JP2522254Y2 - 小型ショベルの防風装置 - Google Patents

小型ショベルの防風装置

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JP2522254Y2
JP2522254Y2 JP7139690U JP7139690U JP2522254Y2 JP 2522254 Y2 JP2522254 Y2 JP 2522254Y2 JP 7139690 U JP7139690 U JP 7139690U JP 7139690 U JP7139690 U JP 7139690U JP 2522254 Y2 JP2522254 Y2 JP 2522254Y2
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JP
Japan
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driver
windbreak
plate
seat
windshield
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JP7139690U
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JPH0430150U (ja
Inventor
清 小川
聡 藤本
Original Assignee
油谷重工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、小型ショベルにて装備される防風装置に
関する。
従来の技術 第4図は、従来技術の小型ショベルの側面図である。
図において、1は小型ショベルの機体、2は運転席、3
はキャノピ、4はキャノピ3の支柱、5はキャノピルー
フである。
次に、従来技術の小型ショベルを第4図について述べ
る。運転席2の後方側の機体1の部分にキャノピ(3)
用支柱4を立設せしめ、かつ運転席2の前方側,後方側
及び左右側方側を開放状態に形成している。
なおキャノピの支柱には、運転席の後方側に1本立設
されたものや、左右一対(図示しない)立設されたもの
などがある。
考案が解決しようとする課題 小型ショベルの小規模掘削作業に使用され、一般的に
はミニショベルとよばれている。この種の油圧ショベル
では、主として製造コストを低廉にする理由により、キ
ャブは装備されていない。第4図のようにキャノピ3が
装備されていて、運転席2の前方側,後方側及び左右側
方側は開放状態にしている。そのために運転者は、寒冷
時における寒風、あるいは風をともなった雨雪などにさ
らされて運転を行うことがあった。
この考案は上記の課題を改善し、小型ショベルに装備
できる防風装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために講じたこの考案の手段
は、 (1)イ. 運転席の後方側に防風板を立設し、 ロ. 上記防風板をキャノピ用支柱及び機体に固定する
ように構成した。
(2)イ. 実用新案登録請求の範囲第1項記載の小型
ショベルの防風装置において、 ロ. 防風板を透明な樹脂部材にて成形した。
作用 (1)イ. 運転席の後方側に防風板を立設することに
より、運転者に対する風の流れをかなり阻止することが
できる。
ロ. 上記防風板をキャノピ用支柱及び機体に固定する
ようにしたので、防風板はかなりの強風に対して、取付
け強度の保持ができる。
(2)イ. 防風板を透明な樹脂部材たとえばポリカー
ボネートなどで成形したので、運転者の後方視界あるい
は側方視界が、防風板によって阻害 されることはない。
実施例 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。第1図は、この考案にかかる防風装置6をそなえ
た小型ショベルの要部斜視図である。図において、7は
機体、8は運転席、9はキャノピ、10はキャノピ9の支
柱、11は防風板、12は支柱10に対する防風板11の上取付
具、13は機体7に対する下取付具、14は下取付具13の締
付ボルトである。第2図は、第1図における上取付具12
の組付構成を示す斜視図である。
図において、15は防風板11に固設したブラケット、16は
ブラケット15に開穿したボルト穴、17は支柱10に固設し
ためねじブロック、18は締付ボルト、19は座金である。
なお防風板11の平面視形状は、コ字形,U字形あるいは半
円形などである。
次に、この考案にかかる防風装置6の構成を第1図及
び第2図について述べる。運転席8の後方側に防風板11
を立設し、その防風板11をキャノピ(9)用支柱10及び
機体7に固定するように構成した。また、上記防風板11
を透明な樹脂部材にて成形した。
次に、この考案にかかる防風装置6の作用機能につい
て述べる。運転席8の後方側に防風板11を立設したの
で、運転者に対する風の流れをかなり阻止することがで
きる。すなわち、運転者が寒風あるいは風をともなった
雨雪などにさらされるのをかなり防止できる。また防風
板11を、支柱10に対して上取付具12で、また機体7に対
して下取付具13でそれぞれ固定するようにしたので、防
風板11はかなりの強風に対して、取付強度の保持ができ
る。また、防風板11を透明な樹脂部材たとえばポリカー
ボネートなどで成形したので、運転者の後方視界あるい
は側方視界が、防風板11によって阻害されることはな
い。なお夏期などにおいて防風板11を取外したいときに
は、上記上取付具12及び下取付具13のそれぞれ締付ボル
ト18及び14を緩めて取外すことにより、防風板11を小型
ショベルより容易に取外すことができる。また上記防風
板11を取付けるときには上記取外しの操作と逆の操作を
行えばよいので、この場合も容易に取付けることができ
る。
なお第3図は、この考案にかかる防風装置における他
実施例防風板20を示す斜視図である。この防風板20で
は、左右の側板部イ及びロを大きくして、運転者に対す
る防風効果をたかめるようにしている。
考案の効果 従来技術の小型ショベルは運転席の前方側,後方側及
び左右側方側を開放状態にしているので、運転者は寒冷
時における寒風、あるいは風をともなった雨雪などにさ
らされて運転を行うことがあった。上記寒風、あるいは
雨雪の降込みにより運転者の運転操作が困難になるだけ
でなく、健康を害することがあった。
しかしこの考案にかかる防風装置では、運転席の後方
側に防風板を立設したので、運転者に対する風の流れを
かなり阻止することができる。すなわち、運転者が寒風
あるいは風をともなった雨雪などにさらされるのをかな
り防止できる。
また、防風板を透明な樹脂部材たとえばポリカーボネ
ートなどで成形したので、運転者の後方視界あるいは側
方視界が、防風板によって阻害されることはない。
したがってこの考案にかかる防風装置をそなえた小型
ショベルでは寒風などにさらされるのを防止できるの
で、運転者の運転居住性を向上し、運転操作性をたかめ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる防風装置をそなえた小型ショ
ベルの要部斜視図、第2図は第1図における上取付具の
組付構成を示す斜視図、第3図はこの考案にかかる防風
装置における他実施例防風板を示す斜視図、第4図は従
来技術の小型ショベルの側面図である。 1,7……機体 2,8……運転席 3,9……キャノピ 4,10……支柱 6……防風装置 11,20……防風板 12……上取付具 13……下取付具 14,18……締付ボルト

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転席の後方側にキャノピ用支柱を立設せ
    しめ、かつ運転席の前方側,後方側及び左右側方側を開
    放状態に形成している小型ショベルにおいて運転席の後
    方側に防風板を立設し、その防風板を上記キャノピ用支
    柱及び機体に固定するように構成したことを特徴とする
    小型ショベルの防風装置
  2. 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第1項記載の小型
    ショベルの防風装置において、防風板を透明な樹脂部材
    にて成形したことを特徴とする小型ショベルの防風装
    置。
JP7139690U 1990-07-03 1990-07-03 小型ショベルの防風装置 Expired - Lifetime JP2522254Y2 (ja)

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JPH0430150U JPH0430150U (ja) 1992-03-11
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