付き電動車椅子が開発されるようになっている。
【0003】 ところが、従来のものは車体に固定したパイプフレーム等の骨組に透明ビニー ル或は防水製の布等を被せて多量のネジ止め等によって固定してあり、このため 前方に覆うものがなく、運転者に雨や風が直接あたるため、視界の面で運転者が 危険な状態に陥ることがあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の問題点を解消するためになされたもので、電動車椅子の正面及 び屋根にカバーを設けることによって雨や風による視界の妨げを防止するように した電動車椅子用風防屋根を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案の請求項1の電動車椅子用風防屋根は、 電動車椅子の正面と屋根に設ける電動車椅子用風防屋根において、車体の正面か ら上部全体を所定幅で連続的に覆う透明の合成樹脂製カバーの両端を車体に固定 した左右の金属製パイプフレームに対向的に形成された凹溝に嵌め込むことによ り固定したことを特徴とする。
【0006】 また、本考案の請求項2の電動車椅子用風防屋根は、請求項1において、前記 合成樹脂製カバーの天井面は紫外線を防止する遮光部としたことを特徴とする。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0008】 本考案による電動車椅子用風防屋根1は、図1に示すように、所定幅を有して 車体2の正面から上部全体を連続的に覆う合成樹脂製カバー3と、このカバー3 を車体2に固定する左右の金属製パイプフレーム4、4とを備えている。
【0009】 合成樹脂製カバー3は軽量で強度に優れる透明のポリカーボネイト等より形成 する。その幅は、図2に示すように、車体2の前面部5の幅内に納まるものとし ている。また、図1に示すように、カバー3の側部形状とパイプフレーム4の屈 曲形状とは互いに一致するように形成されている。なお、走行中において雨や風 が後方からあたることは少ないため、上記のカバー3は車体2の前面から上部に 至る形状を有しているが、車体2の後部には設けられていない。
【0010】 一方、金属製パイプフレーム4は、軽量で剛性に優れた金属、例えばアルミニ ウムを用いて、その押出成形によりパイプ形状に形成している。このパイプフレ ーム4の全体形状は前記カバー3の屈曲形状に倣う形状に形成されている。また 、図7に示すように、左右夫々のパイプフレーム4、4には対向位置に沿って連 続的に形成された凹溝6、6が設けられ、夫々の凹溝6、6にカバー3の両端部 を嵌め込むようにしている。
【0011】 ここで、上記のパイプフレーム4の取付け構造について説明する。まず、左右 夫々のパイプフレーム4、4の前端は車体構造部材7に補助部材8を介して取り 付けられている。
【0012】 即ち、図2に示すように、車体2の前面部3の内側にて、車体構造部材7(図 4参照)に固定された立上げ部材9及びこれに固定された補助部材8を上下横方 向に張り出し、図8(a)〜(c)に示すように、これら上下の補助部材8の各両端部 にU字形ネジ棒10を取り付けてパイプフレーム4を挿通してナット11で締結 する。
【0013】 また、左右夫々のパイプフレーム4、4の後端は、図5及び図6に示すように 、夫々のパイプフレーム4、4の後端を幅フレーム13の両端にネジ等で固定す ることによって、左右のパイプフレーム4、4の所定幅を保持する一方、車体構 造部材7の後端に固定されて立ち上げられた支柱12、12の上端を幅フレーム 13に当ててネジ等で取り付けている。
【0014】 このような左右夫々のパイプフレーム4、4の凹溝6、6に上記の合成樹脂製 カバー3の両端を嵌め込んで左右夫々に固定されたパイプフレーム4、4によっ て両側から押さえ込み接着材で補強することにより完全に固定できるものとした 。また、このように接着材を施すことなく固定することも可能である。
【0015】 上記の構造によって、電動車椅子用風防屋根1は、電動車の椅子15に腰をお ろした運転者の頭部の高さを確保する高さに設けられ、運転中の雨や風を透明の 合成樹脂製カバー3で受けて、運転中の前方視界を良好に確保することができる 。
【0016】 また、上記の構造において、図3に示すように、透明合成樹脂製カバー3の天 井面に半透明シール14を貼り付けることによって紫外線を防止し得る遮光部と することも可能である。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の電動車椅子用風防屋根は、車体の正面から上部 全体を所定幅で連続的に覆う透明の合成樹脂製カバーの両端を車体に固定した左 右の金属製パイプフレームに対向的に形成された凹溝に嵌め込むことにより固定 したことで、ボルト等の部品点数を減らし、またその組立て工数を減らすことが でき、簡単で軽量な構造の電動車椅子用風防屋根とすることができる。このよう な電動車椅子用風防屋根により運転中の雨や風による視界の妨げを防止すること が可能であり、運転者の快適かつ安全な運転を確保することができる。
【0018】 また、本考案において、透明合成樹脂製カバーの天井面に半透明シール等を施 すことによって遮光部を形成することにより、紫外線を防止して運転者を日光か ら保護することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による電動車椅子用風防屋根を設けた電
動車の全体斜視図である。
【図2】本考案による電動車椅子用風防屋根を設けた電
動車の正面図である。
【図3】本考案による電動車椅子用風防屋根を設けた電
動車の上面図である。
【図4】本考案による電動車椅子用風防屋根を設けた電
動車の底面図である。
【図5】本考案による電動車椅子用風防屋根を設けた電
動車の側面図である。
【図6】本考案による電動車椅子用風防屋根を設けた電
動車の背面図である。
【図7】本考案による電動車椅子用風防屋根のカバーを
パイプフレームに固定した状況を示す斜視図である。
【図8】本考案による電動車椅子用風防屋根の取付構造
を示す図であり、(a)は取付け付近を上部から見た図、
(b)は取付け付近を正面から見た図、(c)は取付け付近を
側部から見た図である。
【符号の説明】
1…電動車椅子用風防屋根 2…車体 3…合成樹脂製カバー 4…金属製パイプフレーム 5…前面部 6…凹溝 7…車体構造部材 8…補助部材 9…立上げ部材 10…U字形ネジ棒 11…ナット 12…支柱 13…幅フレーム 14…半透明シール 15…椅子

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動車椅子の正面と屋根に設ける電動車椅
    子用風防屋根において、車体の正面から上部全体を所定
    幅で連続的に覆う透明の合成樹脂製カバーの両端を車体
    に固定した左右の金属製パイプフレームに対向的に形成
    された凹溝に嵌め込むことにより固定したことを特徴と
    する電動車椅子用風防屋根。
  2. 【請求項2】前記合成樹脂製カバーの天井面は紫外線を
    防止する遮光部としたことを特徴とする請求項1記載の
    電動車椅子用風防屋根。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101936807B1 (ko) 2017-08-22 2019-01-10 박기수 휠체어용 차양 지붕
KR20190041568A (ko) * 2017-10-13 2019-04-23 박기수 전동 스쿠터용 차양 지붕

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